東京の片隅から
目次きのうあした


2017年03月24日(金) 不来方の

春のセンバツ、不来方高校が読めないというツイートが散見されたのだが、中学校の教科書で石川啄木載っていたよね?「ふるさとのなまりなつかし」とかと一緒に「不来方のお城の草に寝転びて」って並んでいた記憶があるのだけど。
先生が飛ばしたのか、それとも国語の授業をちゃんと受けていなかったのか。難読地名ではあるけど、「読めない」と言ってしまうと自分の過去の学習態度で墓穴を掘ると思うのだが。


2017年03月23日(木) スラヴ叙事詩

昨日、保護者会の前にミュシャ展を見た。
ミュシャ展は数年に一度開催されるが、今回の目玉は「スラヴ叙事詩」。1点だけ来たときはあったが、そもそもまとまって国外に出るのはこれが初めて。遺族からは「国宝のようなものだから国外への貸出を禁止すべきだ」という意見も出たそうで、絵の劣化防止などを考えると揃ってみられるのはたぶん生きている間に今回だけだろうなぁ、と思う。
ところで、最初にミュシャ展を見たとき(もう四半世紀前の話である)の解説で「スラヴ叙事詩」は地方の辺鄙なお城で夏だけ公開(それも毎年ではない)という変則スケジュールだと聞いていたのだが、最近はプラハで見られるようになったらしい。そうなのか。じゃあ老後の楽しみに。

で、感想。
画家はすごく魂を込めて描いたのはわかる。人物そのものも素晴らしいし、構図も写実と装飾デザインとが渾然一体になって違和感がない。劇や映画の一場面を切り取ったよう。
でも、見ていて何だかもやもやする。
それは、描かれた時代背景もあるのだろうけど、全作通してテーマが「スラヴ民族の苦難と抵抗の歴史」的なトーンで描かれているからなのだろうと思う。流石に時代が近すぎるハプスブルク朝時代などは描きにくかったのか描かれていない。第一次世界大戦後やっと得た民族自治の高揚感があるのはわかるのだけど、全編通して「被支配」「抑圧されてきた」「被害者」意識が前面に打ち出されていて、確かにそうではあるのだけど、逆に見るとまた彼らに「支配」「抑圧」された人々もいるわけで、ちょっと振れすぎかなぁという感覚がある。現在の世界情勢を見ると過剰な自意識が紛争を生み出している中で、素直に「素晴らしい」と言い切れない。もやもやした気分。

他の作品、特にパリ時代のものは以前の展覧会でも見ているので、ほどほどにして割愛した。
そしてまた使う当てのない絵はがきを大量購入。いいんだキレイだから。


2017年03月22日(水) 最後の保護者会

保育園最後の保護者会。
一年のまとめ、保護者各人の挨拶、卒園式の手順等の説明。
涙もろい人はもう涙ぐんでいる。
うちは登園も嫌がらなかったし(帰宅はとんでもない時間が掛かっていたけども)お友達関係もそれほど深刻にならずに(押しの強い子に口で押し負けることは多々あったようだが)ここまで来たが、デリケートな子はいろいろあったようで、とにかく無事に卒園を迎えられて良かったと思う。


2017年03月21日(火) 年度末進行

休み明け、やはり怒濤の一日であった。残業したい。


2017年03月20日(月) パンダって何だ

上野動物園が今日は入場無料だったらしく、夕方のワイドショーで取り上げられていたのだが、親子連れに「今日は何の動物を見に来ましたか」と訊いたら子どもがみんな「ワニ!」とかとにかくパンダ以外の動物を即答していて、親がみんな「え?パンダじゃないの?」みたいながっかり顔になっていたのが笑えた。


2017年03月19日(日) 準備は一晩、食事は一瞬

一晩水に漬けたあと2時間かけて割ったオニグルミが、たった一回のクルミ和えで終わってしまったのはちょっとむなしい。
せっかくなので大きい破片を取り分けて、ブラウニーを焼くときに入れよう。


2017年03月18日(土) こどもとPASMO

子どもが4月から小学生になり、公共交通機関が有料になるので、スイカかパスモを買おうと思い、駅で訊いてみた。

どこで買えるか→駅の窓口。自動券売機では買えない。
買うのに何が必要か→保険証などの生年月日のわかる証明書が必要。
本人は来なくて良いか→良い。
3月中に買えるか→買えない。発行時に生年月日を入力する必要があり、3月中だとその時点で弾かれる、らしい。(電話で聞いてくれた)

一番近い駅には窓口がないので、4月になってから通勤途中やお出かけの時に買うことになりそう。


2017年03月17日(金) 愚痴!

