2006年12月31日(日) |
2006年 下半期映画 |
『カーズ』 『Mi:3』 『ゲド戦記』 『かもめ食堂』 『青春漫画』 『イルマーレ』 『マッチ・ポイント』 『フラガール』 『父親たちの星条旗』 『太陽』 『手紙』 『ウィンター・ソング』 『椿山課長の七日間』 『007 カジノ・ロワイヤル』 『硫黄島からの手紙』
以上15本。 ALL映画館です。
上半期リスト←こちらとあわせまして、新年は、2006年の個人的な年間トップ10を発表したいと思います。
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今年は、「土地購入⇒新居建築⇒結婚」と、めまぐるしい1年で、新しい自分のスタートの年でした。
新生活スタート後、環境の変化からくる適応障害になり、あちこちの病院をハシゴする日々が続き、どんよりした毎日を送っていましたが、11月の後半から少しずつ外出も増えてきて、少しずつ気持ちも落ち着いてきたので、年が明けたら、元気な自分をゆっくり取り戻したいと思います。
今年も1年(ほんとーに)あっという間でしたが、つたない映画レポや【パート2】日常FOMA日記を御覧になってくれて有り難うございました。
♪BGM〜『Contact』サントラ
<<昨日は『硫黄島からの手紙』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2006年12月17日(日) |
『硫黄島からの手紙』 |
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。 アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林忠道(渡辺謙)が硫黄島に着任した。 早々に、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。 そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たちは希望を見出す。 だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり、戦況も悪化していく。。。
天皇陛下の為に死を覚悟して戦争に行くけれど、誰だって本心は「生きて帰りたい」と思うはず。
二宮くん演じる西郷が、戦友の自爆を横目で見ながらも、必死で生き抜いて戦おうとする姿に、「これが本当の正直な気持ちなんだろうな」と感じました。
人は誰でも、「やらなきゃいけいない時がきたら、やるしかない」という状況に身を置く事態があります。
召集令状が来たら兵隊にならなければいけない。 兵隊になったら戦地に行かなければならない。 戦地に行ったら人を殺さなければいけない。
こんな勇気、今の私にはどんなに気力を振り絞っても無理…。
「引き分け」という勝負のない戦争では、勝っても負けても永遠に終わらない気がします。
「原作を読んだら映像を見ない派」の私ですが、予約中の『散るぞ悲しき』が予想外に早く廻ってきてしまい、「ま、この本が映画の原作ではないからいいや。順番着いてる人も多いだろうし、読んじゃえ」と、今回は先に本を読んで後から映画を見ました。
栗林さんにスポットを当てた本なので、映画に比べると、その人となりは(当然)詳しく、素晴らしい人柄をうかがえます。
映画の中にはほとんど描かれてなかったのが残念だけど、硫黄島での過酷な生活…暑さ、水不足、地下陣地造りの大変さ…この本で初めて知った事ばかりでした。
ベストセラーになったので既に読んでいる人も大勢いるでしょう。 オススメの一冊です。
御存知の方も多いかもしれませんが、栗林さんのお孫さん(次女:たか子さんの息子)は、現国会議員の新藤義孝氏です。 新藤氏のオフィシャルサイトには、栗林さんのコーナーがあり、たくさんの写真も載っています。
この間、いつも夕飯の支度をしながら聞いているJ−waveの『ジャム・ザ・ワールド』というラジオ番組に、新藤氏がゲストで登場していて、遺骨収集の話をしていました。 現在でも、約13,000人の人たちが硫黄島で眠ったままだそうです。
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『ER』10シーズン。 ロマノが…死んじゃったよぉぉ。 エンディングテロップが流れた時のヘリコプターを引き上げる映像がたまならく悲しかった…。
今、スカパーで5シーズンを放送していて、先週から見始めました。
