2001年01月24日(水)
世界をぐるぐる廻る僕。ふらふらと流れるままに歩き続ける。
果てがない。
何処まで続いているのか判らない。
多分、終わりなんてないんだと思うんだ。
人がいる限り、世界は何処までも続いていくんだ。
誰かが誰かにココロを開いて、そしてまた次の誰かにココロを開く。
そうやって、温かい輪が広がっていくんだね。
「君は何処まで行くの」
彼がそう訊く。
「何処までも行くよ」
僕がそう答える。
何故君はそんな顔をしているの。
僕は歩き続けるよ。
でも、君とさよならするなんて一言も云ってないじゃないか。
ずっと隣に居てよ。
口に出したら彼は笑った。
はにかんだ笑みが、僕のココロにふんわり残って染みていく。
「何処までも行くよ。君と一緒に何処までも」
ずっと隣に居てよ。
そうして、はしゃいだ僕が転んだら、手を貸してよね。