無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年04月28日(土) 掲示板開設!/映画『バンパイアハンターD』ほか。

 え〜、まずはお知らせから。
 今日から新しく、「掲示板」を新設いたしました。
 個人ホームページを開設する時にはつけようかと思っていたのですが、女房が今日いきなり、「あんた、掲示板要る?」と聞いてきたので、「あ、作ってくれるんなら頼む」と言った途端、あっという間にどこかから借りてきてくれたのでした。
 どうして女房がそんなこと言い出したのかちょっと謎なのだが、どうも例の少女漫画家さんと日記でやり取りしてるのを見て、まどろっこしくなったらしい。
 なんだか妙に間接的になってたのは確かなんで、「掲示板使えよ」って気になったのかもな。
 先方の日記でもずいぶん恐縮されてたんで、今日早速メールでお詫びをしておいたんだが、考えてみたら長年漫画ファンをやってきて、本物の漫画家さんに手紙を出したなんて生まれて初めての経験だった。

 うわ、ちょっとドキドキ(*^。^*)。

 ……またまた失礼に失礼を重ねてなけりゃいいんだけど(+_+)。
 とりあえず、この日記を読んでる人、言いたいことが今までにも多々あったんじゃないかと思うんで、遠慮せずにどんどん書きこんでみてください。
 基本的にマンガやアニメ、映画の感想書いてることが多いんで、私の意見についての素直な感想、賛同、反駁などを書いてもらえたら(古い記事についても可)嬉しい限りです。
 劇団のメンバー諸君はいつも遠慮してモノを言わないこと多いけど、私だって無責任に放言してるだけだからね、「小理屈言うな!」の一言だっていいんだよ。面と向かって言いにくいことも、ここでなら言えるでしょ?

 ついでに背景の色も変えてみたが、いかがでしたでしょうか?


 4時間くらいしか寝てないのに、朝の7時に目が覚める。
 変だなあ、以前は次の日ゆっくり眠れるとわかってたら、12時間寝てることだってあったのに。
 おかげで朝から調子がよくない。トイレに行ったら、なんと○○○、○○○○○○○○。あ、こりゃ風邪の悪影響がカラダバランスまで崩しちゃってるわ。やばいやばい。
 なのに、女房は5月3日からの東京行きの計画に夢中になってて、こっちの体調不良は知るべくもない。やたらと「船に乗りたい船に乗りたい船に乗りたい」と絡んでくるが、三日間ずっと船に乗ってるわけにもいかんがな。第一そんなに乗ってたら多分私は確実に「船酔い」する。
 じゃあ、女房はしないのかというと、先ず確実にすると思うんだよな。
 けど女房のアホウは、目の前の快楽に身を任せて、あとで自分がどんな目に遭うか少しも考えていないのだ。

 ……シャブ中かい。

 今日は一緒にワーナーマイカル大野城まで映画を見に行く予定だったが、女房がまたまたいつものごとくグズグズして、「傘忘れた」「時計忘れた」と取りに帰ろうとしたり帰ろうとしなかったり、いい加減イライラしてきた。
 いざ自転車に乗っても、女房は「私が遅れたら置いてっていいから」と憎まれ口を叩くので、「なら初めから来るなよ。もう帰れ」と言ってウチに帰してしまった。
 もともと今回の映画、あまり女房が見たがっていた作品ではないのだ。
 でもいつだって、私一人で見に行くと言うと、たいてい「置いてきぼりにされる」と、毒づいてくるので、仕方なく連れて行っているのである。
 見たくもない映画なら、行かなきゃいいと思うのに、女房は結婚十年になろうとしているのに、まるで夫離れが出来ていない。困ったもんだ。


 映画『バンパイアハンターD』、菊地秀行の『D‐妖殺行』のアニメ映像化。
 なんとワーナーマイカル創立10周年記念作品ということで、1000円興行。
これは嬉しい♪
 でもろくに宣伝している様子もないし、あまり世間の話題にも上らない。
 『アイアン・ジャイアント』のときもそうだったけど、ワーナーマイカル、戦略が下手だと思うぞ。
 さて、映画の出来の方だが、天野喜孝のあの流麗な線を期待しているムキにはいささか不評だろう。というか、もともとアニメ化は非常に困難である。
 以前のアニメ化の際には、もう絵を似せることはハナから諦めて、監督の芦田豊雄キャラで押しとおしていた。それも一つの手段だが、原作ファンがそれで納得するはずがないのも必然。
 ましてやその後、天野キャラを硬質なアニメの線であるにもかかわらず、フォーカスやモノクロに近い色彩のマジックで美しく映像化した、押井守監督、名倉靖博作画監督による『天使のたまご』を見せられたあとでは、原作ストーリーにおんぶに抱っこの映像化では誰も納得すまい。
 以前も菊地原作では『妖獣都市』を映像化して、その演出力に定評のある川尻義昭監督、さてどういう手法を駆使してくれるかと思っていたが。
 うーん、作品そのものの出来はいいんだが、やはり天野キャラにはなりきれていない。パンフを読むと、作画監督の箕輪豊、初めから「天野さんの絵にはどうやったって負けちゃうので、キャラクターデザインをやるのはイヤだったんですよ」と敗北宣言している。……だから名倉さんは負けなかったってば。
 アクションはアニメに苦手な奥行きのある動きに臆することなく挑戦し、迫力満点であるが、なまじ迫力があってリアルなだけに、バンパイアの跳梁する妖異な世界、というムードが今一つ出ていない。
 バンパイアと人間の恋を、人類の文明が崩壊して一万年後の世界という設定をうまく活かしてラストへ持っていったそのアイデアは傑出しているし、ジンと来るセリフもあるにはあったのだが、なのに不満が残るというのはなんともはや。
 原作イラストが天野さんでさえなかったら、こんな感想抱かなかったろうにねえ。
 女房、見ても「まあまあ」としか言わなかったろうなあ、これじゃ。

