2004年04月26日(月) |
ゲネプロと連弾の練習 |
昨日は、午前中が弾きっこ。午後からソレイユのゲネプロでした。 ゲネプロなんてカッコイイ名前はついているけれど、 全体の流れの把握、時間の把握・・・程度です。(笑) 照明をどうするかなど、いろいろ細かなことをチェックしました。 第4回目ともなると、慣れてきてラクチンです。 その上、メンバー間の交流も充分なので、 いろんな意見が、ぱぱぱっと出てきて楽しいことこの上なし! 本番はどんな感じになるんだろう。 ワクワクします。 考えてみると、もう本番目の前! ということで、祝日はプログラム作成に追われそうです。(^_^;)
で、今日は合わせ。今回2人の先生と連弾をします。 一人は近所のO先生とルロイ・アンダーソン3曲。 もう一人は、T先生とビゼーのカルメンから2曲。 どちらも結構難しい・・・。(^-^;A 追い込みでしっかり練習せねば!といった感じです。 でも、やっぱり連弾は楽しい♪ 私は、曲を仕上げていく過程を楽しむタイプ。 2人とも気の合う先生なので、とても面白いです。
で、気をつけねばならぬこと。(笑) トランペット吹きの休日やビゼーは、 派手目でノリノリの曲なのですが、 どちらも思わず気持ちだけ乗って荒っぽくなりがち。 冷静に弾く方が、効果が出る。 体を揺らしても、音にならなきゃ意味がない。(笑)
ゲネプロのときnaoちゃんに、 「集中してるときとしてないときと、すぐわかる。」と言われました。 こういう友人って嬉しい。 私もnaoちゃんの演奏でそれがわかるのだけれど、 お互いにそれがわかるって嬉しいなぁ〜。
荒っぽくならないように、というのもnaoちゃんのアドヴァイス。 こういうアドヴァイスを言ってくれる友人がいるってありがたいです。 ま、アドヴァイスを受け入れられるかられないかは、 相手にもよるのでしょうが、 naoちゃんのアドヴァイスはすんなり受け入れられちゃいます。(*^_^*) 連弾を合わせる二人の先生とも気が合うので、 とことん曲を仕上げていくことが可能。 お互いに意見を交換しあって、それがたまらなく楽しい!
ワルツィング・キャットのときなど、 O先生が、「こういうネコっぽいとこ恵美ちゃんらしいじゃんっ。 恵美ちゃんらしくね、にゃぁお〜〜ってね。」 なぁんてアドヴァイスもらったら、 なぜか次の瞬間よく弾けたりする。さすがO先生!!
O先生はO先生で 「恵美ちゃんみたいなネコに私もなりきったつもりで」なんて。 とにかく楽しい。 先日の合わせのとき、弾いていてO先生と双子になったような気分になって、 それが不思議だったなぁ〜。非常に気持ちよいのですヨ。
連弾の相手に自分にないものを見出すって、 とても大切なことだと思います。 そういう相手じゃないと、連弾はつまらない。 又、そういう相手だからこそお互いに意見を交換し合えるし、 お互いに尊重し合いながら、実のある練習ができると思うのです。
また、お互いにお互いが持っていない音色を出し合えるのも、 連弾の楽しみのひとつだと思います。 相手の音色を自分のものにする・・・自分の音色の世界が広がるよい機会です。 音のバランスひとつとっても、 ソロの時とは大きく違ってくるので、よい勉強になります。 相手の右手だけ、私の左手だけ・・・などと、 どういった音のバランスがよいのか、どういったノリで弾くのか、 一緒に研究していく時間はとても愛しいものです。
ジャズのように相手の出方、自分の出方、 そういった即興的なやりとりを楽しむ音楽もよいですが、 連弾の場合は、2人でとことん作り上げていくことが大切な気がしています。 同じ呼吸、同じ歌。それを感じていないとひとつの曲として成り立たない。 一体感のある曲にしていきたい。 そういった同じスタンスで取り組める相手との連弾は、 練習が本当に楽しいです♪
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