Diary?
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2004年04月29日(木) 鴨かも

昨夜は鴨鍋でした。

頂きものの鴨肉が冷凍庫にあるからとのことで調理に取りかかったのですが、よくある「鴨鍋セット」かと思ったのです。スライスの肉と出汁がセットになってるような。違いました。

解凍してみたら、塊の肉とガラだったわけです。

うーん。多少びびりつつ、とりあえずガラでスープを取ることに。鶏と同じやり方でいいのかな。ネギと生姜を放り込んでコトコト煮てみる。

次は肉を切り分けないと。と思って皮目を上にしてまな板に並べてみたところ、大変な事実が発覚。

は、羽がーーーーーーっ。
も、毛根がーーーーーーっ。

羽根の根元が、皮に埋まってプツプツと見え隠れ。ひぃーーーっ。

半泣きで皮の処理をして肉を切り、野菜と共にガラの出汁で煮込んだ鍋はとても美味でした。

羽毛布団は気持ちいいし、孔雀は綺麗だし、だけど「食肉の皮から生えている」とこんなに恐ろしいのは何故なんでしょうね。


2004年04月27日(火) グルーミング

なぜ実家の猫は、私の頭を毛づくろいしてくれようとするのか。他の家族にはしないのに、私の頭だけは頭皮にがっしりと爪を立て、髪を食いちぎってくれるのはなぜなのか。

えーと、美容院は行ったばかりだし、毎日シャンプーしてるし、一応きれいにしてるつもりなんだけどなあ。何がそこまでグルーミング欲をかき立てるんだか。

と、初めて携帯から日記を記入してみたものの、入力が面倒で二度とやらないかもしれないなあ。


2004年04月25日(日) 休暇突入

今年は、昨日の土曜日から数えると12連休という大型連休にしてみた。明日から8日間は帰省だ。

いつものようにこき使われることは見えているが、今回は大いなる野望がある。

二胡を持って帰る。そして思う存分弾きまくってくるのだ。

実家は山の中で、夜中にピアノを弾こうがベースをアンプ通して弾こうがドラムを叩こうがお構い無しの立地なのだ。いや家族はお構いあるだろうが。犬猫もどんな反応をするか不明ではあるが。

とにかく音のことを気にせずに思いっきり弾ける環境というのは貴重だったのかもしれない。実家にいた時には特に何とも思わなかったけれど。

そんなわけで、実家のハウスキーピング 兼 二胡特訓合宿に旅立ちます。ネット環境皆無ですので、4日頃までサイトも休暇突入です。それでは、チャオ!


2004年04月24日(土) 写真日記

紫陽花って、芽吹いた時から紫陽花の形してるね。



つつじの色はプラスチックとかビニールみたいな色だと思う。



この間の東京ガスの定期点検の顧客満足調査アンケートが送られてきた。企業CS活動ってやつだね。点検も、その後のエネスタの修理もとても感じが良くて技術も確かだったから高い評価をつけたけど、アンケートのお礼として同封されていたこのミニタオルはリアクションに困る。何なのこのやる気のなさそうなキャラクター。ガスまるくんてあんた。気体をキャラクター化するのは無理があるのでは。と思ったらこんなことになっていた。


2004年04月23日(金) 文字思考 第二弾

文字思考のことを書いてみて、思い出したことがありました。

最近「雰囲気」を「ふいんき」とか、「店員」を「ていいん」などと発音する人がいるらしいと聞いて、さっぱり理解できなかったのです。それは私が文字で考えていたからなのですね。

「雰囲気」の場合は特に「ふん」「い」「き」と、三文字の音読みの合体としてとらえるので、「ふいんき」と間違えようとすると「雰」を「ふい」、「囲」を「ん」とか読まなければならなくなって、なんでそんなことが起きるのかと不思議でなりませんでした。

しかも「雰」のように「部首」と「つくり」に別れる文字だと、「つくりの音読みが文字の音読みになる」という大原則が存在します。雰はつくりが分だから”ふん”と読み、霧はつくりが務だから”む”と読み、零はつくりが令だから”れい”と読み…。

いちいちそんなことを意識しているわけではありませんが、無意識にそういう回路を通して考えたりしてるみたいです。だから読み方と無関係に言葉の音が変化していくのが不思議だったのです。

考えてみると、文字思考の良いところはこの点のみかもしれません。つまり、読み書きにおいて間違いが少なくなること。悪いところは、とにかくスピードが遅い。読み書きのスピードで考えるわけですからね。考えるのが遅いと喋るのもとろいです。あと、喋るのがたどたどしくなるというのもあります。そういえば私は「動物のお医者さん」の菱沼さんにものすごくシンパシーを感じていました。


