####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2009年01月30日(金) 『007 慰めの報酬』

初めて愛した女:ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。
早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。
環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。
ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが。。。

WOWOWで『カジノロワイヤル』の放送がある度に見ていて、復習はバッチリのはずなのに、いざ映画が始まると、「前作から1時間後の設定」というのがけっこう違和感があり、こうゆう設定ならば、今作公開のインターバルをもっと短くした方が良かったんじゃないかなぁ…?
2年も空くのは長すぎだよ。

『カジノロワイヤル』を見た時、「次作も見たいと思うダニエル・クレイグのボンド」とレポに書いたけど、今作も相変わらずクールで強いボンドだった。
って、設定が1時間後なんだから、同じなのは当たり前か(笑)。

2年前の自分のレポを読むと、「次作は(今回のタフさに加え)もう少しオシャレな雰囲気を醸し出してくれれば、より魅力的な007になるんじゃないかなぁ」と締めくくってるけど、残念ながら、こういった雰囲気は無かったですね。

『007』に対するイメージがかなり固定化されているのがいけないのかもしれないけど、「これはこれでありだけど、なんか違う…」っていうのが正直な感想かなぁ。

クレイグがボンドを演じる間は、この路線でいくんでしょうか?

♪BGM♪〜『Expressions』by:竹内まりや

<<昨日は『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』
『ベンジャミン・バトン』
『カフーを待ちわびて』



2009年01月19日(月) 『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

1950年代。
アメリカのコネチカット州。
フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)ウィーラー夫妻は、閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想のカップル。
しかし、甘い新婚時代の暮らしも次第に色あせていく。
女優志望のエイプリルは地元の劇団の舞台に立つが、芝居の出来が悪く夫婦で口論に。
一方フランクは、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そんな時エイプリルが提案する。
「みんなで、パリで暮らしましょう」と。。。

救いようのないラストでビックリしたけど、映画というより、ストレートプレイを見ているような作品で、なかなか見ごたえがありました。

もう少し明るいお話かと予想していたので…「意外に重かった…」というのが第一印象だった。

私は、長く付き合って結婚したせいもあり、結婚生活が(といっても、まだ、たったの2年5ヶ月ですが…)最初から「大きな感動もなければ、大きな失望もない」といった具合で、今なおこの状態が続いている感じです。
私⇔相方、お互い多少の事は「えぇ!?!?」と、ビックリするような行動・言動もあるけど、ほとんどが「まぁ、相方なら(私なら)やるだろうな」という、予想範囲内の事ばかりなので、改めて喧嘩に発展するような事もなく…劇中のウィーラー夫妻を見ながら、「自分は平和な暮らしなのかなぁ」と思ってしまった。

ウィーラー夫妻の大喧嘩シーンは幾度となく登場し、これまたその喧嘩っぷりが凄くて、臨場感たっぷりで…余計に目の前でお芝居を見ているようでした。

主人公のウィーラー夫妻、隣人のキャンベル夫妻、不動産業者のギヴィングス一家、この7人が中心で物語が進んでいくんだけど、演じる役者の上手いこと!

レオとケイトは、あれから10年以上も経っているとは思えないほど、2ショットが自然な雰囲気で、本当にお似合いだった。

キャシー・ベイツは相変わらず完璧だし、彼女の息子役を演じたマイケル・シャノンは、今役でオスカー助演ノミネートされ、異色キャラを印象付ける演技でした。
ウィーラー夫妻と対比させるように描かれている隣人のキャンベル夫妻の存在も良かったです。

7人の中で1番影が薄かったギヴィングス家の御主人が、ラストの風刺的な1シーンのみで、全部1人でもっていった感じの終わり方が面白かった。

あと、レオが演じるフランクの通勤シーンで、スクリーンに映っている人、全員が帽子をかぶってる光景が、ある意味1番印象に残っているかもしれません。
あの光景、50年代では普通の姿なんでしょうが、「なんじゃ、これ!」って笑えてきた。

1ヶ月の間にレオの新作を2つも見れるなんて!
今回は、やっと「血生臭い役」ではないレオが見れて良かったです。

♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE

<<昨日は『WALL・E』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『007 慰めの報酬』
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』
『ベンジャミン・バトン』



2009年01月15日(木) 『WALL・E ウォーリー』(吹き替え)

29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。
宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年。
大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。
そんなある日、空から突然、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。
ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまう。。。

