オミズの花道
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『 プラス×プラス=プラス 』
2005年08月16日(火)


最近夜の仕事の一部の同業者に、嫌味混じりに聞かれる。

『どうやって同伴ゲットしてるの?』とか、
『どうやって動員を伸ばすの?』とか。

私は本業さんと違ってあくせくしてないけれど、毎月数字が一定にあるので腹が立つらしい。
皆にこう聞かれるたび、どう答えていいのか解らず、う〜ん????と笑っているだけの私だ。

だって本当に解らない。
私は所詮雇われて働いてて、お客様じゃない。
お金を使う人がなぜ自分の所でお金を落とすのか、なんて本当の理由は知りようもない。

アドバイスを聞くならば私のような同業者にではなく、お客様に聞いたほうが遠回りでなくて良いのではないか、と聞かれるたびにいつも思う。
コンビニだって商品を置く人より、買っていった人に話を聞いたほうが参考になるもんね。


私があくせくしていないのを羨ましいとホザく夜の同業者も居る。

そんなにオミズだけの生活が嘆くほどに不安で不満なら、兼業でも何でもしてみりゃいいのに、と彼女らの話を聞きながら私は首を傾げる。
何でもやってみりゃいいんだよ。取りあえずは。

でも、兼業で何かやってたからって、プレッシャーのない人生なんて決してやっては来ないのだ。
兼業だろうが専業だろうが、仕事としてある程度の格好を付けたければ、苦労して当たり前なのである。

両方の仕事で周りに使えないな〜と思われながら、適当な収入だけでいいんなら、時間仕事で居れば良いし、誰にもそれを笑う権利なぞ無い筈だと、自分が毅然としてればよろしい。


『プレッシャーの無い仕事』
『そこそこの収入』
『仕事の評価』

それを全て欲しいなら、手に入れられる筈です。
人間どうにもならないのは時間だけですがな。


数字に追われてあくせくしたくないなら、収入源を確保する。
オミズだけの生活が格好悪くて嫌ならば、他にも働けばよかとですよ。

そうやって頑張ってみて初めて『オミズ一本で生きる事』も、立派な事だし、ひとつの道だと解ると思います。


私は、ひらたく言うと本業だけで食って行けます。
何度も書いていますが、今年は特に昨年からの忙しさの実りが数字になっています。

でも、水商売は好きだからしています。
好きだからこそ、美学を捨てずにやって行けます。
そして、口説かれたりしても、嫌なことがあっても、最終的には生活の糧があるので、キレずに済みます。

お客様には手を抜いた事はありません。
好きな仕事だからこそ、手は抜けないんです。

多くのママ、ホステスさん、専業もいらっしゃれば兼業もおられます。
私のような人間は夜の世界に珍しくなく、彼女等に比べれば、私なぞはまだまだと笑われても不思議じゃないんです。


自分を良い意味でも循環させること。
それが楽になるすべのように思えます。







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