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tとデイト - 2002年03月31日(日)
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12時きっかりに目覚める。
酔った上に変な姿勢で寝ていたので体が痛い。
1時間くらいうだうだして、ようやく家を出る。

引き続きtさんと新宿デイト。
まずラーメンを食べる。
まあまあの味だった。
タカQでスーツを受け取り、
新宿通りの歩行者天国を行き交う人々を観察。

17:00頃帰宅。

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t部屋の電波 - 2002年03月30日(土)
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起きたのは11時近く。
喉はだいぶん良くなってきたみたい。まだ痛むけど。

夕方、外出。
新宿のみずほ銀行(予定)前でtさんと待ち合わせ。

まず、そろそろ一着くらいあってもいいだろう、ってことで
スーツを探しに行く。
が、いろいろ見て回るわけでもなく、
2軒目に入ったタカQであっけなく購入。
丈上げのため、受け取りは明日。

その後、新宿をフラフラする。

そして、大江戸線を使わず、徒歩でtさんの家へ向かう。
防衛庁の市ヶ谷駐屯地の脇などを通り、30分ほど歩く。
到着。
牛込柳町駅前の松屋で初めてのカレー。
美味かった。
牛めし我慢した甲斐があった。
さらに駅前のアンプンで酒とつまみをしこたま購入。

家に着いたのは19:00ちょっと過ぎ。
巨人戦を見たりしながら、たっぷりと飲む。
くだらないと言いながら、電波少年スペシャルも見る。
芸人がアフリカのコイサンマンを笑わせるという企画をやっていた。
+++++++++
言語表現による笑いには、
1)文化に依存するタイプのものと、
2)世界共通(言語が通じる限り)の「構造」を持ったもの
の2つに分けて考えることが出来る。
この芸人がコイサンマンを笑わせることができたのは、
彼らがコイサンマンの言葉を必死で覚え、
さらに芸人の本能として「構造」を捉え、
ネタに取り入れていたからだろう。

そして、
「笑いの構造」は、真面目に取り組めば解明できるだろうなあ
などと考えた。

(ちなみに、身体表現による笑いは、
 ほとんどが1)のタイプのもののように思える。)
+++++++++

深夜、サトミちゃんとチャット。
酔った勢いで軽いセクハラ。

後頭部が痛い。
なんかtさんの部屋で飲むと大抵悪酔いする。
特殊な電波でも出ているのだろうか。
気付いたら、tさんのベッドで眠りに落ちていた。

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カノジョのメカニズム - 2002年03月29日(金)
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午後、カノジョが家に来る。
天命反転地のパンフレットや、『意味のメカニズム』を見ていく。
カノジョ、案外気に入っている
そうか、これを気に入ったか(笑)
なんか、やっぱりこういう人が
自分のカノジョになるんだなあ・・・
と妙な感慨に耽る。

雨が降り止まない。
喉も相変わらず痛い。

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修論:消滅 - 2002年03月28日(木)
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通算3回目の人事院。
今日は、かなりエラい人との対面。
結果は・・・
収穫ゼロ。
本当にゼロ。
エラい人は30分しか会ってくれなかったし、
なんかちょっと気むずかしい感じだったし、
あんまり話が通じなかったし。
つくづく難しいね、初対面の人とビジネストークするのは。

結局また先週のUさんが登場。
この人は優しいのでいろいろ話せるんだけど。
場の感じでは、これから一切の連絡窓口は
Uさんが引き受けてくださる雰囲気になっていたので、
まあ、これからは楽になるかな・・・

でも肝心の資料が出てこないんじゃ、
いくらUさんが優しいだけでもしょうがないし・・・

というわけで、落胆しながら人事院を出た瞬間、
頭の中から

 修論

という文字が消滅
あーあ(他人事みたい)。

修論のことを考えなくても良くなったので(×)
帰りに市立図書館によって、現代芸術の本を13冊借りる。
ヤケクソ(笑)

カバンに入りきらず、5冊ほど手で抱えて、歩いて帰宅。

家に帰って、さっそく荒川修作『意味のメカニズム』を開いてみる。
あのつかみ所のない天命反転地に込められた思想がかいま見られるか・・・
と期待していたが
ますます混乱
著作じゃないんです、これ。
図板なんです。『意味のメカニズム』っていう作品の。
めまいを覚えながらページをめくっていくと、
天命反転地の謎が23倍くらい濃縮された作品が永久に続く。

合掌

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リーマンと卒論 - 2002年03月27日(水)
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今日もバイトで今日も雨。
いろいろな仕事をする。
科学、数学、物理学あたりの書架の掃除をやりながら、
いろいろな妄想が頭を駆けめぐる。

 「リーマン幾何学」
 「リーマン空間」

なぜかtさんの横顔が想起されてしまうのには苦笑。
リーマン金太郎。

昼休みは、昨日つくった発表のレジュメをコピー。

午後も上と同じような感じで妄想。
書架掃除みたいな単純な作業の時は、これくらいしか楽しみもなく。

16:00に仕事上がり。
すぐに教育研究棟へ。
1年前に提出した卒論を、今更発表する機会に恵まれ。
先生からは、非常に具体的かつ明確なアドヴァイスを賜り、
タカシ先生には「いやね、この論文ね、面白いよ」と誉められ(笑)、
なかなか身になる会だった。

そして、メインイヴェント、飲み会。
非常に楽しい時を過ごす。
ほろ酔いの先生とお話しする機会なんてのはそうあるもんじゃないし。
(そしてほろ酔いだからこそ漏れる貴重な本音もあるわけでして)
喉痛くらいで休まなくてよかった。

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2日目 - 2002年03月26日(火)
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風邪気味だが、雨だが、寒いが、朝から夕方までバイト、2日目。
今日は昨日ほどは大変でない。

昼はイエモト君と学食で食べる。

バイト終わった後、セミナールームのPCを少しいじって、帰宅。

夜、つらい体に鞭を打って、
明日の卒論発表の準備。

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来学期からオスマーのパソコンを使うあなたは僕の苦労を思うように。 - 2002年03月25日(月)
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朝から夕方までバイト。
図書館のウィンドゥズマシンの配線をはずして外蓋を開けて基板を抜いてメモリを差して蓋を閉じて配線をし直す。およそ60台。
ここを使っている人は分かってくれると思うんだけど、
PCが乗っているテーブルが大きいので、
本体の裏をいじるには、テーブルに身を乗り上げないといかんのだ。
これが1台ならいいけど、反復することでどんどんと疲労が蓄積されていく。

