今日生徒が通っている養護学校へ見学に行って来ました。 お母様に見学したいとお願いしたところ、 学校の方でも快く受け入れてくださって、嬉しかった。 担任の先生が、私のためにわざわざ指導案や 普段歌っている歌の楽譜、その生徒についてのメモを コピーしていてくださいました。 クリップで留めてあり、赤ペンで書き足されていたりして、 本当に驚きました。とてもありがたかった。 他の先生方も、私が来るということをみなさんご存知で、 とても暖かな雰囲気の中、気持ちよく見学することができました。
こういう機会って、本当にないですよね。 私が一番驚いたのは、施設が非常に充実していたこと。 そして、先生方がみなさん明るくて熱心であること。 生徒たちがみんな生き生きと活動していて、 現代教育で見逃されている大切なものが、 ここにはあるのではないかな、などと感じたのでした。
私の生徒についても、日常の様子を垣間見ることができ、 今後のレッスンをどのように持っていったらよいのか、 かなりヒントをもらってきたような気がします。
私はネットで、多くのピアノの先生方と交流を持つことが、 どれだけ現代のピアノ教育にとって大切なことか、実感しています。 そして、今日養護学校へ行くことによって、 養護学校で活躍なさっている先生方との交流も、 音楽教育に携わっている人間として、 とても大切なことなのだ、と感じました。
生徒を通じて、私の世界がどんどん広がっていく。 それを毎日のように感じます。 本当にありがたいことです。 こうやってどんどん自分の世界を広げていきながら、 それを生徒に還元していく・・・・ そんなお互いをプラスにしていけるサイクルで、 レッスンしていくことができたら素敵ですね。
|