2004年04月22日(木) 文字思考

一日おきのペースに戻りつつある日記です。ここ最近落ち着いた暮らしをしておりまして。

だいたい平日は6時過ぎに帰宅、二胡を持ってカラオケボックスへ。一時間弾いて8時頃に帰宅。ご飯食べてお風呂入ってビデオ観るか本読んでたら12時前には寝ちゃってた、ていうパターンが続いています。週末は一日は出かけて一日はこもる。大変規則正しい日々です。

それでも書こうと思ったネタはいくつかあったような気がするのですが何だったかすぐに忘れてしまうのです。寝てばかりいるからでしょう。唯一、前に書こうと思っていた「文字思考」のことを思い出したので忘れないうちに書いておきます。

私は文字で思考します。

モノを考える時や記憶する時に、音声でもなく映像でもなく、文字を思い浮かべています。頭の中にスクリーンのようなものがあって、そこにワープロのごとく文字を連ねて考えているわけです。言葉を思い出そうとするときは、そのスクリーンに文字を呼び出して、それを読むことで思い出すのです。

ワープロが普及する前からそうやって考えていたので、ワープロやコンピュータのエディタなどは非常にすんなり使えました。思考と文字が直結したので嬉しくてしょうがなかった憶えがあります。まあこれについては、子供の頃から家に英文と和文のタイプライターがあって、それをオモチャにして遊んでたのが原因かもしれません。

他の人は必ずしもそうやって考えているわけではないと気付いたのは、言葉の思い出し方について人から指摘を受けたからです。

思い出しそうで思い出せないような言葉、例えば「ポロロッカ」という言葉がちょっと思い出せないというような時、私の頭の中のスクリーンには「ポロロッカ」という文字が映し出されてはいるのですが、所々ぼやけている状態なのです。だから思い出せないとはいっても、「カタカナ5文字くらいで、最初はポで、小さいッが入っている言葉である」というくらいのところまでは判るのです。で、そのぼやけたところが不意にハッキリと見えた時に「思い出した」となるわけで、思い出してみるとやはり何となく字面は合っているのです。

それが奇妙だと人に言われて、初めて違う思考方法の人もいるのだと気付いたのでした。なんというか、カルチャーショックでした。

これを読んでいるあなた、あなたはどうやって考えていますか?


2004年04月20日(火) 竹内均さん

http://slashdot.jp/science/04/04/22/0241217.shtml?topic=75

ああ、この人好きだったのに。合掌。


2004年04月18日(日) 大宮

昨日は、大宮のさいたま市立博物館に企画展「烏・からす・カラス−−神の鳥から都市の鳥へ」を見に行く。

大宮には初めて行った。湘南新宿ラインというのに乗る。私が恵比寿から、友人が池袋から乗り込むという作戦で、「えきから時刻表」で検索しながらどの電車に乗るか打ち合わせる。ふと「西村京太郎みたい?」と言ってしまい友人に思いっきり嫌がられる。句読点が多くてねえ。読んでると息切れするのだよ。あんまり読んだことないけど。

それはともかく。湘南新宿ラインに乗ったらあっという間に着いてしまってびっくりした。

何の予備知識もなくやって来たのだが、なんだか馴染むテイストの街だ。駅前の商店街でいきなり靴を買ってしまったりする。なぜだ。

博物館は、図書館の隣にあった。思ったより立派な建物で、展示もおもしろい。しかも入館無料。八咫(やた)烏に関する展示が多かったかな。サッカー協会のマークになってる3本足の烏で、熊野神社の社紋。でも結局なんで八咫烏がサッカーのマークにデザインされたのかはよくわからない。検索してみると、日本にサッカーを広めた人物が熊野の出身だったとかなんとか。

科学的な視点からの展示では、大脳がすごく発達しているのに感心する。そりゃ賢いわけだ。でも意外なことに嗅覚は鈍いらしい。だから目で見分ける力が発達したのか。

博物館は氷川神社の参道の途中にあって、全然知らなかったけどこの神社はかなり大きなお社だった。せっかくなのでお詣りしていこうと思って神社に向かっていたら、向こうから人がわらわらと湧いて出てきて、洪水のようにこちらに向かってくる。なんだなんだこの人波は。観察してみると、どうやらサッカーの試合があったようだ。神社の向こう側にサッカー場があるらしい。

なんとかその波をかきわけて神社の境内へ。お宮参りをしている人がいたり、大きな池があったり、薪能をする舞台なんかもあって、なかなか観光っぽくて良かった。あとで気付いたけど、もしかしてこのお宮があるから「大宮」っていうのかな?