疲れた。
なんか体中がきしむなあ・・・
疲れたし、寒いからだなあ。
と思って風呂に入る。

あがると、鼻水が止まらなくなる。
あーあ、風邪だ。
今週は忙しいのになあ・・・

早く寝る。

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安息香酸Na - 2002年03月24日(日)
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家でパソコン。
競馬。

夕方、市立図書館に行ったら、閉館。
寂寥。

夜、tさんとサザワとチャット。

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京都・養老旅行記(第3日) - 2002年03月23日(土)
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7時起床。
そそくさと布団を上げ、着替え、歯を磨き、30分で準備完了。
おおきにおばちゃん(命名)ともお別れ。
おおきに。

朝食にミルクを飲みたいと思い、
京都駅でコンビニなどを探すも、ない。
その代わりスターバックスを見つけたので、開店(8:00)まで待つ。
実はスターバックスにはあまり行ったことがないので、
注文するときにいまだに緊張する。

そのままホームへ。
8:29発の新快速長浜行きに乗る。
始発ではないので、座れず、
立ったまま、ビスケットとカフェモカで朝食。
途中米原で一度乗り換え。

大垣に向かう車中、ようやくうまんといろいろ話す。
考えてみれば、
夜行:乗ってすぐ就寝態勢
京都:疲れていっぱいいっぱい
宿:すぐ就寝
なので、この旅の間、うまんとじっくり話す機会がほとんどなかった。

これでもへっちゃらだから友達少ないんだろうなあ、と自省。

★養老天命反転地
大垣には10:00ちょっと前に到着。
ここから近鉄養老線に乗って、養老町を目指す。
単線ののどかな電車。
養老に何をしに行くかというと、
旅の当初の目的であった養老天命反転地へ。

このホームページじゃいまいち伝わりにくいんだけど、
とにかく異様な空間。
何が異様かというと・・・うまく伝えられない。

ここは、建築家の荒川修作という人が造った。
僕もつい最近この人のことを知ったので、何も言えないんだけど、
間違いなくイッてます、この方。
最初に入った建物で、
NHKが作った「荒川修作と天命反転地」みたいな番組を放映してたんだけど、
思想性が強烈。
「ここに来たらいろんな神様にあえるんだ。しかもその神様のうちの一人が自分だったらいいでしょ」
「精神や魂の救済がないところには、人類の歴史はない」
「...肉体を安らぎの場所に連れていかない限り、僕たちには真の安らぎがない」

荒川は、神が人間に与えた運命(=天命)を自分の手で覆すために、
この場所を造った、とナレーションは言っていた。

うまんがポツリと
「これって、宗教だよなあ」

その通りだと思った。
宗教の定義のしかた次第では、これは間違いなく「荒川教」であり、
天命反転地は荒川教の総本山だ。

思いはめぐり、つたない現代芸術論なんかが頭を駆けめぐる。
まだ勉強不足なのでここには書きません。
いずれ。

ともあれ、この場所は、童心に帰れるテーマパークとして良くできている。
怪しげな隙間に首を突っ込んでみたり、
真っ暗な空間を手探りで歩いてみたり、
変な位置についているいすに座ってみたり、
塹壕のような一本道をひたすら進んでみたり。
結局体で感じられれば、荒川には申し訳ないが、
思想なんてもんはどうでもいいのかもしれない。

思いっきり体感して、最後に売店へ。
天命反転地Tシャツが売られている。
見ると、大きく

「We Have Decided Not To Die/Arakawa, Gins」

(ちなみにGinsっていうのは、荒川の彼女で、創作活動のパートナーでもある人。)
という文字がプリントされている。
その時は、「ああ、また観念論だなあ・・・」くらいの感想しかなかったんだけど、
帰って、カノジョと話しているときに突然このフレーズの意味が分かった。
ここで彼らが言う「死」っていうのは
「神(的存在)が人間に与え、人間にはコントロールできない運命=天命」の象徴なのだ。
(あるいは「人間には逆らうことのできない運命=神」か)
荒川はあくまでその運命に抗う。
「decide」とは、言うまでもなく主体的な決断にほかならない。
彼らは、「死なない」ということで、「天命を覆す」という明確な意志を表明しているのだ。

あの番組のインタビューの中で、
「考えるところまではやった。次は行動に移さなきゃいけないんだな」と荒川は語っていた。
彼は、この天命反転地を造るという「行動」で、
神の与えし運命に逆らい、それを反転させることを目指した。
天命反転地は「私たちは死なないことに決めた」という宣言の具象化された形なのだ。

ああ、やれやれ。

帰りの養老線の走る音が、
「猪木、ボンバイエ、猪木、ボンバイエ、猪木、ボンバイエ」
と聞こえてきた。
これも荒川修作のせいに違いない。
きっとそうだ。

★帰路
大垣を14:18に出発。
時刻表とにらめっこして、完璧な計画を立て、
鈍行を乗り継いで東京を目指す。
豊橋、浜松、沼津、小田原、品川で乗り換えて、ようやく新宿に着いたのが21:15。

<うまん(食いしん坊)の本音>
「sjo k.君がいなかったら、今回はもっと食い倒れの旅になっていた」
<僕(ふだん一日二食)の本音>
「うまんがいなかったら、僕はもっと食費を削った」

二人旅は難しいね。
ともあれ、基本的にマイペースを通したのは僕だった。
この場を借りてお詫びね。
どうもありがとう。

うまんと西口で別れ、京王線で帰宅。


というわけで、幕切れ。
すごい旅だった。
きっといろいろ得るものがあった。
おやすみなさい。


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京都・養老旅行記(第2日) - 2002年03月22日(金)
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幾度かのまどろみ、半寝を繰り返し、
本格的に目覚めた時には、夜は明けかけ、そろそろ大垣。

当初の計画では、大垣から近鉄線で30分くらいのところが目的地だったが、
今や目指すは京の都。

大垣に滑り込んだ列車を出た乗客、
一斉にダッシュ
みんなこの夜行に接続する東海道線の下り、網干行きに乗るのだ。
しかも、
 9両(大垣夜行)→4両(網干行き)

