シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

大好きな人 - 2002年01月31日(木)

会社を早くあがらせてもらってシネアミューズEASTに、18:45から上映開始の
『バスを待ちながら』というキューバ映画を観に行った。

なんせ、『マトリックス』ぶりの劇場で観る映画だから、各種批評を参考にして慎重
に選んだはずだったのに、なんとなく不完全燃焼。

キューバの温そうな空気、善良そうな人々の熱気、それらはすごく伝わってきて良い
けれど、私としてはオチが全てを台無しに・・・って感じだった。
主人公たちが熱い恋に落ちてるのもいいんだけど、伏線ナシに人を好きになれない
タイプの私に言わせればなぜそうまで燃えているのかわからないし。
いや、多分いい映画なんだよ。なんだけどさ。

それにしても、瞬間的なパッションを持っているかどうかって大事なことだよね。
婚約者がいながらも大好きな人に真っ直ぐ向かって行くヒロインのことは本当に勇気
があってすごいなと思った。
多分、この映画の主題は全然別のことなんだろうけど、強く印象に残ったのは登場
人物の大好きな人に対する一直線な感じだった。
それと、彗星のように現れた新しい大好きな人といる時に、いわゆるステディが迎え
に来てしまう場面の切なさ。
俳優さんが恐ろしく濃い顔だったから感情移入度が低くて堪えられたけど、もしアジ
ア系の人が主人公だったらダブって泣いてしまったかもしれないくらい切なかった。


大好きな人がせっかく自分に向かってきてくれても、チャンスを逃してしまうような
意気地なしの私には、キューバっぽい盲目的な熱が足りないのかな。
それは、もう二度と巡ってこない幸運なのかも知れないのに。

・・・なんてことを思いながらキールロワイヤルを1杯飲んだら散々酔っ払っちゃった。
滅多に酔っ払わないから今まで知らなかったけど、「酔った勢い」っていうのは何も
考えず大好きな人に飛びこむためにほんの少し足りない熱を補うのに有効なのかも
知れない。

世界中でたくさんのお酒が飲まれているのは、私みたいな意気地なしが大好きな人
に向かって行くのに必要な最後のきっかけを与えてもらうためなのかな。
だとしたら、とても納得的・・・と酔ってポワポワの頭で考えた。


大好きな人、大好きな人、大好きな人は誰?
ポワポワの頭でも答えははっきり出ているのにね。


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定番入り - 2002年01月30日(水)

「ラタトゥイユ」!

響きがいいよね。しかも、おいしいよねぇ。
本来は夏野菜を煮るみたいだけど、気にせず冬にもつくり隊!
最近、野菜不足だし〜。

・・・と急に思ったのが昨日。
お昼のうちに材料とつくり方を調べておいたんだけど、何せ秘書会だったものだか
ら作れず終い。

それで、一日経ってもその熱が消えていなかったからサミットで材料を揃えてきて、
家に帰り着くなりせっせと作る。

メインになるように野菜だけじゃなく豚肉も入れて。
玉ねぎ、ピーマン、えのき、ナス、豚肉に火を通して、最後にトマトの水煮缶をバ
サッと。ペットボトルに少し残ってた野菜ジュースも入れちゃって、ゆっくり水分を
飛ばす。

・・・で、出来てみたら、あらおいしい!
(材料を切って混ぜるだけだから失敗のしようがない料理ではあるけど)

食事の時ビールを飲むジュンコには野菜スープよりいいみたいだし、定番メニュー
に加えることにしよう。
ラタトゥイユ!

・・・ところでこれって何料理?
語感からして南仏辺り?


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秘書新年会 - 2002年01月29日(火)

すっかり忘れてた!

今日は来客もないし一日中ダルダルと入力&転記作業をして即帰りのつもりだった
のでラクだけどあんまりかわいくないワンピースとカーディガンで出社。
ここんとこ肌が荒れ気味になっているから、お化粧も余りせず。

仕事はさして盛り上がらず予想通りだったんだけど、夕方ふと卓上カレンダーを見
てビックリ!!
今日はそういえばグループの秘書新年会だった。
ちょっと遅めだけど、秘書にとって年末年始はハイシーズンだから、このくらいの
日程なのはありがたい・・・と日にちを聞いた時に思った記憶があるからちゃんと
頭に入ってるはずだったのに、今日がもう29日だってことを認識してなかった。
最近日々が知らない間に過ぎてる感じで一日一日を「過ごした」って実感が薄い
のか、今日はまだ20日くらいの感覚だったのよね〜。いけないいけない。

それにしてもすっかり忘れてたばっかりに、こんなしょーもない格好で来たことを
すっごく後悔。
みなさまキレーにしてくるのに〜。
「少しはマシかも?」と思って試しに黒い置きジャケットを着てみたけど全然合わ
なくて、まだカーディガンのままの方が良さそうだったのでもう諦めてそのまま行
くことに。
うっかりすっぽかさなかっただけでも良かったと思うことにしよう。

今日の会場は世界堂ビルの『七味鶏』。
鳥良系列のお店なんだけど、だいぶおされでバーっぽい雰囲気だった。
吉祥寺の鳥良でお店のチラシだけ見たことがあって気になってたからここが会場で
嬉しい。

場にそぐわない服を着てると気になってしょうがない性質なので(自分に自信がな
いからそんな些細なことが気になって堂々としてられないのね、きっと)何だか落
ち着かなかったんだけど、この前お辞めになった方々は割とカジュアルな格好で
いらしてたからそんなには浮かなくて助かった。
何だかんだ言って保守派の私は、一定のカテゴリーに属する人が集まる場合、そ
こに同調/同化していたいんだよね。

会は、お料理はどれもおいしくて、話もはずんで、なかなかいい感じ。
最年少(23くらい)コミュニティーのアイザワさんは新婚さんなんだけど、だんな
さまが束縛しがちでちょっと困っているらしい。
まぁねぇ。
確かにこんだけかわいくて若いお嫁さんだったら心配なのわかるし、放任されっぱ
なしの私から見れば多少うらやましい気さえするけど・・・本人は大変なのかなぁ。
人はいつもいつも、ないものを欲しがってしまうんだわ〜。
(いや、私だけかも)

役員さんのかわいいエピソードや会社でヒマな時何をするかなど、ならではの話題
も盛りだくさんで充実。
役員さんって基本的には手がかかるから普段は大変なことも多いんだろうけど、悪
口は言わないのが気持ちよくて好き。
さすが秘書会、みんなよくできた人だよ。

美しくて、気が利く感じの女性と過ごすと憧れて、そして「私もがんばろう」って励み
になっていい。
今度は4月にやるみたいだけど、それまでに私もみなさまのような本物の秘書に近
づけるようがんばり隊。

格好だけじゃなくて、雰囲気も同調/同化できるようにね!


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いい子にしますから - 2002年01月28日(月)

今日になって気付いたけど『キャノンボール』のCD購入特典として中村一義ファー
ストツアーの優先申し込みがついていた。
期限、1月中みたいだったから危なかった。
『心のままに』の時のハガキにも気付いてなかったくらい、いつも封入物とか見ない
のにたまたま見て本当によかったよ!

大興奮でサイちゃんに日程確認のメールをしつつ即申し込み。
CD1枚につき1個のパスワードを割り振ってあって、WEB上で申し込みができるの。
画面もかっこよくて感動。
リスもこういうふうにすればいいのに。

東京会場は渋谷AXで、チケ取れれば本当にコーネリアス→一義の2日連続AXも有り
得るかも。ああ、実現したらなんて豪華!
初めてのツアーだし、キャパ小さ目だから激戦なんだろうけど・・・。

お昼休みにブックファースト詣で。
すごくかわいい女の子が表紙で一目ぼれした『サイゾー』のバックナンバー、小沢くん
のアルバムレビューとゆず表紙なのでやっぱり買うことにした『B‐PASS』、そしてMJ
特集の『HOOP』3月号を購入。
会社に戻って早速サイゾーの女の子チェックをすると、なんとこのかわいい子は金八
の千春ちゃんだった〜。前からかわいいのはわかってたけど、ここまでとは!
すごい好み。
最近金八全然見てなかったんだけど、ついにまた見ようかな。

夜遅く、久しぶりにメッセ立ち上げてみたらトモくんからのオフラインメッセージが
入ってて、更にはサイちゃんにも会えてラッキー。
たまには使わないとね。

今日は好機を逃しっぱなしの私にしては、珍しくタイミングのいい日だったな。
この調子で、一義くんの優先が本当に当たりますように。
願かけのために『キャノンボール』のプロモ撮ったと思われる銀座のビルに上りに
行こうかな。(あのプロモ好き)

本当に、どうかよろしくお願いします、神様!


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ステキング - 2002年01月27日(日)

昨夜、急激に気持ちが高まり、サイちゃんとヒルトンのケーキブッフェに行くことに。
前々から構想していたのになかなか実行できなかったイベントなので前日の計画メール
でも気持ちの盛り上がりは抑えきれず、「ケイク!」「ケイク!」と連呼。

前に中野で買ったビヨンビヨン伸びる赤いワンピースを着てやる気を全身に漲らせつつ
西新宿駅に降り立つ。
絶対いっぱい食べる〜!!

何やら偉そうな方々が続々とホテルから出てくるのと入れ違いに、いざ出陣。
ブッフェ会場は2Fで、2店舗ある様子。
内容が違うのかどうか確認したら大差はないようだったので、今日は最初に行き当たった
『CHECKERS』の方にそのまま入ってみた。
(作戦会議2秒)

着席するとすぐに飲み物のオーダーに来てくださったのでアイスティを注文。
同じ飲み物ならずっと飲み放題というシステムらしい。
さすがステキング・ヒルトンだね!
飲み物別は、結局高くつくんだよ。
サイちゃんのリサーチによるとヒルトンのこれは各所で賛美の嵐、まさにステキング
なんだって。

逸る気持ちを抑えられず、早速ケーキに向かうわたしたち。
2、30種類(つまりは何種類あったか思い出せないくらいたくさん)のケーキがズラッ
と並んでいる姿にふたりとも萌え〜。
ケーキはもちろんなんだけど、ちょっとしたパスタと揚げ物などおかずっぽいものも
あって「甘、辛、甘、辛」といいリズムで食べられてなかなか食べ飽きない。

中でも、わたしたちの心を虜にしたのはなぜか「しゅうまい」。
なんかさぁ、おいちーのよ!
一口サイズで、ジューシーでさ。
ケーキを盛ったお皿のふちにぐるりと並べるくらいに気に入った。
たった一品で数多のケイクを凌ぐ存在感だった。

また来よう、今度はオフ会場にしても・・・、と口々に言いながら、同時に口もしっかり
動かして相当食べたー!
満足。

食べ終わるちょっと前、FPの試験が終わったジュンコが四谷からやってきてヒルトン
で合流(食べはしなかった)。
3人でお散歩っぽくヒルトンから新宿駅、小田急からミロードというルートをブラブラ。
でも、サイちゃんは夕方仕事が入ってしまって小田急の改札でお別れ。
仕方ない。

ふたりになってからもお腹空いてなかったからブラブラしてたんだけど、よく考えたら
ジュンコの方は何も食べてなかったのでほき鳥屋さんへ。
その時にススムさんから「今からタギくんや春助くんと一緒に新宿に繰り出すけど参加
しませんか?」というような連絡をもらって、もう最近全然会ってなかったから是非行き
たいと返事。

そしてジュンコとのほき鳥屋さんが終了した後、彼とは別行動にして、ジュンコちゃん
はパチンコへ、私は会場となっているらしい歌舞伎町方面のカラオケ屋さんへ(許して、
ジュンコ)。
ドンキホーテを過ぎて「どこ?」と探していると、タギくんが下まで迎えにきてくれてて、
すぐ会場に連れてってくれた。サンキュー!

今日はウワサでだけは聞いたことがある「マツモトくんサインバイノウ」氏の結婚式
だったらしく、タギくん、コータロー@本物氏(初対面)、ススムさん、春助くんと
いう豪華メンバー。
マタニティみたいなダラリ服だったからヤだなぁと思っていたんだけど、すぐにそんな
こと気にならなくなるくらいおもしろかった。

コータロー氏も春助くんも本当にうたが上手!
お金とれるよ。
タギくんはカラオケひきこもり(本人談)とか言っちゃってあいかわらずうたっていな
かったけど、とても楽しそう。
いや、彼らほんとおもしろいからあれが楽しくなかったらおかしいんだけどね、人と
して。
春助くんが何度も「キヨのBABY FACEがききたーい!」って言ってたのがおも
ろかった。

なぜか「ラップしばり」とか言ってはラップっぽい曲ばっかりをうたう面々。私は1曲
だけ『COME AGAIN』をうたったら、初めてあの早口ラップ部分の担当者(スス
ム氏)が登場して感激。
「ついにみつけた、私のバーバル!」
(しかし「バーバル」って名前はどうよ・・・)

しかも、ススム氏は「Lのために(L=TheかぼちゃワインのLのこと。最初に彼らに
会ったときになぜか延々『かぼワ』ネタで盛り上がり、それ以来コーバタ氏=春助、
私=Lになった)」と言って急に『流星ビバップ』をうたってくれてまたも大感激!!
日記読んでないはずなのに、なんでわかったの?
私が最近とてもビバップな気持ちだってことが。
さすが私のバーバルね。

春助くん(髪切っててサッパリ。これも似合っててすてきだった)とはなぜか2ちゃん
ねる用語を織り交ぜたトークで大盛り上がり。
会社でみんな「逝ってきます」とか「この資料あぼーん」とか言ってるらしい。
同じ職場で働いてみたいYO!

本当にこの方々はおもしろいのだわ、と再認識。
めちゃくちゃ大きな声で笑って楽しかった!

ほんとステキングなことばっかで、嘘みたいに楽しかった。
次回マツバラ邸訪問イベントには、是非サイちゃんも参加きぼんぬ。
(今日はタイミング悪くて残念でした)
是非是非紹介し隊。
そしてマターリ&タイーホナイトを満喫しようね!>サイちゃん


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エポックメイキング - 2002年01月26日(土)

4:30過ぎに寝た割には(正解。本当に起きてました>コ様)11:00頃目が
覚める。
「やってるかも」と思ってすぐにTVをつけると、果たしてペイサーズ対ホーネッツ
の試合を放送中。
しかも、今日は9:00からだったようで、ちょうどいいことにもう4QTに突入済。
一番おいしいとこだけ見れた。ペイサーズ勝利。
クロージア出てなかったのが少し残念。
(あれ?まだペイサーズにいるんだよね?)

