19世紀のパリ。 オペラ座では、怪人ファントム(ジェラルド・バトラー)による奇妙な事件が相次いで起こっていた。 コーラスガールのクリスティーヌ(エミー・ロッサム)は、ファントムを“音楽の天使”と信じて彼に歌を習い、プリマドンナと成長していく。 幼なじみの子爵ラウル(パトリック・ウィルソン)に愛されながらも、孤独なファントムに惹かれているクリスティーヌ。 ある日、仮面の下に隠されたファントムの秘密を知る。。。
主役3人の歌声が、「自分の好みだ」と思う人にとっては、良いのではないでしょうか。 良し悪しが別れるのは、結局はここだと思います。
私はと言いますと、、、ちょっとイマイチといった感じでした。 ラウルはOKだったけど、ファントムもクリスも声が強すぎ。 特に、クリスは♪Think Of Meで、「おお!!歌姫登場」と思わせるような、もっと透き通るソプラノでないと…。 エミー・ロッサムが、あんなに太い歌声とは…意外でした。
とは言っても、、、もちろん、映画ならではの(映像ならではの)良さもありましたけどね。 この演目は、他の演目に比べて、ただでさえ♪Overtureで、「ゾクゾク」っとくる度が高いけど、ここは見事な映像でした(最大の見せ場と言ってもいいかも)。
ハンニバル、イルムート、ドンファンの劇中劇の部分は、映画だととても分かりやすく描かれてましたね。 ♪Prima Donnaも煌びやかで見応えがあったし、カルロッタのカエル声も、「あっ、なるほど」と思ったし。 ♪All I Ask Of Youも、「いかにも若い男女の愛の告白シーン」って感じで、気に入りました。
舞台では2幕冒頭の♪Masqueradeは、休憩がない映画だから、この辺で(中盤の「あ〜まだ先があるなぁ」という部分で)もっとド派手にしてもらいたかったな。
♪The Point Of No Returnは、2人の歌声が凄く迫力あってエロくて、と〜っても良かったねぇ〜。 この曲に関しては、ジェラルドファントムとエミークリスが好き! 映画が始まってからずーっと、「この人たちの歌声…もうちっとどうにかやさしくならないものか」と思っていたけど、この曲だけは、あの力強い歌声が非常に活きてましたね。 そのままラスト3重唱もけっこう良かったと思います。 ジェラルドファントムの演技も最高潮って感じで、クリスとのキスシーンの表情は泣けた。 最後のマスカレード口ずさむシーンも泣けたー。
舞台と違うラストシーンですが、これはこれでまた余韻を残して、個人的には良い場面と思いました。 今日は、♪The Point〜の後ぐらいから、かなりファントムよりの気持ちで見ていた私としては、映画のラストは、切なさ倍増って感じで、上手な描き方だったと思うんだけどね。 もちろん、舞台のラストシーンもステキですが、映画の方がファントムの愛の部分が強調されてグッとくるかも。
上記のとおり、♪The Point〜以降は、凄く良いと思いましたが、私が大好きな♪Music Of The Nightと♪Wishing You〜(墓場にて)が満足できなかったのが、とても残念でした…。 しつこいけど、2人の歌声が強すぎ。
ジェラルドファントムは、全体的にスマートすぎでしたね。 ファントムには、もう少し重厚感とか甘さ、そして、ある種の「異常さ」が必要と思うんだけど…彼のファントムは、けっこう普通の人っぽすぎる。 あと、クールな面が多すぎるかなぁ。 「ありえない」とか「許せない」とまでは思わないけど(笑)1幕の部分がもう少し頑張って欲しかったって感じ。
エミークリスは、まず、実年齢も若いとう点は良かったと思う。 歌声というのは、人それぞれ好みがあると思うので、、、私の好みではなかったって感じです。 あと、常に「ポカーン」と口を開けてる演技が異常に目に付いた+ファントムに亡き父を求める感情があまり伝わってこなかった。 ただ、この役は、誰が演じるのを見ても、なかなか完ぺきにハマる事はないのかもしれないなぁとも感じましたが。
パトリックラウルは、超正統派って感じで、3人の中では1番良かったと思いました。 髪を後ろでしばった姿がステキだったわ。 映画ではキーポイントとなる老人を演じた場面も良かったです。
あと、ジリー母娘も印象に残りましたね。 メグ可愛いなぁ〜。 彼女がクリスでもいいくらい。
主役3人の歌云々の感想を目にしますが、A,L=ウェバー作品に出る時点で、ある一定以上の歌唱力レベルにあるのは当たり前。 そんなことは当然です。 歌唱力以上にポイントになるのは、やっぱり“1つの作品を通しての”歌声だと思うんだけどなぁ…私は…。
ダンス一緒のオバサンが娘さんと見に行って、サントラ買って家で聞いたら、「歌だけ聞くとな〜んかガッカリ、、、映像を見ながら聞いたからよかったのね」と言ってたけど、もしも「サントラ欲しい!」「聞いてみたい!」と思う人がいらっしゃったら、まず、ロンドンオリジナルキャストを私はオススメしますね。
マイケル・クロフォードのファントムも、実はちょっぴり癖のある歌声なので、好き嫌いはあるかと思いますが、少なくとも“1つの作品を通しての”歌声としては、他の比ではないと思う。 もちろん、サラ・ブライトマンのクリスも。
とかなんとかいっても、映画は、四季劇場まで行く交通費だけで15回は見れるから、あと3回ぐらいは見たいと思ってます。 ♪The Point〜のシーン目当てに行くつもりですが、何回か見に行けば、そのうち歌声も気に入るかな???どうかな…。
ちなみに、、、同じA,L=ウェバー作品の映画としては、私、個人的には、『エビータ』の方が断然に好みです。
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秋から始まった『ER』8シーズン。 BS無い我が家は、地上波で見てるんですが、、、『ER』をド深夜に追いやってまで放送してる韓国ドラマの『美しき日々』とかって、はたして巷では流行ってるんでしょうか? 『冬のソナタ』の時は、わんやわんやと騒いでいたけど、『美しき日々』の「う」の字も話題になってないように感じるんだけど…。
社会現象になるくらいの番組なら、日付変わってから見させられるのも「まぁ、しょうがないかな」と少しは(本当に少しだけ)思います。 でも、ただ単に「ブームだから放送しちゃえ」じゃ、たまりませんぜ〜こっちは。
当初、am0:45〜放送だったけど、最近じゃ、am1:10〜なんてのも当たり前。 どうにかしてよ〜〜〜〜NHK!
