タモリの見る夢
増刊号 / 昨日のゲストからのご紹介 / 明日も来てくれるかな
「メンドクサイからシャンコバ、行ってきて」
社長が会員となっている会主催のセミナーに急遽向かうコトになったのです。 社長から社長名義の会員証をホレと渡されたのです。これは「次期社長はキミだよ、むぅん」とのメッセージに違いありません。そんな将来を約束されたボクは、黒塗りのムヤミに長いリムジンの中でブランデーを嗜みながらヒザにペルシャ猫で会場に向かわずにはいられません。車中から路上に歩く人々を「愚民どもが。ひれ伏せ」と葉巻からたゆとう紫煙と共に低くつぶやきながらセミナー会場に到着するワケでございます。シャンコバ、今日は社長でございます。気に入らないヤツは全て札束で従わせる心意気でございます。むぅん、コレだけ積めばどうだね?(←間違った社長観)
そんな百円札に火を点け、「これで探しやすくなっただらう」と足元を照らしつつ踏み入れたシャンコバちゃんなのですが、フと周りを見回すと全て50〜60代の社長でございまして、セミナーの内容も「TOC(制約理論)による最適経営とは」だの「ポジショニングの把握とターゲット設定の進め方」だのとクルド語? それってクルド語? 並の全く意味不明の言語で語られたモノでございますから、次期社長であるトコロのボクは、一番前の席でおもむろにポケットから取り出したリンカーンのチョロQで「ブブーン、キキー。ブーン」と、ひとり社長ごっこを嗜みながらセミナー2時間を乗り切ったワケでございます。(専務派との社長争いに敗れ失脚するシャンコバさん:ブルーカラーの憎いヤツ)
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web拍手返信 :ウサベーさん、ボクも自分自身の性的興奮のツボは良く分かりません。ただ、これだけは言えます。幅は広いと。性別とかは関係ないというか。もう無生物でも良いというか。
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