寒くて布団から出れないのでベッドにPCを持ち込み色々なサイトを見つつ、とって
おきの『ジャンドゥーヤ』チョコを食べては余りのおいしさに転げまわって過ごす。

ネット上で見てまわりたいところがなくなったので、どうしようかしばらく考えた後、
1994年当時の日記を打つ。
バイトの給与明細とか電気ガス水道料金の領収証(一人暮らししてたんだもんなぁ)
が挟んであって懐かしく眺める。

そして当時付き合っていた人を「さっちゃん」なんて呼んでいたことに、びっくりする。
すっかり忘れてたよ。
本当の名前は無視して「サチオ」と呼んでいたように記憶してたんだけど。

余りにもいつもケンカしていることにもびっくりする。
ケンカというより、多分私がひとりで怒ってたんだよねぇ。
サチオさんはものすごく優しかったもの。
彼はあんなすぐ怒る私のどこがよくて付き合ってくれてたんだろうか?
ほんと、母もすごく気に入っていたとおり、めちゃくちゃいい人だった。
多分、見た目も客観的に見て結構かっこよかった。
音楽の趣味も相当一致していた。
なのにこれは「未練なんて何もない」恋なんだよね。不思議!

余りにも別れた後サッパリした気持ちだったから自分の歴史を整理する上では「あんま
り好きじゃなかったのかな」と思っていたんだけど、記述によればいっつもどっちかの
家に泊まりに行っているし、すごい素直に好きで一緒にいたくて付き合っていた感じな
ことも意外。
若さゆえかしらん。

1月分が終わったところで誤って電源を落としてしまったので、ちょうど飽きてきた
ことだし入力を止めた。

そして、一度に色々なソフトをたちあげるとしょっちゅう固まってしまうマイPCなので
日記を書いている間はやめておいたWinMXでの音源収集に移行。
つないでいる人が少ないのか余りいいものは手に入らなかったけど、かなちん日記
効果で急にまた聴きたくなったサイトウ氏の偉大な名曲『君の顔が好きだ』は無事に
落とせたから嬉しい。

で、それを早速MP3プレイヤーに転送したら、がぜんこれを聴きながら出かけたく
なってきた!
・・・ので、お風呂に入ってひとりで吉祥寺に出かける。
雪みたいな雨みたいな悪天候の中、目的もなく、音楽を聴きながらただ街をブラブラ。

閉店間際のマルイを流していたら、ジュンコより電話。
吉祥寺にいるなら、この前PARCOのブルートルネードで買ったスーツを「通りかかっ
たらでいいから、取りに行ける?」と言われる。

だいたい、19:50現在マルイに居るのに、20:00閉店のPARCOを通りかかるわけ
ないし、PARCOに行ったとしてもレディスより上にあるメンズフロアを偶然通りかかる
わけがないのだ。
何で素直に「取りに行って」って頼まないのかしら、とちょっと納得いかない。
でも、結局はPARCOにダッシュしてしまった。
こういうところが調教されてるよねぇ。

ちょっとでも彼の気に障ることを言ったら、何倍にもして返されると思うと言い合
うにもバカバカしいから、従う方がラクなんだもん。
サチオさまと付き合っていた頃には遠慮なく言えたことも、今は報復が恐ろしくて
言えなくなっているからジュンコとはそんなにケンカしないのかな、とちょっと思う。

速攻でスーツを受け取り、もうすぐ閉店なので1Fに降りようとしたら隣のPAUL
SMITHに最近ジュンコがすごく欲しがっていたのにどこに行っても売切れてた
黒いニットマフラーが入荷しているのを発見!
すぐジュンコにどうするか尋ねるために電話したら「すいません、買ってください」
というお返事だったので購入。
なんだかんだ言って彼の思い通りに動いてしまう自分がちょっとくやしい。

まだ時間かかるならマンガ喫茶に行って『奈緒子(←遊び一切ナシのマジ駅伝まんが。
吉祥寺で時間が空くたびにちょっとずつ読んでいて今8巻くらい)』の続きを読もうかな、
と言ったら「それには及ばない」と言われたのでLONLONの地下を見てまわり、気に
入った真っ赤なボートネックっぽいニットを買って、それでもまだ時間があったので2F
の本屋さんで時間をつぶす。

マンガと小説の新刊をチェックしていたら『島耕作』の12巻が出てたから、正直
言って最早そんなに興味はないんだけど何となく義務感があって買うことにした。
シーズンじゃないからってなかなか売っていない秘書検定1級のテキストもやっと
発見できたから手に持ち、小沢君のアルバムレビューが載っている『B−PASS』
を立ち読みしていたらジュンコ到着。
『B−PASS』はひらがな二文字が表紙だし迷ったけど、とりあえず今日はいい
やと思って2冊だけを急いで購入した。

買い終えたところでジュンコが向かいの薬やさんに行くというので、また整髪料で
も買うのかしらと思っていると、何と『ニコレット』を購入!
思わず声に出して「えっ?」と言ってしまった。
この世で一番大切なものは煙草とコーヒーとお酒だと断言し続けてきたジュンコ。
学生時代には前の彼女とは一緒にお酒飲めて煙草吸えてコーヒー飲めてよかった、
なんて言っては私を泣かせたジュンコが何とニコレットを!!
なんで?なんで?

彼は今日特に行きたいところナシだと言うので、雨除けのためとりあえずアーケード
がある方に出て、牛田屋へ。
またもほき肉。

余りにしょっちゅう来てるから店長夫人っぽいおねえさん(美人)にも「よく来る
人たち」と認識されてるみたいで、目が合った時に「いつもどうも」みたな笑顔を
浮かべてもらえた。
いいんだか悪いんだか。

ご飯を食べ、仕事の話などしながらも、私の関心事は専らなぜ今ニコレットなのか
ということ。
ひととおり食べ終えて、いつもならジュンコが煙草を吸うタイミング。
その時彼は早速ニコレットを取り出して噛んでみることにしたようなので訊くなら
今しかないと思って「で、なんでまた禁煙なんかしようと思ったの?」と尋ねてみ
たのに「違うよ、禁煙するんじゃなくてニコレットを始めるんだよ」とわかるような
わからないようなレトリックでかわされてしまった。
全然腑に落ちないので「小一時間問い詰めたい」と思ってさらに追及してみると
以下のような答え。

「なんかさぁ、朝、寝てる奥さんにとりあえず話し掛けるわけよ。それでまぁ、寒
いー?とか眠いー?とか訊くとちゃんと頷んだよね。なのにさー、アータ幸せなの
かねって訊くと首を横に振られちゃってさー、それで一応、ほら、ねぇ?」


・・・ちょっと感動しました。


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待機中 - 2002年01月25日(金)

昨夜、飲み会に参加したと思われるジュンコが消息を絶った。

何度電話しても出ないからまた道端で寝ちゃったんじゃないか、中央線の終点まで
行っちゃったんじゃないか、電柱にぶつかって血まみれなんじゃないか・・・と
次々悪いイメージが頭に浮かぶ。

カギを無くしてたら私が起きてないと家には入れないから(一度寝たら深いから
チャイムに気付かない危険が大)、3:20までニックスが久しぶりに快勝する
試合を見、その後は昔の日記を入力したりしながら4:00過ぎまでは起きてて
みる。
でも、何度かかけても電話には出ないし、明日も仕事だし、どうしようもないので
諦めて寝た。
ついに無断外泊か・・・。

で、朝6:27に家の電話が鳴って起こされた。
いやな知らせじゃなきゃいいな、と思って出たら本人から。
ものすっごい具合悪そうな声で「今、松戸にいる・・・」だって。
「酔って収容されたの?」と聞くと、「多分・・・よく憶えてない。直接会社
行くから。じゃ」ですってよ。
「じゃ」って!!

そりゃあ、勝手に心配したんだけどさ。
無事で何よりだったけどさ。
眠かったのもあるけど、やたら茫然としてしまった。


ところで最近オクダさんと世間話メールをしていておもしろい。
オクダさんとは、あのこっぴどく私を振ったオクダさんだ。
どんな時計が欲しいだの、土産工芸班集会がどうだの、なんかそういう話。
付き合っている当時は常に敬語でしか話せなかったのに、今はふつうの友達より
ちょっと丁寧かな、くらいの感じで進行できているのが不思議。
こんなふうにふつうに接することができれば、突然切り捨てられることもなかった
のかなぁ、とちょっと思う。
もう、過ぎたことだけどね。

すごくイヤな思いをしたし、もう大嫌い!!と思っていたのに、文中でちょっと
ほめられてたら嬉しくなってしまった。
照れ屋さんなのにドキドキするようなことを平気で言うところは変わってない。
その辺は天然さんなのかしら。
生まれついてキザなセリフが身についているっていうか。
もっとも、どこまで本気なのかはわからないけど。


23:45をまわり、今日のNBA放映も終わった。
ジュンコ、今日は帰ってくるのかなぁ。


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レヴュー - 2002年01月24日(木)

昨日は余りのショックに「ご飯勝手に食べて・・・」と言い残してすぐに寝てしまった。
もとより孤独耐性はあるし、恋人に構ってもらえなくても別のところに楽しみを見出
せるタイプである筈なのに、最近ずっと寂しくて重い気持ちが自分の底を流れている
感じ。
ちょっと拒絶されたくらいでこんなふうでは、俺様のパートナーは勤まらないから、
しっかりしなきゃね。
しっかりしないと、ここから逃げ出してしまいそう。
(逃げて行く場所なんてないのに)

それにしてもアレだね。
私の愛情はアテにならないものなのかとつくづく思う。
結局、ジュンコよりも自分の幸せを優先してしまっている気がする。
彼だって疲れて帰ってきているのだ。
仕事第一といつも言ってるとおり、他のことに煩わされたくないのだ。
だから、愛情を示すよう強要してはいけないのだ!
・・・ということをもっとわかってあげなきゃいけないのに。
わかってるつもりでも、ついつい甘やかされたがってしまう。

ひとりで生きていけなければ誰かを幸せにすることはできないってよく聞くけど、それ
は本当にそう。
最近の私は他人次第で元気になったり鬱になったりしてしまうからフラフラしてるん
だって、よくわかる。
昔、リョウくんは「女の子はそうでも別にいいんじゃない?」と言ってくれたけど、でも
やっぱり誰かに幸せにしてもらおうなんて、甘いんだ。
しっかり立て、私よ!
(・・・でもやっぱり寂しい、って堂堂巡りなんだけど)

元気を出すためにちょっと早起きして、朝からMP3プレイヤーに新しい曲を転送。
そして電車の中で聴きながら出社した。
音楽を聴くと単純に励まされる性格は、こういう時いいね。

一義くんの『キャノンボール』は、何となくだけど『見つめていたい』みたいだったな。
ポリスの。
こういうの好き好き、好きだよ。
ちょっとポップでいわゆるカズヨシ節とは違うかもしれないけど汎用性があるというか。
何かのきっかけでものすごく売れてもおかしくない、とてもいい曲だと思う。

曽我部さんの『ギター』も好き(私なりにはカップリングの『月』はいまいち)。
「戦争にはちょっと反対」なんて、ほんとすばらしいフレーズ。
色々な感情や利権やが複雑に絡み合ってやっているのが戦争なんだろうから、部外者
(特に私みたいな富の分配やナショナリズムに興味がない人間)が無闇に「ハンタイ!
ハンタイ!」っていうべきじゃないと思うけど、それでもやっぱり心情としては反対で、
なんでみんなが穏やかに暮らせないのかな、とも思う。
そういう普通な感情を押し付けがましくないメッセージで、優しげなメロディーにのせて
うたっていることがすごいと思った。
相変わらず声も大好きだし、アルバム出してくれないかなぁ。

あとは、久しぶりに復活させた曲にもずいぶん「ああ!」って思った。
全部ラブソングですけど。

『この愛は始まってもいない』。
何か、こんなところで何か感想を述べて手垢をつけるのがためらわれるほどにギミック
一切なし、潔くストレートなラブソング!
好きだったけど、夜ひとりで聴きたい曲だったので外に連れ出すことはなかったのを
解禁してみた。
やっぱりどこで聴いても、ほんとストレートに、ダイレクトに響いた。
「命のすべて」って!
いやーん、もう、言われてみたい!!

『愛し愛されて生きるのさ』。
確かに、誰かを好きになると色んな言い訳を用意してどうにかその人と関わろうとし
てがんばってしまうよねぇ。
ちょっとその人が喜びそうなネタを入手しようものなら一生懸命いつどうやって電話
しようか考えたり、遭えそうな場所ではゆっくり歩いて偶然を期待したり、その人が
好きそうなCDを買っては「もう買った?」なんつって貸し出す機会を伺ったりさ。
浅はかでかっこ悪くてどうしようもないけど、そういう時の一喜一憂感みたいなもの
は、なんかすごく大事なものだと思う。
そういう気持ちがなくなっちゃお終いよね。

今回はここが特にせつない。

「そっと手をのばせば僕らは手をつなげたさ
けどそんな時は過ぎて 大人になりずいぶん経つ」

やっぱり、もう大人なんだから手をつなげないだけで寂しがったりしちゃいけないの
かな。
大人だからこそ他の人には甘えられなくて、それで余計に一緒に居てくれる人を恋し
く感じることもあると思うんだけど。
どうなの、小沢くん?

そして『地下街』。
冬至の日に聴いたのを除けば実はもう何ヶ月もゆずを何も聴いていなかったんだけど、
久しぶりに聴いたらやられた!
こんなに胸にキュッとくる声だったっけ?

