私信:ユミ
横から覗き込まれたら人生が終わりそうなメールし過ぎじゃないウチら?
ビデオまだ見てないの〜ぅ!!ビキニ…☆(去)
***
夜明けまで同人誌を読んでいたため、昼頃オカンに叩き起こされる。
ノロノロ起きて着替えてご飯を食べていると。
母「ユキミさん(オカンの友達)の息子さんがねぇ、
○○○(私だ)と会ってみたいんだって。どう」
私「は。イヤだよ。何それ。お見合いってこと」
母「違くて、仕事を頼みたいんだって。アンタ建物描くの上手いでしょ。
さだはるくん、設計の仕事してるから」
私「・・・さだはる?」
母「そう、ユキミさんちのひとりめの息子さん、さだはるくん」
私「どういう字?」当てはまる漢字はそんなにない気がする。
母「「ていじ」って読むやつ」
私「「じ」は、「治める」のじ?」マジかよ!
母「そう、それ」
私「眼鏡かけてる?」
母「さぁ、どうだったかしら」
私「短髪?」そこが重要なんだっつの!
母「そんなに会った事ないわよ。背は高かったわよ」
私「何センチくらい?180超えてる?」超えてるわけねぇよな。
母「あぁ、超えてるって言ってた。184とか」
私「テニスとかやってたりしない?」うせやん!嘘って言え!
母「やってるかもね。ユキミさんちお金持ちだし。社長宅だからねぇ」
私「…・・・・・・会う」
母「そう?じゃぁ連絡しておくわねー。次の休みいつ?」
私「んーとねぇ…」
どうしよう…。
リアル乾とお見合い…。(違う)