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■ 冬のソナタ。
愛するだーりんからお電話アリ。 それだけのことで幸せ。
未来も何もいらない。いまだけ。 わかっていても、わかりたくない。 「いま」だけがわたしの欲しいもの。
冬のソナタの古臭さと新しさが入り混じったような気恥ずかしい物語は、自分の記憶の奥底にとどまった古い恋をそっと思い出させるから、あれだけ多くのひとがはまったのかもしれない。
あの物語で印象的なのは、やはり淋しさとか哀しさの感情。 胸がぎゅっと苦しくなるような、あの痛みなのだ。
でもわたしはユジンのように生きてはいないけど、なんとなくそこに身をおいていたくて、何も気づかないふりをする。 それでも地球は周り、わたしの愛するひとは愛していると言ってくれる。 「いま」のために。
わたしは、この仕事を選んだ。 あとしばらくは、これに魂を注ぎ込むことだけを考え、生きていくしかない。 そして、愛するひとのことを思うだけ。
どんなに辛くとも、時はわたしを運ぶところへ運ぶのだろう。
2006年09月10日(日)
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