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■ 15年越し。
翻訳、ひととおり終わりました。
初めてアフリカに行ったときからもう15年近くたって、わたしも個人的にたくさんのことがあって、仕事に恋愛に人間関係に翻弄され、長年眠ってしまっていたもの。
でも今になって、いろんな条件とか、自分の心の中のタイミングがあって、そして、昔懸命になって訳していただけの小説が、ほんとうに心に響いた気がした。
それで、通い仕事がなくなったというこのタイミングもまた、めぐりあわせなのだろう。
やっと最後の一文まで翻訳して、とても静かに、感動した。
いちばんお世話になったあの方は、一年と少し前に亡くなっていてこのことを報告できない。
悔やんでも仕方のないことだけれど、わたしはわたしのやるべきことを、精いっぱい人生のなかでやっていくしかない。
出版ができたら、そのときにはまた、ボツワナに行ってベッシー・ヘッドの墓前に捧げたい。
今日は、記念すべき日。
2013年05月21日(火)
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