Follwingday

2003年01月31日(金):飽きず

今日もMILETは独りで遊んでいた。 腹が立ったので 邪魔してやった。 それにもめげずに、独りで楽しんでいるMILETをみて 俺様は何だか哀れに思えてきた。 結局ヤツは 友人の独りも作れずに こうして家の中に引きこもっているのだ。 仕事も出来ず、家事も出来ない哀れな生き物なのだ。 一つぐらい 楽しみを与えてやっても良いように思えてきた。 しかし、 俺様が遊んでやっているときぐらいは 俺様に集中するのが礼儀というものだ。 哀れんでやっているうちに 礼儀を覚えて貰おうと思っている。

2003年01月30日(木):当然だ

今日はふて寝と決め込んで 午前中は寝て過ごした。 午後になると MILETがどこかへ出かけてしまったので、 また寝て過ごした。 今日はあまり機嫌も優れなかったので 当然 動くことも億劫だった。 夜になって 薔薇職人が帰宅すると 俺様と遊びたがったので、相手をしてやった。 今日は何事もない そんな一日だった。

2003年01月29日(水):屈辱的

今日は薔薇職人が休みだったらしい。 MILETと半日どこかへ出かけていた。 帰宅後。 MILETはなにやら面白げなものを広げて、 一所懸命遊んでいる。（その結果出来たのがこれだ） 俺様も遊んで貰おうとしたのだが、 邪険に扱われた。 だが薔薇職人が、 俺様のために手作りでオモチャを作ってくれたので 機嫌を直すことにした。 細いテグスに、白い羽根をくくりつけただけの 簡素なオモチャであるが、 これがなかなか面白いのである。 ファンヒーターの風に揺らめいて、 俺様が手を出すと羽根がするりと逃げていく。 テグスは透明であるから 目に留まりにくい。 従って薔薇職人の手の動きも なかなか読めないのだ。 しばらく遊んでやっていたら 俺様と仲良くなったと勘違いした薔薇職人は 俺様を抱き上げて嬉しそうだった。 だが、その後俺様に屈辱的な出来事が起こった。 抱きかかえられたとき、薔薇職人が 俺様の脇の下辺りに何かを感知したのが、事の発端である。 それは恥ずかしながら 毛玉であった。 すぐさまMILETがハサミとブラシを薔薇職人に用意させ、 俺様の毛玉カットの儀式を執り行った。 お陰で毛玉はなくなったが、 俺様のプライドもかなり傷ついてしまった。 明日はふて寝して過ごそうと思う。

2003年01月28日(火):一体？

今日は昨日までと打って変わった暖かさだ。 明日はまた、寒くなると言う。 これでは なかなか体調管理が難しい。 俺様は無理しないように 今日ものんびりマイペースで過ごした。 テレビでボブ・マーリーのビデオクリップを流していたので、 それに合わせてMILETのダイエットに付き合ったぐらいで 今日は特に何もしなかった。 何もしなくても 眠気だけはやってくるようだ。

2003年01月27日(月):虚無的

雨の一日だった。 しかも寒い。 庭を眺めても 薔薇の枝だが寒々しいだけだった。 MILETは相変わらず クロスワードパズルに夢中なようだ。 俺様を構うこともしないので、 これ幸いと独り静かに物思いに耽っていた。 だが。 MILETの気紛れ振りは 俺様の上を行く。 俺様が椅子の上で考え事をしていると 突然抱きついてきたりするのだ。 今日もその行為に出た。 「わっかーんないよぉぉ」 とか、耳元で叫ぶのはやめて欲しかったが… MILETの暇つぶしに 俺様も付き合ってひもで遊んでやることにした。 それだけの一日だ。 なんだか 雨の日は心が沈んでしまう気がした。

2003年01月26日(日):パズル

MILETはクロスワードパズルが好きらしい。 土曜日の新聞に クロスワードパズルが載っていると 必ずやっている。 昨日は薔薇職人に わざわざクロスワードパズルの雑誌を買ってこさせて 夢中になってやっていた。 まぁ、パズルを解いている間は大人しいので 良しとするべきだろうか。 だが 分からない問題に出くわすと、 人に当たるのは良くないと思うぞ、MILET。