≪≪ 昨日の映画は『パッチギ!』
♪BGM〜『The Phantom of the Opera』オリジナルロンドンキャスト
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ステップフォード・ワイフ』
1968年、京都。 京都府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長アンソン(高岡蒼佑)達は、いつも対立していた。 アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ(沢尻エリカ)に、恋心を抱いた東高の松山康介(塩屋瞬)は、彼女が吹いている曲が「イムジン河」という朝鮮半島を舞台にした歌という事を知る。 キョンジャと親しくなりたい康介は、ギターと朝鮮語の特訓を始める。。。
恋愛と民族問題をよく組み立てていて、なにより、若い役者陣が(ほとんど初めて見た役者)新鮮で良かったです。
更に良かったのが、アンソン一家の周辺にいる在日朝鮮人の脇役達。 笹野さんの熱演にはしびれました〜。 どさくさに紛れて(?)『探偵ナイトスクープ』でお馴染みの長原成樹が出てきてビックリ。 しかも、探偵のまんまだった…(笑)。
そうそう、私、オダギリジョーって人を初めて見ましたが(演技も初めて見た)、なかなかカッコイイ人ですねぇ〜。 けど、私が好みの髭が似合いそうにないのが残念。 ちょっと福山君っぽい雰囲気かなと思いました。 っぽいと言えば、、、アンソンを演じた高岡君が、TOKIOの長瀬君に見えてしょうがなかったんですが、似てるよね…???
童謡で『ふるさと』という曲ありますよね。 私は、この曲を聞くと、いつどんな時でも、なんとなく目頭が熱くなりジーンときます。 生まれてこの方、磐田を離れたことがなく、ずーっと家族の元で暮らしている身なので、『ふるさと』を聞いて、「遠く離れた故郷を思う」というわけじゃないんだけど、「自分が歩んできた居場所を思う気持ち」みたいな感覚(?)っていうのかぁ…そんな感じになります。 劇中で歌われる『イムジン河』を聞いて、真っ先に『ふるさと』を連想しました。 ラストの♪イムジン河の熱唱シーンは涙涙涙だったな。
親子でさえ、お互いを理解しあうのは、なかなか至難なことだから、違う民族同士が、お互いを理解しずらい(しない)のは、考えてみたら極々自然な流れなのかもしれませんね。 今でこそ、幼稚園児も海外旅行に出かけ、オバ達も狂ったように異国の俳優を追っかけて飛び立ちますが、40年前には、この時代を生きてきた人でないと感じられない「理解しない」事というのも当然あったんではないかなぁと思いました。
ラストは涙で感動だったけど、参ったのが、血ダーダーのシーン連発…。 いやぁ、喧嘩シーンが多すぎ、多すぎ…凄い…怖くて見てられなかった(痛泣)。 沢尻嬢の可愛さで浄化したかったけど、それを上回る激しさでした。
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今日、初めてハリウッド版『Shall We ダンス?』の予告を見た。 リチャード・ギア、かっこいい〜。 電車のホームでワルツのシャドーやってたシーンが映ったけど、一緒に踊ってもらいたくなったわ。
今、我がレッスンにも初心者のオジサン4名いますが、役所広司や竹中直人への道は宇宙の果てぐらい遠い…。 映画の(←日本版の)最初のシーンと同じような場面が毎週繰り広げられてますが、なかなかそれ以上に進まないよ〜。
≪≪ 昨日の映画は『オーシャンズ12』
■newオーストラリアパース旅行記(1日目)〜〜〜〜〜(6日目)
♪BGM〜『LOVE GOES ON...』by:Dreams Come True
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『オペラ座の怪人』
2005年01月23日(日) |
『オーシャンズ12』 |
アメリカを飛び出した彼ら。 ラスベガスで罠にはまり大金を奪われたベネディクト(アンディ・ガルシア)と、ヨーロッパの大強盗トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)の挑戦を受ける。。。
終盤は笑いました。 ああゆう展開になるとは思ってなかったし、あの人の登場も知らなかったから。 可笑しかった。
ただ、肝心の「盗み」「強盗」の部分はどこいっちゃったの??? ベネディクトに加え、トゥルアーや警察も出て来て、もっと大活躍するオーシャンズなのでは? 普通、これ系って、シリーズが進むごとに何かしら大きな事に直面したり、やったりするよねぇ…。 『11』を見た時、「もう少しハラハラドキドキの展開が欲しい」と思った憶えがあるけれど、今回は、ハラハラドキドキどころか、それ以前の問題のように思った。
1番、見せ場があったのはモニカ・ベルッチの旦那さんじゃないかな? ヴァンサン・カッセルって、見れば見るほど(凝視すればするほど)不思議な顔してるなぁと思うのは私だけ?
