想い出の樹

2004年04月18日(日) アートな一日

今日は、とっても充実したアートな一日でした。
まずは、「モネ、ルノワールと印象派展」へ。
大大満足!!
これだけテーマがはっきりしていて、
内容の充実した企画力のある美術展って珍しい。
それくらい楽しかった♪

印象派の絵画に、特にそれ感じるのですが、
印刷物と本物とは全く別物。
本物はやっぱりいい。
特に私が好きなのはモネ。
水面に映る影や一瞬の光の様子が最高です。
モネの絵は特に、距離を置いて見ると感動します。

スーラやシニャックなどの点描画も展示されていたのですが、
あそこまでいくと、目の中で色が溶け合わないんですよね。
ということで、私はあまり好きになれません。
シニャックなどは、かなり現代アート寄りだし。

で、今回いい〜〜!と思った画家。
カミーユ・ピサロです。
一時点描画にはまった時期があったようですが、
その時期以外の絵が気に入りました。
汽車の煙が空に溶け込んでいく絵や、
プレルおばさんというおばさんの日常の一コマ。
モネより色使いが素朴な感じなのですが、
それがまたよいのです。

上野の美術館や博物館より、ずっと空いていて、
最後まで見終わった後、もう一度逆走し(笑)、
印象に残った絵をゆっくり堪能。
印象派の絵は、混んでいると距離を置いて見られず、
本当の絵の良さを堪能することができません。
なので、今回は大大満足だったのでした。(*^_^*)

で、お次は友人の作陶展。
もう大半が売約済み。大成功を収めていました。
和食器だけではなく、洋食器などもあり、個性が光ってました。
私の大のお気に入りの葡萄のモチーフも、
フルーツコンポートやワインゴブレットなどになっており、
私はワインゴブレットを2つ購入しました。

私はああいう空間が大好き。
全体のレイアウトのセンスがとてもよくて、
ずっとその場をグルグルまわって、
作品を堪能していたい気持ちにかられる、
そんな空間だったのでした。

早速、ワインをオレンジソーダで割って彼女のゴブレットを楽しみました。
丸みを帯びたゴブレットは、手に心地よく、
ワインを口に含んだ瞬間に見える、
ゴブレットの中の刷毛目は、美しくて目に優しく・・・。

ゴブレットが入っていた桐の箱の蓋には、
彼女のサインと葡萄の絵が描かれており、
蓋の裏にしておくにはもったいないほど素敵な絵だったので、
食器棚に飾ることにしたのでした。
食器棚を見ながら、にやける私。
一口飲んではゴブレットに描かれた絵を見て、にやける私。
とてもとても幸せなひとときだったのでした。





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中嶋 [HOMEPAGE]

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