2003年01月25日(土):SERVER

今日、韓国のサーバーが 攻撃にあっているそうだ。 その所為か、 日本でも韓国経由で稼働しているサイトなどが 色々と不具合を起こしているらしい。 ここのところ、 サーバー攻撃をする輩が 再び増えてきたような気がする。 閑人が増えた、ということだろうか。 インターネットは匿名性の高い世界である。 サーバー攻撃とまでいかなくても ウィルスをばらまいたり あるいは掲示板などに嫌がらせをしたり そういう人間も多いことは確かだろう。 俺様は前にも言ったが 悪にも美学というものがある。 その美学に反する醜悪は許せない。

2003年01月24日(金):長続き

MILETが「腹筋を鍛える」と決心してから 三週間が過ぎた。 毎日、腹筋を鍛えているようである。 同じように「腹筋を鍛える」と決心した、薔薇職人は 言い訳ばかりで、ちっともやっていないようだ。 どちらかといえば MILETよりも薔薇職人の方が 腹筋運動が必要だと思うのだが。 仕方ないので、俺様が 薔薇職人の運動不足解消に 一肌脱いでやることにした。 毎日仕事から帰ってきた薔薇職人をからかって、 俺様と遊ばせてやることにしたのだ。 俺様の日程は非常にタイトなのだが、 薔薇職人の健康は すなわち俺様の食事管理と同じと思って 毎晩付き合ってやっている。 少しは俺様に 感謝して貰いたいものである。

2003年01月23日(木):寒くて

今日は寒かった。 いや、寒すぎた。 関東地方では、雪の降るところもあったらしい。 都内も 朝のうちに、雪が降っていたという。 拙宅のある地域では 朝から大雨であった。 このような雨は、大概暖かいと決まっていたが 今日はその予想を裏切る寒さだ。 俺様はどうしても ベッドから出る勇気がなく、 午前中は丸くなって過ごしていた。 MILETは相変わらず インターネットで「ウィンドウショッピング」を していたらしい。 午後になっても気温は上がらなかったが、 室温は上がってきた。 ようやく起きてきた俺様に 「あらまぁ。陛下ったら。お寝坊さんね」と MILETが勝ち誇ったように言った。 たまたま俺様より早起きしたからといって、 威張れることではあるまい。 明日はもう少し、暖かいと良いのだが。

2003年01月22日(水):重いが

以前あった、俺様の写真集が なくなってから、たぶん一ヶ月ほど経っただろう。 MILETが 新しく写真集を作ると言い続けてからも、 随分経った。 それで、急かすことにした。 すると 「い、いやぁ…いちおー、出来てはいるんだけど」 とかなんとか、言ったので 見せて貰うことにした。 成る程。 確かに「一応」である。 タイトルには「仮」の文字をつけてあるし、 写真の表題も説明文も イマイチどころか、イマサン、イマヨンだ。 挙げ句には大変重い。 「写真の重さじゃなくて、ここのサイトが重いの」 とMILETは言い訳しているが… もし、お暇な方で なおかつ奇特な方は俺様の「仮」写真集を見て 是非とも感想を頂戴したい。 忌憚のない意見をMILETに教えてやって欲しい。 「仮」写真集 但し、非常に回線が重いので くれぐれも有閑時にお願い申し上げる。

2003年01月21日(火):片手間

今日も疲れて帰ってきたらしい 薔薇職人を癒してやろうと 俺様はヤツと遊んでやることにした。 ところが、 ヤツときたら、折角俺様が遊んでやっているのに メールチェックを始めた。 挙げ句には その片手間に俺様と遊ぼうなどと 不届きなことを考える始末である。 当然、そういうときは相手にしてやらない。 MILETに 「片手間に遊んでやろうなんて、許さないって」 と諭されて、メールチェックをやっとやめた。 俺様が遊んでやっているのであって、 ヤツが俺様を遊ばせているのではない。 そのことを、未だに理解していないようだ。

