世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2008年05月31日(土):寒すぎ
今日の最高気温は15度らしい。
15度ということは、3月下旬並ということか?
寒い過ぎるだろう、それは。
そして、明日は25度近くまで気温が上がる。
24時間で十度だ。
体がおかしくなりそうである。



2008年05月30日(金):寒い雨
五月も下旬だというのに、
寒い雨となった。
あまりにも寒かったので、MILETがエアコンをつけた程だ。
つい先日は、暑くてエアコンのお世話になったというのに。
いったい、どうなっているんだろうか。
近頃の気候はおかしいことだらけである。



2008年05月29日(木):寒いぞ
昨日まで暑かった。
間違いなく。
ところが、今日は肌寒いではないか。
MILETなどは
体にケープを巻き付けて、更にはヒーターまでつけていた。
「ヒーターをつけたのは、洗濯物を乾かす為よ」
と、言い訳をしていたが。



2008年05月28日(水):怒った
俺様がずっと気にしていた逃亡蜘蛛。
今朝も捜すために
玄関の下駄箱に飛び乗っていた。
しかし、俺様の気になっているのは
蜘蛛だけではない。
玄関の鏡につけられている
小さな乾燥餅で作られた数珠状の「お守り」も
気になっていた。
MILETはそういうものを飾る習慣がない。
薔薇職人がどこからか持ってきて、飾ったのだろう。
その数珠のような姿が気になって
悪戯してみたくなったのである。
しかし、その為にはMILETが飾った花が邪魔だった。
ちょうどお守りの前に花瓶が飾ってあるので
お守りを取ろうとすると、花瓶を動かさねばならない。
ということで、動かした。
それが、MILETの怒りに火をつけてしまったらしい。
問答無用で俺様の頭を叩くと
無言で去っていった。
…ヒステリーめ。



2008年05月27日(火):帰国す
MILETの母親がモロッコから帰国したらしい。
…いや、その前に。
モロッコなんかに行っていたことすら知らなかったぞ。



2008年05月26日(月):隠れる
日中、閑だったので
MILET相手に「かくれんぼ」をしてやった。
MILETが昼食を食べている間に
そっと姿をくらます。
食事を食べ終わったMILETは、俺様を捜すだろう。
おそらく、いつも俺様がいるであろう場所を
くまなく捜索するに違いあるまい。
だから、俺様は裏をかいて
普段はいない場所へ身を潜めることにした。
案の定、MILETは、あちこち探し回り始めた。
2階のベッドの下や、ピアノの下などを
捜しているに違いあるまい。
一度、俺様のすぐそばまでやってきたが
気がつかなかった。
ふふ。間抜けめ。
ところが、それから3分もしないうちに
MILETが再びやってきて、俺様のことを抱き上げた。
「もー。どこにいるかと思ったらっ!
ダーリンの部屋にいたのねー。捜しちゃったじゃない」
そうなのだ。
俺様は薔薇職人の部屋の、机の後ろにある戸棚に
隠れていたのである。
ま、今回は俺様の負けと言うことにしておいてやる。



2008年05月25日(日):雨の痕
結構激しく雨が降った。
おかげで、庭の薔薇たちが、ぐったり気味である。
柔らかい花弁の花は散ってしまっているし、
色落ちしやすい濃い色の花には
点々と雨の痕が残っていた。
なんとも悲しい気分になってしまった。



2008年05月24日(土):執拗に
蜘蛛を俺様は諦めきれなかった。
だから、今日も暇を見つけては
ヤツが姿を消した玄関付近を
くまなく捜索していたのである。
それこそ、執拗に。
そんな俺様の姿を見たMILETが
「陛下。諦めることも肝心よ。諦観しなさい」
と言ってきた。
俺様の辞書に諦めるという言葉はない!



2008年05月23日(金):徹底的
大きな蜘蛛を階段付近で見かけたのは
昨日の夕方であった。
何故か蜘蛛が全然全く平気なMILETは
庭の薔薇につく害虫を駆除して貰おうと
蜘蛛捕獲に乗り出した。
しかし、先に獲物を見つけたのは
この俺様である。
絶対にMILETになんか引き渡すつもりはない。
徹底的にMILETと争う心づもりであった。
今日は、その抗争の2日目であった。
ところが、MILETがなんとか蜘蛛を捕獲しようとした矢先、
蜘蛛が天井付近からぽとりと落ちて、
行方不明になってしまった。
しばらく俺様は粘っていたのだが
とうとう蜘蛛は姿を見せなくなってしまった。
明日こそ、あの蜘蛛をゲットしてみせる。



2008年05月22日(木):変だぞ
MILETが庭の薔薇の手入れと
玄関先の掃除と
ついでに玄関の中の掃除をしていた。
さらには、玄関に花まで飾った。
…おかしい。
まさか、今度は陋屋近辺で大地震が?!



