♀つきなみ♀日記
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2004年12月09日(木) |
借金踏み倒し天国へ一直線 |
はい。明日12月10日がお誕生日のつきなみ♀です。プレゼント、よろず受付中。皆さん、遠慮しないように!
とりあえず、一番欲しいのは愛かな、愛(古)。って、「愛だろ、愛」のサントリーカクテルバーの宣伝やってた、永瀬さん、キョンキョンと離婚しちゃったし<=おい!
それはともかく、 Yahoo!Newshttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000223-jij-pol
以下引用
「法制審議会(法相の諮問機関)の会社法部会は8日、現行の会社法制を再編して一本化した新法「会社法」の要綱案をまとめた。株式会社の最低資本金制度を廃止し、2008年まで特例的に認められている「1円起業」を恒久化する。」
以上引用
ってことで、やっぱり1円会社、当たり前になっちゃいますね。これについては、 7月19日の日記で「日本の法人はどこに行っちゃうの」って題で書いたんだけどその時は、まだあくまで「継続」だったんだけど、今回は有限会社と株式会社の一本化、意味不明な「合同会社(仮称)」そして、合資会社と合名会社は存続ってことで、通常国会に提出されて、まず間違いなく可決される。
このしょうもない日記を前から読んで下さっている物好き、もとい、ありがたい読者様には、重複して申し訳ないんだけど、ここ数年の会社法及び商法の改正は、日本を借金踏み倒し天国へ加速しているとしか思えないんだよね。
一部だけその日の日記を引用すると
『破産法の改正(改悪?)と相まって、制度の矛盾を突けば、社会的責任を果たそうとしない人物であればあるほど、無茶な会社を作って、無茶な借金をし、お手盛りで親戚縁者や愛人や、お世話になってる議員先生様や議員先生様に依頼されたどこぞのバカぼっちゃんや嬢ちゃんに給料大判振る舞いをし、最終的に会社を潰して、保証協会にケツをふかせ、恩を売っといた議員先生の紹介で、どこぞの似たような経緯で設立された会社を相談役と顧問なんて肩書きで渡り歩いて、悠悠自適の一生を送るんだよね、きっと。』
と書いていて、これは小泉純ちゃん総理の勤務実態のない会社員時代の事を背景にしてるんだけど、ここまで早急に法体系を整えようとしているのは、政府の公式見解とは異なって、景気がもう一度急速に減速することを見越しているからに他ならないんだよね。だって、通常国会で審議して、一部改正だからって、2006年施行だよ。
現在、政治活動に対して、金銭及び行動共に熱心なのは、中小企業の「シャッチョウサン」達と、個人事業主さま達と、上場していても実際には同族企業の形態を維持する、企業オーナーが殆どなのは、論を待たない。これは自民党と民主党はもちろん、共産党の一番の活動舞台は民商に移っていて規模が小さめって事だけだし、公明党が若干少なめ、社民党は少ないけど、全体では圧倒的多数だ。
そして、現在の政府&自治体の、中小事業所向けの金利優遇付き各種制度融資事業は、ほとんどが地元銀行か商工会議所が窓口になっていて、実際には、地縁血縁を辿らないで、事業計画書と決算書だけで実行に至ることは、宝くじより少し可能性が高いだけだといってもおかしくないのが実態なんだよね。
現場レベルでは、ぶっちゃけ、各政党はそれぞれ枠を持っていて、制度融資を配分している。そして、制度融資が適わない場合、「有力者」か「懇意な金融機関」のプッシュ無しで、信用協会保証がついて、一般の新規融資が行われる事もまずない。
極論すれば、各政党が大切なのは、国民あるいは選挙民ではなくて支持者なんだよね。あるいは、支持者になれば見返りはあるけど、それ以外はアウトオブ眼中だ。
そして、今の法人や事業者に対する法整備は、合法的に借金を踏み倒しても、政党に献金を続けられ、生活を維持できる仕組みへ一直線に向かっている。
国会の議事録をDLして読んでもらうと分かりやすいんだけど、会社法関連は、とてもまともに審議されているとは思えない。提出され、「異議無し」で可決されていく。法案さえホントに読んでいるのか疑わしいんだよね、まったく。
このことは、法案が掲示されてからもう一度書きたいなぁ。
さて、今日はバースデェイ・イブだから、差し向かいで美味しいお食事なんだよね、これから。
って、お家に帰って、昨日ゲットした超特価オージービーフサーロインステーキ180g、それをまた半額で350円だったのを、猫とちゃぶ台挟んでなんだけど、うにゅん。
少量の葡萄オイルでニンニク炒めて香り出ししてから焼くと、臭みが取れて美味しいんだよね、すっごく。残った油でもやしも炒められるし。
ってことで、じゃ、またね。
テキスト庵
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