『地下街』は、ぼんやりダラダラフワフワ頼りなさそうで、でもちゃんと自分で立って
る人のうたなんだなぁ。
別にひとりでいてもいいけど、でもあなたが好きだから会いに行っちゃう。
そういうのが、いいね。
相手に何かを求めるというよりもっと主体性があってスコーンと抜けた感じの「好き」
がすごくいい。
何度も何度も聴いたことがある曲なのに、こういうふうに思うのは初めてってくらい
「素直になれたら!」
と、めちゃくちゃ思った。


結婚は生活だっていうけど、私はどうしても、愛情がないのはイヤ。
バカバカしくて、夢みたいなことを言っているのかも知れないけど、やっぱり情より
愛重視でいきたい。

・・・って、いけるの?
うーん、最近そもそも好きかどうかが怪しい感じで弱含み!
いつもいつも何があってもジュンコのことは一定水準以上好きなまま何年もきたんだ
けど、こうなるとほんとヤバいかもね〜。


ただ風に全ての答えを委ねよう・・・。


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盗んだバイクで走り出す - 2002年01月23日(水)

12:15、ジュンコが帰って来たので、「おかえり〜」と抱きつきに行ったら
手をバシッと払いのけられて大ショック!
また耳の後ろに腫れ物が出てきて痛むから、自分に触られたくないみたい。
でも、だからってそんな〜。

これが初めてなら「気の毒に」って思うけど、こういつもいつもじゃなぁ。
そんなに年がら年中できて痛いんだったら病院に行けばいいのに!!
・・・って何年も前から、それこそ大学4年の頃から言ってるのに行きゃしない。
私のこと避けるためにわざとそのままにしてるのかな?
いつなら気を遣わず寄って行っていいのかな?
拒絶される度、いちいちかなしいのに。

適宜だっこしてくれないと、困るんだよー。
セックスレスは全然構わないんだけど、だっこは絶対に必要なんだよー。
寂しいの嫌いだし、耐えられないんだもん。
もうやだ。
ほんとに寂しくて死ぬかもなぁ。

ううう、ぐれてやる〜!!!


あー、やだやだ。
買ってきた『キャノンボール』聴いて寝よ。
あとは頼んだよ、一義くん!


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電撃! - 2002年01月22日(火)

会社で、思いも寄らないおふたりが結婚したことを知った。

何度真実を確かめても信じられないくらい思いがけないので、ギオンねえさんと
ふたりで大興奮!
沢口靖子の歌を初めて聴いた時以上に驚いた!
おめでたいんだけど、驚きの方がだいぶ先行してロクに「おめでとうございます」
って言えなかったくらい。

ほんっとうに、誰にも前フリなしだった。
隣の席に座っていながら、そういう空気も全くなかった。
お見事!
こういうことって、やろうと思えばできるんだねぇ。
まさに電撃結婚。
すっごーい!!

しかしほんとによくどこからもバレなかったなぁ。
私もかつて共通の知り合いには誰にも言わずに付き合っていたことがあるけど、2
年くらい経った時ついに関係者に原宿でバッタリ会ってしまって発覚しちゃったこと
があったから、なおさら感心。

余りにも電撃的な出来事だったのでギオンねえさまとふたりで「わたしたちも電撃
でなにかしたーい!」と色々考える。
ねえさまは独身なのでやはり電撃結婚でいいんでは?という結論になったんだけ
ど、私はねぇ。

「やっぱり電撃離婚!?」
「シーン・・・(シャレになんない)」
なんて言っていたら課長に「やせるっていうのがいいんじゃない?」と言われてし
まった。
ウ・・・グッ・・・。

言われなくてもがんばりますよーだ!
今日は、帰りにタカセちゃんおすすめのクレープを食べてから(←ほんとにやせる
気あんの?)、やっと念願のジムへ。

40分間で10kmちょっと、持ってきたMP3プレイヤーで大好きな8曲を聴きつつ
自転車を漕いで、そのあとマシーンものを少々。
新宿からつつじが丘まで相当の距離を漕いだ割には全然疲れてなくていい調子。
これなら週に3回くらいはやってもOKかも〜。

運動後は見知らぬご婦人と談笑してお風呂にも入り、ほんとにスッキリといい気持ち。
私は運動嫌いだと思ってたけど、多分させられるのが嫌いなのであって、そのものが
イヤなわけじゃないのかも、と思った。
よい発見。

電撃痩身を目指すと挫折必至だから、マターリがんばろう。
とりあえず次は、ジュンコが飲み会だという木曜日。
当面「ちょっと控えめに食べるけど運動しない日」「普通に食べて運動する日」を
交互にして、それでうまくいくかどうか試してみるつもり。
痩せればラッキーくらいに構えて、気持ちよさ優先で。


・・・なんて、なんか久しぶりに前向き〜。
このまま上昇気流に乗れるといいな。
ぬんっ!


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サニーサイドへ - 2002年01月21日(月)

「昨日までのクサクサした私は死んだ!」

ということにしようと思って全身黒づくめで出社。
いつもかたちから、っていう姿勢は貫くことにしているから、こういうことをすれば
リセットできて元気を取り戻せる気がする。

黒Vニット、黒カーディガン、黒スカート、黒タイツ、黒靴。
コートもストールもバッグも黒。
これだけやればちゃんと成仏できるだろう。

週明けはのんびりといきたかったけど、思惑がはずれて訃報が何件も入りバタバタ
気味。
今日なら真っ黒だからどこにでもお香典を届けに伺えるわ、なんて余り感心しない
ことを思いつつ対応に追われる。

で、その作業中にふと気付いたんだけど、死に装束は白だよね。
黒じゃ見送る側だからダメじゃないですか。
いっそ気付かなきゃよかったのに、なまじ気付いてしまったばっかりにダメな自分を
葬りきれなかった。

鼻の故障が治り、だいぶ咳も治まったから「ジム復活→身体を動かしてサッパリ作戦」
もあったんだけど、今日の20:00〜21:00に宅急便で靴が届くので受け取りよろしく
とジュンコに言われていたのを思い出してボツ。
土曜日吉祥寺で買った2足の靴というのは同じ型の色違い(黒と茶)だったんだけど、
そのうち茶は在庫がなかったゆえ取り寄せて配送、という手続きにしていたらしい。

渋谷発が19:24の急行になってしまったから超ハラハラ。
久我山で降りてバスに乗り、バス停からは走り、マンション(というほど豪奢じゃない
けど)の入り口に着いたのは20:01。
家の前を注意深く見ながら来たけど、宅急便屋さんの車は停まっていなかったから
「これは間に合ったんじゃない!?」と安心。
なのに郵便受けを見たら、何ともう不在配達票が入っていてびっくり。
ノーン!!
これ、20:10に来たって書いてあるじゃ〜ん。
まだ20:01なのに、ズルい。

速攻で宅急便屋さんの事務所に電話して事情を説明(あくまで感じよく)。
そしたらすぐに再配達の手配をしてくれて、20:20頃に無事荷物は受け取れた
けど「再配達依頼は20:00まででお願いしますね!」と言われてしまった。
というより、指定OKって言ってる以上はちゃんと20:00過ぎてから来てよ〜!
と思ったけどうっかり「すみません」と言ってしまった。
小売業が長いと謝り癖がついてていけないわ。
まぁ、ちゃんと今日中に受け取れたからいいか。

こんな早帰りの日に限ってスカパーのNBAもお休み。ヒマ〜。
こんな時こそ巣づくり(掃除など)をすればいいのにそれはせず、お昼休みに買った
『2ちゃんねる宣言(ブロスの書評を本を買う指針にしてるアホな自分がイヤ)』を
読み、ひろゆき氏のダラリストでありつつハードワーカーでもある上手な生き方、
若さ(’76生まれだってよ〜)に感心。
2コも下なのに、ノラリクラリと色んなことをかわしながら、ちゃんと自分の人生を
生きてるなんて偉い!
何もマックスの力を出し続けなくても、思い描くような未来を手に入れることって
できるんだよね〜。

途中、試験勉強中らしいウエダくんに激励と称した迷惑メールを送ったりしつつ、
あっという間に読み終わる。
全然期待してなかったんだけど、サックリ読む本としてはよかったかも。

昨今の暗い子チャンな自分を葬り去るには至らなかったけど、なんかちょっと前向き
になってきたよ(本と電話効果が大)!
明日はジムに行ってもっとスッキリした気持ちになって、起きてる時間の90%以上
をしょーもないことを考えるのに費やす楽しいクダラナ人生を再開し隊。

だってそれがサニーサイド・オブ・私の持ち味なんだもの。
雨も風情があっていいけれど、やっぱり基本は晴れでいきたいのだ!


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戻ってくるとかこないとか - 2002年01月20日(日)

10:00頃、何時の間にか布団の外に出してしまっていた手が冷たくて目が覚めた。
今朝は冷えたね。
ジュンコはアナリスト講習のために家を出た後でほっとする。
なんかもう話したくなーい。

昨日離婚宣言したくせに、シラッと「誕生日まで家をきれいにし続けたらタンク(私が
欲しがってる時計↓)を買ってあげる」なんて言ってたから絶対に掃除しない!








<欲しいのはやまやまだけど・・・>






まともに傷ついてるんだよ私。
世の中には言っていいことと、言ってはだめなこと・・・は無いかも知れないけど、
言わない方がいいことって絶対あるんだから!

「がんばれ、私!」キャンペーンの一環として、1日遅くなってしまったけど小沢
くんのニューアルバムについて何か載ってるらしいロキノンジャパンを買いに行く。
表紙に、小さいけどゴシック体で「小沢健二」の文字。
『QJ』と違ってちゃんとした記事だもんね。じーん。

JAPANのロゴ昔の方が好きだった。
それに、20,000字が鬼束ちひろって。
偏見だろうけど「どこへ行くんだ、JAPANよ」って思っちゃう。

・・・でも、許す!
小沢に取材拒否されても、こうしてちゃんと何年も彼を待ちつづけて、載せてくれ
たんだもんね。
記事はまぁ、鹿野さんがひとり大興奮って感じだったけど相変わらず歌詞で小沢節
が炸裂しているっぽいことはわかった。
ちょこっと載ってた『麝香』の歌詞なんてドッキドキ。
そうそう、ときめきを感じる時って本当にふとした仕草や言い回しや表情にやられ
ちゃってどうしようもないんだよね。
もう聴いたなんてうらやましいぞ、鹿野さん!

でも、山崎さんの書いたものも読んでみたかったな。
鹿野さんもいいんだけど、小沢×山崎さんって、やっぱり一番しっくりくる気がする。
もうムリなのかなぁ。
(それどころか、JAPANが小沢君に取材することさえできるかわかんないけど)

とにかく小沢 is comin' back!
待ち遠しい。

本屋さんで色々見てまわってたら結構な時間になり、講習を終えたジュンコが三鷹
に帰ってくるだろう17:30になった。
「どうしようか」と迷ったけど、このまま話さないでいるとますます気持ちが離れる
気がしたから怖くなって電話してみた。
そしたらちょうどいい時間だったのでスタバ前で落ち合って、一緒に薬屋さんやク
リーニング屋さんに寄って、ジュンコリクエストに従っていつも行くマルショウの横
のお店で焼き鳥を色々買って帰った。

この前『アド街』で紹介されたタイヤキ屋さんにものすごい行列ができていて、その
前を通るときには「すごいね」と言い合ったけれど、その他は余り話さずにうつむき
がちに離れて歩くことしかできなかった。

19:00からスカパーでウィザーズとブルズの試合。
ジョーダンが復帰後初めてシカゴの地でプレイする。
今では敵チームにいるジョーダンにシカゴの人たちはどんな反応をするのかな?と
思って見ていたら、ものすごく温かく迎えていて胸が熱くなった。
大歓声、大歓声、そして「WE MISS YOU MICHAEL!」のプレート。
それに手を上げて応えるジョーダン。
かっこよかった。じーん。

2度のカムバックをこうしていつも歓迎される彼は、ほんとにみんなに愛されてい
るんだなぁ。
最近、離婚問題で多少はへこんでいただろうけど、これだけ多くの人が彼を求めて
いるんだからきっと大丈夫、まだまだやってくれるね。
(ターンオーバーは多すぎたけど、試合にはちゃんと勝ったし)

私がバスケを見ている間に酔っ払ったジュンコは寝てしまった。
20:30とかそこらに。

寝るまでの長い時間ずっとひとりで、どうしようかと思った。
もう、ほんとに孤独耐性がなくなっているのを感じる。
今日も引き続き気持ちは「ビバップ」。
まさに「あん時誰か電話をかけてくりゃ 涙だって流してた」ですよ。

誰かの声を電話で聞いてしまったら際限なく弱いところをさらして、泣いて、甘えて
しまうことが目に見えていたから、よほど誰かにかけてしまおうかと迷いながらも
何件かメールを送るだけにした。
すっかりセンチメンタルになってて、全然潔くないメールを送ったりしてしまった
から、あんまりかけなかった意味もなかったんだけれども。

なんか、どうもスッキリしなーい!
毎日が曇天!

そしてもう二度と、完全な晴れの日は戻って来ない気がする。
一度ついた傷は、どんなにごまかしても完全になくなることがないように。


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ヤンヤンうたうはずだったのに - 2002年01月19日(土)

昨日気持ち悪くて久しぶりにガンガン吐いてから寝たんだけど(しかもお酒じゃな
くて車に酔って)、気持ち悪いなりにちゃんと冷静な判断でめまい用の薬を飲んで
おいたからか9:00くらいにスッキリ目が覚めた。
ふだんからめまいがちで、メリスロン常備してた甲斐があった。

今日は17:00頃より吉祥寺でジュンコと買い物。
ジュンコは靴2足と4つボタンスーツ、ネクタイ1本、シャツ3枚をホイホイ購入し、
あっと言う間に10万円以上を使っていた。
年収が倍違うってこういうことか・・・。

私は赤×白ボーダーのマフラーとイエナの黒いカーディガンをB.C.STOCKで、
それからアンクワイエットで黒いパーカと紺のトレーナーを購入。
50〜80%(!)オフで、全部でも¥15,000弱くらい。
庶民庶民。

それにしても、イエナのカーディガンはふつうに買ったらそれだけで¥19,000
らしいから、セールってすごい!と思う。
トータルで考えるとカーディガン自体安くなってる上にあとは全部オマケでついて
きたってことだもの。

20:00頃からコニンケ塾明けのサイちゃんが合流してくれて、吉祥寺「さかい」
にてほき肉〜三鷹「ビッグエコー」コースへ。
この前のクリスマスプレゼントのお返しと言ってすてきなものを持ってきてくれて
いた。ほんと嬉しい!ありがとう!

