2003年08月29日(金) |
『パイレーツ・オブ・カリビアン』 |
カリブ海の港町ポートロイヤル。 総監の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、子供の頃にウィル(オーランド・ブルーム)という少年が持っていた黄金のメダルを、こっそり手に入れて大切に身につけていた。 ある日、町はバルボッサ(がジェフリー・ラッシュ)率いる海賊たちに襲われる。。。
『タイタニック』と『猿の惑星と』『ロード・オブ・ザ・リング』と、一部『インディージョーンズ〜魔宮の伝説〜』を足したような内容だった。
船が出てくると、何かと『タイタニック』に結びついてしまう私…。 しかも、ヒロインを中心に、結構、共通点があった。
その1, 身分違いの恋。 許婚を嫌い、身分違いの人に想いを寄せる、お嬢様ヒロイン。
その2, ヒロインの貴族風衣装。 タイタニックでは母親に、こちらはメイドにコルセット締めてもらってたね。
その3, 登場人物の1人が「ジャック」っていう名前。 ジャックが、ジョニー・ディップの方で良かった…。
その4, 「名前は?」と聞かれて、好きな人のファミリーネームを名乗るヒロイン。 「ドーソン」と名乗ったローズ。 「ターナー」と名乗ったエリザベス。 これ、見事に同じだったね。
その5, お嬢様のくせして、カナリ勇ましいヒロイン。
『タイタニック』に変換しながら見てしまいました。
オーランド・ブルームは、私は断然、弓矢のレゴラス役の方が好き! イイ男には間違いないけど、レゴラスみたいなキレイ系の方が合ってるなぁ。 しっかし、ラストで、ウィルが突然にフォーティンブラスよろしく、羽帽子かぶってたのが謎だった(笑)。
エリザベス役のキーラ嬢は、『ベッカムに恋して』のジュールズちゃんよね?! 女の人の場合、髪型や服装で雰囲気はガラリと変わるけど、ショートヘアでサッカーボールを追っていたジュールズとは、本当に別人みたい。 しかも、カナリ太った?よね? むっちむちになってて驚いた(@_@!)
『英雄HERO』を見た後だったので、剣と剣の戦い場面が、すっごいスローに見えた…(*_*) 比べるのが間違ってるかもしれないけど、、、鍛冶屋内でのジャックvsウィルのシーンは、全然、迫力無かったもん。
エンドロールのラストは、「あっ、確かに、彼がまだいたわね!」って感じで面白かった。
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映画が始まって1時間ぐらい経過した時、突然、画面が暗くなって客電が点いたんです。 真っ先に「地震?????」と。。。 周辺からも「地震か〜?」と聞こえたけど、揺れてなくて、、、ホッとしてたら、スタッフが「映写機の故障で、5分間お待ちください」と言いながら登場した。
ここに住んでる以上、常に「東海地震が来るかも恐怖」と背中合わせなわけで、こうゆう突然“避難してください”みたいに、客電が点く状況って、マジ焦る(*_*) 今日は、21:00のレイトに行ったのにも関わらず、超満員で、こんな大勢の人がいる映画館で地震なんて来たら大パニックだなぁと思った。 ビルの3Fで、8つのスクリーンから一斉に人が逃げ出したら、どうやって外まで出れば良いんだろう…。 揺れを感じなかったから、それほど怖くは無かったけど、客電が点いた瞬間の、あの「え?!地震?」って思った心臓ドキンは、寿命が縮んだね。
ヴァージンのスタッフは、チケ売り場もストアもポロシャツのユニホームを着てるんだけど、このアクシデントでは、スーツ着てる、お偉いさんスタッフ(?)が登場したわ。
結局、7,8分経って、止まったところからスタートしました。
♪BGM♪〜『The Musings of Miles』by:Miles Davis
≪≪ 昨日の映画は『英雄 HERO』
紀元前200年の中国。 後の始皇帝:秦王(チェン・ダオミン)のもとに、無名(ジェット・リー)という一人の男がやってくる。 男が手にしているのは、一本の槍と、二振りの剣。 それぞれには、中国全土、最強の三人の暗殺者の名が刻まれていた。。。
超話題作という事で、皆さん色々感想をお書きでしょうから、私は一言。
戦いのシーンで、いつ首が吹っ飛ぶか?いつ矢がブッ刺さるか?いつ血が飛び出るか?もう怖くて怖くて…(>_<) 先に見た友達に、「血出る?」を聞くのを忘れてしまったので、終始ハラハラだった。 だって、あの剣と剣のぶつかり合い+あの雨のように降ってくる矢を見たら、普通、「あ〜(@_@!)そのうちブサッとくるだろう」と思うでしょう?!