2003年01月20日(月):男部屋

薔薇職人が 去年の年末に一所懸命片づけた和室がある。 薔薇職人自身が使うために スペースを確保したらしい。 その部屋をヤツは「男部屋」と名付け MILETの出入りを禁じた。 もっとも そんな禁止事項を守るほど MILETは正直ではない。 「一日入らなかっただけで、どうしてこうも汚れる？」 などと言いながら 今日も掃除をしていた。 俺様はその「男部屋」で遊ぶのが好きである。 床には ラムファーのラグが敷いてあるため 腹這いになると気持ちよい。 ラグの上でごろごろと体をこすりつけるのも いい気持ちなのだ。 薔薇職人が外出しているときや 食事中などは部屋の入口は閉ざされている。 掃除のためなどで MILETが日中その部屋の入口を開けたら 俺様は飛び込むことにしている。 何しろ、そこに俺様のオモチャも隠されているからだ。 しかし薔薇職人に 「男部屋で遊ぼうな〜」 と言われるのは、あまり気持ちよいものではないな。

2003年01月19日(日):撮影会

昨日しろママ女史より頂戴した 新しいレースの衿を着用した俺様を MILETが写真に収めていた。 以前 たぁ氏より頂戴していた レースのケープも着用して、撮影。 「新しい陛下の写真集作りますからね〜」 という言葉に翻弄されて 何カットも撮影された。 しかし、 その新しい写真集とやらは 一向に作る気配がなかった。 そうMILETに指摘すると 慌てて写真を二枚ほど、どこかへupしたようだ。 どうやら写真集というのは口実で あちこちのサイトに 俺様の写真を貼り付けるためだけに 写真撮影を行っていたらしい。 なんと、迷惑なことだろうか。 そういう行為を「荒らし」と言うのではないのか？

2003年01月18日(土):夜歩く

ディンクス・カーの小説ではない。 MILETの事だ。 今夜MILETは 日付が変わっても帰ってこなかった。 何でも 水牛嬢のサイト２周年記念オフ会とやらで 六本木へ出かけていたらしい。 水牛嬢のサイトオープンは 奇しくも俺様の誕生日と同日であるという。 俺様も出かけて祝辞の一つも伝えたかったが、 薔薇職人の世話をMILETに押しつけられたので 出かけられなかった。 MILETばかりが 良い思いをしてしゃくに障ったが、仕方ない。 帰ってきたMILETから 「しろママさまより、陛下へプレゼントでございます」 とレースの衿を手渡された。 早速試着してみたが なかなか良い感じである。 しろママ女史のお気遣いに免じて 今日のところはMILETを許すことにしよう。

2003年01月17日(金):誕生日

このタイトルで日記を書くのは 三度目だ。 目出度く、俺様も 満六歳の誕生日を迎えることが出来た。 いつも俺様の日記を読んでくれている諸氏、 並びに メールやBBSで祝辞を贈ってくれた諸氏。 心より感謝する。 今日は誕生日だと言うことで いつもは口にしないものを 口にした。 マグロジャーキーなるものである。 薔薇職人が 俺様へのプレゼントとして 購入してきたものだ。 これがなかなかの美味だった。 他にも 新しい猫じゃらしを買ってきていた。 マグロジャーキーの礼に しばらく遊んでやった。 MILETは俺様を怒らないと決めた一日だったらしい。

2003年01月16日(木):明日は

俺様も歳を取ったなと 感じる瞬間が日増しに多くなってきた。 日中 日溜まりにいるときなど ついつい居眠りしてしまうなどは、まだ良い。 最近では 居眠りするために、日溜まりへ行く始末だ。 このままでは 急速に老け込んでしまうに違いない。 思えば明日は俺様の誕生日である。 確か満六歳だ。 決意を新たに いつまでも若々しさを保つよう 努力せねばなるまい。 こう考えること自体、 歳を取った証拠だろうか。

2003年01月15日(水):厳しい

しばらく暖かい日が続いたため 今日の寒さは かなり身に染みた。 ベッドで丸くなっていても 寒い。 MILETが階下のストーブをつけた音に気がついて 降りていったが ストーブがついていても寒かった。 結局どうしたかというと 今日一日寝て過ごすことに決めた。 従って 何も書くことがない。 明日は何か 面白い出来事があると良いのだが。