ところで、ほき肉まではパチンコに勝ったジュンコもごきげん、終始和やかだった
のに問題はビッグエコーから。
せっかくキティちゃんルームにしてみたのに結局1曲もうたわず。
電車で移動までさせたのにごめんねサイちゃん!

で、うたわず何をしていたかというと、延々身辺をめぐる諸問題を話していただけ。
ジュンコが4月エンドくらいを目処に本当に離婚を協議した方がいいな、と言って
いて、しかも本気で淡々と言っていて、だいぶ途方に暮れた。
なんか、詳しく書いてたら号泣しそうなくらいひどいことを次々言っていて、どうして
いいかわからなかった。
泣かないようにするだけで精一杯だった。
全然ケンカふっかけたつもりはなかったんだけど、何でこんなことに・・・。

サイちゃんがいてくれなかったらもっとすごい荒れてたんだろうなぁ。
激しい口論って感じじゃなかったけど、多分ヒヤヒヤさせちゃったと思う。
申し訳な〜い!!
でも、いてくれてよかった。

やはり『ルビーの指輪』にはなれないのか、ジュンコよ!

いきなり電話してきて「結婚するよね?」と言ってほんとにしちゃったように、軽い
調子で「離婚するよね?」って言ってほんとにしちゃうんだろうか。

わかっていることは「なーにを言ったってムっダっさ〜」ということだけ。
私が泣こうがわめこうが縋ろうがどうしようが、ジュンコには関係ない。

今日、相思相愛って幻想でしかあり得ないのかも、と心から思った。
もしそうなんだとしたら、自分が好きな人より自分を好きって思ってくれる人と結婚
するのがいいっていうの、本当かもしれない。

やっぱり報われない愛情って、どこか歪んでしまうよ。
私が弱いだけなのかもしれないけどさ。


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96会 - 2002年01月18日(金)

今日は、96会(きゅうろくかい)。
'96年に新宿店がオープンした時の2階のメンバーが大集合。

今はもう半分以上の人が辞めてしまったり異動になったりしていて、お店に行っても
会えないことが多いから、こういう機会は本当に貴重。

色々話していると、みんなが昔言っていたことやしていたことを信じられないくらい
細かく憶えていて、また、みんなも私本人でさえも忘れてしまったようなことをすご
くよく憶えていてくれて、とても感激。
イサオちゃんも言っていたけど、あの頃の2Fは会社じゃなかった。
もっと(同志が集まる場所って意味で)サークルっぽい、もしくは家族っぽい、温かい
場所だった。

仕事は信じられないくらい忙しく、私生活も散々でいいことなかったけど、それでも
出勤すれば何とかなった。
落ち込んでいても、みんながいつの間にか元気にしてくれた。
グチを言いながらも、どこかでイヤじゃなかった。
クタクタの時でも、心から辛くはなかった。

奇蹟のようにうちの会社のいいところ(連帯が強い、若々しい、自然と助け合う)が
集まったような、そんなところで働けたことは本当に幸せだったと思う。

1次会の後、2:30くらいまでマネージャー、宮主、フナダさん、シミズ夫妻
(シミズくんとハッセがほんとに結婚するなんてね!)で2次会。
みんな会社のことを真剣に考えているんだなぁ、と感心した。

それから、宮主は1Fに異動になってちょっぴり弱ってるみたいだったから、できる
だけ励ましに行かなきゃね。
失恋の痛手から立ち直れず発注をとりながら毎日のように泣くダメ社員の私に「泣
くなよ〜、俺が一緒に発注とってやるから」と励ましてくれた宮主。
(本当に「これは何個?」「うう・・・12です(涙)」「これは〜?」「・・・5です(涙)」
とかいうようなことをやってくれていたんだから驚く)
今度は私が励まさないと!

今日は本当に懐かしくて楽しくてほっとした。
幹事をしてくれたモモちゃんとイサオちゃんに大感謝。
年に一度くらいは、ずっと何年経っても会えたらいいな。


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コール・ミー・ナウ! - 2002年01月17日(木)

最近がんばって書いた甲斐あって、日記の記入が久しぶりに現実に追いついた。
(実は、去年の12月21日・22日はまだだけど・・・楽しかった日ほど時間がかか
るのよね、書くのに)。


お昼休みに上原きみ子先生の自選集第2巻が出ているのを発見して購入。
早速読む。物語の中は相変わらず完全な相思相愛でうらやましい限り。
いいにゃー、と本気で思う。はぁ・・・。

18:30くらいからギオンねえさまの仕事のお手伝いで封筒に宛名シールを貼る
のをやりつつ、ぼんやりと晩御飯は何にしようかなぁ・・・と考えていたら携帯に
メールが。
すぐに見てみたらジュンコからで、今日はイケダ氏に昇格発令が出たお祝い飲み
会になったので晩御飯はいりません、という内容だった。よかったぁ。
今日も引き続きお腹が痛くて困っていたからほっとする。
帰ってスグ寝転んでダラダラできる!
腹痛にはあったかくしてゴロゴロが一番だよね〜。

そんなわけで、会社の女の子会があったみたいなんだけどとても行けない感じだっ
たから残念だけどすぐに帰ってしまった。
女の子会は好きなんだけどねぇ・・・今日は仕方ない。

バスで軽く寝過ごし、悔しいからわざわざ遠回りしてセブンイレブンに寄ったりし
てから帰宅。おバカね、私。
お腹痛いのに・・・。

家に着いてすぐBSでウィザーズ対ネッツ戦をやっているはずだからTVをつけて
みたら、何と最終スコアは67対111!
44点差なんてNBAでは滅多に見られないから、これはこれで貴重。
ビデオ録っといたから、後で何がどうなってこんなことになっちゃったのか、じっく
り検証し隊(ジョーダンはハーフしか出なかったみたいだし)。

あ、そうそう。
今日、12月4日に合コンした綾小路さん(仮名)からメールが来た。
今ごろになって「この前はどうも」みたいな内容で笑えた。
なかなかいい間だね!

あー、それにしてもひとりで家にいるの寂しい!(22:25現在)
これを読んだ方は、私までじゃんじゃんご連絡くださーい!!


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ルビーの指輪 - 2002年01月16日(水)

アイコ主任が2日目の病欠。
席が向かいなので風邪をうつしてしまったのかな・・・と心配してたんだけど、どう
やら食中毒との噂。相当ひどいみたいでお気の毒だよ〜。
それにしても冬でもあるんだね、食中毒って。こわーい!
貝には気をつけよう。

午前中、早い時間にロイズチョコが届いてうきうきと働いていたんだけど、お昼前
急激にお腹が痛くなって、それからはもう騙し騙し席に座っていただけ。
悪いけど、ほとんど働いてません。
お昼ご飯も食べれなかったし、夕方には結構本当にダメになったから(まぁちょっと
は生理痛のせいもあったかも)、社長がまだいらしたにもかかわらず18:30には
あがらせていただいた。
同じく腹痛を訴えていたタカセちゃんに安否確認メールを送りつつ井の頭線に乗る。
メールでお互い励まし合って、なんか嬉しい。
治ったらほんとに快気祝やろうね。

久我山で今日の晩御飯のおかずとタツノコ特集の『TV Bros.』を買ってすぐ家に
帰る。
19:30くらいには到着したのでそれからずっと布団に入って過ごす。

今日早速サトウさんが持ってきてくれたWINDOWS98のソフトを上書きイン
ストールしながら「お腹痛いよぅ」とつぶやいてゴロリゴロリ転げ回っていたら、
タイミング良くau仲間のコウノさんが「お大事に」みたいなメールを送ってくれ
て嬉しかった。
なので、即お礼メールを出し、長い家路お気をつけてと伝えておいた。
(コウノさん、家は取手らしいから)

インストール途中「システムが重複しているか、見つかりません」と何度も言われ、
かつセーフモードみたいな幅狭な画面になっちゃって、どうなることかと思ったけど、
終わってみればほぼエラーも解決したっぽい。
起動の時どうしても1回は出ちゃうみたいだけど、大した影響はないみたいだし、
そのくらいはガマンできる。よし!

昨日とんでしまった4月〜おとといまでのメール送受信データは修復されなかった
けど(ああ、まじショック!)、一応起動&終了などの基本的なことはできるように
なった。
サトウさんに『YASHA』10巻を貸し出した上に、サービスとして大事なタツノコ
ボトルキャップを4個進呈した甲斐があったよ。

PCがなおって嬉しかったので、何通か書こうと思って先延ばしにしていたメール
を書いたり、日記の表紙ページをいじったりして楽しい。
依然お腹はおかしかったんだけど、TVでは20:50までBSでバックス対ペイ
サーズ戦を、21:00〜23:30まではスカパーでウィザーズ対スパーズ戦を
やっていて、しかも両方いい試合で、それによってもだいぶ気が紛れた。

23:45、NBAデイリーハイライトを見終わった時点でジュンコに電話したら
つながらなかったので、地下鉄に乗っていることを知る。
今日は起きていられそうだしご飯もちゃんと出せるわ、とひと安心。

今日はシメサバ、レタスとキュウリのサラダ、鳥モモ肉+タマネギ+シメジのバター
しょうゆ焼き。いるか尋ねてから、もしいるならお味噌汁もつけよう。

12:40頃にジュンコご帰宅。
すっごい人恋しい気持ちだったので「おかえり〜」と抱っこされる気全開で、両手
を広げて玄関まで出たのに、耳にできものができてちょっとでも当たったら痛いか
らダメ、と拒絶された。
さみし〜!!


「久しぶりだけど、元気?」
と聞いたら「やばいくらい疲れちょる」と言うので、味はちょっと濃く作る。
そしたら大げさなくらい「これおいしいね!何入れたの?」などと褒めてくれたの
で感激。奥さん冥利に尽きるわ。

バターと塩こしょうでまず炒めて、あとでおしょうゆとコンソメをちょっと入れてみたん
だよ、と説明すると何やら感心したような表情で食べてくれた。
そして、もうすぐ新聞に自分がかためた数字が載るんだよ、とか明日が発令日であ
ることとか、統合後の人事に関する不安とか、色んなことを熱心に話してくれた。
お疲れなのに、一生懸命話してくれてとっても嬉しい。
さらに、

ジ「今日は点検当番だったからすごい早く会社行ったんだよ〜」
私「私、今朝6:50に目が覚めたんだけど、もういなかったもんね」
ジ「いや、6:50には毎日ベッドにはもういないよ」
私「そっか、そうだよね。えらいニャー」
ジ「最近アータはそんなに早く起きちょるのかね」
私「ううん、今日はたまたま」
ジ「だよね?最近はよく朝頭をなでたりしてるんだけど、頷きながら寝てるもんね」
私「そうなの?どうしてそんなことしてるの?」
ジ「いや、なんか寂しがってるみたいだからかわいがろうかと思ってさ〜」

などという話も飛び出していい調子!

血縁者を除けば、この世で本当に私を好きで、私と向き合い、私と生きていく気が
ある男の人は、ジュンコしかいないのかも、なんて当たり前のことを思ったりした。

日記には書いてないけど、結婚してからも多少言い寄られたりすることがないでは
なかったんだけど、そういう人たちは単に私と一晩過ごしたいのであって、別に私
のことが好きなわけじゃないんだもんね(彼らは決して好きとは言わないし、それ
はムリって断ったら疎遠になったから間違いないだろう)。

それに比べて何ヶ月もしなくても、だらしなく寝てばっかりいても、こうして愛情を
示してくれるジュンコは偉大だ、すばらしい、もう大好き〜、なんてちょっと思った
りした。さすが結婚してくれただけのことはあるよ。
あとはもっと、私に意識がある時にかわいがってくれたらいいんだけどなぁ。

ああ、こういう気持ちの日だったら、もう思うさま仲良くして寝てもいいんだけど、
こんな時に限って風邪+腹痛+生理中と信じられないくらい悪条件が揃ってんのよ。
うまくいかないもんだ。

とりあえず今日はジュンコが心のベストテン第一位に返り咲いておめでたい。
『ルビーの指輪(オリコン10週、ザ・ベストテン12週連続第一位)』並みに居続け
てくれればいいんだけど。

それでは。
「はいっ、チューは?」とお願いしてみるも「耳が痛いって、さっき言ったよね?」
と断られてから寝るとします。
この予想は99%当たると思うけど、今日はそれでもしょんぼりしないもん!

おやすみなさーい。


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蜘蛛の糸 - 2002年01月15日(火)

あ、暗雲が・・・。

昨日、軽い気持ちで使わないアプリケーションをいくつかアンインストールしたら、
私のPCはどうにかなってしまった。
エラーに次ぐエラー、強制終了の応酬。
極めつけは「電源を切る」にしても電源を切る動作をしてくれない。
どういうこと!?

ちゃんとした手順でやったつもりだったけど、消してはいけない共有ソフトを、何
かの拍子に消してしまったみたい。
「これは共有してないから大丈夫よん」というPCのメッセージを信じた私がバカ
でした。ああ、後悔!
一体どうすればいいの〜?

たまたま会社でIPアドレスの競合が起きてシステムサポートのジンボウさんが来
てくださった時、「家のPCのことなんですけど・・・」とどういった状況なのかを話して
相談してみたら、どんなにエラーが出ても辛抱して使い続けるかOSの上書きイン
ストール、もしくは初期化しかないでしょう、とのこと。
「プリインストールだったからOSは持ってないんです」と言うと、だったら初期化
がお勧めだとか。はぁ・・・。

そしてジンボウさんはご親切に、メールとアドレス帳、お気に入りのバックアップ
の仕方を教えてくださったのでした。ありがとうございます。

数々のソフトを追加インストールしてなければスグにもやってみるんだけどねぇ。
うーん、どうしましょう。
いっそPCを買い換えればいいんだけど、すぐって訳にはいかないから(今度はデ
スクトップを買うつもりだから置く場所から考えなきゃいけないんだもの)やっぱり
やってみるしかないんだろうけど。
けど、ねぇ・・・。
どうしようどうしようどうしよう!!