薄目を開けながら恐る恐るソーっと見てたけど、結果的に3滴ぐらいしか血は流れなかったような…(ちゃんと見てても大丈夫そうだ)。 ってなわけで、もう1度、安心して見たいので、また見に行きます(^_^;
ジェット・リーもトニー・レオンも現代劇とは比べ物にならないくらい魅力爆発でしたね。
そして、マギー・チャン!!!!! 彼女は、日本人の感覚からすると(少なくとも私の感覚からすると)「美人」の部類に入る顔ではないと思う。 なのに、美しい!ビューティフル!不思議な魅力を持った女優だ〜☆ 『花様年華』のチャイナドレスも痺れたけど、今回も、ほんと〜〜に美しかった。 可愛い可愛いチャン・ツィイーが、足元にも及ばないと感じた。
「うっそ〜!」って感じだよね?
チャン・ツィイーとは 2人が並ぶと、10の位が違うだろうというのは一目瞭然だけど(笑)せいぜい、いってても33歳ぐらいだと思ってたら…というか、今までマギーの歳を意識した事がなかったけど、 いやはや、驚いた。
この映画、映像はもちろん、音楽も素晴らしかったです♪ 私はカナリ好きな作品。
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私が映画を見に行く中で、上映中に携帯が鳴り出すバカに遭遇する確率は、7,8回に1回ぐらい。 今日も、前の前のカップルの女の子の電話がけたたましく鳴り響いた(;-_-+ こうゆうバカは論外で、、、、。
本編終わってエンドロール始まった瞬間にバックから携帯出して画面見たり、電源入れて確認する人って、すっごい多くない?????
もぉぉ、そんなに一分一秒が大切なら、映画なんて見に来るなよぉぉーーーー(怒)。 バカヤロー! 家で、四六時中、電話触ってろっ!
エンドロールで退席するのは、見たい人、見たくない人、それぞれだから、別に良いと思いますよ。 私は基本的には最後の最後まで見る性質ですが、たま〜に電車の時間の都合でエンドロール途中で仕方なく退席する時もあるし、トイレを我慢してる人なんかは一刻も早く外に出たいだろうし、本編終わって席を立つのは構わないと思う。
けどさ、隣でまだ余韻に浸って見てる人がいるのに、暗い中で携帯の画面見るのってありなわけ?
そんな見たいなら、退席して外に出てから見ろっつーの! エンドロールって長くても6〜7分?8分ぐらい?…かな?2時間の映画見てて、その7,8分が、どうして待てないのかホント分かんない(*_*) 客電ついてから確認したんじゃ間に合わないの? そんな緊急の用があるの? だったら、映画館に来なくてもいいじゃん。
しかも、今ってカラーのキレイな画面の携帯を使ってる人が多いでしょ?(私は未だにモノクロだけど(T_T)) たかが携帯の小さい画面でも、暗い映画館の中だと、光が凄いじゃない? もぉぉ、勘弁してよ…マジで。やめて。
この光景って、10年前、いや5年前の映画館と一番変わったところなんじゃないかしら? キーーーー(怒りの雄叫び)。
♪BGM♪〜『Everytihg for you』by:Jos Van Beest ≪≪ 昨日の映画は『コンフェッション』
2003年08月20日(水) |
『コンフェッション』 |
1960年代のアメリカ。 チャック・バリス(サム・ロックウェル)は、テレビ業界で頂点を目指す青年。 ペリー(ドリュー・バリモア)という恋人もいる。 数々のエンターテイメント番組の企画をテレビ局に持ち込んでも、なかなか採用されず、下積み生活を送っていたが、『デート・ゲーム』という恋愛ショーが大当たりし、有名プロデューサーに。 そんな、ある日、彼の元にジム・バード(ジョージ・クルーニー)という男が近寄る。 CIAの秘密工作員へのスカウトだった。。。
結論から先に言うと、、、なんだかよく分からない内容だった(*_*) でも、その“なんだかよく分からない”部分を確かめる為、もう1度見に行きたいとは思えない映画だった。
実話を元にしているという事もあり、本人に縁のある人のインタビューとか回想シーンを織り交ぜながらの展開で、私、個人的には、この回想系は大好きなはずなんだけど、パッとしなかったなぁ…。 これ、予告見た限りではメチャメチャ面白そうに感じたのにな〜残念。
私は、もっとサスペンス色が高いと思ってたんです。 キャッチコピーが、“残したのは視聴率と死体”だったかな?あの予告と、このコピーから連想するに、昼間はTVプロデューサーで夜は工作員で寝る暇も惜しむくらいに、裏活動に専念していくスパイ?!ってのを思い描いてたんだけど…。 でも、実際は違ったね。。。イマイチだったね。。。 あんまり緊張する展開がなかったせいか、上映時間以上の長さを感じました。
ただ、サム・ロックウェルの演技が素晴らしかったのが救い。 凄く上手だった。 彼だけ浮いてるくらいに良い演技してたと思います。 (ドリュー・バリモアも可愛くて良かったよ!) それに比べて、ジョージ・クルーニーとかジュリア・ロバーツが思いっきり中途半端でした。
ラストの角砂糖。 ワタクシ、メモ用紙に何回書いて確認しても分からないんだけど、、(@_@!) (以下↓ネタバレスクロール)
●=毒入りね。
ジュリア サム
ジュリアが角砂糖が目印の毒入りコーヒーを運んでくる 1回目 ○ ●。
夜景をジュリアに見せながらサムが小細工 2回目 ○。 ● (ここ、角砂糖を置き換えただけで、お盆は回転させてませんよね?)