絢爛豪華な役者陣で、見ていて楽しい雰囲気はあるけれど(あくまでも雰囲気で)、内容的には、ほとんど印象に残らない作品といった感じでした。
≪≪ 昨日の映画は『ネバーランド』
■newオーストラリアパース旅行記(1日目)〜〜〜〜〜(6日目)
♪BGM〜『DIAMOND15』by:Dreams Come True
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『パッチギ!』
1903年のロンドン。 劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)は、公園で未亡人のシルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と4人の息子達と出会う。 しだいに仲良くなっていくが、3男のピーター(フレディ・ハイモア)は、父親の死がきっかけで心を閉ざしていた。 想像の世界を楽しむことを教えるジムに、ピーターもだんだん心を開いていく。 同時に、ジムも新作執筆の情熱を燃やす。 「ネバーランド」に住むピーターパンが生まれた。。。
ピーターパン云々ぐらいしか予備知識がなく見ましたが(予告も1度も見なかった)良い映画でした。 今から100年前なので、衣装も生活用品も今見ると新鮮で、これも魅力の1つだったと思います。
大まかな印象は、『ビックフィッシュ』と『ウォルター少年と夏の休日』と『ポーラー・エクスプレス』を足したような雰囲気という感じかなぁ。 と、一見、お伽話風が中心ですが、個人的には、ジムと妻メアリーの描写シーンが非常に印象に残りました。 こうゆう夫婦やカップルって実際にけっこういるような気がする。 私自身もこれに近いような部分もあり、この夫婦の関係は(特にメアリー)凄く感慨深かったです。
どちらかというとシルヴィアを演じるケイトの方がメイン配役ですが、私としては、メアリー役のラダ・ミッチェルが1番良かった。 ラストのキスシーン…切なかった…。 切なさ好きの私が好きな展開でもあったので、カーテンの後ろに立って舞台を見ていたシーンはグッときました。 この映画をメアリーの立場に立って見ている人は少なくないんじゃないかなぁ…と思うんだけどね…私は。
ラダに負けず劣らず、もちろんケイト・ウィンスレットも素晴らしかったですよ。 彼女、確か私より1つ年下だと思ったけど、いい歳のとりかたしてるねぇ〜。 好演だったし、いい女優さんになったなぁと思いました。 あの太さは、ある意味、クラシカルな衣装を着る武器?!(笑)。 あの手の衣装を着させたら、天下一品じゃないかしら。 まぁ、似合うこと、似合うこと。 体型的に同じような匂いがするスカーレット・ヨハンソンと一緒に、是非『若草物語』でもやって欲しいわ。 スカーレットも絶対、ああゆう衣装が似合うはず!
ピーター役のフレディ・ハイモア君、きみは第二のオスメント君か?! ラストの演技は、お見事! 私は、髪型がすっかり気に入ってしまいました。
ジム@ジョニー・ディップは、ファンの方の目から見たらどんな意見なのか知りたいなぁって感じ。 私は、ほとんど関心が無い俳優さんなので、あまり可も無く不可も無くと感じました。 というか、完全に2人の女優に負けてたと思った。
あと、何気に『ピーターパン』に出ていた役者たち(特にピーターパン役の子)が、上手でした。
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私が大好きな『イルマーレ』がハリウッドでリメイクされるらしい。 キアヌ・リーブス(40)+サンドラ・ブロック(40)だって。 役者に実年齢は関係無いといえば関係ありませんが、が、、、しかしだ、この映画って、40歳の役者がやるような映画じゃないと思うんだけど…。 ソンヒョン役をやるキアヌは、まだ、なんとかいけるとしても、ウンジュ役をサンドラ・ブロックって、、、ありえないと思うんだけど…これ。
♪BGM〜『The Phantom of the Opera』オリジナルロンドンキャスト
今、ホンダのCMで流れてる曲はサラ・ブライトマン(A,L=ウェバーの元嫁だよ)なんですね。。。あぁ、昔はサラも透き通るソプラノ声だった。
≪≪ 昨日の映画は『ターミナル』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
ニューヨークのJFK国際空港。 東欧のクラコジアからやってきたビクター(トム・ハンクス)は、到着と同時に、母国が内戦で消滅してパスポートが無効になったと連絡を受ける。 空港内で“足止め”状態。 それは1日1日と伸びていき、帰国も入国もできないまま、いつの間にか、ターミナルで生活をすることになる。。。
長かった…。 物語の設定とか役者陣とかは良いと思ったのに、どうにも長かったです。 もっと、山あり谷ありの展開が待ち受けているならば、このくらいの長さでも十分に見応えがあったと思うけど、比較的、平和に普通に物語が進んでいった為、メリハリをつける面でも、もう少し短縮していい部分があったと思います。
以前、新聞の評で、「キャサリン・ゼタ=ジョーンズが彼女史上、最大にキュート」と読んだけれど、確かに、セミロングの髪型も似合っていてステキでした。 客室乗務員の制服姿以外は、1度しか衣装を変えて登場していないのは、彼女にしてはちょっと珍しかったですね。 ビジュアル的には好感を持てたけれど、肝心な役の設定がとっても中途半端で、なんか残念でした。 極端な話、仮に彼女の役が登場しなかったとしても、この映画において、そんなに大きな影響がなかった気がするのは私だけかしら…。 個人的には、入国係りのトーレス役の女優さんの方が印象に残ったなぁ(とっても綺麗だった!)。
上記、トーレスをはじめ、ビクターと仲良くなる脇役陣が凄く良かったです。 これが1番かな。 トム・ハンクスは貫禄があって、さすがでした。
ただ、スピルバーグ×トム・ハンクスなら、断然『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の方が好き!というのが私の感想です。