という話を仕事中にもかかわらず堂々としていたら、ふだんは関わると何かとひど
い目に遭いがちなので距離を置くよう努めているサトウさん@秋葉原マニアが「OS
貸してやろうか?」となぜか声をかけてくださった。
それさえあれば上書きインストール可能で、入れてるソフトはそのまま残るんだって。
すばらっすぃ〜!

キャー!貸してくださいっ!!
お礼はボヤッキーのボトルキャップでいいですか?と尋ねたら「悪役3人揃ってな
いとな〜」と言っちゃうところはさすがサトウさんって感じだったけど、ほんとに
よろしくお願いします。
お礼は結局その後の話し合いの末、吉田秋生の『YASHA』と『きつねのよめいり』
を貸し出すことで合意したし、ほんと夜露死苦ね!!!!!(コーネリ風)


ああ、上書きインストールで何とかなって欲しい〜。
サトウさんの最初で最後と思われる天使活動によってこの暗雲が吹き払えますように。
そしてこの行いが後々、彼がうっかり地獄に落ちてしまった時の「蜘蛛の糸」になり
ますように!
(日頃の素行からいったらマジ5割以上の確立で地獄に落ちそうだからね、サトウ
さんってば・・・)


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浮き沈み - 2002年01月14日(月)

出勤。
今日は総務のメンバーもほとんどみんな出ていて、ふつうの日みたい。
でも、明日発信予定の全社と本社の交番表を作り終えてからはの〜んびりとファイ
リングしたり、役員スケジュールノートの走り書きを清書したりして、ほんと平和。

今日はシフトを記入する際に休日なのに間違えて9:30番で入れてたから18:30
に帰れてちょっとラッキー。
ジュンコが一緒にスーツを見に行って欲しいと言うので吉祥寺マルイで待ち合わせ
することになっていたから余計にそう思う。

せっかくなので、一番早く出る急行に乗って明大前までは立って行く。
去年買って良かった物の上位にランクされるICレコーダー兼MP3プレイヤーのお
かげで、電車に乗ってる時間がすごく短く感じられてありがたい。

最近は割と小沢くんの音楽を聴いていなかったんだけど、久しぶりに復活させて
みた『流星ビバップ』にグッときた。
何も後悔したり気がかりなことがない時に聴いても「ふ〜ん」って感じなんだけど、
今みたいに心が定まらない時期に聴くと「ほんと名曲!」と思うのよね、この曲。
前にヒロヨシくんっていう小沢好きの男の子が、うまくいかないことがあった時期
に「いつまでたってもビバップ」みたいなことを言っていて、すごいわかる!!と
感じたのを思い出した。
私は、久しぶりにビバップ全開だよ、ヒロヨシくん!
電車の中で何度も聴いていたらせつなくてせつなくてせつなくて大変なことになっ
てしまったので、今度は『1,2,3』を何度も聴いた。

さて、急いだ甲斐があって19:15には指定のマルイに到着。
ビジネスのフロアに行くと、すでに茶色い冬物のスーツを購入したジュンコが裾上
げの預り証に何やら記入しているところだった。
あいかわらずきれいな字だなぁ、と感心。

今までどんなに冬にしか着れない厚い生地のものを薦めても「3シーズン着れない
とイヤ」と言って拒んでいたのに、ついに買ってくれたのねー!
彼お気に入りの『DORSO(最近知ったんだけど、これはヴァンサンカンの男性版
らしい。どうりで高そうなものばっかり載ってて超おハイソな感じよ〜)』に茶系の
すてきな厚地スーツが載っていたに違いない。
煽られやすくてかわいいもんだ、全く。

続いて、シャツを3着(ブルーの格子、限りなく薄いブルー、白の織地アリ)とネク
タイ3本をホイホイ購入。
本当はコートと靴も買うつもりだったみたいなんだけど、どうも気に入るのがなく
て断念。
はぁ、お金持ちはいいねー!うらやましい。

貧乏人の私は何も買う気なかったんだけど、下りてく道すがらDGRACEが見え
たのでちょっと寄らせてもらったら、欲しかったものを発見したので即購入。
この前買ったコーデュロイスカートがなかなかよかったので色違い(紫)をさがし
ていたんだけど、渋谷はどこもサイズ切れで。
諦めかけてただけに大発見をした気分。
ジュンコの団契カードを借りたらちょっと安くなったし、嬉しい!
やったー!!

ふたりともホクホクでジュンコの希望どおり『鳥良』へ。
手羽はあいかわらずおいしいね!
ジュンコは大辛、私は甘口、といつもどおりのものを注文。
いつもと違ったのはジュンコがせいろそばを頼んだことなんだけど、その時「サマー
ジャムって感じでね」と彼が言ったのでビックリしたぁ!
何年も聴いてないだろうに、よく憶えてたね〜。
調布にあった学生時代のジュンコ宅で、『LIFE』と並んで『WORLD FANCY
ALLIANCE』を繰り返し繰り返しかけた甲斐があったよ。

今日の話題は仕事のこと中心で、結構盛り上がる。
ふたりとも仕事量は結構多いので「異動の時思い知って欲しいよね」なんて感じで、
性格悪さぶり全開だったけど。

で、家庭生活の話になった時にはやっぱり子供がどうこういう話にもなってしまって、
ちょっと辛い。
「もう産まなくてもいいってことにしたからさ〜」と努めて明るく言ったのに、
「でも、アータは子供を産んでお母さんになりたいんだろ?だったらこのままの生活
を続けてちゃいけないんじゃない?」と言われた時には一瞬泣いてしまった。

そういうことを言われたのが悲しかった、とかそんなんじゃなくって「お母さんに
なりたい」っていうフレーズが急に胸にささって泣いちゃった感じ。
「そうか、私は子供を産んでみたいんじゃなくてお母さんになりたかったのか!」
と知らされたような気がした。
確かに「お母さん」という、強くてかけがえがなくて優しいものになりたがっている
と思う。
ジュンコはこうして、たまに私自身よりも私のことをよくわかっていてくれ、かつそれ
を上手に言葉にしてくれて、そのたびに彼の存在をとても大切でありがたいと感じる。

最近、なんでこんなに考え方の違う人と結婚しちゃったのかなぁ、と疑問に思うこ
とが多かったんだけども、多分こういうところが他の人では有り得ないと思ったか
らなんだろうなぁ。

もちろん「このままの生活を続けてちゃいけないんじゃない?」というクダリは相当
気になったけど、ジュンコの重みを感じられたという点では最近なかったくらいに
良い時間だったと思う。

家に帰り、録っておいた『アド街』と『ダーマ』をふたりで見る。
『アド街』は知らないところも多かったけど、行ったことがあるお店やいつも目に
している場所も多くて、なかなか楽しかった。
ジュンコはなぜか『ジブリ』が一位だったらイヤだと思ってたみたいで、ジブリが
二位とわかった時にはとても満足げ。
・・・なんで?

ダーマの方が始まり、私はそんなに興味がないので最近不調っぽいPCを開いてカタ
カタ試行錯誤しながら見ていたら、ジュンコに「こんなおもしろいものを見ないなんて!」
と言われてしまった。
ジュンコが声をあげて笑った時、珍しいなと思ってチラリと見たらそれに気付いた彼が
異常に恥ずかしがっていたのがおもしろかった。
別にいいんだよ、TV見て笑うくらいさ〜。

今日はなんだかジュンコがかわいらしく思えたので、ちょっと甘えようと思ったん
だけど、歯磨きして戻ってきたらもうすっかり眠っていた。
試しに「手つないでもいい?」と聞いてみたら寝ているのにもかかわらず激しくイヤ
イヤをされたので、あきらめていつものように離れて寝た。
それにしてもそんなイヤがらなくてもいいじゃんよぅ、というくらいブンブン頭を
振っていた。
もう、そんなことしたら酔いがまわるんだからね〜だ!


ジュンコ相場は変動が激しくて、ほんとに大変。
手放すべきか、持っとくべきか、ほんとよくわかんない。


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インチキ・ドアノック - 2002年01月13日(日)

珍しく午前中から起きたので、昨日の「起きたら電話する」という約束にのっとって
実家に電話してみたらムーはまだ寝てるらしい。
別に急がないから起きたら電話するよう伝えてもらうことにして、午前中はゴロリ
ゴロリして過ごした。

13:00近くなって、やっとムーより電話。
百貨店っぽいところに行きたいなら新宿へ、ショップっぽいところに行きたいなら
原宿へ行こうと提案すると、彼は原宿の方を選択。
私も「寒い冬にダッフルコート着た君と 原宿あたり風を切って歩いてる」だけに
原宿がよかったから嬉しい。
ま、姉弟じゃいまひとつインチキ・ドアノックではあるんだけどね〜。

15:00過ぎ頃にパレフランス前の信号辺りで会って、そのまま原宿の路地を
ウロウロ。
ムーは、今回パンツが欲しいらしい。

エアロポステールとかXLARGEとか、ふだん絶対に足を踏み入れないような
お店に次々入っていくのがおもしろい。
通りがかった靴屋さんから『DANCING QUEEN』が流れてきたからふたりで
うたってみては「ダンシングクイーンて!」「17歳て!」といちいち突っ込んで
笑った。

どういう感じのがいいの?と尋ねてみたら、よく一緒に遊ぶバスケ部の子はひとり
がブランド好き(ナンバーナインとかエイプとかそういうの)で、ひとりはアウトドアっ
ぽい感じらしいので「かぶらないようにちょっと大人目にしようかな」なんて言って
いる。

でも、キャッツストリートを抜ける間HPフランスオムとか、明治通りに出てからは
アロウズとか、そういうところを流してみるけどどうもピンとこないみたい。
最近習得したらしいマスオさんの「エエ〜ッ!?」と驚く時のモノマネを披露して
もらってめちゃくちゃ笑ったりしながらダラダラ歩く。
おもろいー。

結局は渋谷に流れ着いて、おなじみのトルネードマートとPPFMでパンツとニット
を購入。
特にトルネードのパンツはストレッチのブーツカット&グレーっぽい千鳥格子柄で
いい感じ。すごい似合ってた(しかしSでも余ってるってどうよ)。
一緒に買ったグレーのハイネックニットに合わせたらほんと大人っぽいよ、きっと!
私も気に入った。

そうそう、トルネードの店員さんに「今日は彼女さんは何も買わないんですか?」
と言われてビックリ。
ムーが大学生くらいで、少し(いや、だいぶ)年上の彼女かと思ったって言ってた
けど。11学年も違うんですよ、わたしたち。
17歳と27歳。
確かに最近では顔もあんまり似てないから他人に見えなくはないけど。
そうか、本物のドアノックみたいだったのか。

それにしても、そういうふうに見られたこともそうなんだけど、ムーが大学生に見
えるということの方が驚き。
わたしにしてみれば、いつまでたってもきゃわゆいムーちゃんなんだけど、客観視
したら大人に見えるのね〜。
ビックリ。

散々歩いて、渋谷のスペイン坂にある大好きなクレープ屋さんのクレープを食べた
だけだったから結構空腹に。
何か食べるか家に帰るまでガマンするか決まらないまま井の頭線の小さい改札前に
来てしまい、私の心は「このまま帰る」に傾いていたんだけど、ムーが突如「ラーメン
食べたい」と言い出したので少し東急プラザ側にある『博多天神』に行ってみた。

二人とも鼻がつまっているのでだいぶ難儀しながら必死に食べる。
「結構あっさりやね」と軽く福岡県民に戻っているムーがおもしろい。
私が一杯食べる間に彼は替え玉をしていて、さすが運動部の現役高校生。
スピードが違う!

欲しかったものを買って、ラーメンも食べたムー太郎はすっかり満足げ。
ほんとはいいのあったら買おうと言っていた黒パンツに納得いくものがなかったの
は残念だったけど、それはまた次回。

・・・次回?次回はあるのかな?
これからどんどん本物の大人になっちゃうけど、いつまでもたまに姉と遊んでくれ
るムー太郎でい続けてくれるといいな。
そんで18になったら速攻免許とってもらて、今度はインチキ・東京恋愛専科(=
ドライブ)に挑戦し隊。

頼んだよ〜!>ムー様


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マジ忘れてた - 2002年01月12日(土)

出勤。
お正月休みのツケは大きくて、1月は5日(土)、12日(土)、14日(祝)が出勤なんだ
よね。
流通業って・・・。

何と、危惧したとおり目覚ましには気付かなかったんだけど、貰った携帯メールの
おかげで起きられた。あぶなかった〜!
ジュンコは何度か起こしたけど、その度イヤイヤをするだけだったので諦めて寝か
せたまま。怒られるかなぁ。

今日は余り出ている人がいなくて、総務はギオンちゃんねえさまとふたりだけ。
他課のメンバーもタカセちゃんやタギくんなど、いい人だけが選りすぐって出勤し
ているような感じだったので、おやつを交換したりしながら、楽しくのんびり働く。

ジュンコはお昼からでも行けたらいいかな、と思って何度も電話したんだけど一向
に起きる気配なし。
13:30過ぎにやっと寝ぼけながら電話にでてくれたから「セミナーはどうするの」
と尋ねたら「・・・ご欠席でしゅ・・・」と言っていた。
だめだこりゃ!
今から出勤するつもりはあるみたいだけど、あの声からすると多分もうひと眠りす
るとみた。
夜は遅くなりそうだから、急いで帰らなくてもいいかも〜。

今日は、ためてしまっていた出張チケット購入履歴の台帳つけがだいぶ終わった。
「チケットのコピーがとってあるんだから本当はこんなのつける必要ないかも知れ
ない」と思うけど、歴代の秘書の方がつけていらっしゃったものを私で止めちゃう
勇気がなくて何となく続けちゃってるんだよねぇ。
業務内容の改善なんてもう全然する気もなく、ただ慣習にのっとってダラダラやって
ることをつくづく感じる。
本当にキャリアにならない仕事しかしてなーい!