2003年01月14日(火):眩しさ

今日も暖かい一日であった。 MILETは 昨夜何か気になることがあったらしく 寝ないで調べものをしていた。 朝の四時からそれに付き合った俺様は 今日一日眠くてたまらなかった。 眠かったのはMILETも同じだったらしく 半日ベッドから出なかったようだ。 太陽が南側に昇る頃になり、 俺様は眩しくて目が覚めてしまった。 今日の太陽は 一段と眩しかった。 見ればMILETの顔に 太陽が当たっているのだが、ヤツはぴくりともしなかった。 うむ… 眠っているときの根性は 相当なものだ。

2003年01月13日(月):唸り声

MILETに虐められたのか、 薔薇職人が唸っていた。 何をしているかと思ったら、 MILETが薔薇職人に腹筋運動をさせていたらしい。 しかし、そのスパルタ振りは どう見ても「虐め」にしか見えなかったが。 偉そうな態度を薔薇職人に対して行っていたのは、 自分が毎日腹筋運動を 続けていたからだとMILETは言う。 長続きしている理由は 時々俺様が MILETの足の上に座ったり、励ましの眼差しを送ったりして 協力してやったからだろう。 偉そうにしていると そのうち足下をすくわれるぞ、と MILETに警告してやった。

2003年01月12日(日):暢気に

（日曜日の日記を月曜日に書いております：MILET） 昨日はMILETたちが買い物に出かけていたので、 久しぶりに俺様も、のんびり過ごした。 家人がいるというのは 安心する反面気を遣うことも多く ゆっくり過ごすには不適当らしい。 特に薔薇職人の場合は 家にいることが少ないので 俺様とコミュニケーションをとりたがる。 普通であれば 夜と、週に一日程度しかいない相手とは どう接したものか考えるだろう。 妙に照れたり、気を遣ったりするのが 一般的ではないのだろうか。 しかし 薔薇職人には遠慮という二文字がない。 従って、俺様に対しても べたべたしたがるのだ。 俺様の方は 男にべたつかれても嬉しくないので 冷徹に扱ってしまうのだが… それでもめげないのが、薔薇職人だ。 そんな薔薇職人も 過保護ぶるMILETもいなかった日曜日。 俺様は暢気に過ごさせて貰った。 生きていく上では 息抜きする時間も必要なのだ。

2003年01月11日(土):暖かい

先日までの寒さが和らいで 今日は実に暖かい日だったそうだ。 残念ながら 俺様はMILETの妨害にあったため 外に出られなかったが。 明日はもっと暖かいという。 「まさか、もう三寒四温？」 とMILETが間抜けなことを言っていた。 それに答えて 「だから、季節が早まっているんだよ」 と薔薇職人が言った。 言われてみると １２月に初雪が降ったり、 １１月の寒さが尋常でなかったりした。 これはもしかすると 薔薇職人の言うとおり、 季節が早まっているのかもしれない。 あるいは 日本らしい四季が消えていっているのかも知れない。 なんにせよ 暖かい日は歓迎であるが あの夏が早く来るのだけは、勘弁願いたい。

2003年01月10日(金):肉体美

今日MILETたちに付き合って、 とある番組を見ていた。 様々な芸術作品や、芸術家にスポットを当てるという そんな番組である。 今日のテーマは「筋肉美」だか「肉体美」だった。 理想の肉体とは、どんなものなのか。 普遍の女性美とはなんなのか。 そんな内容だったように思う。 俺様が思うに 人間は不格好で不器用で、 中途半端な運動能力しか持っていない動物だ。 そのかっこわるい動物のうちに 「美」を見つけることは難しい。 番組の最後に 「人間は神に似せられて作られた」 という聖書の一節が紹介されていた。 人間というのは どこまでも、傲慢な生き物だ。 神と自分が似ていると思いこんでいるのだから。