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1月2日から日経新聞の1面で、少子化についての連載記事がある。 毎日読んでいるけれど、読めば読むほど、「これ読むと、ますます少子化になるんじゃ?」と思うようなことしか書いてない。 結婚もしてないから、子など考えられない私でさえも、「うーわっ、これじゃ、子供なんて産んでる場合じゃないじゃん」と思ってしまうくらい…。
先月、第一子を出産した友達が、常々、口にしていたのが「病院にねぇ、普通の年齢の妊婦がいない」というセリフ。 実はこれ、去年、出産した友達も、全く同じ事を言ってたから驚いた。
「25〜30歳前後ぐらいの人が全然少ない。いるのは、おばさんとギャルばっかりなんだよ」とのこと。 いわゆる高齢出産といわれる年齢の妊婦と、20歳そこそこのデキ婚らしき妊婦が凄く多いらしいというわけ。
で、実際、彼女の出産御見舞いで病棟に行ったら、本当にそうだった…。 産科病棟の患者が、お化粧などしてるわけがない=ごまかしがきかないから、見た目で年齢がはっきりくっきり分かる。 どうみても40歳ぐらいの人や、どう見ても20歳前後の人が多く、下手したら、ここは、母娘でもおかしくないんじゃないのかっ!って感じで驚いた。
妻を見舞いにくるお父さんらしき人も、同じように、「あー、このおじさんお父さんなんだ」と思う人から、「えぇー、このおにいいさんお父さんなの」という、幅広い年齢層。
産科のワンフロアを見渡して、「あ〜、ここって、今のニッポンを象徴しているような状況なんだなぁ」と、本当につくづく思ってしまった…。
連日の日経新聞の連載で、恐れをなしているのに、自分と同世代の妊婦が少数だったリアルタイムの産科病棟を目の当たりにして、、、=上記「どうみても40歳ぐらいの人」予備群が大量に潜んでいるってわけで(笑)。 実際に、産む産まないは別としてね。
「子供を産む(そして育てる)環境が整っていて」「子供を望んでいる」人が、無事、出産できたら、それはそれは、と〜っても幸せなことだと思う。 今のニッポンは、子供が欲しくても環境が整っていない人、また、環境が整っていても子供ができない人は、たっくさんいるから。 それに私のように、結婚もしていないうちから既に諦めモードの人もいるし。
うちの母は、私を26歳で産んで、妹を29歳で産んで終了。 今、私は29歳。 母はこの時、既に全ての出産を終えていたんだなぁ。 しかし、今の私は、生産性よりも、これから確実に起こりうる自分を含めた家族の老後問題(介護問題)の方が真剣に考えちゃうよ。
ちなみに、、、昨年、上司の親が93歳で亡くなったけど、老人病院の1ヶ月の入院費用が24万円だったって。
≪≪ 昨日は「2004年の年間トップ10」
♪BGM〜『DIAMOND15』by:Dreams Come True
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2005年01月10日(月) |
2004年 年間トップ10 |
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。
昨年2004年に見に行った映画の中で、個人的な年間トップ10など。 当方、田舎住まいの為、主に単館上映系の映画の公開が大幅に遅れる時が多々あります。 実質的には一昨年の映画かもしれませんが、私が見たのは2004年という事で、その辺は御了承願います。
1位『アドルフの画集』 2位『インファナル・アフェア 無間序曲』 3位『スウィング・ガールズ』 4位『ラブストーリー』 5位『グッバイ、レーニン!』 6位『ポーラー・エクスプレス』 7位『ニューオリンズ・トライアル』 8位『真珠の耳飾の少女』 9位『ウォルター少年と夏の休日』 10位『ホテルビーナス』
以上です。
上半期リスト 下半期リスト
俳優ではジョン・キューザック、女優ではスカーレット・ヨハンソンが強烈に印象に残った年だったように思います。 ジョン・キューザックは今までのイメージが覆され、一気に好きになった。 実際、彼が出演している2作が、1位と7位なので、私の中の好感度アップさが分かりやすいかと…。 スカーレットは巷でもたいそう人気がありますね。 次の作品が楽しみです。 個人的には、古典モノが見たい。
つい先日、新聞に『キネ旬』のベスト10が発表されていた。 外国映画部門の上位が『ミスティック・リバー』と『殺人の追憶』、、、昨年、私が見て後悔した映画の双璧が、1位と2位に選ばれていた…。 自分が思い出したくもないくらいの後味の悪さと恐怖映画が、キネ旬では上位を占めたのねぇ〜と可笑しかったです。 作品のデキや俳優の演技云々以前に(逆に言うと俳優の演技だけとれば、素晴らしかったんだが)、内容が私にはどうしても耐えられない映画で、二度と思い出したくないのに印象に残っている映画でした。 今年は、こうゆうのは見る前に誰かに止めてもらいたいです(笑)。
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家族の元を訪れていたオーストラリアのパースより無事に帰国しました。
独りぼっちの旅も、終ってみればあっという間。 海外旅行を経験してたったの半年…2度目の異国の地…自分でもよく独りで行って来たなぁと思うけど、良い経験になりました。
せっかちな私が、おおらかな国で、適合障害寸前に陥った(笑)滞在記は、また時間がある時にアップしようと思っています。 あと、写真もフォトギャラリーに順次アップしていく予定ですので、また見てください。
♪BGM〜『DIAMOND15』by:Dreams Come True
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ターミナル』
2005年01月04日(火) |
パース旅行記(6日目) |