なんとか座席確保。
朝食に、昨日買ったパンとチーズとウィンナーを食べる。
京都まではまだ2時間。

京都に近づくにつれ、通勤客急増。狭苦しい。

8:10。
ついに京都。

京都駅は知らない間に改装されていて、とてもキレイになっていた。
特に改札を入ってすぐにある1番ホームがすごい。
天井がめちゃくちゃ高くて、すごい開放感。
うまんに聞いたところでは、ヨーロッパのターミナル駅を意識したのではないか、と。
へぇ。

★東寺
ここは高3の時にtと京都へ来たときにも最初に訪れた寺。
その時に泊まった外国人向け安宿、東寺庵は、もう無くなっていた。
ちょっと悲しい。
あのとき夜食のポテトチップを買った店はまだそのままだった。
懐かしい光景。

 ++++++++++
 <追記>
 ああ、東寺庵、今でもちゃんとあったよ!
 僕の探し方が悪かったんだ。
 一本路地入るんだった・・・
 ちゃんとホームページまである・・・
 次に京都行ったときは絶対泊まろう。
 http://www.linkclub.or.jp/~bangkok/tojian_top_j.htm
 ++++++++++

東寺は弘法大師が始めた、真言宗の根本寺院。
ここの見物は、講堂にある、
21体の仏像を曼陀羅様に配置した、立体曼陀羅。
持国天立像や、不動明王像、大日如来像が圧巻。

不動明王を見ていて、
ふいに自分が今京都に来ているのだということに気付く。

次に宝物館というのも見る。
千手観音立像や、普段は見られないという兜跋毘沙門天立像なんかも見学。
千手観音立像は、なんか苦手。
手が伸びて、迫ってくるような恐怖を覚えた。
(本当は民衆を救済する手らしいんだけど)

★一日乗車券とホワイトホテル
歩いて京都駅へもどり、500円の市バス一日乗車券を購入。
さらに、時刻表に乗っていた安宿「ホワイトホテル」に行ってみる。
思えば突然の京都なので、宿の手配などないのは当然。

ホワイトホテルを探していると、雨が降ってくる。
しかも、京都はかなり寒い。

バー「どん底」の角を曲がり、怪しげな細い路地を通って、
ホワイトホテルに到着。
うまんが交渉に入る。さすがにムリかな・・・
と思ったらOK。
しかも、ホワイトホテルから徒歩2分のところにある、
もっと安い「ホワイトハウス」に泊まれることに。
ホワイトハウスって・・・(笑)
しかも
 一泊2500円
ありがたいことです。

★祇園
最初に広隆寺に行こうかと思ってたんだけど、
四条烏丸のバス停に着いたら、そこに行くバスが出たばかり。
次のバスは45分来ない・・・ということで、予定変更。
前から一度行ってみたいと思っていた祇園へ。

花見小路というのが祇園のメインストリート。
そこからあちらこちらへ、細い路地がのびている。
せっかく来たのだからと、路地の方にもおじゃまする。
すごく好きな雰囲気。

裏路地に、ちょっと前にテレビで見た、
照古満という新人舞妓さんがいる置屋(=舞妓のプロダクション)を発見。

これがその番組
http://www.ntv.co.jp/press/0202/20020204-6.html
で、これが照古満さんの「店出し」(=デビュー)の写真
http://www.yoshikawa-honpo.com/photo/01/11/082.html

本物はまったく見られなかったので、写真で。

祇園は予想の12分の1(当社比)くらいの大きさだったので、すぐに見終わる。

★哲学の道→銀閣寺
これはもうおきまりのコースですね。
銀閣寺行きのバスは、平安神宮の大鳥居(ほんとにデカい)の下をくぐる。
あそこまでデカいとちょっとえげつないな・・・

中学の修学旅行、高3のtとの旅行に続き、雨の哲学の道、3回目。
普段はどちらかといえば晴れ男を自認しているんだけど、
京都だけは、3戦3敗。ううむ。
でもいいんだ。哲学の道は、雨が降ってるととてもいい雰囲気だから。
しかも、寒いから多分ムリだろうな・・・と思っていた桜が、
道の入り口の一本だけキレイに咲いていた。

銀閣寺も、雨に濡れて、美しく立っていた。
苔の色の微妙なまだら文様や、銀閣の周りの池の青緑色、枯山水のグレー、山の深緑、白い空。
ここの「美」は、自然と偶然と人為が瞬間瞬間に作り上げているのだ、と思った。

バカなガキ(高校生)たちが騒いで坊主に怒鳴られていた。
その光景までが「わび」の一部に思えてしまうこの空間はすごい。

★バス45分待ち
バスで四条烏丸へ戻る。
今度こそ広隆寺を目指す。
が。
いくら待っても「11」のバスが来ない。
もともと1時間に2本の上、雨でダイヤはめちゃくちゃ。
おまけに四条通りは大渋滞。
口数が少なくなる。

でも、他の系統のバスは何台も何台も来る。
「11」だけがこない。

仕方ないので人間観察の時間になる。
面白いことに、ここには「整列」という習慣が全くない。
バス停付近にだらだらと集まって、
バスが来たらバーゲンのように入り口に群がる。
それはある意味仕方がないことなのだ。
観光のために京都市営バスは高度に複雑化している。
特にここ四条烏丸のような、発着が集中するバス停では、
一つの停留所に5つ6つもの系統のバスが発着する。
つまり、誰がどのバスを待っているのかよく分からないから、
しっかりと並べないのだ。

そしてもう一つ。
この街は、基本的に老人に優しくしない。
老人を老人だからと甘やかさないのだ。
逆に言えば、老人が、「老人なんだから助けてくれ」という雰囲気を全く出していない。
杖をついていようが、腰が曲がっていようが、
人をかき分け、走り出し始めたバスを強引に止めて乗り込む。

結論:京都は弱肉強食。

★広隆寺
もう一つ、京都の特徴として、
車の運転が荒っぽいというのが挙げられる。
バスは猛烈に揺れ、当たり前のようにクラクションを鳴らし、
普通車は負けじとバスの前に割り込む。
これと同じ運転を東京でやったら、事故るか大喧嘩になるね。

さて、広隆寺。
ここは有名な半跏思惟弥勒菩薩像がある寺。
前から一度生で見てみたかったのだ。

バスが遅れたせいで、ここにたどり着いたのは16:30。
寺はたいてい17:00で閉まるので、ぎりぎり。
しかも、広隆寺は行楽シーズン以外は16:30で閉まるらしい。
うわぁ、3月で良かった・・・