実家に居た時は、「地上波+ビデオ」のみだったのに、結婚後、「地デジ+BSデジタル+スカパー+DVD」という、私にとってはもの凄い進化。 【パート2】にもアップしましたが、先日、52型のテレビを買ったので、ハード・ソフト共に、映像を楽しめる状況なんだけど、普段、『報ステ』が始まるまではテレビを見ない生活をしているので、“宝の持ち腐れ”状態…。 やっと1つ、連続して見る番組ができました。
5シーズンは、まだキャストも勢ぞろいしていて、ジョージ・クルーニーも若い! ダグ、マーク、キャロル、ジェニー、カーター、ルーシー、ロマノ、エリザベス、ケリー、ベントン…。 今、地上波では10シーズンを見ているから、とっても懐かしいです。 特に、私が好きだったジェニーの笑顔が見れて嬉しいよ〜。 ジェニーの笑顔はとってもステキなのだ。
1度見ているといっても、5シーズンも前だし、「あ〜、こんな事があったなぁ」と思い出しながら見れるのも楽しい。
毎週木曜に新しい回が放送されるけど、金・土・日も(しかも、朝と夜に)放送があるので、木曜に用事がある時でも、いずれかの曜日で見れるから便利です。
『ER』は、「吹き替えの声と、本物の役者の声がカナリ近い」という話は聞いたことがあったけど、初めて字幕版を見て納得! ルーシーなんて吹き替えの人が英語しゃべってるかのようだ。 エリザベスがちゃんとイギリス英語を話してるのも分かるし、字幕もなかなか面白いなぁ。
何より、医療単語がちゃんと漢字で分かるのが「おお!」って感じ。 電気ショックの「じょさいどうき」って、漢字で書くと「除細動器」って初めて知ったわ。
かつて、妹(←看護婦)に、「ERでしょっちゅう出てくる、“さんそふぉわーど”って何?」って聞いて、「あんたバカ?“ふぉわーど”じゃなくて“ほうわど”漢字では『酸素飽和度』!!!」と言われた経験ありです(苦笑)。
♪BGM〜『A Very Ally Christmas』アリー・myラブ サウンドトラック
<<昨日は『007 カジノ・ロワイヤル』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2006年12月01日(金) |
『007 カジノ・ロワイヤル』 |
暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフルの存在を突き止める。 高額掛金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、国家予算である掛金1500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)が現れる。。。
「次作も見たい」と思うダニエル・クレイグ@ボンドだった。
「ボンドがボンドになる前の話」というのは知っていたけど、BMWのボンドカーも登場しないし、「ウソでしょ〜」っていうスパイ道具も登場しないし、アクションシーンも満載で、いつもの『007』とは一味も二味も違った趣でした。
『ミュンヘン』を見た時、「この人が次のジェームズ・ボンドだ」と意識しながら見ていたけど、こうやってちゃんと本作を見ると(当たり前だけど)当初の印象とは良い意味でけっこう違ったかなぁ。
“濃い系”雰囲気のピアーズ・ブロスナンとは対照的に、スマート雰囲気のクレイグ。 でも、意外に迫力がある人で驚いた。 彼の容姿から、「頭脳を駆使するスパイ」みたいな感じを思い描いていたので、ビックリするほどタフで信じられないほどド根性のシーンを見て、「あ、こうゆう007もありなんだな」と感じました。
ストーリーもクレイグ@ボンドもとっても刺激的な一作でした。
ただ、ラストの方で「え?この人って誰?」っていう人がいて、それがよく分からなくて…なんとなく消化不良気味。 今日は友達と一緒に見たんだけど、「・・・だよねぇ?」と、友達もイマイチ確信が持てない様子で、真相はよく分からないままだ…トホホ。
クレイグは、22作目の出演も決まっているらしいけど、次作は(今回のタフさに加え)もう少しオシャレな雰囲気を醸し出してくれれば、より魅力的な007になるんじゃないかなぁ。
♪BGM〜『A Very Ally Christmas』アリー・myラブ サウンドトラック
<<昨日は『椿山課長の七日間』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『硫黄島からの手紙』
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