絵画をサムに見せながらジュリアが小細工 3回目 ● ○。 (ここで、グルッと、お盆を回転させて、完全に反対になったんですよね?) 問題は、この3回目! ここ、グルっと回って毒がジュリアに来たわけだけど、この時、角砂糖は置き換えなかったっけ??? 私、置き換えたように思えたから、「どうしてジュリアに毒が当たるの?」って思ったんだけど、置き換えなかったのかな…。 だから、結果的にサムがOKで、ジュリアが毒だったって事になるのかな???
↑もぉぉ、あれ、画面見てただけじゃ分からなかったぁぁぁ(@_@!)
それと、もう1つ。 ジョージ・クルーニーも、いつの間に?!って感じだったんだけど、、、背後からって事で良いんでしょうか?
こうゆう面も含めて、とにかく、なんだかイマイチよく分からないようなストーリーでした。はい。
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ブラピとマット・デイモンのカメオ出演は、バレバレでしたね〜。 マット・デイモンのカツラが可愛かった! でも、エンドロールに2人とも、ちゃんと名前があった(この場合、カメオ出演と言わないのか?)。
あと、ジョージ・クルーニーは太った?よね? 今、ロス先生のドクター着(?)着たら、パンパンのような気がする〜。
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『呪怨2』の予告をやめて欲しいと思う人(笑)? はーい!はーい!
今日なんて、叫び声上げちゃってた人がいたよ(笑)きっと初めて見て、ビックリしたんだろうね。 私は、『呪怨』の時も今回のパート2も、始まった途端に目をつぶってるので一切見てません(『アザーズ』の予告も怖くて見れなかった人なので…(苦笑))。
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明後日は火星の大接近を見に、天文台に行く予定だけど、晴れてくれるのかしら? ここんとこ、毎日、毎日、曇り空。。。
♪BGM♪〜『Because of you』by:Jos Van Beest
≪≪ 昨日は観劇(異国の丘)
2003年08月10日(日) |
『10日間で男を上手にフル方法』 |
アンディ(ケイト・ハドソン)は、ニューヨークの人気女性誌の売れっ子ライター。 しかし、恋愛やダイエットやメイクのHow To記事ばかり書かされて不満の毎日を過ごしていた。 そんな日々にWパンチのごとく、男に嫌われる為のHow To記事を書く事を命令される。 一方、広告代理店に勤めるベン(マシュー・マコノヒー)は、大口のクライアントの担当を巡って、同僚と女を恋に落とす賭けをする。 アンディとベン、どちらもタイムリミットは10日間。 そんな2人が出会う。。。
タイトルと内容が逆だったね。 「フル」ではなく、「フラれる」でしょう。 まぁ、前者の方が単純に女の人からウケが良いから、こんな邦題になったんだろうなぁ…きっと。
ケイト・ハドソンお目当てに見に行ったけど、『あの頃ペニーレインと』の時と比べると、 顔もデカくなり、腕も逞しく、お肉付き付きで、イキナリ老けちゃった印象が(*_*)…ステキなブロンドと笑顔は可愛いのだけど、私の中では、最高級の魅力から一気に普通の好感が持てるタイプになってしまったなぁ…という感じ。 とは言っても、このアンディ役は彼女じゃなかったら、もっと、つまらなかったでしょう。
ストーリーに関しては、特に何も無し…。 長かったのが1番気になったかな。 90分前後で良かったんじゃ?
