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■ ギョウレツ運、くださいな。
「行列運」というものがあるのだとすれば、 わたしのそれは年中最悪だ。
たとえば、駅の切符売り場。 たくさんある販売機のうちどれかひとつに ならばなくてはならない場合、 わたしの選ぶ列は99%くらいの確率で いちばん遅い列になる。
フォーク型で一列に並び、空いたら 前列から順番に、というかたちの行列なら 全く問題はないのに。
駅の切符売り場だけではない。 スーパーのレジとか、何かの窓口とか、ほとんどすべてにおいて 同じ現象が発生するのだ。 必ずといっていいほど、わたしの前にとっても 「手のかかる」ひとがいたり、レジ係が異様にもたつく 新人だったり、機械が故障してしまったり。
そんな理由で、行列とみると非常に神経質になる。 係りのひとが素人っぽいひとでないか、 切符の自動販売機の扱い方がわからなそうなひとはいないか、 前のひとのスーパーのかごにどれくらい品物がはいっているか、 ものすごい集中力で吟味する。 そして、これ、という列にさっと並ぶ。
それでもダメなのだ。 わたしより後から来た隣の列のひとが、 すくなくとも三人は先に用を済ませてしまうくらい ダメなのだ。
もうこれは、運の問題である。
深夜の新宿などで、道端にぼんやり灯りを点している 占い師さんがいたら、「行列運」をみてもらおう。
でももし、あの大都会の片隅で怪しげな空気を醸し出す 占い師の彼らが、「占う」のではなく「運をわけてくれる」、 というのであれば、わたしは迷わず「行列運」をいただくだろう。
そのためには、行列してもいい。
2004年10月09日(土)
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