2003年01月09日(木):お断り

日中、よくセールスの電話がかかってくる。 もし俺様しか家にいなかったら 当然無視される類の電話だ。 やれ墓を買えだの、マンションを買えだの はたまた着物を着てみないか、だのと 次々とあの手この手で MILETを誘惑しているらしい。 もっとも ケチなMILETは簡単に誘惑されないようだが。 今日かかってきた電話は とある証券会社からのものだった。 「一万円からでも出来る投資があるのですが」 という証券会社の言葉に対して 「明日の金より今日のパンです」 と言ったMILET。 …言い切る辺り、流石の俺様もちょっと惚れそうになったぞ。

2003年01月08日(水):新学期

今日から学生達は学校だったらしい。 とはいっても 拙宅のある付近には就学している人間の方が少なく 学校が始まろうと終わろうと いたって静かなものである。 一番近くの「修業施設」といえば 自動車の教習所だ。 ここは 人様が休みの時にこそ働く施設らしく 正月休みも早々に いつもよりも賑やかな程だった。 世間が通常通りに戻る中 薔薇職人は休日を満喫していたようだ。 確か月曜日に仕事始めだったと聞いていたが 何故か今日も休みを取っていたのである。 俺様は薔薇職人がいると どうしても構いたくなるたちで ついつい昼寝もせずに遊び耽ってしまう。 それでだるくなったり 食事を戻すこともあるのだ。 今日はMILETが薔薇職人をどこかへやっていた。 薔薇職人がMILETの用事を済ませて帰宅すると 今度は買い物に出かけたようだ。 MILETなりに気を遣ったつもりなのだろう。

2003年01月07日(火):後十日

今月は俺様の誕生日月間だといって、 MILETが「特別なこと」を サイトでもしようと思っていたらしい。 その「特別なこと」が TOPの俺様の写真をカラーに変えることだとは 思ってもみなかったが。 他に何かしないのかと思ったら、 いつもデスクトップ用のカレンダーを 入手しているサイトに啓発されて、 デスクトップ用カレンダーを作っていた。 ちなみにいつもカレンダーをダウンロードしているのは 「きちるーむ」というサイトである。 去年俺様の恋人になったくぅ嬢を紹介しているサイトだ。 センスの良い、小振りなカレンダーを毎月upしている。 MILETの作ったカレンダーが見てみたいという奇特な方は こちらにアクセスしていただきたい。 ダウンロードも可能だそうだ。 …誰もいらないとは思うが…。

2003年01月06日(月):今年初

MILETがなにやら怒っていたようだ。 何に怒っていたかというと どうやら新手の「迷惑メール」が来ていたかららしい。 MILETの罵詈雑言をここで紹介するのは 適切でないので省かせていただく。 それにしても 次から次へとおかしな事を考える輩が 後を絶たない。 今年初といえば 今日MILETは俺様の爪をカットした。 抵抗虚しく 俺様の爪は短くされてしまった。 屈辱である。 ここ２日ほど どうも胃の調子が悪い俺様であるが 正月の疲れが出たようだ。 その上爪も切られてしまった。 今日はとことん、ついていない。

2003年01月05日(日):占いは

今月は俺様にとって重要な月である。 あと２週間弱で 俺様の誕生日があるのだ。 星座で言うと俺様は山羊座らしい。 今年の山羊座は ９月以降に運気が上昇すると聞いた。 返して言えば ９月までの運気は下がっているということか。 成る程。 そういわれてみると ここ数日の不運も納得できるというものだ。 昨日今日と朝方に嘔吐してしまったし、 今日は先程キャットツリーを駆け上がる際に、 爪を引っかけてしまった。 この爪を引っかけたという行為は 二重の意味で不運だ。 第一の不運は当然のことであるが 自分でキャットツリーに駆け上がることも また、駆け下ることも出来なくなることを示している。 そこで薔薇職人ないしはMILETに 手助けして貰わなければならない。 第二の不運は 即時、或いは後日爪を切られると言うことだ。 どうやらMILETは 明日の日中に俺様の爪を切るつもりでいるらしい。 まさに運がないといえよう。 しかしそれらも気の持ちようだとも 言えなくもないだろう。 吐くと言うことは 胃の中に毛玉があったということである。 その毛玉を吐きだしたのだから 少なくとも胃腸への負担は軽減しただろう。 爪が引っかかったということも それだけで済んだのは幸いだと言えるかも知れない。 下手をすれば 大きな怪我に繋がりかねなかったのだ。 とにかく、そう思うことにし、 今日はやすむことにする。