19:00になったらすぐあがり、駅までタカセちゃんと歩いていく。
本当は彼女、マークシティに上がれるところに行きたかったのに、一緒に歩くうち
にわけわかんない場所に出てしまって申し訳なかった。
未だにマークシティの構造がよくわかってなくてごめんね〜。

タカセちゃんと別れてから色々見てまわって、DGRACEで黒のコーデュロイス
カートとMK+で長靴みたいなブーツを購入。
ヒールなしの靴なんて、バッシュ以外では何年ぶりに買ったのかな?
ちょっと思い出せないくらい久しぶり。
「ラクそう!」と思って試しに履いてみたら本当にすっごーくラクチンで、衝動買
いしてしまった。
見た目はほんとにまるで長靴だから「どうだろう?」という気持ちも最後まであっ
たにはあったんだけど・・・でも、抜本的カジュアル化遂行のためにはこのくらい
やってもいいだろう、と。

帰り、久我山からバスに乗ってぼんやりと考え事をしていたら、自分が降りるべき
バス停を過ぎていて、しかもそのことに終点三鷹駅に着くまで気付かなかった。
もう一度バスで折り返すのもなんか悔しい気がしてバスを降り、歩いて帰る。
「クヨクヨ考えてばかりいるからこんなことになるんだなぁ」と反省しながらトボトボ
歩いていると大学生ふうの若者に「この辺に住んでる方ですか?」と声をかけら
れた。
「道でも尋ねられるのかしらん」と思って「はい?」と言ったら「近所で友達をつく
りたいんですけど」とその若者が言うのでビックリしてしまった。
「あの、私、主婦なので・・・」と言ったら「そうですか。すみません」とあっさり去って
行ったから、やっぱりナンパだったのかな?
夜道だからおばちゃんだってわかんなくて声をかけてしまったのね〜、ご愁傷さま。
それとも、私があまりにしょんぼりオーラを出していたから気の毒になって声をか
けてくれた心優しい青年だったのかしらん。
道はシャカシャカ歩かないといかんね。

夜、ムー太郎から電話がかかってきて、明日部活ないから一緒に洋服買いに行か
ない?と言われた。前から行こう行こうと言ってたのになかなか実現できなかった
企画だし、風邪も少しよくなってきたのでOK。
明日はたくさん歩くだろうし、体力温存のため早く寝よ。
おやすみ〜。(消灯)



あれ?
ところでジュンコは?






・・・・・・。







まだ会社だ・・・。


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ちゃん - 2002年01月11日(金)

風邪が良くならないのにもう薬が切れるから、再度病院に行かせていただく。
この前と同じ女医さんが診てくださり、やはり弱い薬ではダメなようなので薬を
切り換えましょう、多少眠くなるけど我慢してください、といったようなことをおっ
しゃった。
うぅ、困った・・・でも、止むを得ないよね。
治らなくては意味がないのだ。

明日も土曜なのに出勤だから、いつもどおり久我山のサミットで軽く買い物をし、
即帰り。
鶏肉と牛肉を買ってきたけどジュンコにどっちを食べてもらおうかなぁ、と思って
電話してみたら「今日は飲み会になった」だって。
あ、拍子抜け〜。

12:30くらいに電話がかかってきて、ジュンコも結構酔っ払っていたけど、それ
にも増してご機嫌っぽいイイジマさんという女性が電話口に出てきてなぜか私を
「ちゃん」付けで呼びつつトーク。
「ちゃん」付けって結構好きなんだけど意外とみんなしないから(呼び捨てやあだ
名が多い。それはそれで好きだけど。あと、付き合った人にちゃん付けされてみ
たかった!)、そういうふうに親しみをもって話してくださることにちょっと照れて
しまった。
「ちゃん」付けで呼ばれるのに慣れるために、そう呼んでくれる人を大募集し隊!

電話で「明日出勤だから先に寝ます」と言ってはみたものの、あの酔いっぷりから
してまた万一鍵をなくしたりしたら・・・と心配でどうも寝付けない。

できるだけ待っててみるべくおおひなたごうの『新・河原崎超一郎』を読んで笑い
ながら起きていると、3:00頃無事にご帰宅。
寝ていると思ったのかインターホンも鳴らさず帰って来たジュンコに「おかえり〜」
と言うと「アータ起きてたのかね!?」とものすごく驚かれた。
顔が「!!!」という表情になっていてウケた。

ラーメンを食べるというのでお出ししたのに、二口三口食べたら気が済んだようで
お箸とレンゲを食べてる形のまま放置し、イスに座りつつ寝てしまった。

あらあら風邪引きますよ〜、ジュンコちゃ〜ん、お〜い、と呼びかけてみたけど無
反応。
ネクタイをはずし、ズボンと靴下を脱がせてベッドに引きずって行く。
ドサリとおろしておふとんをかけるとたちまち高イビキ。
気持ち良さそうで結構なことだ。
明日は朝からアナリストのセミナーらしいけど、この調子だと絶対寝過ごすんだろ
うねぇ。そんでまた「ショック!!」と言っていじけるんだろうねぇ。
覚悟しておかなければ・・・。

多分明日はご機嫌ナナメになるだろうから、せめてビデオを撮り忘れて火に油を注
がないように、三鷹特集だって噂の『アド街』と今やジュンコ唯一の生きる楽しみで
ある『ふたりは最高!(通称ダーマ)』のビデオをセットしてから寝る。

この時、時計は4:00過ぎ。
私こそ、ちゃんと起きれるのかな?


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二冠 - 2002年01月10日(木)

心のベストテン第一位はこんな人だった!

はい、もちろんウエダくんです。
ここ1ヶ月半くらいの日記を読み返してみた結果、現在の第一位が彼であることは
明らかな模様。


そのウエダくんが仕事の合間に渋谷に寄ってくれたからランチをご一緒できた。
エレベーターで一緒になった元総務のシンドウねえさんに「今から大好きなウエダ
くんっていう人とお昼食べるんです〜」なんて報告したくらいの浮かれっぷり。

昨日、「寄れるかも」と聞いた時点でどこがいいか色々考え始め、この前中華を食
べるつもりで果たせなかったのでジャンルは中華に決定。
(ほんとはおうどんの『やしま』がいいと思ったんだけど、余りに鼻がおかしいか
らちょっとムリっていうこちらの都合で却下)

中華のお店の中ではどこがいいかと考え、『麗郷』はおいしいけど所在地周辺の
雰囲気が怪しいからダメ、『青龍門』はあまりにハンズ率が高いからダメ、『紅虎
餃子房』はビルの上過ぎて移動時間が読めなくてダメ、『龍の髭』は出てくるのに
ちょっと時間がかかるからダメ、と候補店を消去して行った結果『上海ヌードル』
ならいいかなという気がしてきたので、一応そこを候補店にした。
軽くチェーン展開しているので行ったことあったらつまんないかな、と思ってウエダ
くんに尋ねてみたところ未体験との事だったのでその点もOK。
杏仁豆腐もおいしいし、いいよね!


12:00を過ぎた頃に確認してみたら、本当に大丈夫そうということだったので
大喜び。
12:30、お昼の音楽(なぜか『恋はみずいろ』)が流れるや否やエレベーター
前にかけつけるも、なかなかEVが上がって来なくてもどかしい。

ビルを出てすぐ電話したらドトール前にいるということだったので急いで行ったら
あっという間に発見。
おお、ほんとにまた会えた〜、とちょっと感激。

今日はもう行くところを決めていたので『上海ヌードル』に直行。
混雑だけが心配だったけど割とすんなり2Fに案内されてよかった。
ひとしきり何にするか悩んで「中華幕の内弁当」に決定。
ウエダくんは点心っぽいのがよかったみたいなんだけどもう売切れで、結局ふたり
とも同じものを食べることになった。

だいたい同時に食べ始めたら、お昼も夜もひとりでご飯を食べているから全然気付
いてなかったけど、今の私は食べるスピードがすごく遅いことがわかってビックリ。
(↑多分鼻づまりが原因)
この前に続き、今回も結構なボリュームランチだったから余計に時間がかかる。
もっとたくさん話したかったんだけどつい食べることに集中してしまって悔しい。
風邪の弊害がこんなところにまで・・・!

そんな調子だったので、ウエダくんのここ最近のDK○活動の話を聞いて「わ〜、
好きな男の子が他の女の子の話をするのってこんなに切なかったっけ」と思い出し
たり、今朝特急に乗るはめになった話を聞いたり、私はなぜか異常に愚痴っぽかっ
たり(ごめん)してるうちに短い昼食会は終了。
ヨーロッパみたいにお昼に何時間もかける慣習だったらなぁ、と思いながらも会社
の前でお別れした。


まだ一月も始まったばっかりだけど、本日のランチは現在「心のベストテン/今年
楽しかった出来事」の第一位。

二冠達成おめでとう!>ウエダくん
(別におめでたくないよね〜)


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昼の部・夜の部 - 2002年01月09日(水)

<昼の部>

お昼休みです。
『BC STOCK』で赤いかぶりパーカを買ってきた!
前から欲しかったんだけど¥8,800だったからためらってたのが半額。
待って正解だったわ〜!
ララ〜♪

ところで、浮かれている場合じゃないのよ。
昨日、うっかり寝てしまったらジュンコ先生から会社にメールが来てた。
(以下原文ママ)


※※※  ※  ※  ※※※  ※  ※  ※※※  ※  ※

Subject:貴女配偶者からのご報告です。


おはようございます。

<報告1>
昨夜はランプステーキを無事頂きました。
とても美味しかったですよ。
(全部食べてしまったので申し訳ないですねぇ)

<報告2>
池田渉外役からの貴重な情報です。
今週土曜テレビ東京の「アドマチック〜」っていう番組で、
三鷹を特集するそうです。
是非ご夫婦で観てはいかがですか、とおっしゃっていましたが、
恐らく土曜はセミナー&出勤なので、ビデオをお願いしても
いいでしょうか。ダーマの後、二人で観ませんか?
(美佳朕も出勤だったよね?)

<報告3>
どうも今週末は、土曜・日曜の出勤不得己って感じです。
(美佳朕的には土・月出勤でしたっけ?だったらごめんなさい)


取急ぎ以上です。
引続き宜しくお願い致します。
(薬剤投与に遺漏無きよう)

<淳一より>

※※※  ※  ※  ※※※  ※  ※  ※※※  ※  ※

あー、お肉は自分で焼いて食べたのね〜!
気の毒なことをしてしまった。
400グラム以上あったのに全部食べたってことは、よっぽどお腹が空いて
たんだろうよ・・・。

うーん、題名も文も妙によそよそしいし、これって怒ってるのかなぁ?
それに「ミカチン」というのはジュンコがたまに使う私の呼称なんだけども、
美佳「朕」て!「朕」ってあの「朕は国家なり」の「朕」でしょ?
これって、私が何の務めも果たさず偉そうっていう皮肉なのかもねぇ。
怖っ。

今日も夜は美容院に行って遅くなるからご飯作れないかも知れなくて、
ほんとおそろっすぃ〜!

・・・そんなわけで、昼の部はここまで。
夜の部は、髪を切ってサッパリした後で!



<夜の部>

切ってきましたよ、髪を。

ちょっと早めにあがれたから予約の20:00まで1時間くらいあって、せっかくなの
で原宿を歩いてみることにした。
ワードローブのカジュアル化を推進しつつあるこの頃なので、ナイロンっぽい素材
のアウターが欲しくてずっと捜している。
いるんだけど、今年は何もかもがN3Bっぽいというか、全部が全部中綿になって
いていまひとつ。綿アリはもうオレンジを持ってるから、ナシがいいんだけどなぁ、
と思って方々まわる。

AIGLEとWEATHER STATION(ノース)に結構かわいいのがあったんだ
けど、あまりにもアウトドアっぽくてどうかな〜、という感じがしないでもない。
もうちょっと街着っぽいのがいいんだよねぇ。

原宿フォレット(ラフォーレの横)の地下に、確かPARCO3でも見たSURGEという
お店が入っていて、そこで前にPARCOで見た時にも気になったダーミザクス素材
のアウターがあった。
やっぱりこれがいいかも!

ちょっときれいな色がよかったんだけど(ライムとか赤とかピンクとかサックス
とか)、定番カラー(黒・紺・カーキ・ベージュ)のみしかつくっていないみたい。
まぁそしたら黒でもいっか・・・と思いきや今度はサイズがSしか残ってなくて、
その上、セールにかかってないから価格は¥28,500のままだったので急ぐ
こともないか、と思ってもう少し考えることにした。
うーん、悩ましい。

20:00ちょうどにちゃんと美容院に行き、今回もトガミさんにほぼおまかせ。
鼻がつまって大変だったから、たまにお手洗いを拝借して思いきりかみながら2
時間弱。
今回は大きく変えず「2センチくらい短くする&全体に軽くする&前髪を切る」のみ
だったので、余り切ったとわからない感じ。

でも、前髪は結構珍しいくらいみじかーい!
この前と同じく、子供の頃の写真と本当に同じ顔になっていて笑える。
明日もしかしたらウエダくんとお昼ご飯食べられるかもしれないんだけど、ちょっと
恥ずかしいかも。
短い前髪嫌いじゃないんだけど、長いのを見慣れてるとすごい子供っぽく感じちゃう!
すぐに伸びるからちょっとの辛抱なんだけどね。
眉を少し短めに書かないとなんかちぐはぐに見えるかもなぁ。

今日は、美容院がえりの割には早く23:00くらいには帰宅できたので、それから
夕飯をつくる。
ブリの生姜焼き(いつも照り焼きだから小手先の変化を)、ジュンコが大好きな赤
だしのお味噌汁、大根とたまねぎの煮物。
鼻がきかないから味がよくわからなくて、気付けば濃い味になってしまいそうで恐
ろしかった。なんか、おしょうゆを入れても入れても味がしない気がして。
風邪って恐ろしいね。

煮物は、気付けば動物性のものが何も入っていなかったのでシーチキンを入れて
みた。ぐっとおいしくなった(と思う)。

12:30頃ジュンコが帰宅。
「こんなふつうの食事は1月ぶりくらいだ」なんてイヤミを言いつつもたくさん食
べてくれてよかった。

NBAデイリーハイライトを見たら、グリズリーズが何と84−81でラプターズ
との大接戦を制していて大喜び。
金星金星!
もちろんリーグで一番弱いチームであることにはかわりないけど、こういう接戦を
とれるようになってきたら来年以降期待できるよね!
今年のルーキーのガソルもバティエも相当いい調子だから、ほんとどんどん強く
なって欲しいなぁ。
そしてもっと放映されるようになって〜!

