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■ サボテン。生命あるもの。
おいしいコーヒーを出す店でこっそり泣いてたら、じっとそれを見つめていたのが、オレンジの子でした。
その日の朝、大好きなおじいちゃんが亡くなったのを知らされました。
偶然、仙台の大学でダンスの師匠のショウがあって、それについていったのが、11月の最後の日曜日。 次の日に、会いに行きました。 それが、おじいちゃんに会った最後でした。
ほんとうに、会えてよかったと。
思います。
自分がもうすぐ死ぬことを、知っていたようでした。
神式の葬儀は、難しくて意味のわからないお経をあげる仏教とまったくちがい、彼の生い立ちからこれまでの人生を祝詞として語るすばらしいもので、わたしたちは最後のお別れをしました。
小さなころからの思い出を胸に、わたしはわたしの人生を生きていかないといけません。
じいちゃんは、頑張って働いて建てた自分の家から、みんなに見送られていきました。そして、神様になりました。
何年も前に、わたしの弟が育てていたサボテンも、それを見ていました。じいちゃんがひきとって育ててくれたサボテンは、ピンクの花をたくさんつけていました。
生命あるものって、うつくしいと思う。
それだけ。
それだけ。
2008年12月21日(日)
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