思考過多の記録
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2010年01月03日(日) |
2010年が始まる〜エールを受けて〜 |
年が明けた。 思えば、2007年の元旦、僕は前の年の12月に行った公演の成功の余韻に浸っていた。 その時、僕は薬を飲んでいなかった。
それから2008年、2009年と、僕は薬漬けの中で新年を迎えた。 正気を保っていられない中での正月だった。 そして、どちらの年頭にも、僕は公演を行う計画を持っていたのだ。 そして、そのどちらも実現できなかった。
今年、やはり僕は薬を飲んで新年を迎えた。が、その量と内容は、これまでとは大きく違っている。 そして、今年、僕は今のところ公演の予定を持っていない。 それは、僕が正気に戻った証でもある。少し悲しいが、それが真実である。 僕がまた正気の頭で、公演の成功の余韻に浸れるときは来るのだろうか。
今年は、去年のオーディションやワークショップに参加してくれた人達の中の何人かから、年賀状や年賀メールをいただいた。 公演が流れてしまったというのに、そのどれもが、僕の再起を望み、エールを送ってくれるものばかりだった。 その他の人からの年賀状にも、僕へのエールが書かれているものがあった。 僕のことを白眼視する人達も少なくない中、心底嬉しかった。
僕は、こうしたエールに応える努力をしようと思う。 急に答えが出せるわけではないが、何らかの形で、いつの日にか、もう一度何かの活動を始めようと思う。 自分でも漠然としたイメージしかないので、こんな書き方しかできないけれども。 苦しい中、それでも僕を気にかけてくれる人達がいる。 とても有り難いことだ。 その人達のためにも、もう一度、何かができればいいと思う。
残された時間は決して多くはない。 しかし、今一度、立ち上がる機会を持てれば、その時には、今エールを送ってくれる人達に恩返しができると思う。 勿論、それが無条件に叶うとは思っていない。 先のことなど、誰にも分からないのだ。 今年の終わりに僕がどうなっているのか、全く想像がつかない。 2009年の初めに、2009年末の自分が想像していたのとは全く違った方向に進んでいたように。
だからこそ、もしかしたら、と思いたくなるのである。
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