無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年11月28日(火) 〆切はゴムのように延びる(^o^)/『蟲師』1巻(漆原友紀)ほか

 ここ一週間ほど、前日の日記を毎日書き直している。12時を過ぎて、睡魔と戦いつつ書いたものが、翌朝見返してみると文章も内容もへろへろであることが多いからだ。
 日によっては内容を付け足していることもある。女房は「卑怯」というが、どして? 書き直しても大して文章がよくなってないと言われりゃそれまでだけどさ。

 今日はメインの仕事がヒマだったので、依頼されていて〆切をとうに過ぎていた雑用仕事を片付ける。さすがに〆切二週間オーバーだったので、担当にいい顔はされない。しかし言いかえればそれだけ〆切過ぎても間に合うくらい、テキトーな性質の仕事だっつーの。
 ……実はも一つ、〆切を三ヶ月過ぎてる仕事があるのだが(^o^)。今日そのことを思い出して、恐る恐る担当に切り出してみたら、担当も忘れていた(^_^;)。全くエーカゲンな職場だ。この分ならあと二ヶ月くらいは放っといても大丈夫かも。
 会議が長引いて、また残業。明日もまた臨時の会議だ。これじゃ本もロクに読めんなあ……って、仕事するんじゃないのかい。 

 帰宅して、女房とDVD『サウスパーク』vol.4を見る。毎回、オープニングに監督のパーカー&ストーンがお馬鹿な前説をするのが恒例なのだが、どうもエピソードの収録順が入れ替わっているような感じ。
 途中で死んだ老人がまた次の回では生き返っているのだ。未確認だが、ビデオとDVDで構成が違っているせいかもしれない。だとしたらもう少し気を遣ってほしいなあ。
 続けて『さくや妖怪伝』を見るが、劇場で見ていることもあり、女房はリタイア。不思議なもんで、本人を目の当たりにしたあとだと、拙い演技も懸命さがほの見えて好ましく見えてしまう。ガンバレ希!……アホな私(^_^;)。

 マンガ、漆原友紀『蟲師』1巻、久々の大型新人登場、という感じ。ともかく雰囲気のある絵を描くのが図抜けてウマイ。デビュー作の「瞼の光」にして、「我々の足の下を泳ぐ生命原生体の群れ」なんてオソロシイものをさらっと描いている。女性版諸星大二郎ってとこだろうか。
 いしいひさいち『女(わたし)には向かない職業2・なんとかなるわよ』、まさか2巻が出ようとは(^o^)。同じ藤原さんなんで親近感があるなあ。女房が「藤原センセーの本読んだ?」って、私がいつ本を書いたのかと思っていたら、こっちのことだった(・・;)。しかし、『創元推理』に書いてる「藤原瞳」の正体は誰なんだ?



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