世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
MAIL:HOME

My追加

2004年06月30日(水):似てる
MILETがタンスの引き出しやら
クローゼットをごそごそやっていた。何を探していたかと思えば
ジーンズのパンツだった。
そういえば、俺様がまだ子供だった頃は
よくはいていたな。
最近はスカートばかりだったが…
ジーンズをはいた膝に爪を立てるのが好きだったのだが。

さて。
MILETはそれに何を合わせるのかと思ったら
前回のW杯のイタリアのユニフォームだった。
そういえば、買っていたな…

久しぶりに着る恰好を鏡に映すと
MILETは顎を撫でながら
(ここだけの話だが、MILETの顎は割れている!)

「うーむ。やっぱり似ているか…トッティに…」

そうなのだ。MILETは今回のユーロで
相手選手の顔に唾を吐いて退場になったイタリアの
トッティ選手に似ているのである。
おそらく、トッティに抱きつきながら

「O mio babino caro!!」(私の大好きなダディー♪)

と叫んでも、誰も嘘だと思わないだろうな。
トッティがどんなに否定しても
「あれがトッティーの娘かー」
と思われるだけに違いない…。



2004年06月14日(月):争えぬ
MILETの体には
格闘家の血が流れている。
その為か「本来は」運動神経が良い。
もっともその運動神経は、
いざというときにしかはっきされないらしい。
例えば、階段から落ちたときや
車と自転車で正面衝突したときや
バスに引きずられたときなどに、大怪我をしたためしがない。

最近、MILETは夢の中で人と闘っているという。
これも格闘家の血が成せる技なのだろう

…睡眠学習か?(MILET:陛下、古いですって)



2004年06月08日(火):蠢く者
俺様が水を飲もうとしていると
目の前になにやら怪しいものが、うぞうぞと動いていた。
正体を確かめようと鼻面を伸ばしたとき、
MILETが俺様の動きに気がついて近づいてきた。
とたん、その怪しいものを見つけて
大仰な悲鳴を上げた。
俺様は思わずビックリして、目を見張った。
MILETといえば、
無表情、無感動、ついでに無情な生き物である。
あんなものぐらいで(何しろ、小さな生き物だった)
悲鳴を上げて3メートルも飛びすさるとは。
余談だが、MILETのこういうときの運動神経がいいのには、
いつも驚かされる。
その怪しいものはムカデにも似ていた。
但し、大きさはムカデの十分の一程であろうか。
どこから侵入したものか、おそらく当虫がもっとも困惑しているだろう。
MILETの悲鳴に度肝を抜かれた薔薇職人が
俺様たちのいるキッチンに飛んできた。
MILETがぎゃーぎゃー騒いでいるもとである虫を
薔薇職人はあっさりとティッシュで取り除くと
丸めてゴミ箱に捨ててしまった。
…薔薇職人よ。一厘の虫にも五分の魂があるのだぞ。
MILETに言わせると
「足が沢山ついているのと、足が全然ない生き物は嫌い」
なんだそうだ。
…怖い、の間違いだろう、というツッコミは
敢えて入れなかった。
パニック状態のものに、正論を説くほど
俺様も愚かではないからだ。







↑vote↑
My追加