 帰宅してみると、女房ふてくされて寝ている。
 本来、映画のあとは近所にできた新しいカラオケ屋に行く予定だったのだ。女房が熱心に誘っていたので、行かなかったなら行かなかったで、こちらの方はぶつくさ文句を言うに決まってるので、たたき起こして出かける。
 でもなあ、どういう趣味してるんだかわかんないけど、ちょっと見このカラオケ屋、お城みたいなデザインでラブホテルに見えるんだよなあ。
 入りにくいのを女房に押されて中に入り、会員登録すると、店員さんから、「機種は何になさいますか?」と聞かれる。
 「セガカラに」と女房が言うが、生憎ここにはなし。仕方なく何があるか聞いてみて女房が選んだのが「孫悟空」
 「……どんな曲が入ってるの?」
 「知らん。初めて聞くやつだから選んでみた」
 「……賭けじゃん(・・;)」
 こう言う賭けにはたいてい女房は負けちゃうんだがなあ。心配していたがやっぱり負けた。
 ともかくアニソンが徹底的に少ない。5ページしかないというのはいくらなんでも少なすぎるのじゃないか。
 歌う曲がなかなか見つからないので、開き直って女房と私、英語の曲ばかり歌う。
無謀だ。
 女房、『イエスタデイ・ワンスモア』を歌ったのは『クレヨンしんちゃん』の影響かな。映画の中で流れたわけじゃないんだけど。
 私もとりあえず歌えそうな曲を探しては歌ってみるが、もうしどろもどろ。
 『オーバー・ザ・レインボー』、テンポがゆっくり過ぎてリズムが取れない。
 『ローハイド』、テンポが速過ぎて追いつけない。
 『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』に『レインドロップ・フォーリン・オン・マイ・ヘッド』、『シンギング・イン・ザ・レイン』、途中のメロディーを忘れている。
 まあ女房も『マイ・ガール』や『スタンド・バイ・ミー』、『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』、『サウンド・オブ・サイレンス』など、ことごとくキーが合わなくて苦労してたみたいだったが。
 今んとこ、なんとか私が歌えるのは『ペイパー・ムーン』と『ケ・セラ・セラ」くらいかなあ。
 帰りに女房、「また英語の歌、練習に来ようね」と言う。
 それはいいけど、女房の場合、先ず歌詞の読み方を練習せねばならないと思う。

“listen”を「リステン」と発音するなよ(-_-;)。

 学生のころなら、友達から「リステンおしげ」と仇名がつくところだぞ。


 朝の眠りが足りなくて昼寝。
 夜中に起きて、女房とロイヤルホストで食事。20%割引券があるので、ここを先途と二人で食いまくる。
 カラオケも食事も最近はきちっとワリカンにしてるのだが、女房、そうすると自分が余計に払うのがイヤなものだから、料理を余計に注文するのである。
 今日もハンバーグにステーキ丼、穴子丼を二人で分け、女房更にデザートを頼み、これは一人で食う。

 ……だから太るんだってば。
 

 『モンキー・パンチ責任編集 ルパン三世』。
 雑誌形式で刊行されてた『ルパン三世総集編』がリニューアル。
 確かに単行本が定期的に発行されている以上、雑誌をわざわざ買うことはない。付加価値がなけりゃ誰も買わないだろうってことで、今回は企画ページがてんこ盛り。
 巻頭が千葉麗子との対談、書き下ろしCGイラスト、モンキー・パンチのインタビューやカルトクイズ、臼井儀人のパロディ漫画と一見充実しているのだが、どうも自画自賛的な編集ぶりが目に付いて、どうも好きになれない。
 肝心の漫画のほうも、ずいぶんアニメ絵になってきたなあ。女の子なんか、ほとんどロリコンキャラだ。
 以前に比べてグローバルな話も少なくなってきていて、そろそろネタギレな感じがしないでもない。実際、三十年も続いてりゃあ、とっくにルパン五世くらいの時代になっててもおかしくないんだから、無理はあるんだよなあ。



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