予告の雰囲気から察するに、もう少し、ウォーリーが1人でゴミ集めをしている「孤独な時間」の描写が長くいかと思っていたら、意外に早くイヴと出会って、そこからは急展開の内容でした。

宇宙船の行き着く未来空間都市は、ものすごーく大袈裟なハイテク空間を表現していて、その絵空事が、現代社会に生きる我々に対して、未来へのメッセージ性になっていて、なかなか工夫されているストーリーだったかな。

「エコ」とか「環境」を“流行”と捉えるのは不適切な表現かもしれないけど、昨今の地球環境を考えてみると、今回ピクサー社がいきついたテーマは、まぁ、上手い選択だったのかもしれません。

どことなーく、『モンスターズ・インク』のシーンに似たようなところがあって、楽しく見れたけど、ウォーリーが孤独な時間をもうチョット長く見せてくれたら、『ハロー・ドーリー!』の場面がより感動的になったかも。

とはいっても、初期設定(?)状態になったウォーリーをイヴが必死で救う場面は感動したし、何はともあれ、やっぱりピクサー作品にハズレ無し!良い作品でした。

お馴染み、本編前のショートストーリー『PRESTO』もスピーディーな展開で面白かった〜。

♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE

<<昨日は『ワールド・オブ・ライズ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『レボリューショナリー・ロード』
『007 慰めの報酬』
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』
『ベンジャミン・バトン』



2009年01月09日(金) 『ワールド・オブ・ライズ』

CIAの敏腕工作員ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。
中東からワシントンまで世界を駆け回っている彼の命運を握るのは、安全なアメリカから電話で指示を出す、冷徹なベテラン局員エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)。
彼らは、地球規模の爆弾テロを画策するテロ組織リーダー、アル・サリームを追いかけていた。
時には身内にまで嘘をつきながら、熾烈な頭脳戦で情報をかき集めていくロジャーとエドは、ついに大きな賭けに出る。。。

安全な場所から指令・指示のみを出すエドと、危ない現場を駆け回るロジャーとの対比が良く描かれている作品でした。

『踊る大捜査線』の「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ」のセリフがまんま使えるようなシーンがたくさんあって、この手の対比ってやっぱり分かりやすいのかな。

中東を舞台にした作品は、登場人物全員が怪しい人に見え(笑)「誰を信じていいのか分からない」感じがストーリーにスパイスを加えます。

マーク・ストロング演じるヨルダン情報局役のハニが、フェリスに「嘘をつくな」と強く言うシーンがあるけれど、それを約束させる方も、約束する方も、双方ともに凄く無理難題な事と分かっていて持ちかけ、そしてイエスと言うんだよね。

最後まで、その辺の恐怖や緊張感が続いた作品でした。

ラッセル・クロウは、今役の為に体重を増やして憎たらしい役を演じていたけれど、役が役なだけにさほど印象に残らず、ちょっと損な感じ?

レオは今回も激しい役を熱演していてとっても良かったけど、『ブラッド・ダイヤモンド』『ディパーテッド』に続き、またしても血生臭い役で…もっと普通の役が見たいなぁ。
レオを見る度に、いつもいつも言ってるけど、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』みたいな役をまた見たいよ。

♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE

<<昨日は2008年 年間トップ5

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『WALL・E』
『レボリューショナリー・ロード』
『007 慰めの報酬』



2009年01月01日(木) 2008年 年間トップ5

2008年に見に行った映画の中で、個人的な年間トップ5です。
当方、田舎住まいの為、主に単館上映系の映画の公開が大幅に遅れる時が多々あります。
実質的には一昨年の映画かもしれませんが、私が見たのは2008年という事で、その辺は御了承願います。

例年はトップ10を選んでいますが、一昨年に引き続き、昨年も見た本数が少ないため、トップ5にしました。

1位『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
2位『さよなら。いつかわかること』
3位『百万円と苦虫女』
4位『Once ダブリンの街角で』
5位『ダージリン急行』

以上です。

印象に残った俳優&女優では、俳優は↑1位&2位に主演のジュード・ロウ&ジョン・キューザック。
ジュード・ロウは、昨年の『ホリディ』に続き、今作でもとっても魅力的でした。
女優は、↑1位&5位に出演、そして『ブーリン家の姉妹』と、ナタリー・ポートマンをいっぱい見たので、彼女かな。

♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE

<<昨日は2008年 下半期映画

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ワールド・オブ・ライズ』
『WALL・E』
『レボリューショナリー・ロード』


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