さて、帰りに駅に向かっていたら「シルクロードレストラン」の看板を見かけて、吸い寄せられる。ウイグル・トルコ料理「SALTANA」というお店。こりゃあもう入ってみるでしょう。ラグメン(ウイグル風ぶっかけうどん)とチュチュレ(ウイグル風水餃子)を食す。美味しい!麺は手打ちなんだけど、讃岐うどんみたいでコシが強い。チュチュレのスープはスパイスが独特。クミンが入ってるのは判ったけどあとは謎。大宮に来ることはあまりないだろうけど、もし機会があったらまたこの店に行きたいなあ。

その後、駅の通路に面したカフェでコーヒーを飲んでいたら、目の前の通路をとんでもない人が通過して、腰が抜けた。なんと説明してよいのやら。ひとことで言うと「コスプレしたおじさん」。額は禿げ上がっているのだが「おさげ髪」で、なんかフリフリしたのを着てて、そしてミニスカートをはいていた。私は外に向かったガラス張りのカウンター席に座っていたので、本当にガラス一枚隔てた至近距離で目撃してしまった。店中の客と店員が目を奪われていた。

この一件で、一日のすべての記憶が吹っ飛びそうになる。大宮=スカートおじさん、というイメージが刷り込まれてしまった。どうしよう。

ちなみに大宮駅の構内で、友人は「宇都宮餃子」をお土産に購入していた。なぜだ…


2004年04月16日(金) 花水木

和名:鼻水木 別名:ハナミズノキ
4月下旬、白や紅の花びらのように見える大きな4枚の総包を枝先につける。樹皮に傷をつけると、薄緑色の鼻汁状の樹液を滲出させる。樹液は粘性が高く、化学的加工を施し工業用材料として珍重される。産地にはこの樹液の売買により財を成した名家があり、その屋敷は「鼻水御殿」と呼ばれている。


色のバランスからいえば、桜よりも梅よりも私はハナミズキが好きだ。好きなのだけれど、毎年どうしてもこういうことを考えてしまう。幹の途中の瘤に二つの穴があいていて、そこから樹液が垂れ流されている図を想像した年もあった。そんなことなど考えずに、「ああキレイだなあ」と素直な心で愛でたいのに。



2004年04月14日(水) 雨の休暇

今日は3年に一度のガス点検。さすがにガスは立ち会わないと許されない。

午前中には終わるので、午後はワタリウム美術館にロトチェンコを見に行こうと思って休暇を取りました。天気が良ければ自転車で行って、根津美術館あたりまで足を伸ばそうと思ったのに。ちょうど出かける頃になって雨が降り始めた。

しかたがないからバスで行く。それならばと、この間行った目黒の鎮海楼でお昼を食べてから行くことに。何かこの間食べていない一品料理か、麺類を食べてみようと思っていたのだけど、メニューを前にするとやっぱり水餃子を頼んでしまった。うーん、やはり旨い。

千駄ヶ谷行きのバスに乗ろうと思ったら30分くらい時間がある。お茶を飲むには慌ただしいしなあ。こんな時は試聴に限る。新星堂で聴きまくる。エレカシ聴いてスーパーカー聴いてエアロスミス聴いてデリコ聴いてたらバスの時間に遅れそうになる。危ない危ない、試聴で一日過ごしてしまうところだった。比喩ではなく前科あり。

ワタリウムについては、よろしかったらtextコーナーの展覧会レポをごらん下さい。

お天気も悪いし、夕方から用ができたのでどこにも寄り道をせずに直帰。さてその用とは。午前中のガス検査で、かねてより調子の悪かった湯沸かし器、思いっきり不完全燃焼を起こしているとのことで「使用禁止」のシールを貼られてしまったのでした。ほんとに次々といろんなものが壊れるなあ。ガス関係はだましだまし使うにはリスクが大きすぎるので、すぐにエネスタに電話して修理を依頼。今日の夕方に来てくれることになったのでした。

小一時間で直りましたよ、さすがプロ。はじめて見た湯沸かし器の内部は、メカマニアにはたまらんような構造物でした。そして故障の原因はなんと「蜘蛛の巣」。内部の給気口に蜘蛛の巣が張っていて、酸欠になったらしい。蜘蛛の巣のおかげで三千いくらか支払って、わしは情けないぞ。


