ブルーにこんがらかって...月人

 

 

よまずにたべるべきだった - 2007年02月18日(日)

友人の知人から、「(友人に)口止めされてることがあるんですが」とメールが来た。
口止めされてるんだけど貴方にとってはちょっと酷いことだと思うので。
今度電話でお話ししますとまあそんなような内容だった。

正直、いやなことを言うな、と思ってしまった。
相手がすごく仲が良くて何年も付き合いのある人ならともかく、この友人の知人とは二回くらいしか会ったことがない、ただの顔見知り程度の付き合いしかないのだ。
(しかももっと言っちゃうとちょっと苦手なタイプの人でできれば友人抜きで会ったり電話で話したりってのは遠慮したい)

口止めされた何がどう酷いのかは知る由もないけれど(内容が酷いのか言わないという行為が酷いのか)、口止めされてるならそれは言わないほうがいいと思いますと返事を出した。
電話で話すのもちょっと嫌だったし。

親切で言ってくれてたのだとしたら失礼だったかもしれないが。
私と友人がどういう付き合い方をしてるかをたぶんこの人は殆ど知らないわけで。
私としては、友人が私に何を隠そうがどうしようが、向こうが理由があってそうしようと思ってするのならそれでいいのだ。
言いたくないなら言わなくていいし。
嘘つきたければつき通してくれればいいし。
付き合うのが嫌ならやめればいいし。
いまここで代名詞として「友人」と言っているけどほんとうは友人でもなんでもないのかもしれないし。
それでも私はこの友人のことがわりと好きなので、ちょっとだけでも付き合いが続けば嬉しいと思っている。
向こうが嫌でなければ、知人か友人かなにかそんなようなものとして近くにおいて貰えればいい。

そこに、「あいつあんたに隠し事してるよ」みたいな横槍をいきなり入れられてしまうと嫌でも余計なことを色々考えてしまう。
何隠してるのかなとか何で隠すのかなとか自分が何か嫌な思いをさせたかなとか自分が誤解されているのかなとか。
何より本人がいないところでそんなことをぐだぐだ気にしているのがいちばん腹立つ。
いや、こんなことをいい年してぐだぐだ考える自分の性格だな。いちばんまずいのは。
自分がそういうヘタレだってのはよくわかってるから、だからそのきっかけを与えないで欲しいんだ要するに。
あー、でも私と親しくない人は私がどんだけヘタレか知らないんだから。
知らないで言っちゃったものはしょうがないか。
とすればやっぱり結局自分の性格か。いちばん悪いのは(笑)。
ここまで書いてやっと気づいたよ。やっぱりヘタレやね。

そういえば絵本の「あらしのよるに」シリーズも、二巻の「あるはれたひに」までがどうしても好きなんだよな。
周りが、当事者の間に入って色々言ったり揉めたりしだすとめんどくさい。
当事者だけで余計なことを何も気にしなくていい状態がいい、とつい思ってしまう。

甘いなあ自分。



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