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■ 身体にまとう空気、二分間。
夕べのこと。
ベリーダンスのレッスンが終わってから、少し先生と話をすることがあって、わたしだけ残っていた。夜もずいぶん遅くなってしまったけれど、彼女はとても丁寧にわたしのダンスについてコメントしてくださった。
10月最初の土曜日、スタジオのパーティがあるレストランで行われる。小さな発表会のようなものを兼ねてだが、何組かのひとたちのショーがある。そこへ、恐れ多くもわたしが混ざることになった。他の人たちは、すでにレストランやイベントなどのショーで活躍している方たちもいて、ほんとーうに恐れ多い。
でもこういうふうに自分をちょっと無理に押し上げることで、何事もぐんと上達するものだということはよく知っている。(子どものときのクラシックバレエもそうだった)だから、怖いけれどもやることにした。
肝心の「何をやるか」について、夕べ先生が相談に乗ってくださった。そして、なんとその場で一曲見せてくださったのである。
ダンサーとして、彼女には他の人たちと全く異質の空気が宿っているとわたしは心底感じる。それは、技術などではもちろんない、間違いなく内面から自然と湧き出てくる強い空気なのだ。
二分半ほど。 わたしは圧倒されてしまった。 このひとは、どうしてこういうひとつひとつの動きだけで、すべての時間とか空気とか、そういうものをまとってしまうのだろう。 ベールがうつくしく宙を舞う。 そのベールには魂が宿っている。ふわりと舞い落ちれば、遠い異国の時間や歴史を切り離して持ってきてしまったような、そういう感覚。
ほんとうに、ほんとうにぜいたくな瞬間だった。 たったひとりの観客として。
で、その結局、ネタは間違っても誰もわからない振り付け、つまりジンバブエのクラスで習っていたやつにすることにする。でも、わたしの好きな曲。 わたしにもいつか、誰かを圧倒させるダンスができるといいな。
明日は、満月なのかな。
2007年09月26日(水)
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