30歳までの Count Down
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(つづき)
「あのー、○○と申しますが、▲▲さんですか?」
『はい・・・。』
電話の向こうからは明らかに怪訝そうな声。 「ああ、絶対おれ怪しまれてる・・・」と思いつつ、 何故電話したかをまず最初に説明しようとした。
「実家のほうから○○から電話がいくかもって話聞いてます?」
『いえ、聞いてませんけど・・・。』
うっそーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・
聞いてねえのかよ・・・。 全然ハナシ違うやんけ・・・。
仕方ないので、かくかくしかじかって感じで経緯を説明したら、 『ああ、確かにうちの親が色々やってるみたいですね。』と彼女。
本人の同意無しかよ・・・。
向こうで話に行き違いがあったにせよ、もう電話してしまったし、 ここまで来たら飯食いに行く誘いくらいしてみても別に問題ないだろ って思ったので「一度、ご飯でも食べ行きます?」と言ってみたら 『はい。いいですよ。』とあっさり。
なんだこれ・・・。
何かが違う気がする・・・。
おれの知らないどこかでカメラが回ってそうで怖い・・・。
つーか、もうこの際ドッキリでもなんでも良いけど、 とりあえず今月は彼女とおれの予定が全く噛み合わないので 実際に会うのは来月になりそうだ。
なんか微妙・・・・・。
あ、でも声はかわいかった。
55日後に30。
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