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■ 自分が熟成する瞬間について。
熟成といったら語弊があるのかもしれないが、たとえば、自分が少し(おそらくいい意味で)年をとったと感じる瞬間がある。 今日、「お風呂にゆっくり」という彼からの指示の下、さくらの香りの入浴剤をぶち込んでゆっくりしてみて考えた。
いま、仕事が忙しくて、頭を使うことがおおく、日々チャレンジングといった感じ。つまり自分の実力が試されているような、自分で情報を集めて分析しアウトプットをするという作業。そしてそれがそのまま文字として綴られ、自分の評価につながるということ。
わたしがいままで何をやってきたか、といえば、ひたすらアフリカが好きでアフリカ研究者として生きてきたということ。 好きなもの、嫌いなものがはっきりしてきて、自分の長所と欠点も見えている。仕事の爪があまい欠点も、モノを書かせたら狂気的にすごい勢いで書いてしまうということも知っている。好きな男も、好きな女も、嫌いな人間も。 そんなことが全体像として、ピンク色の湯に像となって浮かび上がったとき、わたしは自分が重ねてきた年月を知る。
わたしだけが知っている、わたしだけのこと。
今日、某国際機関で活躍している女性と会合を持った。 とても優れたエチオピア人女性で、とても忙しいが専門的でやりがいがある仕事をしている。そして知的だ。
彼女のようなキャリア、すてきだなと思った。 わたしはわたしのやり方で、焦らずに時を重ねて生きたい。
そう思う。
2006年09月29日(金)
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