東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝の通勤電車、これまでよりも少し人が増えた印象。 今週中はシフトが決まっているだろうから、来週から元に戻るのか。 うちの会社はしばらくは週1のテレワークとなるらしい。
私は今日もテレワーク。 出勤組のまーさんによると、まだ電車は空いているけど仕事でも学校でもなく遊びに出た感じの若い子がちらほらいる、とのこと。 そうだろうなぁ。私だって大きい本屋に行きたい。
今日はテレワーク。メールの問い合わせを見ると、地方の会社から少しずつ動き出している印象。 夜、緊急事態宣言解除。ふわふわと出歩く人も出るだろう。 来週から電車が混みそうだ。
ホームセンターとスーパーマーケットと100均で不織布マスクを久しぶりに見かけた。 100均は3枚100円、他の店は50枚入りで2000円弱か、10枚以下の少量パック。 よくわからないメーカーだが、市中に出回り始めているのは事実らしい。 しばらく様子を見て、ちゃんとしたメーカーのものが出てきたら秋〜冬の再流行に備えてストックしておく予定。
子どもと理科の宿題の生き物探しで公園に行った。
球技が禁止されていない公園なので、サッカーやキャッチボールをしている人がたくさんいる。そのほかにもピクニックをしていたり、とにかく人だらけだった。 広い公園でグループ同士は離れて座っているので、密集しているわけではないのだけど、それにしてもいつもの(コロナ前の)土日よりも多いと感じる人出。 そして駐車場が閉鎖されているので路上駐車がひどい。こういうときには取り締まりが来ないんだよなぁ。捕まえ放題なのになぁ。
昆虫や花や鳥を探して回って、帰宅。 花が一段落したからなのか蝶は少なく、トンボが出始めている。 紙に公園の概略図を描かせ、見つけた生物を書かせる。どういう形態でのまとめを先生が求めているのかがわからないが、雰囲気は伝わるだろう。
2020年05月22日(金) |
どうかしてる(褒め言葉) |
こういう社会情勢で「ホット・ゾーン」(エボラのノンフィクションである)を復刊する早川書房、どうかしてるぜ(いいぞもっとやれ)。
公民館が閉鎖され3ヶ月。義父の偏屈振りに拍車がかかってきていて、ちょっと危機感を感じるレベル。週明けから図書館が開くらしいので、気分転換を期待したいところ。あとまーさんがちょっと怒りっぽくなってきている。義父に似てきたなぁ(苦笑)
子どもにハヤカワジュニアミステリの「オリエント急行殺人事件」を買ってみたのだが、果たしてどんな感想を持つのか、そもそも読了できるのか。
テレワークの時にお昼ご飯を考えるのが面倒くさい。
「鬼滅の刃」の連載が終了した。 賛否両論あるけど、とりあえず大団円らしい。ハッピーエンドと捉えるかは読者によって違うだろう。
連載漫画の最終回近くになって急にカップルが成立することを「最終回発情期」と揶揄する言葉があるらしい。 自分は二次元の中で誰と誰がくっついても気にならないが、入り込んでしまう人には自分が思っていた組み合わせでないのは衝撃なのだろう。特に若い読者が多い場合は荒れるのかな、とは思う。
うん、でもね、大正時代が舞台なら当然だろうな、と史学を囓った人間は思うのである。 主人公たちの年齢は、私の祖父母と同年代だ。 祖父母から彼らの人生を問わず語りに聞かされている。 明治末期生まれの父方の祖父は尋常小学校中退だ。山の中なので、鉛筆はなく毛筆であったという。集落の中に中学校以上を卒業したのは寺の住職と学校の先生(集落の外の出身である)しかいない、という時代だ。 よほどの家でなければ尋常小学校かせいぜい高等科卒で働き出す。10代前半で働き出すなら10代後半は立派な稼ぎ手であり(だから未成年犯罪も多かった)、20歳になったら男性は徴兵検査がある。 鬼との戦いで四肢を欠損したなら兵隊にはとられないけど、その後の人生は自分で稼いで生きていかなければならないし、そんな身体では肉体労働は難しい。 主人公の妹がそろばんを使えるらしいので、学校にはちゃんと通ったと思われるが、それでも十代で世間から隔絶した生活を送っていた彼らの今後の処遇を考えると、産屋敷家を本家とした擬似一族を作ってまとまって暮らすのが一番いいんだろうな、生き残ったもの同士でくっつくのは当たり前だろうなぁ、と思う。
伏線が残っているという話もあるようだけど、作者は単なるアイテムとして考えていたものを読者が勝手に伏線だと大げさにした可能性もある。そんなに目くじらを立てるほどのものではないだろうと思う。 一から十まで描かなければいけないほどこちらの想像力も枯渇していない、と思うのだが、ライトノベルのタイトルのように全部説明するのが今の流行のようなので、大変だなぁと思うわけです。
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