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■ 俺が死んだら。
『いつまでも、いつまでもお元気で』 という、あまりにもきれな海の写真が表紙になった本を立ち読み。太平洋戦争末期の若き特攻隊員たちが家族などに宛てた書簡を集めてある。
きれいな海や空の写真とともに、まだせいぜい23歳くらいの若者たちの綴る手紙はあまりに痛々しく。
「俺が死んだら、何人泣くべ」
そう書いたひとがいる。
輝くまぶしい海の写真に重なったその文字が、あまりにも強く胸を締め付けた。
どうしてこういう戦争が起きてしまったのか。 2000年のニューヨークのテロが起きたとき、エディンバラ大学の寮でいろんな国の人たちとともに観ていたBBCが、「カミカゼ」と言ったことを忘れない。
わたしの祖母の弟、つまり大叔父にあたるひとは、この特攻隊のひとりだった。1945年3月、この本の若者たちと同じように亡くなったという。
彼は、彼の母のことを思ったのだろうか。 いったい何人のひとが、彼のためにないてくれたのだろう。
大叔父の名は、ネットで調べれば出てくる。
本屋の立ち読みで涙をこぼしてしまってはいけないので、読みきらないうちに足早に立ち去った。
2007年08月17日(金)
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