####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2006年10月24日(火) 『フラガール』

昭和40年。
エネルギーの需要は石炭から石油へとシフト、世界中の炭鉱が次々と閉山していた。
そんな中、福島県いわき市の炭鉱会社は、地元の温泉を活かしたレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」の計画を進めていた。
目玉となるのは、フラダンスショー。
早速、本場ハワイでフラダンスを学び、松竹歌劇団で踊っていたという平山まどか(松雪泰子)を東京から招き、地元の娘たちのダンス特訓を始める。
しかし数世代も前から山で生きてきた住民は、閉山して“ハワイ”を作る計画に大反対。
まどかや娘たちへの風当たりも強かった。。。

今、流行の言葉で言うならば「予想外」の作品でした。
良い意味での「予想外」。

一言で言うと「情熱の映画」でした。

40年前…今みたいに娯楽が何もない時代。
福島の田舎町で、衝撃的な出会いのフラダンス。

普段の生活の中で、「熱心」になる事(モノ)はあると思うけど、「情熱」を燃やせるような事(モノ)って、そうそう無いと思う。
情熱って言ったら、人生賭けちゃうような出来事だと思うんだけど、まさに、主人公達の「人生賭けちゃう」映画でした。

以前、『情熱大陸』に蒼井優ちゃんが出ていた時、番組のラストでフラダンスを披露していて、「優ちゃんが出ているフラダンスの映画」ぐらいしか前知識がなかった。
予告も1度も見なかったので、ほとんどゼロの状態。
すこぶる好評の意見は聞いていたので、楽しみに見に行ったけど、こんなに感動+号泣とは!!!

号泣ポイントが何度も何度もやってきて、1/4ぐらいは大泣きして見てました。
特に、早苗(徳永えり)が引越しするシーンは、本当に涙涙だった。
今まで色んな映画で「別れ」のシーンを見たけど、早苗と紀美子が「じゃーねー!」と叫び合うこの別れのシーンは、カナリ印象に残る。

先生役の松雪泰子や、メインダンサーを任される紀美子役の蒼井優が注目される作品だけど、早苗を演じた徳永えりちゃんもとっても良かったです。
途中から登場しなくなってしまうのが惜しい存在でした。

『ウォーター・ボーイズ』や『スイング・ガールズ』など、劇中の「発表の場」は、感動を呼ぶ場面だけど、今作は「ショー」の要素が大きくて、より華やかで楽しめたなぁ。
本当、予想外。
そもそも、私、これ実話っていうのも知らなかったんです。
実話という事も予想外だった。
もちろん、常磐ハワイアンセンター(スパリゾートハワイアンズ)なる施設が存在する事も今日初めて知ったわ。

この間、『イルマーレ』見に行った時、「フラガールのパンフレット売り切れです」って書いてあったけど、きっと、みんな予想外に感動して、思わず購入する人が多かったんだろうね。
無事入荷していたので、もちろん私も買いました。

昨日、相方の友人(郡山在住)から、「結婚しましたハガキが届いた」と電話があり、そこで、この『フラガール』の話が出て、友人曰く「映画の中の方言は、いわき弁ではない。ほとんど東北弁に近い」と言っていた。
今日、それを意識してセリフを聞いていたので、確かに「かなり訛ってるなぁ」とは思ったけど、40年前は福島も東北弁に近かったのかな?
本州は、つくば市より北に行った事がない私なので、東北地方は未知の世界だけど、劇中、キャスト達の吐く息が白くてとっても寒そうだった。
それを見て、“炭鉱の町”“労働問題”“ダンス”…『リトルダンサー』を思い出しました。

♪BGM〜『Voices』by:Keiko Lee

>>昨日は『地中海の小さな国マルタ島+ロンドン』旅行記

マルタの写真up⇒⇒⇒【パート2】の“旅”

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『父親たちの星条旗』
『太陽』



2006年10月23日(月) 地中海の小さな国マルタ共和国+ロンドン

新婚旅行から帰国して1ヶ月。

“結婚しました”ハガキの送付も終わり、やっと何となく「生活」らしくなってきたかなぁという日々です。
…とはいっても、まだまだ買ってないモノ・足りないモノは多くて、休日は目的のモノを探し求めてあちこち出掛けたり、名前住所変更の各種書類で、旧姓と新姓の間をいったりきたりしてはいますが…。