ただ、バスケの試合中、タイムの時に大型ビジョンに映る♪キスミ〜♪は、なかなか楽しかった。 あれ、どの試合でもやってるのかな? あと、ベンの実家の島はステキでしたね。 NYからフェリーで15分の所にあるそうで、住宅地として人気があるそうな。
元々、ラブコメは私の性に合わないけど、それを更に実感してしまったような映画だったような…。 しかも、今日、¥200引き券を忘れて(正確に言うと、持ってたけど期限が切れていて)¥1800で見てしまったので、余計に、「むむ…(>_<)これで、¥1800か」と思った。
スピアーズ役で『ER』のクレオこと、マイケル・ミシェルが出ていた。 普通、いつも見てる海外ドラマの役者さんが映画に出てると、何となく嬉しくなるものだけど、私、クレオが大嫌いなので、今日は「な〜んだ、クレオか…」程度だったな。 話飛ぶけど、ベントンは、エリザベスと結ばれて欲しかったんです…私。 クレオと付き合ってるの、反対なんです(笑)。
♪BGM♪〜『You Must Believe In Spring』by:ビル・エバンス
≪≪ 昨日は観劇(CONVOY SHOW)
2003年08月05日(火) |
『愛してる、愛してない』 |
登場人物: 美術学生のアンジェリク(オドレイ・トトゥ) 心臓外科医のロイック(サミュエル・ル・ビアン) ロイックの妻で弁護士のラシェル(イザベル・カレ) アンジェリクの親友のエロイーズ(ソフィー・ギルマン) アンジェリクのことが好きな医学生ダヴィッド(クレマン・シボニー)
ちいさんから、「オススメ!」と聞いていて、絶対見たいと思っていたら、公開予定の映画館から「中止になりました」、、、その後、この映画館も閉鎖、、、(T_T)見る機会を逃してしまって、約2ヶ月。。。ずっと気になっていたら、自主映画のレイトで3日間だけ上映! 最終日に何とか間に合った(ホッ)。
これは、あらすじを書くとチョットの事が全部ネタバレに繋がりそうで、登場人物しか書けないですね。
私は、ほとんど内容を知らずに見たけれど、作りとしては、さほど新鮮味は感じなかったかもしれない。 でも、この手の作りの中では、超・正統派って感じ! 純粋に面白かった〜。 物語は、「山本文緒の小説に似てるなぁ」というのが第一印象。 山本女史の本を読んだ感覚と同じだった。
大ヒットして、みんな大絶賛してた『アメリ』ですが、実は、私は、あまり好きではなかったんです・・・見た時の感想にも「印象に残らない」と書いてるけど、今、思い出そうとしても、覚えてることが皆無に近い…(@_@;
主人公:アンジェリクをオドレイ・トトゥが演じてるという事もあり、「アメリの反対の映画」とか聞いたけど、『アメリ』が、ほとんど記憶に残ってない今、この『愛してる、愛してない』の、どこが、どのように反対なのか、全く分からなかった(苦笑)…とほほ…(~_~;)
っつーか、この映画の方が100倍面白いと思うよ、、、私は。 オドレイも、アメリ役より、アンジェリク役の方が断然イイじゃん!
途中からサスペンスちっくの展開になって、怖かったらどうしよう…と、心配だったけど、いやぁ〜、面白かった!
私みたいに『アメリ』全然面白くなかった派の人も、きっと、こっちは気に入るような気がするな。
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この前、『夢顔さんによろしく』という本の大絶賛の感想を書いたら(ここ⇒)、その翌日、「本屋さん3軒廻って探した」というメールをいただいて、感激したけど、その後も、「読んだ事がある」「図書館で借りて読み始めた」etc…というメールをいただいて、「おおぉ〜!みんなボチさんファンになっていく〜」と、1人、喜んでる今日この頃。
私は、完ぺきにボチさんに恋して読んでました。 真剣に、「この人に会ってみたい!」って思ったなぁ。
来週末、いよいよ『異国の丘』観劇です。
その前に、明日は(またまた)『マンマミーア!』、明後日は『CONVOY SHOW』。 今月は、いつもにも増して、観劇が忙しいなぁ。
そうそう!上記、本屋さん3軒廻って探してくれたKちゃんが、2軒目に行った本屋さんで、私が送った「夢顔さんによろしく(西木正明)、異国の丘の原作」というメールを、そのまま店員さんに見せて探してもらったそうで、そしたら、その店員さんは、「あ〜、これ、異国の丘の原作なんですか〜」と言ったそうな。 きっと、『異国〜』を見た事ある人だったんだろうね。
♪BGM♪〜『MAMMA MIA!』〜ORIGINAL CAST RECORDING〜(本日購入)
≪≪ 昨日は、ドリカムワンダーランド(完全マニュアル?!)
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