中にはいると、結構たくさんの仏像が並んでいる。
しかし、やはり目を引くのは半跏思惟弥勒菩薩像。
この表情を彫りだした職人は、
さぞかし人の表情を深く観察できる人だったのだろう。

そして後ろを振り返ると、巨大な千手観音座像が。
吸い込まれるように前へ。
この観音は、はっきり言って保存状態が悪く、
手の先がもげていたり、ぼろぼろになっていたり。
だけど、いいようのない優しい力を感じた。
さっき東寺で見た同じ千手観音の立像とは対照的なエネルギー。
左の一番下に伸ばした手の指先が、削られ、はがれ落ちたようにギザギザになっているんだけど、
この手こそが、ほんとうに人々を救ったのではないか、と思える。
供え物の林檎の匂いがすーっと交ざる。
長く記憶に残りそうだ。

ところで、今ヤホーで検索したら、すごいページを見つけてしまった。
http://www.butsuzou.com
ハハハ。仏像ドットコム。
ちなみに、半跏思惟弥勒菩薩像ってのはこういう感じね。
http://www.butsuzou.com/jiten/list1/miroku2.html
広隆寺のはもっと素晴らしいけど。

弥勒菩薩や千手観音座像の余韻に浸りながら外に出ると、

 猫が交尾

しかも子供がそれをじーーーーーっと見つめている。
子供の父親が、離れたところで遠い目をしていた。

★京福電鉄嵐山線
路面電車。
一番前に立って、気分は運転士。
楽しい。

そして、やはり路面電車も運転が荒い。
というより、周りの車が荒いから、
こっちも激しくいかないと、かえって危ないらしい。

★ロッテリア
疲れたので、四条大宮のロッテリアで休憩。
気がつくと、うまん就寝。
30分間放置して、日記のためのメモなどを書く。
しかしまだ起きない。
さすがにアレなので、揺さぶって起こす。
相当疲れているらしい。
僕も相当疲れてるけど。

★二条城
特別ライトアップ期間らしく、見に行こうということに。
よせば良かったのに、徒歩で行く。
思いの外遠くて、なんかどうでもいい気分に。
ようやくたどり着いたものの、「入城料600円」を見て萎え、入らずに戻る。
うまん、ごめん。

外側からちょっと見た限りでは、なかなかキレイだった、と思う。
またなんかの機会に。

★松屋
晩ご飯。
麻婆茄子飯と牛めしで悩んだあげく、牛めし(大盛)。
食べ物を食べたら少しほっとした。

★ホワイトハウス
へとへとになって宿へ。
入り口では性別不詳のおばちゃん(形容矛盾)がお出迎え。

 「門限は12時です。それ以降の外出はいっっっっさいお断り。」

そんなに強調しなくても・・・

部屋は、6畳一間で、テーブル、いす、テレビ。
テーブルの上には一応ポットと茶碗とティーバッグ。
テーブル横には浴衣とタオルとシーツ。
暖房もちゃんとあるし、2500円にしては上出来だ。

布団を敷いて、足と顔を洗って、歯を磨いて、もう寝る態勢が整う。
ふと見ると、うまんはすでにイビキをかいて就寝。

僕も眠い。
ミュージックステイションの映るテレビを消して、就寝。
ということは20:30ごろか。


途中何回か起きた記憶がある。
かすかに聞こえていたのは、
入り口のおばちゃんが、他の客が帰ってくるたびに「おおきに、おおきに」と叫んだり、
見ているテレビにツッコミを入れたりしている声だったように思える。

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京都・養老旅行記(第1日) - 2002年03月21日(木)
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今日から、うまんと旅行。

朝からすごい風。
家(マンション・7階建)が揺れる。

14:30に家を出る。
パルコによって、無印で旅行用首枕を買う。
そして京王線と丸の内線で東京へ。

うまんとは八重洲ブックセンターの入り口で待ち合わせ。
が、時間になってもうまんは現れないので、
ブックセンターの中を見て回ることにする。
ここ、品揃えが、濃い。
ヤヴァイ。
売り場面積は新宿の紀伊国屋や池袋のジュンク堂に
負けるかもしれないけど、置いてある本の濃さはピカイチだ。
おまけに、階段には「健脚は健康のもと」
入り口には「本をよく見ながら当店をくまなく歩き回っていただくと
約5000歩分の運動になります」・・・。

15分つぶして、フラフラしながら入り口に戻ると、うまんがいた。

ビル風に当たって、向かいのビルへ。
うまんがフランス留学時代によく食べていたパン屋の日本支店。
おしゃれな雰囲気の店内、♂♂は僕らだけ。
チーズケーキを食べ、そそくさと店を後に。

まだ時間があるので、ブックセンターアゲイン。
B1Fから見ていく。
キリがない。
あっという間に20:00。
見て回れたのはB1F、2F、4Fのみ。
うわー・・・一日つぶせるな、ココ。

その後、八重洲の地下街を徘徊。
まず成城石井で買い物。
チーズとソーセージ。
そして晩飯。
いろいろ探し回ったあげく、てんやに落ち着く。
ビールも注文。
あいかわらずここの天丼はおいしい。
食べ終わって、一息ついていると、うまんの突然の提案。

 「あのぅ、京都も行きません?」

・・・なぜそういうことを前日までに言わない。
時刻表とにらめっこし、構想を立てた結果、
行くことに。

東京を後にして、品川へ。
強風のせいで、あちらこちらの電車が遅れている。

臨時の大垣行き(通称「大垣夜行」)が入る品川駅7番ホームに到着。
まだ22:05(大垣夜行は23:55発)だというのに、
ホームにはかなりの数の人々が。
平均年齢、推定20歳。若い。

オッサンたちも負けてられないので、
比較的人の少ない列に新聞紙をひいて、席取りをする。
15分経過。
と、前の前の女2人組に、男6人の連れが。
・・・。

柿の種をつまみに発泡酒を飲んだり、フランス語単語クイズなどをやって、
時間をつぶすが、いかんせん2時間近く。長い長い。
途中、カノジョに電話。何も言わずに出てきてしまったので。

