無責任賛歌
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2001年02月26日(月) |
しみじみ草枕/『エクセル▽サーガ』(六道神士)7巻ほか |
今日は宴会があるのだが、私は酒も食事も制限されているので、挨拶だけしに行くことにする。人間関係を避けてるわけではないので、私にしてみればこれくらいはしないといけないかな、と思ってしていることなのだが、これを快く取ってくださる方もあれば、悪く取られる方もあるのである。 漱石ではないが「とかくに人の世には住みにくい」。 かと言って人でなしの国に行くつもりもないので、漱石の言に倣って、「詩歌や絵画」の世界に遊ぶことになる。……今で言やあ、小説とマンガだな(^o^)。
今日こそは、買い損ねていた本を何としても探し出そうと意気込むが、電チャリを充電し忘れていたことに気づいて焦る。スイッチ入れずに走るとやたら重たいのだ、この自転車は。 仕方なく、スイッチを切ったままで、博多駅では紀伊國屋、金文堂、メトロ書店を回る。更にキャナルまで足を伸ばし、福家書店も回る。 メトロ書店のカバー、うっすらピンク色のものにリニューアルしている。以前のどっちが上下かわからんデザインのものより断然いい。 世間には、書店のブックカバーというものを環境破壊の象徴のように忌み嫌う方もいらっしゃる。文庫本に今のようなイラスト付きカバーを付けたのは角川の発想で、それ以前の岩波文庫なんかは薄いハトロン紙しか付けていなかった。そんなもの、すぐに破れる。だから角川のアイデアは実に画期的だったと言えるのだ。表紙が丈夫になったのみならず、文庫本ではカットされがちな、連載時のイラストが、表紙一枚とは言え、復活したも同じだからだ。 絵がそこにあれば、人情として、その絵が日光で色褪せたりしないように、なんて気遣うのも当然であろう。ゆえに私は「本屋に必ず『カバー付けてください』と頼む派」なのである。「カバーが既にあるのに更にカバーを付けるとは何ごとか!」とまじめな方はおっしゃるだろうが、私は各書店のブックカバーを集めるのも趣味なので、どうかおかまいなく。 それなのに福家書店、「カバー付けてくれ」と頼んだのに付けてくれなかった。人の話はよく聞けよ。
帰りにスーパーで昼の弁当が100円引きになっているのを確認して買う。幕の内が280円ってのは実に安い。今日は女房、仕事が休みらしいので、土産に買って行ってやる。私用にはミニ弁当、茶碗一杯程度のめしにカレイのフライ、コンニャク、筍、かまぼこなんかが乗っている。これくらいの量が本当は丁度いいのだ。
女房が何をきまぐれを起こしたのか、部屋を片付けている。公演が終わったときに運びこんだテーブルや椅子、そのまま置きっぱなしだからもう1ヶ月近くも放置していたのである。もうてっきり片づけする気などないと思っていたのに、どうしちゃったのか。 しかも、殆ど穴倉と化していた自分の寝室まで整理していたのだ。ときたま女房はこんなふうに突発的に模様替えをし始めるが、どう考えても毎日こまめに片付けてた方が、労力は少なくてすむはずなのである。それを思い立った時に「うりゃっ」と一気にやっちゃうのは、やはり性格が男だからなのだろう。
六道神士『エクセル・サーガ』7巻、アニメが終わったあと、原作マンガの方はどう進展するのだろうと思っていたが、まるでなし。というかアニメの影響、原作の方が受けちゃってるぞ。いきなり意味なく「エ○○ルダ○」とか出て来るしな。 花見の話はやっぱり舞台は西公園かなあ。考えてみたら花見なんてもう20年以上行ってないよなあ。今年の春は弁当でも作って、スケッチもかねてのんびりピクニックでもしてみようか。近所の公園でいいから。 しかし去年福岡で「鳥人間コンテスト」なんてやってたのだろうか。福岡タワーが描かれているところを見ると、百道浜あたりなんだろうけど。「Q州大学バードマン研究会」っていかにもありそうだよな。 ……なんだか全くマンガ自体の感想書いてないな。地元ネタを探す方が楽しくなってるけど、ま、いっか。
うわあああ、しまったああああ! BSマンガ夜話、『カスミ伝S』、見損なってしまったああああ! あんまり悲しいので今日はここまで。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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