ブルーにこんがらかって...月人

 

 

Ladybird girl - 2009年05月08日(金)

吉高由里子さんて不思議な女優さんだなあと見ながらいつも思う。あくまでも自分にとってなのですが。多分。

彼女の出演作品でちゃんと見たのって「あしたの、喜多善男」と「白い春」くらいなんですが。
彼女が演じてるキャラクターって、どちらも私にとっては苦手な部類の女の子というか感情移入しにくい登場人物だ。
甘えたような声でだるそうに喋る、どちらかといえば派手で一見いいかげん、普通なら鼻につく感じがして絶対好きになれないキャラクターで、作品の中にいても興味がもてない、下手すりゃウザくて早送りしたり作品自体見るのをやめたりするところなんだが。
それを吉高さんが演じていると、見ていて全然嫌にならない。「よしおちゃーんっ」とわがままを言ってもいきなりきらきら星を歌いだしてもちっとも鼻につかない。むしろ見ていて興味深い。何でだろうなぁ。

正直役者さんの上手い下手は見る目がないのでわからない。
例えば私がすごく好きな役者さんは、正直あまり面白くもなくヒットもしないドラマにばかり出てたり、なにか映画に出るわけでもなくさして賞をもらうでもなく主演舞台のチケットの売れ行きもイマイチだなんて話を聞いたりなんかするわけで。
どこかの見る目のある人が見たら、彼はぱっとしないどころか実は大根役者なのかもしれない。そうだとしても好きなんだけどさ。

ともあれ吉高由里子さんを見てると何だか不思議で、「重力ピエロ」にも出演すると聞いて結構嬉しい。つまり結構好きなんだろうな。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home