23:15、ついに大垣夜行が入線。
ウワサに聞きしボロ列車。
席確保。

24:00。5分遅れで夜行は品川駅を出発した。

久々の旅らしい旅だ。
軌道の上を電車が滑る音に、胸が高鳴る。

が、4人がけの席に相席なので、キツイ、セマイ。
アナウンスは入るし、明るいし、うるさいし、なかなか眠れない。
アイマスク・耳栓・首枕という重装備でようやく3時間ほど寝る。

途中、断片的に記憶がある。
熱海、名古屋、尾張一宮・・・そのあたり。


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引っ越して新人事院 - 2002年03月20日(水)
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午前中バイト。
まったりとしていて、それでいて暇。

12:30にあがって、マッハ(音速)で帰宅。
12:55に家に到着。
5分で着替えて、5分で昼食を食べて、家を飛び出す。
修論作成のための資料を蒐集するため、人事院へ。

人事院はこの間まで霞ヶ関1−1−1という
霞ヶ関のはずれにあったんだけど、
つい先月、合同庁舎5号館に引っ越したばかり。

14:00の約束だったが、霞ヶ関駅についたのはすでに13:54。
ヤホーで地下鉄出口も地図もチェックしておいたんだけど、
やっぱりアセる。
しかも合同庁舎5号館だと思ってたら、合同庁舎5号館別館だった。

そんなこんなで、人事院に駆け込んだのは13:57。
エレベーターが見つからないので、階段で5階まで駆け上がる!
結果→汗だく

そんな汗だくの僕を出迎えてくれたのは、総務局のUさん。
(別に伏せ字にする必要ないかもしれないけど一応)
すごく優しい方で、しがない院生の話をよく聞いてくれて、
しかもめちゃくちゃ協力的。
ああ、本当にありがとうございます。
優しさに甘えて、さらに欲しい資料の捜索をお願いする。
1時間ほどお話しして、今回は終了。

ところで、Uさん、誰かに似ている。
話を聞きながらも、ずーっと引っかかっていた。
ずーっと考えてたら、分かった。

 腹黒くない亀井静香

帰りの丸の内線で気付いて、一人でクスクス笑ってしまった。

新宿紀伊国屋にちょっと寄って、帰宅。

+++++++
<今日のパセリちゃんツアー>

http://www.jda.go.jp/j/events/parsley/index.html

どうなんですか、コレ?
「パセリちゃん」って・・・
+++++++

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おいおいそんな生活で - 2002年03月19日(火)
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バイト。

終わって、帰ろうとしたら、滑走路(※)をイズミちゃんが歩いてくる。
久しぶりなので45分くらい立ち話。

家に帰って、ネット(1時間半)。
昼寝(2時間)。
風呂(20分)。
夕食(20分)。
テレビ(1時間半)。

プ。

勉強しなさいよ。

※滑走路:うちの大学の正門から続く500mの直線道路。
     多摩地域随一の桜スポット。

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美しく燃える森 - 2002年03月18日(月)
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朝からバイト。
この時間だと引き締まっていいですね。
まさに思い通り。
でもバイトが終わった後、ちっとも締まりません。
ダメですね。

夜、久しぶりにヘイヘイヘイを見る。
東京スカパラダイスオーケストラの「美しく燃える森」を聴くため。
いやあ、かっこいいなあ。
奥田民生好きじゃないんだけど、このヴォーカルはかっこいい。

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焼肉ばんざーい! - 2002年03月17日(日)
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午前午後と、ずっと家。
しかも久しぶりにゲームなどする。
修論指導が終わってすっかり気が抜けている・・・

夕方、TBSの「報道特集」で先生のインタビューが放映。
テレヴィのスピーカからだとあの低音の響きが伝わらない。
(先生の声を聞いた事がある人にはわかるはずだ)
・・・内容を聞けよ。
内容はね、今話題の与党事前審査廃止と政官関係について。
(詳しくは先生の『行政学』第7章を参照のこと)

夜、松谷と
家の近くに最近出来た「焼肉万歳」(ロイヤルホスト系列)に行く。
それにしても何という店名。
しかも。店員のユニフォームが

パッチ(エプロン部だけ)

いやあ。
思わず、「それ、江戸一ですか?」って聞きそうになったね。

店は大繁盛。
安くて、それなりの味。

やっぱり焼肉はいいなあ。
そして店を出て、
sjo k.「いやあ、やっぱり焼肉はいいなあ。焼肉ばんざーい!!」
松谷「それは店側の思うつぼだよ」

することもないので、ふらふらとゲーセンへ。
ふらふらと2時間ちょっと過ごして、帰宅。

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結婚と出産 - 2002年03月16日(土)
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ずっと家。

夜、めちゃイケの「加藤さん(極楽)結婚&出産ドキュメント」を見て、
結婚したくなる。
子供もほしくなる。
(当方30近くまで収入なしの予定)

それにしても加藤さんのカミさんは23ですよ。
同い年ですよ。

でもまあ、23なら結婚してもおかしくないんだよなあ・・・
内坂とか。

夜、松谷ドライヴ。
2:00帰宅。

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レトロスペクティヴ'97 - 2002年03月15日(金)
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朝、久しぶりの7:00代起き。
何年ぶりだろう(×)

9:00から12:30でバイト。
なんかヒマで、時間が経つのが遅い。

ぼんやりと窓の外を見ていると、
今日は高校の卒業式らしい。
懐かしいなあ。
しばらく、高校3年の3学期のことなど思い返してみる。
推薦で大学決まってたのに毎日学校で受験する連中と一緒に勉強したり、
明日試験のやつに誘われてカラオケ行ったり、
後輩の女の子に人生相談してもらったり、
内坂の家に入り浸ったり、
高校生活で一番楽しかったなぁ、あの3ヶ月。

雨がやんで、東の方から光が差してくる。
図書館の窓のひさしについた水滴がいっせいにひかる。
桜のつぼみが風をはじいてふくらんでいる。
こういう日々がずっと続けばいい。


バイト終わって、
いよいよ先生の修論指導。
用意してきたアウトライン案と原稿をもとに、
手当たり次第構想をぶちまける。
果たして先生の評価は?

