想い出の樹

2001年03月14日(水) 養護学校

今日生徒が通っている養護学校へ見学に行って来ました。
お母様に見学したいとお願いしたところ、
学校の方でも快く受け入れてくださって、嬉しかった。
担任の先生が、私のためにわざわざ指導案や
普段歌っている歌の楽譜、その生徒についてのメモを
コピーしていてくださいました。
クリップで留めてあり、赤ペンで書き足されていたりして、
本当に驚きました。とてもありがたかった。
他の先生方も、私が来るということをみなさんご存知で、
とても暖かな雰囲気の中、気持ちよく見学することができました。

こういう機会って、本当にないですよね。
私が一番驚いたのは、施設が非常に充実していたこと。
そして、先生方がみなさん明るくて熱心であること。
生徒たちがみんな生き生きと活動していて、
現代教育で見逃されている大切なものが、
ここにはあるのではないかな、などと感じたのでした。

私の生徒についても、日常の様子を垣間見ることができ、
今後のレッスンをどのように持っていったらよいのか、
かなりヒントをもらってきたような気がします。

私はネットで、多くのピアノの先生方と交流を持つことが、
どれだけ現代のピアノ教育にとって大切なことか、実感しています。
そして、今日養護学校へ行くことによって、
養護学校で活躍なさっている先生方との交流も、
音楽教育に携わっている人間として、
とても大切なことなのだ、と感じました。

生徒を通じて、私の世界がどんどん広がっていく。
それを毎日のように感じます。
本当にありがたいことです。
こうやってどんどん自分の世界を広げていきながら、
それを生徒に還元していく・・・・
そんなお互いをプラスにしていけるサイクルで、
レッスンしていくことができたら素敵ですね。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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