人生最大の長期旅行は、地中海の小さな国とロンドン。
友人知人から「マルタってどこ?」って聞かれる度に、地図を出して説明しても全然覚えてもらえず…「そこって国なの?」「なんでまたマルタ?」…etc…帰国して写真を見せる度、プチ観光局になってます。

エアマルタ(という航空会社があるんです!)は、ヨーロッパの主要都市⇔マルタを結んでると思うけど、今回は、ヴァージンアトランティックで成田⇔ヒースロー、エアマルタでヒースロー⇔マルタの空路。

去年のパース、ニューヨークと、1人での長時間フライト&長いトランジットを経験してる私は、今回、同行者が居るだけでも救いでした。
が、相方は、初のアジア脱出だった為、ヒースローでのトランジット時間は、ほとんど病人状態…これなら1人の方がよっぽど気楽のような気がしないでもない(!)

前泊した成田のホテルを出たのがam8:00で、それからロンドンまで12時間〜トランジット5時間〜離陸遅れて機内に缶詰1時間〜マルタまで3時間、ホテルに着いたのは夜中の3:00過ぎという超過酷フライトでした。
直行便がない所に飛ぶのは大変ね。

滞在期間中、申し込んだガイド付きツアーが半分の日数、フリーが半分の日数、そしてマルタ島のお隣:ゴゾ島へ1日観光がプラスされたスケジュールで、リゾートホテルにずっと連泊です。

まず、旅には欠かせない(?)食事ですが、イタリアは行った事がないから「イタリアっぽい」かどうか分からないけど、そんなに遠からずって感じだと思う。
好き嫌いが多い私は、外国に行くと本当に食事は困ってしまうけど、マルタは、まぁまぁといった具合かな。
お肉が食べられないので、全般的にNGなモノは多いけど、魚介類やパスタは美味しかったなぁ。
味付けはわりと濃い目です。
ヨーロッパの中では、カナリ日本人の口に合うといわれているシチリア島の食事よりも「美味しくて合う」と言ってた人もいました。

言葉は、マルタ語というのがあります。
ただ、言語としてあまり発展しなかったそうで、いろんな国の言葉をもじったり短縮したような言葉。
マルタ語はさっぱりだったけど、かつてイギリスの植民地だったので、英語が通じるのが大変便利!

オランダの学者が調べた研究結果によると、「世界で1番平和度が高い国」No.1がマルタだそうで。
本当に、そのとーり!!!って感じで、人々の中にモメ事など皆無の雰囲気でした。
殺人事件なんて、年に1回起こるか起こらないかだって。

普通、地元の人の路地などは、怖くて(例え昼間でも)観光客(しかもアジア人)なんて歩けないじゃない?
ところが、マルタではそうゆう雰囲気は全くないんです。
超リラックス気分で、小さな路地まで歩ける所。
歩く早さも、自然とのんびり歩きになってしまいます。

一言でいうと「とにかくスロー」「超のんびり」空気が漂う国なので、せっかちな私には(我慢できずに)耐え難い場面もありましたが(苦笑)…ヨーロッパ人からすると、飛行機でチョット飛べば、こんなにリラックスした所に来れるんだから、(ヨーロッパからの観光客)わんさかやって来るはずだなぁと思いました。

人口たったの40万人の国。
人々の暮らしの中で、「急ぐ」場面なんてありえないんだろうね。
ホテルで何か頼んで「soon」と言われて、イライラ待ってて10分が当たり前の世界でした(笑)。

こんな小さな国でも一応ユーロ加盟国!
(ビックリ)
通貨の統合は2007年からだそうで、今はまだ「マルタリラ」という通貨です。
物価はそんなに安くもなく、かといって高くもなく。
お水が貴重だから、ビールやジュースよりもお水が高級品だった。

場所柄、いわゆるヨーロッパというより、半分は中東のイメージって感じかなぁ。
建物は木がなくて、石で出来てて、全部がベージュ色です。
(このベージュが白に変わったのがギリシャなんじゃないかな?)