「ほう。なかなか面白いものになるんじゃないですか。資料があれば。」

し、資料があれば・・・!
まあ、前半部では誉められたと思って励みにしよう(楽観)。

その後先生は、人事院に電話連絡を入れ、あっという間に、
僕のほしがっている資料の場所を知っていると思われる方に
僕を紹介してくださった。
早急にお伺いしましょう。


指導が無事終わり、家に帰る。
そしてカノジョが家に来る。
キーボードを引っ張り出してラウンドテーブル聴音大会。
曲を聴きながら、僕には及びもつかない動きで鍵盤を叩くカノジョ。
いったい彼女の耳には何が聞こえているのか?
そして何をやっているのか?
なんだか分らないままカノジョはどんどん音を拾い、コードを拾う。
すごいなあ・・・
カノジョは18:00前に帰途へ。

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ゆるーい - 2002年03月14日(木)
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午前中、パルコへ。
眞由美のおつかい。
アイマスクと耳栓を購入。

一旦家に戻って、学校へ。
バイト。

12:30−16:00。
学期中と違って、カウンターに座ってるだけ。
ゆるーい

17:00帰宅。

夜、tさん、さとみちゃん、カノジョと三平行チャット。
まさに新時代のコミュニケーション。

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ついに防水スピーカと - 2002年03月13日(水)
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昼間から、ふらっと外出。
まずパルコへ。
ついに無印で防水スピーカ購入。
長かった。
CD屋は・・・行くと何か買ってしまうので、通過。

13:00から
市立図書館上の自習室で、読書。
ただひたすらに。

17:30帰宅。
早速スピーカを持ち込んで、入浴。
20分湯に浸かる。
美容によさそう(笑)

でも、さすがに音が悪いや。
仕方ないけど。

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第2回麻婆豆腐 - 2002年03月12日(火)
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9:30起床。
最近これでも早いくらいだ。
いかんなあ

今日は久しぶりにデイト。

・・・の前にパルコによって、CDを購入。
 round table「cannon ball」
 (MDに録音したやつ持ってるのに結局買った)

どうして上りの特急はいつもあんなに混んでいるのか。
どこにあんなに人がいるのか。
平日の昼間からなぜみんな新宿に行くのか。
(自分もだ)

新宿南口の改札でカノジョと待ち合わせ。
まずは東急ハンズ。
おふくろに頼まれていたレンゲ(2ヶ)を購入。
そして日曜に買いそびれた防水スピーカを探すが、発見できず。
腹いせにボディブレードで上腕を鍛える。

次に新宿通りの無印へ。
ここなら防水スピーカくらいあるだろう・・・
ない。
はい、終了。

マルイのIn the roomも見てみる。
防水スピーカなどある雰囲気ではない。
が楽しかった。
インテリアを見ていると
一人暮らしがしたい先立つものがないと思う。
(あっという間の一人ツッコミ)

もう一度南口に戻って、Franc francも見る。
防水スピーカはあったが、無印のやつの方がよさそうであり、
値段が一緒であるため、購入見送り。

もう新宿には用がなくなったので、台場へGO。

新宿→新橋(山手線)
 羽田から北海道旅行に行く(推測)女の子6人組の1人が
 大事な何かを忘れてきたことに大崎で気付く。
 一同混乱。
 結局みんな品川で降りて作戦会議。
 あのあとどうなったんだろうか。
新橋→台場(ゆりかもめ)
 例のごとく、わざわざ2本見送って、一番前の席に座る。
 すばらしい。
 同じ310円払うなら、ここに座らないと損だ。
 (前回来たときも同じこと言ったとカノジョにつっこまれる)
 同じことを言ったといえば、車窓から四季劇場が見えるせいか、
 来るたびにゆりかもめでは演劇の話をしている。

台場到着。
まずアクアシテーのマクドナルドで昼食。
マックフライポテト(S)とカスタードパイ。
なんじゃそりゃ。

その後、アクアシテーを見たり、デックスを見たり、
デックスの外に出てレインボーブリッヂを眺めたり、
下に降りて海浜公園をぶらぶらしてみたり。
典型的なデイトだな、こりゃ。

途中、「笑っていいとも!」のオープニングテーマと、
「さくらや」のテーマは似ているという話になる。
歌ってみると、メロディが酷似(というか同じか?)している部分が。
 ♪今日がダメでも いいともロー
 ♪(歌詞不詳) さくらや
ここ。
ちなみにさくらやの方の歌詞知ってる方、提供よろしく。

前来たとき、観覧車の横にあったゲーセンがつぶれていたのを見たので、
あれは一体何になっているのだろう?と思っていってみたら、
ゲーセンになっていた
ハハハ。
でも今回のはボーリング場やビリヤード場や卓球場まで併設。
今度はどうだ?

ヴィーナスフォートにも行くが、すっかり疲れてベンチで休息。
猛烈に眠い。
このまま座っていたら間違いなく閉店まで寝てしまうので、
晩ご飯を食べることに。
今日台場に来た本来の目的、陳麻婆豆腐。
また麻婆豆腐かよ!
ここは、中国で初めて麻婆豆腐を作った陳お婆ちゃんの店の日本支店。
(詳しくはこちら
平日だしまだ18時ちょっとだからか、
人もまばらな台場小香港。
7Fに陳麻婆豆腐を発見。早速潜入。
こないだ行った陳健一麻婆豆腐店と同じく、
メニューは麻婆豆腐セットのみ。
注文してから作り始めたという点で、こっちの店の方が誠実。
(まあ、今日は空いてるからかもしれないが)
待つこと数分。
来ました!
真っ赤な麻婆豆腐。
口に運ぶ。
熱い。そして辛い。
ムセる。
(店のあちこちから同様のムセり声多数)
でもコレだ、僕が欲していた味は。
これに比べたら陳健一の麻婆は、かなりヒヨっとる。
それにしても辛い。
汗が出るハナが出る唇が腫れる。
これはもはや麻婆との格闘である。
と、背後に座ったカップルの男の方が、

「麻婆セット2つ。1つは辛くして。」

は?
今なんて言った?
辛くして辛くして辛くして辛くして辛くして
壁の張り紙を見ると、

 「当店の麻婆豆腐は、中国の本店の70%の辛さでございます」

70%70%70%70%70%

 「ご希望のお客様には、本店と同じ辛さでお出しします」

ハハハ。
笑うしかない。

70%の僕は、水とご飯をおかわりし、ようやく完食。
壮絶な達成感。
両手の拳を突き上げてアピール(ウソ)。

でも、旨かった。
信じてもらえなそうだけど。
辛いけど、ちゃんと旨いのよ。
あ、でも辛いのダメな人は、完全にアウトだと思うけど。

店を出たカノジョのコメント(辛いの結構苦手)
「限界です」

まだ早いので、台場小香港をぐるぐると見て回る。
ここは内装に徹底的にこっていて面白い。
立川中華街の46倍は面白い(いいすぎ)。
そんな台場小香港の食品・雑貨店で見つけました、新名物。

 カメゼリー

完全にカメの色をしています。
瓶の側面にはカメの絵と「立即可食」の文字。
立即可食=開けてすぐ食べられる!(推測)
さすが中国4000年。
瓶を開ければ亀がすぐ食えるなんて。

いろいろ歩き回り、すっかりへとへとになって帰途につく。

久しぶりに疲れた。
ぐっすり眠れそう。


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記憶喪失 - 2002年03月11日(月)
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家か?