やりかけの仕事が全部中途半端なまま連休に突入。
いや、自分の心づもりでは終わるつもりだったんだよ。
言い訳になってしまうけど、脇からどんどん仕事が飛び込んできて、指示するおじさんは言葉が足りないからいちいち聞き直さなければならない。しかもプリンターは調子悪くて同時進行で作業が進められない。
そして、私の前工程をやってくれていたはずの人が作業をしないまま放り出していたことが判明。
「だってワードもエクセルも難しいんだもん」ってアンタ幾つだよ。70年代の少女マンガじゃあるまいし「あちゃー」とか「にゃはは」とか言ってないで(本当に口に出すのだ)いいかげん操作を覚えてくれよ。一太郎と桐が使えるのにワードとエクセルが使えないなんて言い訳、意味がわからねえよ。ワードとエクセルがうちの会社に導入されて何年経ってると思ってるよ。一番遅い部署でも15年は経ってるよ。うちの会社はシステムの関係上エクセルの導入が遅い部署があって、彼女はそこにいた時期が長かった、と彼女の名誉のために言おうとしたけど、アンタその部署にいたときも席に座ってないで社内をフラフラ放浪してたじゃねえかよ。(年上の人に失礼かもしれないが、何らかの障害があるのではないかと私は疑っている)
お客さんへのメールに言葉が足りなくて作業に掛かっていなかったことはともかく(ともかくじゃないんだけど)自分で回答しろよ、人に投げるなよ。前にも同じミスやって指摘したよ?

ごめんオチをつけられない。叫びっぱなしで今日はおしまい。


2017年03月16日(木) 学童説明会

4月からお世話になる学童の説明会に行ってきた 。
うちの地域の学童保育室は地域センターみたいなところに併設されている。で、地域センターは住民有志の委員会が管理している。
説明会の冒頭、管理委員会委員長の挨拶があったのだが、これがまたワーキングマザーの現状と学童のシステムをを全く理解していないジジイで、たった3分の挨拶で全出席者を敵に回した次第。
自己紹介や地域センターの説明もそこそこに「早く迎えに来ないのは育児放棄だ(実際には学童から子どもだけで帰宅して良い)」とか説教。
説明会会場の空気が引きつる。

彼の中には、たぶん保育園や学童に行くのは「かわいそうな子」「親が育児を放棄している」という固定観念があるんだろうな、と思う。
ちょうどセンターの中で他の用件があったのでスタッフさんがうまいこと退出させて、行政の担当者と学童保育室の担当者が苦笑しながら委員長の言うことは流して下さい、みたいな流れになったので、常日頃からそういう人なのだろうな。
まぁいつもいつも顔を合わせるわけじゃないし、学童のスタッフさんはちゃんとしてそうなので、そこらへんは安心だけど、なんだかなぁという感じ。

義父が地域センターの行事に出入りしているので委員長の人となりを訊いたら、そんな人じゃないけどなぁ、とのこと。だがしかしこの感想は当てにならない。義父はいわゆるインテリ系の人間を馬鹿にする傾向がある。義父が高評価ということは、同じタイプの人だと言うことだ。
前途多難。


2017年03月15日(水) 冷や汗

卒園アルバムのファイル整理をしていたら、原稿をフォルダごとうっかり削除してしまい、頭が真っ白になる。
他の人が作ったフォルダだったのですぐに電話して、なんとか無事復活。復活の連絡を待つ間、胃は痛いわ貧血っぽくなるわ、どれだけ自分の体調はメンタルに左右されるのかと。
無事復活してくれた彼女には足を向けて寝られない。いやもうパソコン怖い。


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