2008年05月21日(水):夜だぞ
MILETがプリンターに文句を言っていた。
どうやら、ドライバが合っていなかったらしく、
ちっとも言うことを聞かないというのである。
そして、ドライバをダウンロードして
インストールし直していた。
さらには、
「試しにねー」
とかなんとか呟きながら、
夜の夜中にプリントアウト。
…明日で良いだろ、明日で!



2008年05月20日(火):また嵐
激しい嵐いに見舞われた日だった。
家が飛んでしまうのではないかと思う程の
凄まじい風。
五月だというのに、台風が立て続けにやってくるとは。
中国では、未曾有の大地震があったというし、
やはり、地球に変動が起きているのだろうか。



2008年05月19日(月):手入れ
MILETが珍しく庭仕事をしていた。
薔薇の花殻を取り除いたり、
アブラムシを除去したりしていたようだ。
薔薇職人と違って
あくまでも主体は「花の観賞」であるMILET。
大胆なことは一切しないので
俺様も安心していた。
薔薇職人に対しては、下手なことをしないよう
ぬかりなく見張っているのであるが。



2008年05月18日(日):退屈で
今日は一日中、退屈であった。
MILETの愚痴を何度も聞かされたり
昼寝に付き合ってやったりしたが、
それ以外は退屈で死にそうだったぞ。



2008年05月17日(土):土曜日
土日が休みという人間が多い中
薔薇職人は
土日なく仕事に励んでいるらしい。
俺様も薔薇職人を見習って
毎日仕事に励んでいる。
MILETは
土日も祭日も平日も関係ないようだ。
そんなMILETが土曜日にやると決めていることがある。
それはブログの更新らしい。
下書きまでして、毎週更新している。
勿論、土曜日だけでなくて
毎日のように更新しているが、
土曜日の更新は特別らしい。



2008年05月16日(金):香る花
昨日のことを反省したらしいMILETは
俺様を外に出してくれた。
といっても、俺様のことを抱き上げて
玄関先までだったが。
玄関の脇のアーチには、白い薔薇が咲いている。
クラシックローズのマダム・ブランシェットである。
俺様が毎日眺めているのは
庭の薔薇だけなのを気にしていたMILETが
咲き出した白い可憐な花を、俺様に見せたかったらしい。
俺様はマダムの香りを嗅ぎ、ついついうっとりしてしまった。



2008年05月15日(木):酷い目
先日、新しく来た薄型ハイビジョンテレビだが、
早速不具合が出た。
なんと、設置後12時間弱での出来事だった。
頭に来た薔薇職人が、早速交換させた。
そして、交換しに配達車両と作業員がやってきた。
MILETは搬入や設置に俺様が立ち会いたいと思っているのを
素早く察知すると
「陛下はこのお部屋でお待ちになってね」
と言って、俺様を自室に閉じこめた。
俺様だって、新しいテレビがどのように設置されるか
見学したかった。
しかも、前回の時よりも
今回の方が時間がかかっていた。
およそ、1時間にわたり、俺様は
MILETの部屋に閉じこめられた。
猛烈に抗議したのだが、
聞き入れてもらえなかった。
勿論、帰宅した薔薇職人に
一部始終を報告したのだが、ヤツは口では
「それはかわいそーに」
と言いながらも、心がこもっていなかったぞ。



2008年05月14日(水):苛々と
我が家のテレビが
最新型の大型薄型ハイビジョンになった。
俺様が愛用していた小型厚型テレビは
薔薇職人の部屋でひっそりと息を潜めている。
冬になったら、薔薇職人はホットカーペットに寝ころんで
その小型薄型テレビを見るんだそうである。
その時まで、俺様はしばし、
寂しい思いを噛み締めることになる。
さて。最新のテレビであるが、
とつぜん画面に何も映らなくなってしまった。
唐突に起こったことで、何の前触れもなかった。
MILETは慌てて色々試していたようであるが、
ちっとも言うことを聞かなかった。
販売店に問い合わせようとしたが、その販売店の連絡先が
どこにもなかったらしく
薔薇職人に電話したりしていた。
ところが、薔薇職人からの折り返し連絡もなかった。
MILETは新しいテレビに悪態をついていた。
しかし、悪態をつかれても薄型テレビは厚顔無恥らしく
ちっとも堪えていないようだった。
どうしても見たいドラマがあったMILETは
相当苛ついていたらしい。
二十分後、ようやく復活したテレビに向かって、
更に口汚く罵っていた。



2008年05月13日(火):大地震
ミャンマーでの惨状が連日報道されている中、
またもや大災害のニュースが飛び込んできた。
今度は中国の四川省で
大きな地震が発生したと言うではないか。
ユーラシアプレートと
インドがぶつかって、せめぎ合って出来た
ヒマラヤ山脈のあたりが、またもや動いたらしい。
四川省でも、あまり豊かではない地方で起きたという
今回の大地震。
凄まじい破壊力を持った大地のエネルギーだということは
分かっている。
だが、倒壊した建物の殆どが
耐震設計だったとは思えなかった。
あまりにもあっさりと、まるで砂の楼閣が崩れるがごとく
倒壊していったのだ。
公共の建物であるはずの学校までもが
崩れてしまった。
沢山の子供たちが、未だに生き埋めになっているという。
一刻も早く、救助の手が伸びることを願ってやまない。