#am1:10 離陸。 シンガポール航空機にて、名古屋へ出発。 。。。の、はずが、、、「さぁ、滑走路」ってところで、「機体のタイヤに不備が見つかり…」というアナウンスとともに引き返した。 そして「タイヤを交換することになった為、暫く時間がかかります…」と。 こんなド深夜に、飛行機の中にギュウ詰めにされたー(最悪)。 周りは日本人だらけだったから、安心度は高かったけれど、ここまで1つフライトを終えて→長い待ち時間(しかもイギリス人おばさんから英語攻撃…)→ほんっとに身がよじれるほど苦痛でした。
#am2:00 夜食? 得体の知れない「サンドイッチ」が配られる。 サンドイッチって言うより、肉タコス(?)って感じの食べ物。 これはサービスというより、罰ゲームみたいな感覚でしたよ(笑)。 お隣は、バリに行って来たという、うちの両親ぐらいの御夫婦で、「こんなもの出されてもねぇ」と言って、私と同じく、中身のトマトだけ抜き取って食べてました。
#am3:10 やっと離陸。 3時ですよ!さんじー! 1回降ろしてくれればいいものの、いくら安全の為とはいえ、乗ったまま2時間も待たせるのは、どうなんでしょうねぇ? 無理やり寝て、無理やり起きて、無理やり朝ごはんを食べたフライトでした。
#am10:30 名古屋空港着。 2月17日から、新しい空港になるので、この名古屋空港は、私にとってこれで最後の利用でした。 「あ〜、日本」「あ〜、寒い」と感じつつ、11:33名古屋駅発の新幹線指定キップをとっていたので、急いで名古屋駅に向かう。 新幹線の中で、天むすを食べて、日本のお米の美味しさを実感しました。
#pm13:00 自宅着。 あ〜、磐田! あ〜、家!!! 独り旅も無事に帰って来れました。
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パースは、一言で表現すると「丸っこい」(角張ったところがない)って感じかなぁ…。 とがった光景は全然無いですね。 人も街並も。
人は、とても親切です。 大都会ではないので、人も擦れてないっていうか、、、思いやりの心を持ってる人が多いなぁと感じる場面が非常に多かったです。 あっ、書き忘れてましたが、若い女性は美人が多いです♪ 擦れ違う女の人、みんなみんな、とっても可愛い!綺麗だったなぁ〜。
オーストラリア英語は、妹から「発音が違う」と聞いてたけれど、私の予想以上にアメリカ英語やイギリス英語とは違うと感じました。 相手の言ってることが一発で聞き取れなくて、すっごくバカになった気分だった(笑)。 まぁ、こんなに狭い日本でさえ、方言があるんだから、「英語」と一言に言って、違いがあるのが当然ですよね。 オーストラリア人がしゃべった言葉、英語でかまわないから、字幕を出して欲しいと思ったよ(笑)。 そうすれば、読み書きだけは得意な日本人は、ヒアリングのストレスから解放される! 妹も、この発音の違いに相当苦労してるようだったけれど、自分が言いたい事というより、相手の言ってる事が一発で分からないのが私も1番苦労しました。
しっかし、私は、ここ近年で(大学受験以来)間違いなく、英語の思考回路を1番フル回転させた6日間でした。 文字で表現すると、「頭の中から、ひねりしぼった」って感じ(苦笑)。 妹が、「オーストラリアの他の都市に比べて、パースは英語ができないと何もできん」と言うけれど、確かに、ここの街では、しゃべれなくても無理やりしゃべらないと困る環境です。
あと、とっても印象に残ったのが、日本車。 パースの街の中、日本車だらけなの。 ビックリするくらい日本車のオンパレード。 トヨタもホンダもマツダも日産も。 オーストラリアの車メーカーって、これといって無いんだって。 「そんな面倒くさいことして車なんて造らなくても、頭の良い日本人が造ってくれたモノを買えばいいや」って考えらしいです。 それに、日本だと“アイドリングストップ”とかって、うちの方のバスは、信号の度にちゃんと止まってるけど、オーストラリア人、そんなこと、これっぽっちも考えてないから(笑)。 こんな狭い日本で、日本人が一生懸命アイドリングストップやってても、地球の反対側のあんなに大きな国の人たちは、な〜んも考えずにふかしまくりだから。
ちなみに自転車は、ヘルメットが義務付けられていて(州によって法律は違うかもしれませんが)、みんなトライアスロンみたいなヘルメットかぶって乗ってました。 自転車を持って(引いて)、電車に乗るのもOKです。
食事は、何度も書いたとおり、薄味です。 きっと、調味料を使うのが面倒くさいのかも(笑)。 私は、かなり濃い味好きなので、物によっては、「味ないじゃん」っていう物足りなさもありました。 醤油とか味の素とか七味とか、天才的な味だ!って思った。
まぁ、日本人は素晴らしいですよ(イキナリだ)。 この旅行で、日本人の凄さに感動さえ覚えました。 ほんとに。 渡豪してから、妹も「日本人は凄い!」というのを、つくづく感じているようで、ことあるごとに「日本人って凄いねぇ」と話していた。 私、かれこれ30年近く日本人やってますけど、今まで生きてきて1番強く感じましたね。 逆に、あれで世の中渡り歩いてるオーストラリア人も、ある意味、ホント凄いんだけどさ(笑)。
自分の性格上、ここで生活をすることは絶対に無理だと思ったけれど、また来たいなぁ〜って思いました! きっと、この街は10年経っても、そう変化は無い気がする…。
「オーストラリア行こう」「行きたい」という人で、パースを選択する人は少ないと思いますが、「東部は行きまくったわ」とか「ケアンズやシドニーは、みんな行くし」という人は、是非、パースにお出掛けしてみてください。
私自身、家族が居なかったら100%行く事はない場所でしたが、良い経験ができた旅でした。 楽しかった!!! そして、つい半年前に初めて海外旅行に行って、飛行機乗るだけでギャーギャー言ってた自分が、たった独りで行って帰って来れた事が、どこか他人事のようであり、自信が芽生えたようであり、不思議な感覚です。
2005年01月03日(月) |
パース旅行記(5日目) |
#am8:00 起床。 4日間お世話になったパーメリア・ヒルトンは、お部屋も広くて立地条件も良くて、居心地良かったです。 昨日、「日本人客には緑茶のサービスがある」と書いたけれど、もう1つ「ジャパニーズバスローブ」があったのが嬉しかった。 これは、浴衣とバスローブと中間の厚さで(生地がね)とっても優れもの!