これとは別につけてる10年日記の方を書き忘れたので、
何がなんだか覚えていない。

確か、家でおふくろとジャストを見たり、
修論のアウトラインを作ったりしてた気がする。

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もなく - 2002年03月10日(日)
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午前中、読書。
修論のことを考えながら悶々とする。
早く先生に指導してもらいたい(あと5日)。
自分一人でいろいろ考えてても収拾がつかない。

午後、外出。
また自転車をふらふらと走らせて、
ユニクロ(いつも行ってる飛田給店じゃなくて、川向こうの矢野口店)へ。
それにしても外が暖かい。
5月並みの陽気だとかで。

また懲りずにユニクロに足を運ぶのは、
昨日買ったround table「something in the snow」の歌詞カードの写真で
北川さん(vo,g,bs,etc)が着ているセーターが着たいと思ったから
・・・なのだがまさかユニクロにあるわけもなく。
(俺の世界:洋服=ユニクロ)
似ているようなデザインのものもなく。
ついでにパルコにも行くが、なく。

と、調布駅前ですれ違ったくたびれた学生風(失礼)が、
着てるじゃねえか!
そっくりのセーターを。
まさか「どこで買ったんですか?」と聞けるわけもなく。
黙ってすれ違う都会の悲しさ。
(≪都会≫ってところ、見栄張り気味)

腹いせに風呂で音楽を聴くための防水スピーカを無印で買おうと思ったら
店内見本だけで、在庫もなく。

レジの男の子が
「こちらシールだけでよろしかったでしょうか」
と言っている。
突如頭をよぎる心象風景。あれは数週間前。同じパルコの無印。

+++++++++++++
 レジの横の棚に置いてあったデジカメを見ていたsjo k.。
 スーツを着た客と、レジ係のやりとりが耳に入ってくる。

 レ「こちらシールだけでよろしかったでしょうか」(明るく)
 客「<よろしいでしょうか>だろ」(威圧的に)

 (sjo k.「ひえー、怖い。ダメだし客だぁ・・・」(動揺して))

 レジ係くん、顔が引きつっている。

 レ「・・・申し訳ございません。シールだけでよろしいでしょうか」(おどおどと)
 客「うん」(偉そうに)

 (sjo k.「うわーーーー。俺だったらどんな顔するだろうなぁ・・・
      それにしても偉そうな客だなあ、いくらなんでも・・・」)

 客、退場。
 と思ったら、なんとレジ向こうのスタッフルームへ入っていく。

 ・・・抜き打ち視察社員だ。

 ますます怖い。
+++++++++++++

でも確かに、あの「よろしかったでしょうか」って変な感じだ。
僕は永六輔じゃないので、
「タダシイニホンゴ」とか「ウツクシイニホンゴ」とか
言う気は毛頭ないけど、あれを言われるとすごく違和感がある。
あれ、いつ頃から使われ始めたんだろう。
結構最近の気がするんだけど。

<参考:違和感のない使用法>
「3年前にお客様がこちらでお買いあげになったブルーの蛍光ペンを、私は袋にお入れせず、シールだけ貼ってお渡ししましたが、あれはシールだけでよろしかったでしょうか」

こんなシチュエイション、絶対ない。

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君とスパーク - 2002年03月09日(土)
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家。

夕方、パソコンをしていると、
突然
眞由美の悲鳴とともに、三又(ジョーダンズ)コンセントから火花が!!

ほんとに、テレヴィでよく聞く、感電の効果音みたいな
ブブブブブブブブブブ
って音がするんですよ。

慌てて飛んでいって、様子を見る。
やめればいいのに、眞由美が、
使っていたアイロンのコンセントを抜こうとしたまさにその時

 ブブブブブブブブブブ

すると今度はコードが燃え始める。
!!!!!!
プラスティック製品が燃える臭いと、
中学校の技術の時間にかいだような電気系の臭い。
慌てふためく52歳と23歳。
・・・はダメだ。漏電する!
とオロオロしていると、
眞由美、濡れタオルを豪快に投げつける!!
ナイス判断!

消火。

・・・・・・・よかった。
ブレーカーを落として、落ち着いて見てみると、
老朽化した三又コンセントの線がちぎれ、ショートしたようだ。

ああ怖かった。

ロウソンで新しい三又コンセントを買って、復旧。

みんな、電気は大切にね。
大切にしないと祟るよ(まじない論)。

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重工業 - 2002年03月08日(金)
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学校に行く。
特に用事はないんだけど。

図書館で少し調べもの。
で、キャレルに行って本を読もう・・・と思いながら就寝。

 チーン

あんまりに気分が締まらないので、帰宅。

家に帰ってからもなんかボーッ。
いかんなあ。

夜、久しぶりにドライヴ。
世田谷通りから環八に出て、そのまま空港まで行こうかと思ったが、
途中で気が変わって、産業道路を右折。
川崎浮島へ向かう。

浮島のアクアラインに続く道は、高速川崎縦貫線の建設のため、
果てしなく工事が続いている。
青い光、赤い光、黄色い光、白い光・・・
気が遠くなる。

思えばこの間の公演で「ひかり」を打ち終えた報告を
あの石油プラントにしていなかった。
ので、扇島へ。
プラントは、あの日と同じように、鮮やかな姿で立ち尽くしていました。

