ケイケイの映画日記
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2006年04月01日(土) いよいよ明日入院

昨日入院準備もあらかたまとまりました。何せ予定は8泊9日、先生の腕を信じての、家から遠くの個人病院の入院で、売店や洗濯機など入院中の利便性には欠けるので、荷物がいっぱい!

*前開きネグリジェ2枚、前開きパジャマ2枚、ジャージ2本、Tシャツ2枚、タンクトップ式の下着など上下6枚づつ、靴下2組(多分行きと帰りしかはかない)、薄でのカーディガン。

洗濯が出来ないので、もっと持って行こうと思いましたが、去年の8月に2週間手術で入院した友人から、「毎日着替えんでええ。」と助言され、それもそうだとこの数に。一回くらい洗濯を家族に頼むつもり。可愛い寝間着が安く見つかり嬉しいです。


*バスタオル大判1枚、普通サイズ1枚、タオル3枚、ティッシュ1箱、ウェットティッシュ1箱、リンスインシャンプー、ボディソープ、洗顔クリーム、化粧水、美容液、使い捨てのパック、マッサージクリーム。

筋腫のサイトを参考にすると、回復してくると暇なので、入院中は肌のお手入れに絶好なのだとか。考えれば入院中はスッピンだしね。40回ってからは、スッピンで外に出るのは世間様に申し訳なく、こんなに長く肌を休めるのは久しぶりです。ツルツルになるかな?

*おはし、500ccのミネラルウォーター2本、曲がるストロー、500ccくらい入る大き目の蓋つきコップ、スーパーの袋(ゴミ用)3枚。S字フック、洗濯バサミ、スリッパ。

手術した直後は口が渇くので、ミネラルウォーターがあればうがいしたり、口を湿らせることが出来るので便利なのだとか。しばらくは味のない飲み物の方が良いだろうし。寝ながら飲めるので、曲がるストローは必須アイテムだそうな。

*置時計、CDプレーヤー(ポータブルがなかったので、長男が買ってくれた)、CD5枚(ホール&オーツ、イーグルス、クィーン、ビートルズ、70年代ヒット集)、単三乾電池6本、本6冊(全部借り物、みんなありがとう〜)、テレビガイド、イヤホン、筆記用具、保険証、診察券、入院誓約書と保証人の用紙、クリニカルパス(入院時の工程を書いた用紙)、現金少々、医療保険請求のための診断書の用紙。

保証人は義兄に頼みました。ドタキャンした公立病院は、同居でも成人なら可でしたが(夫でも子供でも)、ここの病院はなるべく別居の人が望ましいと言われたので。

明日は昼食を終えて入浴も済ませてから、午後3時に入院で良いと言われています。その時先生から手術の詳しい説明があるそう。日曜日に入院出来るのはありがたいです。主治医からは、経過が良ければ1日2日早く退院しても良いと言われ、そうしようかと思いましたが、みんなから「どうせ帰ってきたら、絶対家事してしまうから、居れるだけ病院に居ろ。」と言われ、それもそうだなと、自分の体を優先することにしました。保険も多くおりるしね。

筋腫は目立った症状のない人でも、拳の大きさから大きくなったら、手術を薦めるのが一般的です。私も9cm×9cmになった現在も、未だに生理周期は順調で量も普通、貧血もありません。ただ急に大きくなった2月頃から、始終お腹に鈍痛があり、胸のつかえや腰痛、めっきり体力が落ちたのを感じています。怖いのは、体力が落ちたのに慣れてしまうことです。私は内科に勤めていますので、常々先生が「自分の一番健康な状態を知っていて欲しい」と仰るので、この落差にも敏感になりましたが、普通は見逃してしまうのではないでしょうか?

筋腫の場合の「症状がない」というのには、倦怠感は入っていない気がします。私は筋腫があるのを知っているのでそのせいだと見当がつきますが、生理が安定している人は、加齢、寝不足、更年期かな?で済ませてしまうはずです。ぽっこりお腹も、たいがいの中年女性は太ったと思うだけでしょう。今思えばお腹が筋腫だらけになる前に発見出来た私は、ラッキーだったと思います。。医師によれば「症状がなければ」、巨大筋腫(例えば15cmくらい)でも、手術を薦めない先生もいますが、目安の拳の大きさには、やはり意味があると思います。

なので少しでも婦人科系で心配がある時は、受診をお薦めします。筋腫はできた人全てが手術対象ではなく、そのまま閉経まで持ち込める人もたくさんいます。見つかった時はご自分のために、症状があれば3ヶ月に一度程度、なくても半年ないし年イチくらいの定期健診をお薦めします。

私の場合は結局4人の婦人科医に診てもらい、三人が全摘手術、一人が要観察を薦めました。その要観察の先生も手術なら全摘でした。ホルモン療法も、症状がないためか全ての先生が私には否定的でした。根治にならないからと口を揃えて仰っていましたが、ホルモン療法は擬似的に閉経状態にするため、倦怠感、鬱、骨粗しょう症、ホットフラッシュ(ほてり)など、更年期の症状の副作用があります(人により感じない人もあり)。おかげで2月半ばまでは元気に走り回れました。

手術のドタキャンやら色々あり、現在は、はぁ〜〜、しんどい!の毎日なので、子宮がなくなることに未練はなくなっています。言い換えれば散々苦労したので納得出来るわけで、発覚時の予定通りとなりました。何かを失えば何かを得るといいますので、きっと子宮がなくなる代わりに、良いこともあるはず。生理がなくなって楽チン〜、以外のことも見つけなくっちゃ。

昨日まで仕事に行っていた加減もあり、あまりバタバタ家事はしませんでした。というより、しんどくって通常以上は出来なかったです(お弁当は最後まで作ったよ)。退院後はしばらく動けないので、早めに衣替えをしたくらいです。独身の方の体験記を読むと、心細くてお気の毒だと思いました。でも所帯持ちも自分が手術する病気を持っていても、直前まで三度の食事や洗濯、「○○買ってきて」など、家族全部の面倒まで看るのですから、これもかなりしんどいもんです。ちょっとくらい手伝ってくれましたが、本当にちょっとだけ。やっぱ男は役に立たんわ。

当日は夫、長男、三男、兄嫁が付き添ってくれます。次男は仕事が休めず、ごめんと言われました(いいよ、気にしなや。全快の暁には、次男の奢りでカラオケだとか)。兄嫁は9歳上で、結婚当初から可愛がってもらい、「男ばっかりやから、私も行くからな」と言ってもらい、素直に心強いので、ありがたくそうしてもらいます。三男は当初クラブが休みならと言っていましたが、父親から「何を言うてるねん!」と怒鳴られ、ついてくることに。でも先生から「お母さんの手術やったら、クラブ出ている場合やないぞ。」と言われ、そんなもんかと思ったのだとか(おいおい)。

4月はポツポツBSやDVDの感想文でお茶を濁すと思いますが、どうぞよろしくお願いします。では頑張ってきまーす。


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