マルタ人の顔も、西欧、北欧みたいな外人顔じゃなくって、チョット中東の血が入っているような顔をしています。
男性はイケメンが多いよー♪
女性も超可愛い人が多い!
思うに、我々東洋人からすると、ブロンドの外人よりも、黒髪でエキゾチックな雰囲気の男前(美人)の方が、「カッコイイ(キレイ)」と感じると思う。

日差しは、とんでもなく強くて、私は史上最大の日焼けで真っ黒になりました。
1ヶ月経ってもまだ真っ黒で、腕時計の跡もバッチリ…。
色白な方だったのに、一気に健康肌になってしまいました。
帽子・サングラスは必須アイテムで、日差しはキツいけど、カラっとしてるから、心地よい暑さです。
これがまさに学校で習った「地中海性気候」ってやつですね。
やっぱり、アジアの湿気って、もの凄いと思うよ。

同じガイドツアーで廻った方達(総勢15名)が、ほんとーーーーーに良い方達で、人に恵まれた旅でした。
15名の中に、女性1人旅が4名。
新婚旅行が私達の他もう1組。
40代の御夫婦が2組。
50代後半〜60代らしき両親+お嫁にいった30代の娘さん。
私と、もう1組の新婚夫妻3人が同じ歳で最年少というオトナの集団だったので、空気を乱すような人もいなかったし、本当に楽しい方達だった。

皆さん、めちゃめちゃ旅慣れた方達ばかりだったので、色んな国の旅行話を聞けて凄く興味深かったです。
もう、他の主要国は行き尽くしてるって人が多くてね。
だからマルタを選んだんだろうけど、メジャーな所はもちろん、マイナーな所も行ってる人ばかりで、ナマ『世界不思議発見』でした(笑)。

ガイドツアーの途中の昼食でも楽しく食事したんだけど、マルタ最後の夕食は、ホテルのレストランで豪勢に全員で食事したんです。
特に仲良くお話してくださった御夫妻は、「今まで何10回と、ツアーに参加したけど、ここまで皆で楽しくお話できたのは初めて」と言ってました。

人との出会いって大切ですね。

一緒のガイドツアーに参加したメンバーの誰かと、またいつか、どこかの旅でバッタリ逢えるような気がしてなりません。
相方は「縁があればまたきっと逢えるよ」と。
きっとそうだよね。

観光の途中で写真を頼まれて色々お話したイングランドのヨークから来た2組の御夫婦。
ホテルのプールサイドで話しかけられて、「女系天皇についてどう思うか?」なんて質問された(!)日本通のアムステルダムから来た御夫婦。
私のカタカナ英語を一生懸命聞き取ってくれて、色々お話してくれて、こうゆうのも旅の出会いですよね。

地中海の青と空、マルタストーンの建物、日常を感じない時間が止まったような国…人との出会いを含め、ほんっと遠かったけど、ほんっと行って良かったです。
10年後にもう1度訪れたい。

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のんびりマルタから大都会ロンドンへ。。。

第一印象は物価の高さ!!!
去年、NYでも物価の高さに驚いたけど、それを上回った!
今、円が弱くて£ポンド高だから余計に感じるよね。
お金の感覚が狂っちゃいます。
そして、ノロノロ歩いてたマルタの後で、人の流れにそって歩くのも戸惑っちゃうくらいだった。

ホンの数日滞在だったので(夜はミュージカル見た為)観光は、いわゆる「ザ!ロンドン!」って場所がメインでした。
ビックベンとかバッキンガム宮殿とか。
あと、相方の希望で、プレミアリーグ「チェルシー」のホームスタジアム「スタンフォードブリッジ」も行きました。
スタジアムは、地下鉄フルハムブロードウェイ駅から徒歩5分。
ここは良い街だったなぁ。

テムズ川の辺に、「ロンドンアイ」っていう大観覧車(全面ガラス張り)があって、それに乗ったんだけど、ロンドンは「大阪or京都に似ている!」という2人の共通意見でした。
テムズ川が淀川or鴨川みたいな雰囲気。
ロンドンアイの観覧車は、空中庭園かな。
関西の都会住まいの人は、ロンドンに行っても、多分、違和感がないような気がするなぁ。

地下鉄は、NYの地下鉄よりも簡単でとっても分かりやすかった。
都会は交通網が発達しているから、NYと同じで、もし1人旅でも、ロンドンも(1人でも)平気であちこち動き回れそう。

ミュージカルを見るチャンスは2日間しかなかったから、どれを見ようか迷ったけど、『エビータ』と『ビリー・エリオット』(映画リトルダンサーのミュージカル)を見ました。

感動のミュージカルのレポは、また改めてアップしたいなぁと思ってます。

昨年の11月にブロードウェイ、そして1年経たずにウエストエンド。
世界のショービジネスの双璧を制覇した私…自分でもビックリ!

