無責任賛歌
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2000年08月14日(月) |
せっかくいい気分だったのに……/映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』ほか |
塩浦さん依頼の小説、中編を書いて送る。ショートショートよりは長いが短編よりは短い、という程度の量になりそう。
昨日女房が干した洗濯物がやはり乾いていない。重ねて干すからだ。何度も注意しているのに、なぜかまた重ねる。 理由を本人に説明させるが返事は「さあ?」。要するに叱られるたびに脳内のスイッチが働いて失敗した記憶をデリートしているらしい。 ……頼むからその五秒で失う記憶を何とかしてくれ(T_T)。
ホースを買うのを今日も忘れる。 風呂の残り水を洗濯機に引き込むポンプを買ったのだが、肝心のホースがない。いや、一応ベランダ掃除用のホースがあるのだが、長さが10メートル。風呂から洗濯機までは3メートルだ。 試しに着けてみたが、床にホースが蛇のようにのたくっている。出てくる水はチョロチョロと、ガキのションベン。いつまで経っても溜まる気配もなく、見ていて気分まで萎える。 こうして日記に書いて置けばきっと明日は買い忘れない……といいな(^_^;)。女房の記憶をどうのこうの言えた義理じゃないな。
そろそろ休みも終わり。まだ見ていなかった映画(まだあるのか(-_-;)をハシゴ。 『さくや妖怪伝』『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』、いずれも佳作。 三本ハシゴなんて学生のとき以来。しかも映画館を移動しているからメチャしんどい。なんとか体が持ったのは映画そのものがオモシロかったから。 『ブエナ』なんて音楽聞いただけで泣ける。 思わずサントラを買う(C−1くん、聞きにおいでね。心が震えて和むよ)。 日本のコムロ系のヤワな音楽しか聞いたことのない連中は少しは「魂の音楽」って言葉の意味を噛み締めてもらいたい(ここぞという盛り上げどころで見事に萎えさせてくれる曲ばかりなのに、なぜ人気がある?)。 「キューバの音楽は急場しのぎじゃない」というギャグを思いついたが、多分誰に言っても受けないのでここに書く。誰が文句言おうとこういうのは書いたもん勝ちである。
気分よく帰ってきて、新聞を見ると大分で高一が一家惨殺。 いい傾向である。 これで夏休みが終わるまでに後、二、三件事件が連続してくれれば確実に少年法は改正されるぞ。全国の犯罪者予備群の少年たち、法改正に反対する人権派の連中の家族を狙うというのはどうだ。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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