|
|
■■■
■■
■ 真実と呼ぶべきもの?
本当の事と真実の事とは違うものなのだと 大学時代文学研究会の先輩が力説していましたが。 本当の事と言うのは1つなのですね。 そしてそれに多少なりとも関わった人それぞれの中に その事に対する「真実の事」がある訳で。 それが間違いだろうと勘違いだろうとその人にとっては それが事実であり、真実である訳で。 その正しさを主張するのはその人の自由ですが それが自分以外の人にとって真実であるとは限らない という事ですね。 それが正しいと納得するのも それは間違いだと反駁するのも それはどうだろうと静観するのも その主張を受け取る人の自由ですし。 自分の思惑通りに受け取ってもらえなくても それは受け取る人次第という事で。 自分の真実を他人に伝えるのは大変です。 どう伝わったのか知る術もないし。 きっと本当に何の違いもなく伝えるのは不可能ですね。 その人は自分自身ではないから。 その人にとっての真実として受け取られる訳で。 そういうものなんですよね。
…なんて言っているとまた 「悲劇のヒロインになりたいだけの道化」 だとか言われてしまうんでしょうかね。 そう思われるんならそうなんでしょうとも。 まったくもって。
2001年12月08日(土)
|
|
|