# 再スタートとでも呼んでみましょうか
2002年03月04日(月)
あまりに日記が滞る。いけませんね。
最近、時折小説のような詩のような文章を書いています。
先日小説のページに追加した『ここにはキミとボクしかいない』というのもその類。
私はここ数ヶ月できちんとした筋書き立った物語というものを作らなくなりました。
しばらく物語を作り出すという作業すらせず、小説を書こうと思っても書けませんでした。
ですが、最近になって急に胸の中にあるものを言葉に、文章に起こしたくなったのです。
それは決して筋書立った物語にはなりません。
ただ胸の中にある想いや形にしてみたい何か、それを文章に乗せたくなったのです。
そうして久しぶりに出来上がったのが『ここにはキミと〜…』です。
これは深く追求すればゾロのルフィに対するあらゆるものが詰まった文章ですが、
ただ書きたかったものが一つあるとすれば、「衝動」。
もっと具体的に赤裸々に云ってしまえば「性衝動」ですか。
それはともかく、「衝動」で動く瞬間をふと書きたくなったのです。

しばらく私はこのような形で文章を書いていくんだろうと思います。
なので、やはり小説の更新はしばらくありません。
『ここにはボクと〜…』は久々だったのでTYPE Bに追加してみましたが…
今後書くものは殆ど詩のようなただの言葉の羅列になってしまうと思うので、
吐き出したくなったときにはここに乗せることにしようと思います。
小説のページに追加出来るほどの長さ・ストーリー性が少しでもあった場合には、
潔く小説のページに追加しようかなとは思っていますけどもね。


こんなところから、でナンですが…ある方にお礼の言葉を。
胸の中の想いをカタチにしようと思わせてくれたアナタに感謝します。
ありがとう。



本日の垂れ流し。ゾロからルフィへ




「好きだ」

俺の唇から零れる言葉。
あいつに向かって。あいつの瞳を見て。あいつだけのために。

「好きだ、ルフィ」

想いの全てをそこに込めて。
いや、そうではなく。
想いの全てはその言葉にしかならず。

愛おしくて。
愛おしくて。
ただ、愛おしい、想いのままに。

知っている、とその言葉に答えたあいつは。
俺もゾロが好きだぞ、と当たり前みたいに云って笑う。

胸に熱くこみ上げる愛おしさに
俺は何も返せる言葉などなく。
ただ、バカみたいに繰り返した。

「…好きだ、…」

この短い言葉で、俺の想いはどれほど伝わるだろう。
溢れるほどの想いが
この短すぎる言葉からどれほど伝えることが出来るのだろう
たくさんの愛の言葉など紡げない
いくら言葉を並べてもそこに思いの全ては乗せられない

たった一つのこの言葉だけ
それだけが、おまえに云える俺の想い


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