2008年05月12日(月):珍しい
五月のこの時期に、
大きな台風がやってきている。
これはとても珍しいことだという。
こんな珍事はありがたくない。
ミャンマーでは、
モンスーンの初めに強力なサイクロンが襲った。
これも、この時期には珍しい進路だったという。
例年だったら強い南風が吹いている季節。
ところが、今年はなぜか西風が強かった。
だから、インドの方へは行かずに
ミャンマーの南のデルタ地帯を直撃したのである。
ミャンマーはただでさえ、様々な問題を抱えている。
その上、この天災が降りかかってきた。
甚大な被害があったのだが、
その半分は人災ではないか、と俺様は思う。



2008年05月11日(日):母の日
五月の第二日曜日は母の日だ。
MILETは自分の母親に電話をかけていた。
てっきり、感謝の言葉を言うのかと思いきや、
話を聞いていたら愚痴とかうわさ話とかに
終始していた。
…感謝の気持ちはどうした、MILET。



2008年05月10日(土):詐欺だ
寒いじゃないか。
五月だというのに、なんなんだ、この寒さは!
なに?
明日はもっと寒いだと?
ゆるせんっ!
(いや、陛下…許すも許さないもないってbyMILET)



2008年05月09日(金):悲しみ
MILETの友人から、悲報が伝えられた。
彼女の所にいた猫が
亡くなったのである。
病気で苦しんでいたという話も聞いていたのだが
やはり、その知らせにはショックであった。
確かその猫は、俺様より年下だったはず。
心より、冥福を祈っている。
どうか、安らかに。



2008年05月08日(木):高すぎ
船場吉兆が、とんでもないことをしてくれたと聞いた。
高級料亭として有名な店であったのだが、
次々と「だらしない」ことが発覚。
偽造やら使い回しやら。
今回は、なんと、刺身だとか料理だとかを
使い回ししていたと言うではないか。
高い金をふんだくっておきながら、
「残飯」を食べさせるとは。
開いた口がふさがらない。



2008年05月07日(水):連休は
今年のゴールデンウィークは
天気に恵まれるという話であったが
途中、曇ったり雨が降ったり寒くなったりした。
まぁ、全体的に気温は高めで晴天が多かったか。
俺様がこの連休に成し遂げたことは
薔薇職人を更に骨抜きにしたということだろうか。
MILETはそれが不満らしかったが
知ったことではない。



2008年05月06日(火):充電中
MILETが寝込んでいた。
頭が痛いとか怠いとか熱っぽいとか
色々言い訳していたが、
連休中に夜更かししまくって
ゲーム三昧だったツケが回ってきただけだろう。
ヤツは充電式なので、
一気に気力を使った場合は、完全に休みにしなければ
体力が持たないのである。



2008年05月05日(月):節句だ
今日は端午の節句である。
季節は今日から夏となる。
こどもの日、と言われているだけあって
陋屋近辺で、やたらと子供を…
主に乳飲み子を…見かけるようになった。
この時期になると、二階の廊下の窓が開け放たれるので
道行く人間たちを観察しやすい。
だから気がついたのだが
どうやら赤ん坊を連れて「里帰り」している
若い夫婦がたくさん近所にきているらしい。
少子化が叫ばれているのだが
俺様の周りでは子供ばっかり増えている気がするぞ。



2008年05月04日(日):アロマ
MILETの実家でBBQとやらを楽しんだらしい。
らしい、というのは
俺様は別に楽しんでいたわけではないからだ。
炭の焼ける匂いは良い匂いだったが、
それよりも心を和ませる香りがあった。
MILETと薔薇職人が
MILETの母親の誕生日プレゼントとして買ってきた
アロマオイルの香りが大変心地よかったのである。
思わず、何度もその前に座り込んで
香りを堪能してしまった。
俺様がとても気に入っていたので
MILETたちは帰り道に俺様のために
アロマオイルと、アロマポット付きの照明を
買ってくれた。



2008年05月03日(土):非晴天
タイトルは非と晴天の間にレ点を打って
読んで頂きたい。
さて。
そういうわけで、今日はあまり芳しい天気ではなかった。
確か予報では
「ゴールデンウィークは良い天気が続くでしょう」
であった筈だが
自然は人間の言うことに、いちいち付き合ってくれない。



2008年05月02日(金):一呼吸
雨である。
気温もさほど上がらず、湿り気を帯びた大気が心地よい。
明日から、またぞろ天気は良くなるそうだが、
雨が降ってこそ、晴天のありがたみがあるというものだ。
庭の薔薇たちも、この雨を喜んでいるに違いない。



2008年05月01日(木):もはや
夏、である。
暑い。
なんで、こんなに暑いんだろうか。
毎年ゴールデンウィークは暑くなっていたのだが、
忘れてしまっていたのだろうか。
とにかく、暑くてやる気が起きない。







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