無責任賛歌
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2000年12月06日(水) |
人は年6回風邪を引く/『冒険配達ノート ふまじめな天使』(赤川次郎) |
病みあがりで職場。上司から嫌味の一つや二つ言われるんじゃないかと思っていたが、一つで済む(^o^)。 「机の上片付けてね」 ……いやあ、二日休んだだけなのに、机上が書類の山だ。はみ出した分がイスの上にまで山積みになっている。 でも、今日一日で半分片付けたぞ。ちょっと意識が朦朧となりはしたけど(@_@)。
珍しく若い子と芝居の話をする。気がつくと仕事そっちのけで「脚本はね」「演技はね」「ミュージカルはね」なんて偉そうにサロンの馬鹿を演じている。でも若い子も特に嫌そうな感じでなく、話を聴いてくれるので、ついノって身振り手振りも交えて熱弁。……よっぽどストレスがたまっていたのだな。風邪引いてたんじゃなかったのか。 実際、芝居のことを考えていると、脳内にドーパミンが分泌されているとしか思えない高揚感を得られるのだ。これぞまさしく万病に効くクスリであろう。
赤川次郎『冒険配達ノート ふまじめな天使』読む。劇団四季で舞台化された『夢から醒めた夢』の第2弾。……てことは、またこれも舞台化されるのか?(-_-;) これだけのベストセラー作家に今更文句つけたって仕方がないが、力を入れている作品とそうでない作品の差が、赤川次郎の場合は余りにも激しい。始末に悪いのは、その「力を入れてない作品」ですら、何ヶ所かは気の効いた文章を所々挿入してとりあえず読ませる作品にしていることである。 マンガ、手塚治虫『ブラック・ジャック』豪華版15巻読む。でも初読は一つもない。これも今更評価しようがない感じだが、傑作はこれまでの巻に殆ど収録済みなので、15巻ともなると「異色作」ばかり。 小畑健『ヒカルの碁』10巻、ヒゲ椿、この巻で退場かあ……一見うざったいキャラに見えて、しっかりヒカルの成長に関わったいいヤツだった。脇キャラの描写も疎かにしないのは作者がこのマンガを愛している証拠。ホントに、こういうマンガはジャンプには珍しい。600万部売ってるころは、言っちゃあなんだが『ド』も『ス』も『幽』も本気で「面白い」とは言えなかったしなあ。作者の作品に対する愛がなかった。
近所に新しくファミレスができる。早速女房と行ってみるが、ファミレス中、最もその値段の安さで売ってるだけあって、味は頗るマズイ。玉葱は生だし肉は固いばかりで味気がない。こうなると、美味いメニューが果たしてあるのか、全部食ってみたくなるな(^o^)。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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