2004年04月13日(火) 職場にて

ある昼休み。上司が突然アバターで妙な人物を作り始めた。
確かこんなのだった。何故にトイプードル。




わし「でもこういう人いそうですよ。ちょっとモッくんに似てません?」
上司「あら。つい無意識に好みが出ちゃったかしら。うふふ。…そうだ顔だけおじいさんにしてみよう。」




わし「あ、あのー、さっきまでミュージシャンだったのに、いきなり芸人になりましたが。」


念のため付け加えますが、上司も私も仕事はちゃんとしてます。働き者です。誤解なきよう。


2004年04月11日(日) 焦げ好き

 私が「焦げた食べもの」を偏愛していることについては、身近な人々にはよく知られた事実である。肉であれ魚であれ野菜であれ、こんがりキツネ色を少し通りこした、「焦げ過ぎ」の状態とのギリギリのラインが理想的である。

 焼肉は手元にキープしておいてじっくり育ててから食べるし、焼そばは最後にフライパンにぎゅうぎゅう押し付けて焦げを作成する。最近、こんがり焦げていて軽い塩味でもついていれば何でもいいのではないかとさえ思う。たとえばヴェジタリアン用の大豆グルテンなどに塩胡椒してこんがり焼いたものを出されたとしたら、多分大喜びで食べるような気がする。

 さて、普段はさすがに炊飯器にまかせるが、休日など余裕のある日には土鍋でご飯を炊くことがある。とはいっても最近流行りのご飯専用鍋ではなく、ひとり用の鍋焼うどんや雑炊なんかを作る、あのサイズの土鍋である。実はご飯は鍋で炊いた方が早く美味しく炊ける。ではなぜ普段から鍋で炊かないのかといえば、このサイズの土鍋では一合しか炊けないからだ。まとめ炊きができない。勤労者としては、やはり毎日炊飯するのは時間的に辛い。

 そんなわけで、休日の愉しみとして土鍋ご飯を炊いている。つやつやぴかぴか、これぞ銀シャリ。そう、そしてもうおわかりであろう、お焦げである。火を止める前に強火にしてしばし待つ。焦げた香りが漂ってくる。そこをぐっと堪えてもうしばらく強火。そうしてできたお焦げは、それはもう幸せな味がする。お焦げだけで塩にぎりになんてしてみなさい、あなた。こりゃたまらん。

 これが私の休日の贅沢だ。…安上がりとか言うなー。



2004年04月09日(金) イノセンス

仕事帰りに品川のプリンスシネマでイノセンスを観てきました。
すげー。

まず、普段は名画座かミニシアターしか行ってないもんだから、シネコンってのが初めて。おおぅ、座席指定なのか。座り心地のいいゆったりした椅子、館内はいい香り。目黒シネマや三軒茶屋中央劇場とはえらい違いだ…。

そして客数は全部で10人くらいだったので、目に入るものはスクリーンのみっていう席で観ました。バーチャルシアター状態。のめり込むー。

くらくらしながら映画館を出て、バスを待つ間にコーヒーでも飲むかと思いまして。バス停のそばの販売機で缶コーヒーを買ったのですが、その販売機が「まいどーおおきにー」などと喋りやがります。電脳がハックされた…とか思いましたよ。その上「もう一本あたりー」などともぬかしやがります。

当たりつきの販売機って、まだあったのかと思いました。しかもまんまと当たってしまったってのが。なんだかなー。


2004年04月08日(木) 昨日の朝

 気持ちのいい朝で、いつもより少し色の濃い青空。葉の出始めた桜が風に吹かれてひらひらと花びらを舞わせている。視界の左奥の方を斜めに鳥が二羽、スーッとグライダーのスピードで横切る。ふとそちらに視線を移すその瞬間、この風景をこの位置からこの角度で、この時間に見ているのは私ひとりぼっちだと思い泣きたくなる。そんなのいつだって視界はひとりぼっちのものなのにね、変なの。たとえ隣に誰かが居たとしても、ひとりで視ているんだってことくらいわかっているのに。こんなふうに、今の一瞬がどうしようもなくひとりぼっちで、その一瞬を繋げてゆくしかないんだってことが時々身にしみる。高野文子さんの「棒がいっぽん」という作品集があって、たぶんこれより好きな漫画の本はもう出てこないだろうなと思うくらい好きなのだけど、この本はそんな一瞬についての本だと思っている。記憶や想い出からこぼれ落ちてきた小さな一瞬、視界の端をかすめた郵便ポスト、腰をおろして見下ろした自分のサンダル、そういうことこそが今に繋がっているんだよって。そんなことを昨日の朝、思った。


