軽く駄目出し傾向感想文なので、そういうので不快になる人は今すぐ立ち去るが吉。
青の炎二回目、観て参りました。
チケットを買う寸前、一緒に行った友人に、「戦場のピアニストにしねぇ?」
と言ったワタシは、駄目なファンでしょうか(滝汗)。
青の炎最高!やっぱりにのみの演技は世界一だわ!
蜷川さんありがとう!キャー!エルオーヴイイー!シュ・ウ・イ・チ!
という方には悪いのですが、
(去年5/29の日記のワタシがそうだったな…(遠い目))
青の炎。一回目見た時にも書きましたが、総合点62点という感じでございました。
(あれ下がってねぇ?なんて話はナシだ)
それも、嵐ファン・松浦好きであるが為に点数を上乗せして。です。
二宮さんの演技がどうとか、松浦のセリフ回しがアレとか、
それ以前に、映画として足りてない。
何がって。全てが。
全てが不完全燃焼な感じで御座います。勿体無い。
原作はあんなにリアリティがあって、秀一の心をつんざく青い炎の光が見えたのに、
映画では、私の思い描いていた軸となる青い炎のかがり火すら見えず。
それは決してにのみの演技がダメダメなわけではなく、
(それはファンの欲目ではないという自信はある。実際彼は良い演技をしたと思う)
私が思うに、そういう処の責任って、
監督より脚本より、演出、だと思うのですよ。
今ひとつ、秀一の心に沿う、丁寧な演出が足らなかったように感じました。
色は綺麗だったんですけれどね。
まー今回は、監督・演出:蜷川さんという感じだったみたいですが。
舞台と映画じゃ、大分勝手が違うという事なのでしょーか?
それとも本当は、大きな軸がそこには確実に存在していて、
単に私が、それを享受するだけの感受性を持ち合わせていないだけなのでしょーか?
(切ないがその可能性は大いに考えられる)
私だったらこうするわ(ふんぞり)!
なんて偉そうな事言いませんが、そう思ってしまったシーンは多々あり。
何かの番組で、にのみが、
「原作を軸にしてやった。「青の炎-THE MOVIE-」みたいにしたくはなかった」
と言ってたけれど、私には十分「ざ・むーびー」に取れました。
もう一味、濃いものを期待していただけに、残念で御座います。ヒュルリ。