ジュンコはお腹一杯になって、お風呂にも入って上機嫌だったから「髪どう〜?」
と聞いてみたら、今日は美容院に寄って帰ると電話までしたというのに「何だっけ?」
と言われてしまった。
マジボケらしい。というより、本当に切ったことがわからなかったらしい。
最近会ってなかったから無理もないか・・・って、お正月があったじゃん!
アータは一体何を見てたのよ?
まぁ、いいんだけどさー。けどさー。けどさー・・・。

直後に、次長に言われた「本当に夫婦なの?」という言葉が頭をかすめました。
そのはずなんだけど、なんか心配になってきた。
聞けば「朕」はやっぱりイヤミを込めて書いたというし、なんだかなぁ。

そんな調子で、せっかく髪を切ったのにいまひとつ気持ちがサッパリしない夜の部
でした。

もう寝てやるー!うおー!!




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息苦しい - 2002年01月08日(火)

起きたら玄関に置いておいた宿題一式がなくなっていたから、ちゃんとムー太郎が
朝のうちに取りに来たみたい。ほっとする。

風邪は引き続き治らない。
病院でいただいたお薬、一時的には効くみたいなんだけど眠いし切れたらまた同じ
ように辛いしでなかなか根本的な治癒には至っていないみたい。

体調が悪いと気持ちまでクサクサするのでこれは買物でもして晴らすべし、と思って
お昼休みにトレーナーを2枚購入。
最近よく買っているANQUIETで黒の丸首&カーキのかぶりパーカ。カーキの
方は色違いの黒をもう持っていたんだけど、それが相当お気に入りなので買い足し
てみた。
ここのは、ロゴが配置もフォントもかわいくてすき〜。
何かイベントの時おろそうっと。

役員さんたちが次々と外出なさってグランドスラムが達成され、多少お化粧がはが
れてもOKになったのをいいことに、午後は思いきり鼻をかみながら過ごせて多少
ラク。
でも、いい歳して鼻の下がカサカサになってきたのには閉口。
背に腹はかえられないから適宜オロナインを塗るけど、塗っている姿も塗り終わった
後の顔もマヌケで、ほんとイヤんなる。

「もう絶対18:30に帰ってもっと強力なカサカサ止めを塗る〜!」と決心した
のに、結局早帰りは果たせず。
明日の朝イチで会長の年頭挨拶があるから総務でそのセッティングをおこなうんだ
けど、誰か電話番はいないとマズいということだったので立候補してみたのだ。
なんか、みんなが一丸となっている時に用もないのに早く帰るわけにも、ねぇ。

19:30頃あがったら、そんなに寒くなかったので遅くなりついでにPARCOも1と3
に行ってみたんだけど、これといって欲しいものがなかったから何も買わず。

今年のセールは全然気合入ってないなぁ。
ほんとは明るい色のスーツをちょっと買い足したいとこなんだけど、明るい色は売
れ残りがちだから、最終的にめちゃくちゃ安くなった頃にまだあったら買うってこ
とでいっか。
・・・と思ってしまうのが本腰が入らない原因だと思うけど。
カジュアル服は安いから、フラっと行って気に入ったらポンと買えばいいんだし。

「もう帰りましょ」なんて思いながらスペイン坂をおりていた時、視界に下着屋さ
んが飛び込んできて、急に今年になったら新しい下着を買うつもりだったことを思
い出して入ってみる。
どうしても下着って後手後手にまわりがちで、思い立った時に買わないとボロいま
まいつまでも平気で着続けてしまうのよね〜(誰にも見せないことが原因で、最近
はほんと長持ち)。

空いていたから店員さんがとても親切にしてくださって、次々と試着をすすめてく
ださった。
パターンによってとんがったっぽくなるのと丸っぽくなるのがあって、試着した段
階で見ていただいたら(←ちょっと緊張)私は丸の方が良さそうとのことだった。
(見た感じ、確かにそうだった)

「どういうのが合うかは形や肉質にもよるんですけどね〜」という店員さんのコメ
ントが印象的。
形はともかく胸の肉質って、そんなに違うのか!とビックリした。
そういえば、女の人の胸って触らないから比べようがないもんね。
今度ジュンコにきいてみよう(いや、やっぱり冷静に歴代の人と比較されて悲しく
なりそうだからやめとこう。さらに、余りにもインターバルが長くて私のがどんな
だったか忘れてるかもしれないからやめとこう)。

もう何年も買っていないブラジャーとショーツのセットを色違い(白&ラベンダー)
で2組と、単品のショーツを3枚。
元気が出ない日、小出しにおろそうっと。

家に着くと、部屋がなぜかとても寒くてますます鼻がおかしくなってきたから、ま
た急いで薬を飲むと今度は眠くなって困る。
KNICKSとSPURSの試合を見ている間は大丈夫だったんだけど、23:30に
放送が終わって(KNICKS負けた・・・)、デイリーハイライトの時間になってくると
記憶が途切れ途切れになり、ジュンコ先生からの電話に出たような出ないような、
朦朧とした状態のままいつしか寝てしまった。

昨日つくるつもりだったステーキを、今日こそはお出しするつもりだったのに!
ニンジンのグラッセにも挑戦して、ご飯はそれっぽくバターライスの予定だった
のに〜!!

最近ロクに口をきけていない有様なので、そろそろ愛想つかされるかもねか〜
もねSOか〜もね・・・。
いやマジやばいって〜!!


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咳をしてもひとり - 2002年01月07日(月)

余りにも盛大に鼻が壊れているのをみかねたアイコ主任が「病院行って来いよ〜」
と言ってくださったので、ありがたくそうさせて頂く。

いつも待ちゼロでガラガラの渋谷東急クリニック(ただしグループとは無関係)に
行ったら15人くらいの人が待合室にいたので、風邪流行ってるんだなぁ、と思った。

少し待ってきれいな女医さんに見ていただいたところ、やはり喉と鼻がだいぶやら
れているとのこと。
去年も同じ時期に病院にかかってますね、と過去のカルテを見ながら「できるだけ
眠くならない方のお薬を出しておきます」と処方箋を書いてくださった。
ありがたい。

そういえば去年エンドレスな咳に悩んでてこちらにかかった時、気管支アレルギー
との診断で出してもらった薬が余りにも眠くなって仕事中辛いから、弱めのものに
かえて頂いたことが確かにあった。
かかりつけの病院っていいもんだなぁ、と妙な感心をしてしまった。
これで早く治るといいんだけど。

夜は、ムーの宿題の追い込み。
会社に辞書を持っていき、お昼休みに派生語の一覧表は終わらせておいたけどまだ
長文和訳が丸々残っている。

内容は難しくも何ともないB級オチの物語なんだけど(介護ボランティアの一環で
老人の飼い犬を散歩させていた少女がその散歩中に犬を事故死させてしまった・・・
と思いきや実は死んだのは自分の方で、本人だけがそれに気付いていないという話。
毎度よくわかんないチョイスね)、とにかく長かった。

本当はムーが取りに来ると言っていたんだけど、雨が降り始めたから明日の朝取り
に来るよう変更したい、との電話。

ジュンコが別にいいよというので寒さしのぎにベッドに入ってやっていたんだけど、
突如キレて自分の布団を持ってジュンコ部屋に引き上げて行くという胸が痛むアク
シデントを挟みつつ、心も身体もボロボロになって、それでも何とか全て終わらせた。
ほぼ4:00だった。

宿題をひとまとめにして玄関に置き、眠くなるゆえ飲むのを我慢していた薬を飲ん
で、ひとりは心細いなぁと思いながらグッタリと寝た。


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やれやれ - 2002年01月06日(日)

中期ビジョンでは、今日はカジュアル服増強のためセールに行くつもりだったんだ
けど、どうにもならないくらい鼻がおかしくなってきたので安静に過ごす。

寝たつもりでも息苦しくてすぐ目が覚めるから性質が悪い。ティッシュとくずかごが
手放せない。
ちょっとゾクッと寒い感じもあったので、パジャマ+ゆずパーカの上からフリースも
着て、あたたかくしたうえでお薬を飲んで一日ゴロゴロさせてもらった。

夕方、ジュンコがクリーニングを引き取りに行こうかと言ってくれたので、受け取る
際に必要な紙を預けて行ってもらった。
出してあるのは彼のYシャツのみなんだけど、着たいときに着たいものがクリーニン
グ中だとすごく機嫌を損ねるので「早く取りに行かなきゃ」と気になっていたのよ。
安心してもう一眠り。

そして次に起こしてもらった時にはすっかりハッシュドビーフができていて、更に
出かけた際に喉と鼻の風邪に効くというお薬を買ってきてくれてあった。
最近ジュンコについてイヤになっていたことが申し訳なく思われるくらい優しかった
ので、戸惑ってしまった。
(もちろん、とてもありがたかったけれど)

ご飯を頂いて、お薬も飲ませていただいて、再度ゴロゴロ。
今日は早めに寝ようかなぁ、なんて思っていたら23:00頃に父とムー太郎がやって
きた。
この前ウワサだけは聞いていた英語の宿題を持って来たのだ。

健康な時でも結構大変だろうなぁと思われる量で、一瞬気が遠くなったけれど、やる
より他ないんだろう。
しっかりして、と自分を励ます。
でも、バスケ部の他の子も写すのでできるだけ早くね、なんて呑気に言うもんだか
ら久しぶりに彼に腹がたった。

あれほど何度も「宿題は出たらすぐ持ってきて」って言ってるのになんで今ごろ!
という気持ちだった。
やらないとは言わないから、余裕をもって出来るように早くちょうだいよ。
今は風邪で弱っているから、一層そのことに憤りを感じた。

冬休みの前半だったらヒマ&元気だったし、お正月だってホテルでずっとやること
なかったからちょうどよかったのに・・・とか、言ってもしょうがないことを言う
べきじゃなかったかも知れないけど、身体が苦しいのと、多分ここんとこ色々考え
すぎてたので感情がグチャグチャになっていて、ついきつい口調で怒ってしまった。
ああ、後悔。

とにかく預かると言って彼らを送り出し、少しだけでも手をつけておこうと早速とりか
かる。
物事に集中できない状態だったから調べ物をするのは辛いと思われ、何も考えなく
てもできそうな空所補充や動詞を文脈に合わせて変化させるような問題だけやって
みたんだけど・・・。
1:00過ぎには早々に限界を感じ、あきらめて寝た。
「ああ、明日よこないでくれ!」と、うなされるように寝た。


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どんどん上へ - 2002年01月05日(土)

お正月休みのツケを払うべく、土曜日なのに出勤。
暖房が入っておらず、たいへん寒い思いをする。
そして当然のように風邪は悪化。

喉の痛みに加え、鼻も壊れ気味に。
手持ちのポケットティッシュ3袋を使い切ってしまった。
喉→鼻ときて、最後には脳に達したらどうしよう。
まだ人生降りるには早すぎるます、神様!

そんな調子だから仕事は全然はかどらなかったけど、ひととおり書類の仕分け
を終えることはできてよかった(とはいえまだファイリングの前段階)。
来週の土曜と成人の日も出勤だから、ぼちぼちやろう。

しかし辛い・・・。


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始め - 2002年01月04日(金)

起きてみたら喉が焼けるように痛かった。
多分、寝ている過程でお布団をどこかにやってしまった時間があったんだろうなぁ。
でも今日は仕事始めだし新年の来客応対があるから、このくらいで休むのはちょっと
なぁ、と思ってほっぺたをパチパチ叩いて元気を注入したつもりになり、何とか会社
に行った。

で、フタを開けてみれば他社さんはまだお休み中のようで、2件くらいしか来客なん
てなかったんだけど。
せっかくスーツもおろしたのに・・・どうせなら7日の月曜日にするべきだったなぁ、と
ちょっと残念。

役員さんはみなさま方々へご挨拶に出てしまわれたので、18:00からの本社年始
会に間に合うよう次週の役員スケジュール表を発信することだけ考えていればよく
て、ラクチン。

・・・と思いきや、16:00くらいから年始会のセッティングで人が抜けて行った
から総務に私しかいなくなり、その後は孤独に電話や社内の諸々に対応するのにバタ
バタ。忙しいのは嫌いじゃないから別にいいんだけど、とにかく声が出ないので電話を
取りつづけるのがキツかった。

年始会は、役員さんがバラけてしまったので早々にお酌係からも解放され、最後の方
はタギくんやタカセちゃんなど、同年代チームと話せて楽しい。
会社のスタートは幸先いいかも。

後片付けと会議室の復旧を終え、20:00頃に会社を出る。
実家から電話がきていたのでかけてみると「ご飯一緒にどう?」とのことだったので、
年始会でいただいたからご飯はいらないんだけどとりあえず顔を出そうかなと思って
調布へ。駅でひろってもらって家族で食事に。
ヒサシさんはあいかわらずマコあんと遊んでいるらしくて(ほんとに優しいよね〜、
ヒサシさんは)来てなかったけど、彼以外の4人が参加。

ムー太郎は最近、後輩がうまくなりたいという割に全然練習しないのでそのことに
とても納得いかない様子。ミーティングなどで「自主練習もちゃんとやります」って
ことになっても実行するのはその次の日だけで、2日後からはもうやらなくなるから
いつまでたっても上達しないとの事。

1年生には来年があっても2年生はもうすぐ終わりなんだから、1年が弱いと先輩
に迷惑がかかるとか思わないのかなぁ、と言うので(彼は1年の頃から結構試合に
出ていたので、去年そう思ってだいぶ練習したらしい)、何か気の利いたことを言って
あげたかったんだけど何と言っていいかわからなかった。

そして、背がそんなに高くないということもあり、このままバスケを続けるのかど
うかや大学に行くのかどうかということについても結構考えてしまっている様子で、
今日家族で色々話ができたのはよかったなぁ、という感じ。

結論は、ムーさんの後にはもう誰も子供はいないんだし、とにかく自由にやりなさい
ということ。
もし現時点でやりたいことがハッキリとわからないなら、付属なのでこのままギリギ
リでも大学にあがれるようにがんばるのもいいし(しかも大学には追っかけて高校
に入ったほどムー憧れのオハラ先輩が先に行っていて「待ってるよ」みたいなこと
を言ってくれているのだ!)、留学したいなら学校は卒業だけできる程度にして言葉
だけを集中して勉強し始めればいいし、子供の頃言ってたリハビリ士に今もなりたい
なら専門学校に行くのもいいし、もう、好きにしていいんだよ、って。
ただ投げやりになってテキトーな選択さえしばければね。

そんな話をひとしきりして、ムーがヘアワックスを買いたいというのでドンキホーテ
に寄ってから(私もジュンコに指示されていた大きな卓上鏡を購入)三鷹に送って
もらう。
帰り際に、ムーが「そういえば宿題あるけど今日は持って来なかった」と言ってた
のが気がかりだけど、有意義な家族活動だった。

買い物の途中から相当寒いと感じていたのでとりあえずジュンコ用のご飯を炊いて、
パブロンを飲んで布団に入ると、ぽうっとしてきてそのまま寝てしまった。

仕事始めの日からこんなで、ほんとにごめんなさい。>ジュンコ


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カナリヤ - 2002年01月03日(木)

せっかく昨日だいぶマシな気持ちになって寝たのに、何度起こしてもジュンコが起
きてくれなかったらまたどんどんと暗い気持ちになって、どうしようもなかった。
ここのところの私はひどく寂しがり。
それわかってよ、ジュンコ!

