無責任賛歌
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2000年09月13日(水) |
シゲオと誕生プレゼントと009と/『遊びをせんとや生まれけむ』(石ノ森章太郎) |
最近の日記を読み返すと、どうも文章が殺伐としている気がする。 何となく落ちつかない。ストレスがたまっているのか。多分そうだ、ここしばらく映画に行っていないせいだな。 女房を置いて一人だけ出かけるわけにもいかんし、早く治せよう。『サウスパーク』もアジア映画祭も終わっちゃうよう。
職場で若い子に長嶋談義。巨人のV9時代を知らない世代に長嶋のスゴさをいくら話しても「嘘や」の一言で終わってしまう。 「ボール球に手を出してホームランにした」「病気の子と約束してホームランを打った(ベープ・ルースか)」「ホームランを打ったけどホームベースを踏み損なってアウトになった」……書いてて思ったが確かに嘘っぽいなあ。だからこそ20世紀のヒーローなんだけど。 20世紀の最後の年にON対決が見られるかも知れないというのは、感無量だなあ……。
女房の誕生日が明後日だと言うと、女の子が、 「何をプレゼントするんですかあ?」と聞いてくる。 「まだ考えてない」と言うと、 「子供を贈ればいい!」 「……どこから持って来るんだよ」と言うと、 「そこ!」と……を指差す。 ……コラ。少しは恥じらいというものを知れよ……(-_-;)。
『速報!歌の大辞テン!』、松山千春の生えている髪を見て笑っていたら、T.M.REVOLUTIONの『魔弾』のミュージッククリップが思わず吹き出すほどのトンデモギャグになっていた。 娘との結婚を認めてもらおうとやって来た青年に、娘の父親は自分で自分の体を改造し、ミサイル攻撃!(まんまサイボーグ004!) 対抗して青年もロケットパンチ! 間に入った娘は爆死! ……何じゃこりゃ(・・;)。
石ノ森章太郎『遊びをせんとや生まれけむ』読む。恐らくこれが石ノ森氏の遺作(『HOTEL』はとうにアシストに描かせている)。 と言っても、デビュー以前の肉筆回覧誌『墨汁一滴』がメイン。最後の後書きに「いよいよ『009』を書きます」とあるのが悲しい。来年から放映予定のテレビアニメ、スポンサーが見つかるといいなあ。 『アニメージュ』『ニュータイプ』読む。庵野秀明の実写作品『式日』のスチールが載っているが、イメージがまるで押井守の『トーキング・ヘッド』。案外この二人の資質って近いのかも……?
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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