2005年08月22日(月) もう出ません


非通知設定での着信。
いつもは拒否しているのだが、今日は出てみた。
1度目、すぐに切れる。2度目、すぐに切れる。
3度目、しばらくの間があって、「もしもし、俺」の一言。
「誰、あんた」
「ごめん。ごめんね」
あいつでした。分かってたけど。
今さら謝られてももう遅いしどうでもいい。
ずっと私にしたことを気にしていたのだとしたら、
一人で抱え込んでいればいいんだ。
こんなに時間が経ってからの謝罪、
それはあんたの痛みや苦しみを軽減するために
私に押し付けただけでしょ。
自己満足だ。
もう、非通知の着信には出ません。
もう、これ以上私に関わらないで。


2005年08月15日(月) 01 21


今日は、はじめて付き合った人の誕生日だ。
21回目の彼の誕生日。
彼の誕生日、私が祝ってあげられたのは、17歳と18歳のたったの2回だけ。
最後に町ですれ違ったとき、彼は私があげたポロシャツを着てた。
18歳の誕生日にあげた、白地のポロシャツ。
偶然だけど、あまりに印象的で、いまだに忘れられない。
彼と一緒に過ごした時間より、
彼がいなくなってからの時間の方が長くなりつつある。
あのころ高校生だった私は、大学を辞め、街中の弁当屋さんでアルバイトする毎日。
あのころ高校生だった彼は、専門学校を卒業して、警察官になれたのかしら?
どこにいるかも何をしているのかも分からない彼に、
そっと、そっと、
心の中でおめでとうを繰り返す。



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