MIKI.PRUNEの方丈日記
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2006年08月11日(金) 黒い雨

 戦争の悲惨さと原爆症で苦しんだ人々を描いた

 井伏鱒二「黒い雨」を読み終わる。

 読んでいて、胸がずっしりと重くなる作品。

 やはり、戦争をしてはならないと思い知らされる作品です。

 
 平和に慣れすぎて、自分だけいい思いをする昨今、

 助け合う心、他人を思いやる気持ちを忘れた日本人は

 大切なものを失いつつある。


 先人達の生きたいと思った気持ち。

 苦しみ抜いて死んでいった人たち。

 戦争の犠牲となった人たち。

 そんな過酷な現実の中で、生きようと必死の戦った人たち。
 
 支えあった人たち。

 この苦しい時代を生きた先人達の苦しみを

 今の人々も共有しなくてはならない。

 
 もう一度、日本人としてどう生きるべきかを

 問い直すきっかけとなった本でした。

 
  今日の一句

   瞬間に 命を奪う 夏の日に

   一発の 黒き爆弾 きのこ雲

   突き抜けて 体も心も 焼きついて

   廃墟あと 生きようとする 人間たち

   残されし 吾に問いし 生きること 



 


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