2003年01月04日(土):はつ夢

薔薇職人に因れば １月１日の夜から２日の朝にかけて見た夢が 初夢というらしい。 俺様の初夢は残念ながら覚えていない。 薔薇職人は なんだか奇妙な夢を見たそうだが、 よく覚えていないといった。 MILETは見るたびに変な夢を見るそうだから 初夢もさぞかし奇妙だったに違いない。 聞いてみると 「えーっとねぇ…なんだか逃げている夢だったなぁ」 とのことだった。 夢の中でも現実から逃げようとしているのだろうか。 まぁ、MILETにしては普通の夢だといえるだろう。 初夢に見ると縁起がいいものというのが 一富士二鷹三なすび、だとMILETが教えてくれた。 夢ではないが 今年初めて見た富士山は、雪に覆われて殊更美しかった。 寒い寒い冬の象徴のようで 暖かいクルマの中から見たのにもかかわらず 俺様は身震いしてしまった。

2003年01月03日(金):雪と雨

昨日の俺様に対してMILETは 「触らぬ陛下に祟りなし」 などと言っていた。 言っておくが 俺様はそんなに子供ではない。 確かに少々気を悪くしたのも事実であるが、 いつまでも根に持つほど幼いおつむではないのだ。 今日の天気は芳しくなかった。 朝から小雨がぱらつき 夜になると本格的な雨模様となった。 テレビで見た限りでは 都内は雪だったようだ。 そんな悪天候の中 駅伝で走っている学生達を見ると なんだか哀れに思えてきた。 あれほど苦しい思いをして 一体彼らに何があるというのだろうか。 名誉とか勝利の快感とか そういうことだろうか？ 短距離を走り、風を切る快感は 俺様にも理解できる。 しかし２０キロも寒空の中ひた走り、 ゴールで倒れることに対しては どう考えても快感を覚えるとは思えないのだ。 人間とは不思議な生き物である。

2003年01月02日(木):初怒り

２日の日記を３日に書いております。 明けましておめでとうございます。 陛下のしもべ頭、MILETでございます。 今年も世界征服日記を宜しくお願いいたします。 えっと。 何故、２日の日記を今頃書いているかと申しますと… 陛下が２日の日にお怒りになってしまわれまして、 とても日記を書ける状態ではありませんでしたので。 そもそものきっかけは わたくしめの実家へ陛下をお連れ申し上げたことでございます。 わたくしの実家の隣家で「クリ」と呼ばれる 大きなむく犬を飼っているのですが… そのクリが、家族が留守にしている間に 何故か門から外へ出てしまったのです。 それでいつもクリを自分の家の犬のように可愛がっている わたくしの両親が クリの家へ連れ戻しました。 その後 わたくしの両親はどれだけクリが可愛いか、 また、どれだけクリが賢いかと 口を極めて褒めそやしました。 それが陛下の気に障るところとなりまして、 日記をしたためることもせずに 寝てしまたわれたのでございます。 今日はご機嫌も幾分か戻った様子。 本日の日記は陛下に書いていただけるかと、存じます。

2003年01月01日(水):二千三

読者諸君。 新年の慶びを謹んで申し上げる。 今年も宜しくご愛顧いただきたい。 寒い正月である。 東京で雪が舞ったのは、約四十年ぶりらしい。 そんな正月も１日から MILETと薔薇職人は出かけた。 なんでも初売りに行って来たらしい。 去年もその初売りとやらに行っていたが、 あれは２日だった筈だ。 今年はどこのデパートも 初売りは２日や１日に行うらしい。 これも不景気の所為なのだろうか。 MILETの言葉によれば 去年よりもその初売りの店は空いていたそうだ。 夜になってから、MILETたちは再び出かけた。 今度は年賀の挨拶だったそうだ。 元旦から出かけてばかりいると 今年一年落ち着かない年になるぞ、と 脅してやった。

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