#am9:00 スビアコへ。 荷物をホテルに預けて、パースシティ駅から3つ目の「スビアコ」という街に出掛ける。 ここは、USJの中を歩いているような綺麗な街でした。 まだ午前中だからか、さほど人も多くなくて(当然、日本人など、だ〜れもいない)、真っ青な空と綺麗な建物、道行く人は金髪だらけ、巨大な映画のセットの中に落とされたような感覚になった。 (☆フォトギャラリー参照) この真っ青な空を見て!噴水と言い建物の形と言い、「USJっぽい」って言うのが分かってくれるかな?
#am10:00 朝食。 スビアコにも、フリーマントルと似たようなマーケットがあり、ここで朝食。 そうそう!!パースはハエがめちゃめちゃ多いです。 テラス席で食べていると、フォークを動かすより、ハエを追っぱらう方が忙しいくらい(笑)。 日本のハエみたいに大きくはないんだけど、数は凄いです。 妹が、オーストラリア南部の「アルバニー」という都市に旅行した時は、「ハエ食べそうになった」と言ってたので、きっとオーストラリア全体的に多いのかもしれません…。
#am11:00 ウエストリーダヴェル。 パースシティ駅に戻る途中、スビアコの隣、ウエストリーダヴェル駅で下車。 電車から、おっきいラグビースタジアムが見えて、ラグビーオタクの私としては、近くまで行ってみたくなったのだ。 さすが本場!大きくて立派なスタジアムでした。 今度来た時は、ラグビーも是非観戦したいなぁ。
#pm12:30 空港へ。 妹と別れてパース国際空港へ向かう。 妹と2人きりでこんなに長い時間を過ごしたのは初めての4日間だった。 彼女は大学入学から家を出てずっと離れて暮らしていたから、同じ屋根の下で寝起きを共にして生活したなんて、本当に久し振りでなかなか面白かったです。 今回、色んな場所をガイドしてくれて、英語もいろいろと話してくれて、大助かり。 電車に乗ったりバスに乗ったり、ツアーでは体験できないパースに密着した滞在で、私にとっても良い経験だった。 なにより、異国で暮らす妹からしても、やはり身内と過ごす時間は本当にくつろげたみたいで、彼女も彼女なりに楽しんでいたようで良かった。
#pm16:00 離陸。 さよならパース。 シンガポール航空機にて、シンガポールに向けて出発。 隣&周辺一帯の席は、オーストラリア少女軍団。 ニコニコして話かけられて、「あぁ…困ったなぁ」と思いつつ、なんとか英語でついていくと、フリーマントルに住む15歳で、学校の行事でイタリアとイギリスに3週間の旅に行くとの事。 「パースのどこに行ったの?」とか「イタリア語は出来るか?」などから始まり、いろいろと質問攻め…。 私が手帳に書いていた日本語を珍しげに見て来て、「日本のパスポート見せて!」と、お祭騒ぎの少女達で、それはそれは賑やかな時間でした(疲)。 ここでも、深いこと考えてないオージー少女達は、コーラをこぼす、ナッツをばらまく…etc…日本人からすると考えられない行儀の悪さ(でも、当人達は何も考えてない)でした(笑)。
#pm21:05 シンガポール着。 再び戻ってきたシンガポール空港。 インターネットで年末年始の日本のニュース&スポーツ結果をチェック。 5日間空白だった日本のリアルタイムな事柄に触れて、なんとなくホッとしました。 最後のフライトに向けてソファで休憩してると、隣の外人の御婦人が「あなたの時計はシンガポールタイム?」と聞いてきた。 「そうですよ。あなたは、どこの時間になってるんですか?」と言ったら、「UKタイム」と言う。 イギリスのリバプールに住んでいて、ニュージーランドに住む息子を訪ねた帰りだそうな。 お互い1人だったから、それから、なんとかかんとか英語で(時々、単語を手帳に書いて伝えながら(苦笑))旅の話をしあったり、サッカーやハリーポッターの事など色々とお話して待ち時間を過ごした。 マンチェスター空港まで15時間のフライトだって(遠)。 私も日本まで終盤戦。
6日目に続く⇒
2005年01月02日(日) |
パース旅行記(4日目) |
#am9:00 起床。 今日も良いお天気。 というか、雨降り自体が少ないとの事。 降ったとしても、にわか雨で、わりとすぐやんじゃうんだって。 そういえば、この日差しの強い街で、日傘を差している人はゼロなんです! 信じられないけど、だ〜れも差してない(帽子はかぶってます)。 妹曰く、「雨降っても、あんま傘差してる人見ないんだよねー。おねえちゃん日傘なんて差してたら、警察官に呼び止められるんじゃない?(笑)」と。 だから、私も帽子で過ごしましたよ。
#am10:00 フリーマントルへ。 昨日とは違う路線の電車に乗り、インド洋に面した港街「フリーマントル」へ向かう。 終点のフリーマントル手前より、車窓からインド洋が見えました。 (☆フォトギャラリー参照)。 電車の窓から見ても、海の色がエメラルドグリーン色してるのが分かって、一人、興奮してました。 フリーマントルは、マーケットがあって、シティよりもお店が色々あって、人も多くて、とても活気がある町です。 ここは、一昨日、昨日以上に日本人率はゼロに近いかも…。 マーケットは、お土産物や雑貨店の他、生鮮食品の市場もあるので、観光客と地元の人とで賑わっています。 大道芸人なんかもあちこちに居て、歩道は、お祭みたいな人通りでした。