++++++++++
誰も見ていない深夜だって
白煙を吹き出し続ける大きな煙突やプラントに
けなげさと力強さを見る
++++++++++

久々の運転で緊張しっぱなし。
左腰(いつもここだ)の筋肉がパンパンになる。

無事故無違反で帰宅。

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RT→渡鬼 - 2002年03月07日(木)
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午前中は家。
しかしあんまり家の中ばかりで過ごすと
ビタミンDが形成されなくなるし、
肌は白いままだし、
午後は外出することにする。

自転車をふらふらと走らせて、
パルコとユニクロに行く。
round tableのCDを2枚購入。予定外。

帰って聴く。
「World's End」の5曲目、
「MEXICAN DRAG RACE」が素晴らしい。
あんまりかっこいいメロディなので、
さっそくキーボードを引っ張り出して、音取りをしてみる。
意外とすんなり取れた。
そのままポロポロと引き続けていたら、
いつのまにか渡る世間は鬼ばかりのテーマソングに。
共通点:短音階

夜、松谷と電話。
まだ鈴木宗男がネタになる。

それにしても

 鈴木さん、あなたは私たちの友達です

っていうあのフレーズは泣かせるよなあ、なんか。

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書かなくてもいいくらいだ - 2002年03月06日(水)
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家。
 家。
  家。
   家。

ネットで調べものしたり、読書したり。

国会の会議録を猛烈に検索&ダウンロード。
http://kokkai.ndl.go.jp/
ここは便利です。
すごい世の中。

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4時まで生テレビ - 2002年03月05日(火)
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ブカツ。
久しぶりの太鼓。
人が少なかったので思う存分叩きました。

午後、図書館でリサーチ。
明治期の官報のマイクロフィルムを調べまくる。
この大学で初めて使われたんじゃないかと思われる。

14:30にキャレルに行って、読書。

17:30頃、カノジョとギョーザの皮とビールを買って
ブンちゃんの家へ。
ギョーザ美味い。
煮立ちっぱなしの訳の分からない鍋も美味い。
そしてビールが美味い。
飲み、食い。飲み、食い。飲み、食い。
語り
語り
語り
(チサト沈没)
語り
語り
4時まで生テレビ。
中途半端。

4:40帰宅。
あーねむい

冷静に考えてみると、ビール2リットルは飲んだ。
プ。

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3月4日 - 2002年03月04日(月)
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登校。
図書館で修論リサーチ。

先生がいらっしゃったので、
15日に修論の指導をしていただくアポイントをとる。
ああ、それまで頑張らねば。

13:30に木部先生のオフィス。
今学期の成績集計作業。
一時間ちょっとかかって終了。

家に帰ってからはパソコン。
夜は勉強。

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元鉄道ファンだけに - 2002年03月03日(日)
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ずっと家。
ひたすらネット上を徘徊。

何を思ったか、
「首都圏の私鉄線のホームページを猛烈に見て回ろう」
という気になってしまったのがよくなかった。

京成電鉄 http://www.keisei.co.jp/
新京成電鉄 http://www.shinkeisei.co.jp/
小田急電鉄 http://www.odakyu-group.co.jp/
京王電鉄 http://www.keio.co.jp/
東京急行電鉄 http://www.tokyu.co.jp/
京浜急行電鉄 http://www.keikyu.co.jp/
西武鉄道 http://www.seibu-group.co.jp/
相模鉄道 http://www.sotetsu.co.jp/
東武鉄道 http://www.tobu.co.jp/
帝都高速度交通営団 http://www.tokyometro.go.jp/
北総・公団線(北総開発鉄道・住宅都市整備公団線) http://www.cam.hi-ho.ne.jp/jr1bit/(私設)
ユーカリが丘線 http://johokan.net/Railway/local/L-yukari.html(私設)
こどもの国線 http://www2u.biglobe.ne.jp/~o-kamura/(私設)

おなかいっぱい。

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ダブル・ショック - 2002年03月02日(土)
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10:30起床。
休みになったとたんに、寝坊だ。

ぼちぼち本を読んだり、テレヴィを見たり。

午後、新宿に行く。

まずは、さくらやウォッチ館へ。
セイコーのキネティックの時計を探す。
が、オッサン臭いデザインばっかり。
その中で、ひとつだけすばらしいデザインのものが。
しかも「50%OFF」の札がついている。
しかし、肝心の値段がどこにも書いていない。
でも横にある2つの時計は12800円だし、
もしかしたら12800÷2=6400円??
うわーそりゃおいしいなあ・・・

sjo k.「すいません、これ、おいくらですか?」

電卓を叩く店員さん。
その液晶には・・・

27500

アーメン。

ショックがでかかったので、とっととさくらやを去る。
そして本来の目的であった、元ちとせのインストアライヴ@ヴァージン。
開始30分前だというのに、2Fはかなり埋まっている。
すごいなあ。
整理券を持っている人が優先的に前に誘導され、
持っていない一般人は後ろで待機。
「それでは後ろでお待ちのお客様、まだ前に余裕がございますので、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと前にお進みください」
(3回も言わなくても)

民族大移動。
押しつぶされそうになる。
しかもポジ取りを誤り、自分からステージの直線上に、
あきらかにデカイ人が2人。
あー。

その状態で10分。
ついにライヴ開始。
デカイ人々の頭の位置によって、チラ、チラっと元さんが見える。
(チラリズム)

 1. コトノハ
 2. 名前のない鳥
 3. Birthday
 4. ワダツミの木
 5. 夜に詠めるうた
 e1. 幻の月

でも、はっきり言って、
元さんが見えるかどうかなんて問題じゃなかった。
直に歌声が聴けただけで、十分だった。

すばらしい歌、だった。
鳥肌が立ちっぱなしだったし、実際2度ほど泣きそうになった。
なんというか、直接心臓を掴まれて、揺さぶられた感じ。

ああ、これが芸術なんだ、
と思った。

終わって、店を出た。
新宿の街には、なんて酷い音が流れているのだろう。
くだらない雑音に余韻を浸食されないように、
早足で帰途についた。

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ほのぼのぼのぼのぼのぼの - 2002年03月01日(金)
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試験が終わったカノジョと
キャレルで話したり音楽聴いたり。
カノジョはしこしことcitrobal「VW'00」を耳コピしてた。

で、読書。

18:00からバイト。
さすがに試験もピークを越え、図書館にも人が少ない。
暇。
22:30帰宅。

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 マエ    ツギ    モクジ



∴オキニイリニツイカ∵
























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