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以上、簡単ではありますが、マルタとロンドンの旅行記でした。

本当にホンのチョットだけの写真。
⇒⇒⇒【パート2】の“旅”
デジカメでは400枚近く撮ってきたので、マルタ島の写真に御興味ある方は御一報ください(笑)。

尚、一部の人には、“結婚しましたハガキ”と共に、勝手に送り付けました(苦笑)。

♪BGM〜『ビリー・エリオット』ミュージカルサウンドトラック

>>昨日は『マッチポイント』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『フラガール』



2006年10月09日(月) 『マッチポイント』

アイルランド人のクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、英国の上流階級に憧れる野心家。
高級テニス・クラブのコーチになり、金持ちの息子・トム(マシュー・グード)と親しくなる。
ある日トムに誘われてオペラに行くと、トムの妹・クロエ(エミリー・モーティマー)に気に入られる。
やがて交際が始まり、クリスはクロエの父親の会社の社員になり二人は結婚、クリスの人生は前途洋々に見えた。
しかしクリスはトムの恋人・ノラ(スカーレット・ヨハンソン)とも浮気を続けていた。
ノラを愛しているが、クロエが与えてくれるリッチな生活も手放せない。
自分の人生を完璧にするため、クリスは。。。

「女は“妊娠”に関して、こうも豹変する生き物なんだ…」という印象の映画でした。

女の人の一生の中で、妊娠は凄く大きな出来事だと思うし、凄く重要な事だと思うけど、あらゆる角度から見て、こんなにも必死になるものなんだ…と。

予告を見た時は、浮気夫の転落人生(?)を描いた作品で、世の中の男性陣にはイタイ作品だと思っていたんだけど、私は「女×妊娠」のインパクトが強い内容に思えました。

人間、誰しも“欲”はあると思うし、人生賭けちゃうような思いがけない転機やチャンスがめぐってきたら、“計算”も働くと思う。
だから、私はクリスの行動は真っ向から否定はできない。
正直者がパーフェクトな世の中ではないと思うから。

ただ、「相手を選ぶ」事はほんっとに重要だとしみじみ思わされた。
1度きりの人生、絶対にバレなければ、未婚・既婚にとらわれずに自由な恋愛も良いでしょう。
けど、相手を見極める事を誤ると、とんでもない事になってしまう。
理性なんて働かなくても良いから、相手はちゃんと選ばないと…。

ラストに向けての流れは、私は全然よめなくて、「まさかノラが…」と、ビックリしました。
そして、オチも当然ながらよめなかった。

よく、「運も実力のうち」なんて言うけれど、運が良い人って、その運の良さを自分では分かってないところが、また運が良い証拠なんだろうね。
見えない「運」誰にでもあるのかな…。
幸運。
不運。
他人からは見えても、自分では絶対に見えないモノかもしれない。

私が好きなエミリー・モーティマーとスカーレット・ヨハンソン。
2人とも登場時間が長くて満足でした。
若いスカーレットの方がフィーチャーされがちですが、エミリー良かったなぁ。
『Dearフランキー』を見た時に、「エミリー、脚が長い!スタイル良い!」と思ったけど、今作もパンツスタイルで脚の長さが際立っていた〜!
ジョナサン・リース・マイヤーズとほとんど背の高さ一緒だったもんね。
『Dearフランキー』、『ピンク・パンサー』そして今作と、全く違った役どころを見せてくれて、これからも注目していきたい女優さんです。
彼女、私は好きだなぁ。

そしてスカーレットは、まだ21歳とは思えないオトナ振りでステキだったけど、もう少し若々しい(というか、一般的な感覚の21歳の)役が見たい。
アダルティな魅力が、彼女にとってより一層の魅力だけど、20代前半だからこそ、もう少し年少の雰囲気の役どころをやってもいいんじゃないかな。

ロンドンの街並みとオペラを使った劇中音楽が雰囲気出ていて、こうゆうウディ・アレンも嫌いじゃないけど、皮肉やブラック・ジョークが利いて、jazzが流れるNYもまた見たいな。