どうにかするため、恵比寿と新宿に行った。
ほんとはお台場に行こうとしたんだけど、東京側からまわって気付けば新橋を過ぎ
ていたから、予定を変更したんだった。

ガーデンプレイスに何年ぶりかで行った。
あのエリアが開発されてからもう5年以上は経つと思うけど、相変わらず美しくて
ちょっとすました雰囲気だった。

そういえばガーデンシネマで『ペイネ』をやっているなぁと思ったけれど、何かに
長い時間をとられるのはいやだと思って、ただ辺りを歩いた。

その割には本屋に長居した。
矛盾してるけど、本屋をすぐに立ち去るのは私には難しい。
さがしてた『HOOP』の2月号が買えて嬉しい。
ポール・オースターの新刊なんてすてきなものは出ていなかったけど、『リヴァイ
アサン』が置いてあったので何となく満足した。

特定のかたちをした赤い小さなバッグをさがしていて、恵比寿にあると聞いたこと
があるモンベルショップに行きたかったんだけど、詳しい場所がわからなかったか
らあきらめて新宿に移動。

目指すものが置いてありそうなお店を軒並みまわってみたけれど、ついに見つけ
られなくてちょっとしょんぼり。
「特に難しいことを要求しているんじゃないのに、どうしてー?」と思った。
柄入りやくすんだ赤のものはあったけれど、ふつうの赤はない。
どこにでもありそうな、きれいな赤でありさえすればよかったのに。
そして、それでなければ意味がないのにな。残念。

気を取り直してご飯を食べようと思ったんだけど、行こうとしたところはどこも混
雑中で相当待たなきゃいけないみたい。
何とか空いているお店・・・とさまよって、結局爆安居酒屋の八珍亭に行った。
まぁでも、照明が落とされてるようなお店じゃなくてよかったかも。
そんなとこに行こうものなら、自分がどうなっちゃうのかちょっと自信がなかった。

夜になって気温がずいぶん下がっていたけど、どうしてもキラキラしたものを眺め
たくてサザンテラスに行ってみた。
タカシマヤ側のライトはもう撤去されていたけれど、サザンテラス側にはまだキラ
キラが残っていた。よかった。
スターバックスでホットミルクを買って辺りを歩いた。
お花畑のような光の群れに胸がきゅんとした。
美しさに見とれて幸せだった。

歩く間中、頭の中で『カナリヤ』が鳴りっ放しだった。
バラードじゃないのに、なんて泣ける曲なんだと思った。
本当に泣きそうで、自分があまりにセンチメンタルになっているのでびっくりした。

家に帰ってもずっと夜に映える光と『カナリヤ』が自分から抜けていかなくて、ふ
とんにくるまってぼんやりとした。
でも、出かける前まであった「どうしていいかわからない感」はだいぶなくなって
いて明日から何とか働ける気がしてきた。
出かけてよかった。
明日から今年が始まるつもりでがんばろうと、弱々しくだけど思えた。


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これでいいのだ - 2002年01月02日(水)

朝すごく早く目が覚めたので、何年ぶりかで箱根駅伝を最初から見る。
法政の徳本くんの姿に涙。
彼、チームのみんなとあんまり仲良くなさそうだったから心配だよ。

往路を神奈川大学が制したのを見届け、手持ち無沙汰なのでしばらく本を読む。
何かスッキリしそうなもの、と思って『地下鉄のザジ』。
でも、この前からずっと感じている今の自分の気持ちにひっかかっていることは何
なのかをすぐに考えてしまって全然集中できない。

なので諦めて、寝ているジュンコに「食べる?」と聞いたら小さく「うん」と頷い
たので、パスタを茹でる。
で、できて再度起こすと今度は完全無視。
また、騙されちゃった・・・。

一人で食べていると、泣けて泣けてしょうがなかったから、とりあえずフテ寝しよう
と思いベッドへ。
でも、なかなか寝付けずにまた色々考える。

ひとまず、気持ちは整理できたはずだった。
ジュンコと私は、同じ花を見て美しいと言わないふたりなんだった。
それはわかった。
でも、それを悲しがっていても仕方ないんだってわかっている。
なのに、どうしてこんなに動揺してばかりいるんだろうかと繰り返し考えた。

夕方まで何度も寝たり起きたりして、なんだか悩んでいるのがよくない!と本格的
に思い始めた。
色々なことに悩みやすい性質なので決して「こんなの私らしくない!」なんて思った
りはしなかったけど、新年早々余りにも陰気な人が家にいると一緒に住んでる人は
辛いんだろうなぁ、と反省したから。

夜はナカシマ家との食事会が、いつものほき肉屋さんで執り行われるのでムダに
心配かけるのもよくないし、何とか元気に出発。
例によって彼女優先のヒサシさんを除く5人で沢山もりついて楽しい。





<お父さん!>
<ポロシャツのボタンを>
<全部とめるのはいかがなものでしょう>
<いやその前に>
<長袖ポロシャツっていかがなものでしょう>







<ムー太郎>
<ちょい岸田さんっぽい>
<お花がチョンマゲみたい>




途中、ここ最近の私の揺れ具合を知らない母がいつものように「早く子供だけ産め
ばいいのに〜、私が育てるから」と言った時にはウッカリ泣きそうになってしまった
けど、ジュンコが「ああ、その話題はちょっと・・・」と助け舟を出してくれたのでそれ
以上は話さずに済んで、概して楽しいお食事だった。

長年一緒に暮らした家族と会ってほっとしたのか、ジュンコとふたりでいる分には何
不自由ないわけだし、余りクヨクヨするべきじゃないんだなぁ、と少し元気になれた。
よかった。


さてそれで、夜、ここ数日中最も前向きになった状態で色々考えた結論は・・・

○当面何も考えず今のまま暮らす
○従って、ジュンコが劇的に考えを変えない限り子供は産まない
○どうしても産みたくなったら離婚すればいいか

というひどくお気楽な感じのものだった。
何かと暗い暗い淵へ落ちていきがちだから、これでいいのだ、多分。

それでもやっぱり結論の落としどころが切なくて、泣きながら寝てしまったのでは
あったけれども、少し考えが整理されてきたことは歓迎できると思った。


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明けたけど - 2002年01月01日(火)

新年明けました。
去年のお正月には、1年後にこんな重くどんよりとした気持ちで新年を迎えるとは
思いもよらなかった。

「手を伸ばしそれをそっと握り 誰かと舟を進めてゆく」
そんな感じで、ずっとこの先の人生は過ぎていくと思っていた。
なのに今、私はとても独りだと感じている。

それでもまだ幸せな年になるといいな、とは思う。
幸せをどこに求めるかによってその思いは実現できたりできなかったりするんだろう。
できるだけいいことの方に目を向けて、楽しい一年にしたい。


さて、今日はチェックアウトの手続きがあるので、昨日より少し早めに支度をし、
9:00少し過ぎにはちゃんと朝食を食べに行った。
10:00にご両親がホテルまで迎えに来てくださるというので万全の態勢をとった
つもりだったけれど、混みあっていたから出てくるのにとても時間がかかり電話して
10:15に変更していただいた。
余り食欲もなく、昨日に続いておかず(もちろん焼き鮭)はジュンコに食べてもらい、
ご飯と納豆だけ食べた。

「時間に正確」というジュンコの評判どおり、10:14にご両親がホテルの前まで迎え
にきてくださり、敦賀城へ。
去年は吹雪の中の訪問だったけど、今日は割と晴れ模様。
とはいえ、気温は低かったのでお堀には厚めの氷が張っていて、昨日積もった雪は
ほとんどそっくり残っていた。

今年も去年と同じく抽選会をやっていたけど、当たったのはキーホルダー。
毎年そううまくはいかないよね。
床が冷えているので足先からがじわじわと冷たさが上ってくる感じで、徐々に寒く
なってくる。相変わらず白虎隊の自害図は痛々しいし辛くないわけじゃなかったけど、
一番上から眺める一面の雪景色は壮観で、これで何もかもが帳消しだなぁ、と思う
くらいすばらしい。
去年は見えなかった磐梯山もきれいに見えて、清々しい気持ちになれた。







<ここでも>










<ここでも>









<そしてここでも>
<憧れの『いつか』ごっこが・・・!>





お城訪問を終えてもまだお昼前だったので去年も行ったスーパーのヨークベニマルへ。
入り口の薬局で二日酔のジュンコ用の胃薬と、バスに乗るので念のため酔止めの液体
薬を購入させてもらう。

「お昼はどうしようか」と話しながらスーパーをひとまわりしていたら焼きたてパンの
お店があっておいしそうだったので、あんまりお腹も空いてないしお家に帰ってみんな
でパンを食べましょうということになった。

13:00頃あばあちゃん宅に着き、みんなで予告どおりのパン大会。
この時、お義母さんがそんなに大きくない菓子パンも包丁で小さく切っていらっしゃる
のを見て「ああ、だからジュンコも何でも小さく切って欲しがるんだなぁ」と納得。
家は何でも大きいまま出てくる家庭だったから、つい色んなものを切らずに出してしま
うんだけど、こういうところは嫁いだ以上は私が合わせるべきなんだろうなぁと思った。

おばあちゃんと少しお話したり、みんなでコタツに入ってぼんやりとしているうちに
少し温かく優しい気持ちになれたのに、もう東京に帰る時間。
バスの待合所の横にある岩瀬書店という大きめの本屋さんまで車で連れて行ってい
ただいた。

着いてもまだ少し時間があったので本屋さんの中を物色。
お義父さんがあれこれ迷いながらも『ハリポッターと賢者の石』をご購入なさっていて、
こういう遠慮がちにミーハーな感じはジュンコとそっくりだなぁ、と微笑ましかった。

それからほどなくお別れのご挨拶をしてバスの待合所に行き、2本入りだったので
ふたりとも酔止めを飲んだりお手洗いに行ったりして15分ほども待つ。
で、いざバスに乗ろうとしたらフェンス越しにお義父さんがこちらを覗き込んでい
らっしゃるのが見えて、あわててペコリとお辞儀した。
ちゃんとバスに乗り込むのを見届けたらお帰りになったようだったので、そんなに
気にかけていただいたことに、とても感激。

バスは全席指定だったので何の問題もなく乗れた。
席に着くと、前の席に男性が座った。
その男性はどうも単身赴任中であるらしく、小さな女の子を抱いた悲しそうな表情
の女性に見送られていた。
「寒いからもういいよ」とその人は外に居るふたりに言っているんだけど、母娘は
立ち去り難いようで、結局出発まで寒い中に立っていた。
傍目から見ても愛情が見えるようで、なんだかこっちが切なくなった。

一方、私は寝不足だったしジュンコと話すのが怖かったので、しばらく寝るつもり
はないと言うジュンコに持ってきていたMP3プレイヤーを貸してすぐに眠った。

最初の休憩でどこかのインターに停まった時、一度目覚めて外に降りた。
ジュンコは何やら買いものをしていた。
再度バスに乗り込んで次の眠りに落ちるまで短い会話を交わした。
余り洋楽に興味がないジュンコなのでMP3プレイヤーに入っている曲が気に入ら
なかったんじゃないかと思って尋ねてみたら、大丈夫とのことだったので安心した。

それじゃ、という感じで寝ようとしたら「アータは最近表情が暗いから心配だ」と
言ってチョコレートを手渡してくれた。
さっき買っていたのはこれだったのね。
ジュンコが気にかけてくれたことは嬉しかったけれど「大丈夫じゃないかも」と答え
てまたすぐ寝てしまった。自分の心無い対応がイヤだったけど、どうしても仲良く
話す気になれなかったから眠りに逃げた。

新宿に着くまでの4時間とちょっと、ジュンコをすっかりほったらかしてしまった。
「ひどいことをした」と胸が痛んだけど、自分の気持ちも混乱していたから仕方ない
と思おうとした。

彼は、ひとりで何を思っただろう。

多分問題はそんなに複雑じゃないのに、私が考えすぎてるだけなんだと思う。
でも、ジュンコが子供について話すときの面倒そうな表情、口調を思い出すと、本当
に憂鬱だった。
彼が子供が好きじゃないことはもともと知っていたはずなのに、何でそれが急に気に
なるようになったのか自分でもわからなかった。
余りにもあからさまにイヤそうだったのと、お父さんもそうだったと聞いたのとが
よくなかったのかなぁ。

どうせ今すぐどうこうするつもりはないのに先取りして心配しているなんて私はバカ
だと思ったけれど、どうしても何度も考えずにはいられなかった。
子供を産むべきではないんじゃないかということについて。

「急いで決める必要はないから、ゆっくり考えればいい」

そう繰り返し思うことで何とかジュンコとふつうに話せるようになった。
話してみてジュンコのことは別に嫌いになってないんだなぁ、と思った。
それがわかって少しほっとしたから、また暗い気持ちに侵食されないうちにと急いで
眠った。

新年最初の日は、寝てばかりだったのにとても長く感じた。


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