2004年04月07日(水) 餃子同好会

今日は餃子同好会の会合を開催@目黒「鎮海楼」。

何度も前を通りかかって気になっていながら5年経っても未だ行ったことがなかった。なぜかというに、その店は前面がすりガラスで中が全く見えない。そして貼ってある貼り紙は、微妙にディープな感じ。すごく美味しいか、その正反対か、どちらかだろうとは思っていた。果たして日本語が通じるのかという杞憂もあって、一人で入るのはためらわれた。

ネットにも殆ど情報がなくて謎のままだったのだが、たまたま目黒のグルメ情報サイトに載っていて、どうやら餃子が美味しいらしいので久し振りの同好会を開催してみた。

5年も行かなかったのを後悔した。店内も、想像していたような殺伐としたものではなく、古いけれど清潔な、普通の中華家庭料理店であった。やはり餃子が美味。特に水餃子が。水餃子だけは全員が最後にもう一度オーダーしたくらいだ。

注文したもの:水餃子×2回、焼餃子、蒸し餃子、小龍包、香港風漬物、海老トースト、鶏手羽先の唐揚げ、チンゲンサイのオイスター炒め、カレー風味の麻婆豆腐、レタス炒飯。

餃子以外の料理も、ハズレはなくてどれも美味しい。手羽先が柔らかくて驚く。全体に味付けは濃い目でご飯に合いそうだから、今度は土曜日あたりにランチを狙ってみようと目論んでいるのだった。

この辺に住んでみて初めて知ったけれど、中華料理には困らない街だった。大使館などが近いせいだろうけれど、高級レストランから家庭料理店まで、ほぼハズレなくレベルの高い店が揃っている。近所には茶藝館まであるし、中国好きとしては意外と楽しめる街でラッキー。


2004年04月06日(火) 一人カラオケ

 私は一人で遊べるタイプだ。

 喫茶店でも定食屋でも一人で行く。お酒はあまり飲まないので飲み屋に一人で入ったことはないが、カフェやパスタ屋に一人で入ってついついビールを飲んでしまったりすることはある。

 そんな私も、さすがにカラオケボックスに一人で入ったことはなかった。そもそもカラオケに滅多に行かないし。年寄りなので、カラオケボックス自体がよくわからない文化だったりする。カラオケというとスナックでステージがあってオヤジとおねーちゃんがデュエット、ていうイメージが刷り込まれた世代。

 二胡の練習場所に困ったのだった。部屋で弾いてみると意外に大きな音で、築30年超のレトロマンションでは建物中に響きそうだ。それでも皮と弦の間に棒をはさんで弱音化して弾いたりしていたのだが、思いっきり弾きたくていらいらする。

 で、個人練習のできる練習スタジオを探してみた。家の近くでいくつか見つけたのだけど、なんだかプロっぽいところばかりで敷居が高い。ものすごく高級な機材を置いてたりするが、二胡だと機材はなんにも要らないわけだし。

 どこか他に防音室はないものかと考えて、カラオケボックスに行き着いたわけだ。周りに聞いてみると、けっこう楽器の練習に使っている人もいるらしい。それはいい。安いし。

 というわけで今日行ってきました。えーと、結論から言うと、あれはいい。大変気に入った。

 定時でとっとと仕事を終えてすぐさま帰宅。すぐに二胡を持って駅前のカラオケボックスへ。最初は恐る恐る「一人なんですがいいですか?」「楽器を弾いてもかまわないですか?」と尋ねてみたのだが、やたらと元気に「はいどーぞっ!」と言われたので一安心だった。

 その時間だとなんと30分90円。なんだその値段は。一時間使って180円、しかもワンドリンクついてくる。飲物代と考えても安いんだけど、いったいどうなっているのだ。とにかく一時間、弾きっぱなしで非常に満足した。音には満足できないけど。ああ、なぜレの音がキーッてなるんだろう。

 普通、スタジオの個人練習だと一時間500円〜800円くらいで、しかも予約は当日のみの「空いてたらラッキー」な感じ。今日行ったカラオケボックスは、帰りにのぞいてみたらほとんどの部屋が空いてたから多分いつ行っても大丈夫。時間的に昼間の学生やなんかと、夜の飲んだ後の人たちの隙間なのかな。とりあえず用のない平日は行くことにしよう。週末の昼間は3時間くらい居てもいいかもしれない。いくら私でもあそこで一人でご飯食べる気にはならないけども。