つい2週間前、ロンドンに行ってきたばかりなので、歩いた街並みがスクリーンに映って、個人的には、映画本編とは別次元で楽しめた作品でした。

うちの方では上映がないので、久々に朝イチで浜名湖越えて見に行ってきました。
題材が題材のせいか(?)男女とも1人で来ている人が多くて、男女の観客は、私と相方の他2組ぐらいだった。

♪BGM〜『ビリー・エリオット』ミュージカルサウンドトラック

>>昨日は『イルマーレ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『フラガール』



2006年10月01日(日) 『イルマーレ』

シカゴの病院の医師であるケイト(サンドラ・ブロック)は、湖畔に立つガラス張りの家から引っ越すことになった。
家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残した。
「郵便物の転送をお願いします。玄関の犬の足跡は元からありました」と。
新しい住人アレック(キアヌ・リーブス)は、玄関を見たが犬の足跡はなかった。
しかし翌日、迷子の犬がやってきて、ペンキで足跡をつけた。
アレックは、このことをケイトに手紙で知らせる。
数回の手紙のやりとりからアレックは、ケイトが2年後の世界にいることを知る。
2人の不思議な文通は続き、やがて愛し合うようになる。。。

この作品に限った事ではないけど、リメイク版は、オリジナルを超えるどころか、オリジナルと肩を並べるのも不可能という感じがした。
いかにあの韓国版が上手く作られていたかを改めて強く思いました。

個人的にとっても好きな作品で、また、イ・ジョンジェ氏の出演作品の中でも、チョン・ジヒョンちゃんの出演作品の中でも『イルマーレ』が1番良い作品だと思っているので、けっこう辛口な意見になってしまいますが…。

物語の中で、主人公2人の恋も重要だけど、それ以前に、不思議なポストにスポットを当てて、“未知の世界の人と手紙を交換する”部分が凄く重要な作品だと思うのに、今作はいきなり「愛してます」とか言い出しちゃって…「おいおい、それはチョット違うでしょ…」と。

「手紙を書く」「返事を待つ」「返事を書く」…「手紙」というゆっくりした手段でお互いの事を分かり合っていくドキドキ感が全然足りなくて残念。
手紙やポストのシーンは大事だと思うのになぁ。

その辺を省略した分(?)自立した女性の恋愛面に軸をおいています。
サンドラ・ブロック演じるケイトは、30代のドクターで自立した女性の設定です。
片や、チョン・ジヒョンちゃん演じるウンジュは20代の売れない声優。
30代と20代では、恋愛に関する意識はけっこう違うだろうし、このようなロマンティックファンタジーで恋愛を描こうとするには、どうしても年齢的な壁ができてしまうと思います。

韓国版は97分で、ハリウッド版は124分。
「短ければ良い」とか「長ければ良い」とかいうわけじゃないけど、今思うと、97分でよくあれだけ素晴らしいデキになってたと思う。
派手さはないものの、叙情的で余韻が残る。
そこがハリウッド版と韓国版の決定的な違いでした。

ラストシーンのカットを見て、「欧米ってやっぱりカップル文化なんだなぁ〜」と、しみじみ思ったわ。

主人公2人の演技は、なかなか良かったし、これを最初に見たのなら(オリジナルを何度も見ていなければ)ハリウッドとしては異色のラブストーリーで、気に入ったと思う。

ただ、この物語には、イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンが最高に合っていた。

って事で、、、リネさん、辛口レポになってしまってゴメンナサイー。
でも、マンションの前に木を植えるキアヌはかっこよかったよ!

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新婚旅行の旅行記を書きたいと思いつつ…今回、長期日程だったので細かな流れを書くのはチョット難しく…。

今回、デジカメとビデオカメラを持っていったので(デジカメでは400枚近く撮った!)携帯を取り出して写す機会が少なかった為、【パート2】にアップできる写真もそんなに多くないのです。
なので、マルタ島の大まかな感想&ウエストエンドのミュージカルレポにしようかなぁと思ってます。

【パート2】の写真共々、また追々アップしていこうと思います。

♪BGM〜『ビリー・エリオット』ミュージカルサウンドトラック

>>昨日は『飛行機の中で見た映画』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『マッチポイント』


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書き手: みぃ♪
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