今日は、とっても充実したアートな一日でした。 まずは、「モネ、ルノワールと印象派展」へ。 大大満足!! これだけテーマがはっきりしていて、 内容の充実した企画力のある美術展って珍しい。 それくらい楽しかった♪
印象派の絵画に、特にそれ感じるのですが、 印刷物と本物とは全く別物。 本物はやっぱりいい。 特に私が好きなのはモネ。 水面に映る影や一瞬の光の様子が最高です。 モネの絵は特に、距離を置いて見ると感動します。
スーラやシニャックなどの点描画も展示されていたのですが、 あそこまでいくと、目の中で色が溶け合わないんですよね。 ということで、私はあまり好きになれません。 シニャックなどは、かなり現代アート寄りだし。
で、今回いい〜〜!と思った画家。 カミーユ・ピサロです。 一時点描画にはまった時期があったようですが、 その時期以外の絵が気に入りました。 汽車の煙が空に溶け込んでいく絵や、 プレルおばさんというおばさんの日常の一コマ。 モネより色使いが素朴な感じなのですが、 それがまたよいのです。
上野の美術館や博物館より、ずっと空いていて、 最後まで見終わった後、もう一度逆走し(笑)、 印象に残った絵をゆっくり堪能。 印象派の絵は、混んでいると距離を置いて見られず、 本当の絵の良さを堪能することができません。 なので、今回は大大満足だったのでした。(*^_^*)
で、お次は友人の作陶展。 もう大半が売約済み。大成功を収めていました。 和食器だけではなく、洋食器などもあり、個性が光ってました。 私の大のお気に入りの葡萄のモチーフも、 フルーツコンポートやワインゴブレットなどになっており、 私はワインゴブレットを2つ購入しました。
私はああいう空間が大好き。 全体のレイアウトのセンスがとてもよくて、 ずっとその場をグルグルまわって、 作品を堪能していたい気持ちにかられる、 そんな空間だったのでした。
早速、ワインをオレンジソーダで割って彼女のゴブレットを楽しみました。 丸みを帯びたゴブレットは、手に心地よく、 ワインを口に含んだ瞬間に見える、 ゴブレットの中の刷毛目は、美しくて目に優しく・・・。
ゴブレットが入っていた桐の箱の蓋には、 彼女のサインと葡萄の絵が描かれており、 蓋の裏にしておくにはもったいないほど素敵な絵だったので、 食器棚に飾ることにしたのでした。 食器棚を見ながら、にやける私。 一口飲んではゴブレットに描かれた絵を見て、にやける私。 とてもとても幸せなひとときだったのでした。
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