#am11:30 ブランチ。 「カプチーノ通り」という、その名もカフェがズラーっと並んでいる通りがあり、どのお店もALL外人で、パッと見、映画のような世界だし、目移りしちゃいました。 今日は、店員さんも多く、ちゃんとテーブルに番号札が設置されている店に入った(笑)。 ブレックファーストが11:30迄と書いてあって、ホンの1,2分過ぎていただけで、ダメと言われた。 他の事、いい加減なのに、ホントこうゆう時間だけはキッチリなのよぉ(笑)。 「飲み物はすぐOKだけど、食事物は11:45〜」と言うので、「じゃ、後でオーダー来てね」と言って先にドリンクを持って来てもらった。 11:45になったので、呼んだら「今、キッチンが忙しいから10分待って」と言う。 11:55になったので再び呼んだら「キッチンが休憩してるから、また10分待って」と言う。 あー、またこれだ(笑)。 12:05過ぎに無事オーダーしてもらい、お魚料理を食べました(やっぱり、ここも味は薄い)。
#pm13:30 フリーマントル内観光。 1831年に建設されたという、ラウンドハウスから見た眺めは最高でした。 ここは刑務所の跡地なんだけど、日本ではちょっと考えられない場所に建設されたんですね。 景色は最高なんだけど、、、今日は、風がドドド強くて、外に出ると爆風の中を歩くのが大変だった。 私の住む磐田市は、全国でも有数の強風地方。 “遠州の空っ風”という爆風を毎日体験してますが、そんな私でも根を上げるくらいのパースの風!!! なんでも、パースは世界で3番目に風が強い街だとか…。 テレビの台風情報で吹き飛ばされながらリポートする人状態(←これの雨無し状態)でした。 特に、このフリーマントルは、インド洋に面した場所なので、海風がハンパじゃない! まさか、こんな地球の裏まで来て、遠州の空っ風以上の風に吹かれるとは思いもよらなかったわ…。
#pm16:00 コテスロー・ビーチ。 フリーマントルからの帰り道、途中下車して、ビーチに寄る。 駅からビーチまでは徒歩10分ぐらいかな。 ここは、2階建ての家が多く、どの家も海が見えるように2階がガラス張りのテラスになっていました。 ビーチは、真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海! インド洋に入りました〜。 でも、強風で立ってられなかった…。 私は早々に丘に上がってきたけれど、この爆風の中、ビーチラグビーやったり、サーフィンやったりしているオーストラリア人の神経を疑った…(笑)。 「何も、こんなところで…」って思う事…例えば読書などしてるんだよねー、、、みなさん。 オージー達の思考は分からんよ、、、あたしは。 ビーチの隣にゴルフ場があるんだけど、これまた、この爆風の中、ゴルフやってるし(笑)。
#pm19:30 ベルタワー。 夕飯を食べてホテルに戻り、スワン川沿いのベルタワーへ。 正面はおだやかなスワン川、中間に芝生の広場があって、後ろはシティのオフィスビル街、、、こうゆう空間はやっぱり外国だなぁという感じの場所でした。 (☆フォトギャラリー参照) 写真を御覧になってくれると分かるとおり、夜の20:00近くというのに、外はまだまだこんなに明るいのよ! でも、この時間帯になるとグッと気温が下がって、この時、私は長袖のハイネックを着てました。
#pm20:30 世界10ダンス大会テレビ観賞。 ホテルに戻ってテレビをつけたら、社交ダンスの世界大会が放送されてました。 日本では、夜の20:00〜22:00までテレビで社交ダンスの大会が放送されるなんて皆無ですけど、さすが盛んな国ですね〜。 新聞にもダンスホールの広告が載ってたりして、今度来る時は、ダンスシューズ持参で来ようかしら?!
#pm23:30 就寝。 早いもので、明日のお昼過ぎにはもう空港に向かわなければいけない。 荷物を整頓して眠りにつく。
5日目へ続く⇒
2005年01月01日(土) |
パース旅行記(3日目) |
#am10:00 起床。 昨夜が大晦日で、今日が元旦という気分は全く無し。 太陽サンサンとふりそそぐ、右も左も外人だらけ+英語だらけのこの場所で、それを感じるのは無理でした。
#am11:30 ブランチ。 昨夜のカフェに再び。 (ここは、駅の手前にあるのでホテルから歩いていくと、ちょうど入りやすい場所で便利だった) ここで“ブレックファーストスペシャル事件”(?)が起こった。 店員さん少ない→お客さん多い→しかし昨夜と変わりなく、先に会計を済ませてテーブルに着く人やら、テーブルに着いてオーダーを待ってる人やら色々。 伝票にテーブルナンバー記入無し→店員さん頭いっぱいいっぱい→お客さん溢れる→私、落ち着きなし→その他の人、平然(笑)。 この状況下で、落ち着き無く「まだーーー?」と態度してるのは、私1人だけで、、、妹曰く、「だからぁ、何も考えてないから気にしてないわけよ」と。 ここで、適応障害指数50%超えたと思ったら、後からまた更なるものが待ち受けていた。 「せめて、オレンジジュースぐらい先に持ってくるでしょ」と、思ってたところに、店員さんがオレンジジュースをトレイに乗せてウロウロしてたので、私は思わず「それ、私達のじゃないかしら?」と言ったら、あっさり置いていってくれた。 飲もうとして、よくよく見ると、何だかグラスが大きい…。 日本の喫茶店でもあると思うけど、単品ドリンクのグラスとセットドリンクのグラスって違ったりするじゃない? それと同じパターンで、どう見ても、これは単品のオレンジジュースと思われ。 