2004年04月05日(月) あっ。

地球・ふしぎ大自然がホッキョクグマだったのに見るの忘れた。
しかも気づいた今は20:56だ。終了後10分。なんてこったい。
思い出しさえしなければ悔しい思いもせぬものを。


2004年04月04日(日) 昼酒会

今日は昼酒会。

西荻窪の地玖庵というお蕎麦屋さんで、刺身だとか板わさだとか、そういうので昼間っからお酒を頂くという、だめーな感じの会でした。

お蕎麦屋さんだけどつまみが充実していて、座敷は個室で家の客間みたいな雰囲気。すごくリラックスできて思わず長居をしてしまいます。

頂いたものは、お刺身(まぐろ、ほたて、ホタルイカなど)、板わさ、そばがきコロッケ、玉子焼き、穴子骨せんべい、あんこうの唐揚げ、お蕎麦はもり。

二次会はカラオケとのことでしたが、強烈に眠かったので失礼しました。飲んでる時に、私が眠り過ぎることについての話題が出ていたので、口が裂けても「眠いから帰る」とは言えませんでしたが。

天気悪いと、ますます眠いんですよ。血圧が気圧に左右されます。帰りの電車、荻窪から丸の内線で四谷まで行ってそこで南北線に乗り換えようと思いました。が、荻窪から四谷までのわずかな隙に眠りこけてしまい、四谷で寝ぼけて改札を出てしまいました。そのまま危うくJRに乗ってしまうところでした。また西荻に行くつもりだったのでしょうか。


2004年04月03日(土) シナモンだもん

ああ、昨夜は疲れて眠ってしまった。連続更新記録はストップ。

期末は普段通りにのんびり仕事をしていたのだけれど、そういえば私は期初の方がやることが多かった。と、毎年思うのだが何せ一年に一回だから毎回忘れるんですわ。ちと疲れた。

今日は飲みに行く予定なので、昼のうちに日記を書いておこう。(え?)

朝昼兼用でお粥を食べています。いつもお弁当用にフリーズドライのお味噌汁をお取り寄せしているのですが、一月に注文した時におまけで七草粥がついてきました。もちろんフリーズドライ。今日はご飯もうどんのストックもなかったのでこれを食べることにしました。なかなか美味です。ごま油をたらしてちょっと中華粥風味にしてみました。

話は変わって、この間友達からブルックスのコーヒーをおすそ分けしてもらいました。すごくいろんな種類のを少しづつ入れてくれていて、毎日楽しんでいます。今日はふと手に取ったシナモンフレーバーにしてみました。思ったよりシナモンがきちんと香って、なかなか美味です。

でも、中華粥とシナモンコーヒーの組み合わせは、それはもうとてもとても合わなかった。双方に申し訳ない気持ちになりました。ごめんなさいもうしません。


2004年04月01日(木) 楽器のこと

 二胡を練習するようになってから、ここのところ5年以上楽器をさわらない生活だったことに気づいてびっくりしている。人生の中でこんなに長い間楽器を弾かなかったのは初めてかもしれない。

ものごころついた時〜8歳:オルガン
8歳〜17歳:ピアノ
16歳〜:ベース
20歳頃:アルトサックス
社会人になってから:妙な民族楽器やカシオトーンで演奏欲を紛らわせる

 そのうちバンドでベースを弾くことになったが、これは練習しかしないバンドだった。練習の後で飲むのが目的。それでも律儀に月2、3回は飲み会もといスタジオでの練習を続けてた。今から思うとけっこういいバンドだったけど、結局一度もライブをしないまま消滅。

 その後、頼まれてよそのバンドでベース弾いたりしてたけどそのバンドも消滅。ベースは家で一人で弾いていてもつまらないので弾かなくなった。

 ピアノもベースも、あくまでも趣味でやっていたので技術的には全くおはなしにならない。でも、弾いていると時々、本当に時々だけれど、なんだか楽器と自分が一つに混ざってしまうような感覚が味わえることがあった。自分が弾いているのか、楽器が勝手に鳴っているのか。そういう時はすごく気持ち良くて、これがもっと上手な人だったらトランス状態みたいになれるのかな、なんて思ったりした。その一瞬のために楽器を弾いてるような気がする。

 二胡でそんな一瞬を味わえる日はいつになるのだろう。まずは音階だ。とほほ。カラオケボックスで練習しようかなあ…。


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