妹に、「ねぇ、おねえちゃん間違えて呼び止めちゃったみたい。取り替えてもらった方がいいら」と言うと、「えぇー?大丈夫だら、置いていったんだし」と言う。そう言われても気になった私は、再び店員さんを呼び止めて、「これ、ブレックファーストスペシャルメニューのオレンジジュースでOK?」と聞いたら、「う〜ん、ちょっと大きいよね、、、でも、No problem!」。 「No problemって??あなた、これ注文した人は、どうなんの?さっき、もう伝票を“済み”の箱の中に入れちゃってたじゃんか!」と心配して取り替えてもらおうとしたら、妹が「だ・か・らー、そうゆう日本の常識はここでは通じないわーけ!間違えられた人も気にしないんだよ」と言う。 妹に「もぉ、問題なし」と何度も言われて、やっとストローに口をつけた私。。。 そして、40分も持って、やっと肝心のブレックファーストスペシャルが出てきました(トースト+ベーコン+卵)。 「待つ」とか「待たされる」とか「待たせる」とか、全て何も考えずに進行していく状況に、もぉ、適応障害指数はフルメーター(笑)。 昨日から、「うむ…わたしゃ、絶対にここでは適応できん」と感じていたが、この瞬間、ハッキリと「1ヵ月も居たら気が狂っちゃう」と強く感じました。
#pm13:00 電車に乗る。 パースの電車は、パースシティ駅から4路線。 (☆駅前並びに駅構内はフォトギャラリー参照//駅コンコースは天井が白なので、この写真のとおり、とっても明るいです)。 料金は、4段階程に分かれていて、1番近い距離は¥100ぐらい、1番遠い距離は¥250ぐらいでした。 でも、キップを買ってから2時間以内なら、帰りのキップは要らない(行きの電車賃のみ)チョット変わったシステム。 あっ、改札はありません。 たまーーーに、おまわりさんが見回りにきてキセル乗車をチェックするとの事。 それなら、最初から改札ぐらい造りゃいいものの、そうゆう面倒くさい事はやらないんですね、、、ここの方達は…。 シティ駅から20分ぐらい乗り、最寄り駅に到着(ちなみに電車の速度は車より遅いです)。 窓から見る景色は、完ぺきに「外国!」って感じでした。
#pm13:30 妹の住む家へ。 この日は、40℃ぐらいの暑さで、駅から家まで歩く途中はフラフラでした(土日はバスが運休になる)。 だだっ広い道に歩道があって、その脇はずっと住宅街だから、太陽の光がある昼間はいたって安全といった印象。 (☆フォトギャラリー参照//この写真を見た友達は、みんな「田舎って感じだね」と言ってた)。 パースは、市内中心部でさえ大都会じゃないから、住宅地域は、のんびりとした田舎の雰囲気です。 北海道の道路に、富士五湖の別荘地区を組み込んだような雰囲気かなぁ。 周辺の住宅は、ほとんどが平屋で、表から見るとこじんまりした家。 妹の家も、必要最低限の部屋数で、でもお庭は広くてプールが付いていたー。 コンクリート構造だから、家の中は涼しくて快適! 玄関にコートかけとか帽子かけがあったりして、海外ドラマで見るような家そのもので、たかが家なんだけど、立派な観光でした(笑)。
#pm15:00 キングスパークへ。 電車に乗り、再びパースシティ駅に戻り(2時間以内なので帰りのキップは不要)今度はバスに乗ってキングスパークへ。 ちなみにバスは、市内中心部循環は無料です! シティより西に位置する「キングスパーク」は、テーマパーク化されていない巨大公園といった感じ。 観光客らしき人も多いけど(日本人ではなく、外人のね)、地元民がピクニックしに来たりしてる風な人もいっぱいいた。 高台にある為、スワン川を見下ろせる景色はメチャ綺麗!最高! (☆フォトギャラリー参照) とってもステキな場所でした。 写真を撮ったり、ポテトやジュースを飲んだり、青い空を見ながらのんびりくつろいで居心地良い所でした。 春になると、色とりどりのお花が咲き乱れるそうです。
#pm19:00 夕食。 今日は、ドドド暑い中いっぱい歩いて疲れたので、テイクアウトして部屋でゆっくり夕食。 日中はド暑いのに、日が暮れるとカナリ涼しくなる。 夕方の気温は、15℃前後ぐらい。 1日のうちで、20℃以上の温度差があるって言ってました。 泊まっているパーメリア・ヒルトンは、日本人宿泊客には、日本茶のサービスがあり、妹は久々に口にする緑茶を喜んでいた。 こちらのテレビは、夜は映画が多いです。 日本のように、ニュースや天気予報をキッチリ放送するって感じじゃないのよね…。 だから、妹は津波のニュースもあまり情報を知らなかった。 パースはインド洋に面してるっていうのにっ。 スポーツは今はクリケット(新聞のスポーツ欄もクリケットの選手がカラーで大きく掲載)。 普段、私はほとんどテレビを見ない生活をしてるけど、ここ数日、妹と話す以外、見るも聞くも全部英語だと、さすがに日本のテレビが恋しくなってきました。 香港に行った時は、ホテルのテレビでNHKが見れたけど、ここでは当然、そんなもの映りません。
#pm23:30 就寝。 私、いつも寝る前に、次の日に着る下着や洋服を枕元に置いて寝る習慣があって、、、当然、この旅行中もやってたら、それを見た妹が、、、「わたしもねぇ、それ最初やってた。でも、このいい加減な国で、キッチリやってたら自分がダメになると思って1週間でやめた(笑)」だって(笑)。
4日目に続く⇒
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