■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2003年07月31日(木) 夏といえば。

 いよいよ夏の到来ですね!!

 今日はここ数日の涼しさが嘘のような、照りつける日差しと
黙っていても流れ落ちる汗に、夏本番を感じました。

 ところで、夏の代名詞の2大巨頭といえば、TUBEサザンですが、
中学時代、恥ずかしながら一時期かなり聴きこんでいたので、私はTUBE派です。

 「夏だね」を聴いて、夏の予感に胸をときめかせ、
「シーズン・イン・ザ・サン」「あー夏休み」「Beach Time」
いよいよ訪れた夏本番に、心躍らせ盛り上がり、
「ガラスのメモリー」「湘南MY LOVE」「さよならイエスタデー」で、
夏の思い出を切なく振り返り、過ぎ行く季節を見送る、そんな青春時代。

 まあ個人的は、真夏のアツいメモリーなど、これっぽっちもない、
寂しい青春時代でしたけど。


 脳内疑似体験。せ、せつない…。



2003年07月30日(水) ウゴウゴルーガ!!

 今週の 「トリビアの泉」 は、結構面白かったわ。
鼻についた、タモリ偏重主義も、ちょっとナリを潜めてきたように感じるし。

 今期はドラマを全然見ていないので、テレビから遠ざかってきています。
あんなにテレビッ子だったこの私が。
もっと私の血を熱く滾らせるような番組がないのかしら。主に深夜枠で。

 
 今チェックしている番組といえば、「トリビア」、「プッすま」、
「内P」、「お厚いのがお好き?」、叶姉妹の「セレブ2000」 くらいです。

 おちまさと自体は、如何なものか、と以前から思っているものの、
企画自体のやらせっぽい演出と、深夜枠ならではの空気感の狭間に生じた
不自然で、盛り上がりに欠ける白けた場面での、意外な面白さで、
彼の手掛ける深夜番組は、「仕立て屋工房」の頃から、結構好きです。

 
 なんかこう、衝撃的な斬新さに溢れる番組が見たいですな。
「なんじゃ、こりゃー!!!」と、松田雄作並に吼えたくなるような。

 そういった意味で、表題の番組は、多感な時期だった私の
人格形成に、小さくはない影響を与えた、偉大なる番組です。

そういえば、シュール君の声が、ピチカートの小西康陽だと
最近知って、めっちゃ衝撃を受けました。
あのインチキっぽい仏語と、究極の二者選択が秀逸でしたね。



2003年07月29日(火) みんな〜、オラにパワーを!!

 そんな、おっす、オラ孫悟空チックな気分です。(このオタクめ!!)

週末の日帰り清里+朝まで飲み会が、想像以上に
私の体力を蝕んでいたらしい。
暦の上では火曜日らしいですが、私の体内暦では、既に木曜日あたりか。

 HPも、残り少なくなってきました。
ああ、リアルワールドでもケアルが使えれば…。(意味不明)

 

 …ホントに疲れてるんだな、私。
今日は早く帰って、さっさと寝よう。



2003年07月28日(月) 問題提起。

 そういえば、昨日は土用の丑の日でしたね。(遅)
我が家でももちろん夕食に鰻を食しましたが、
梅雨明けもまだで随分涼しいので、なんだか気分が出ないわ。

 ときに、なっち卒業後のモー娘。では、誰がセンターポジに
立つのでしょうか。(姉妹の今日の議題)

 ゴマキもなっちもなき後、やはり辻加護のダブルヘッドか、
いや、若返りを図って、高橋愛(私のイチオシ)か、
それとも男性諸君に一番人気(らしい)石川梨華か、と
喧々囂々妹と議論しましたが、一般的な見解と同じく、
新規投入のミキティーで、落ち着きました。

 それにしても初期メンバーは、とうとう飯田かおりん
だけになってしまいましたね。
ある意味、ひとつの時代の終焉を感じた、なっち脱退ニュース。 
 



2003年07月27日(日) 消極モラトリアム。

 最近、自分自身の今後の人生設計について、
色々と思うところが多いのですが。

 久々に、大学時代の先輩方と夜通し飲んで、色々な話をして、
問題の直接解決はないものの、モヤモヤと胸に
蟠っていた何かが、多少スッキリして、よく判らなかった
自分の気持ちが、ちょっとだけ見えてきたように感じました。

 語ることでは結果は出ないが、人と語ることで再発見できるものも
たくさんあるんだなあ、と思ったり。


 それにしても、全員7年来の知り合いとはいいながら、
昔では考えられなかった、なかなか異色の組み合せで、
お互い、今までの付き合いの中では見られなかった
意外な側面が垣間見えた飲み会でした。


 いい先輩に恵まれていて、私は幸せ者だなあ。
人との出逢いは、人生の宝だね。



2003年07月26日(土) ふしぎ発見。

 日帰りで清里へ。
最大の目的地は、「清里フォトミュージアム」 http://www.kmopa.com/

 美術館の館長で写真家の、細江英公氏の作品展です。

 もともと写真には、あまり興味がないのですが、
先日偶然目にする機会があった、三島由紀夫「薔薇刑」
という写真集が彼の撮影と知って申し込んだ招待券が
当たったので。

 いや、想像以上に素晴らしかった。
写真というジャンルは、あまり馴染みがなくて、よく
判らないと思っていたのですが、小難しい知識がなくても
思わず見入らずにはいられない、不思議な力強さとインパクト
のある作品ばかりで、凄く興味深かったです。

 細江氏の作品は、「何気ない瞬間を切り取る」類の写真ではなく、
明確なテーマに沿って意図的に撮られた、絵画のような写真が多くて、
それもなんだか斬新に見えて、衝撃的。

 三島由紀夫、舞踏家の土方巽、四谷シモン氏など、当時の時代を
象徴するような、一種個性的な著名人の写真が多いのですが、
彼らの表現者としてのあくの強い自己主張と、これまたあくの強い
写真のテーマ性や背景の主張が、どちらも負けることなく共鳴して、
細江氏でないと撮れない、と思わせるような、不思議な魅力が
新たに生まれているように感じました。


 その後、「萌木の村」にある、「ホール・オブ・ホールズ」へ。
http://www.moeginomura.co.jp/hall.html

アンティークオルゴールと自動演奏オルガンの美術館。
自動演奏オルガンを聴いてみたくて。
今回は、合計10台ほどのオルゴールと自動演奏オルガンを
聴けましたが、いや、本当に自動演奏オルガン、凄いよ。


 100年ほど前に主に作られていたそうですが(復元品も多い)、
ドラム、シンバル、トライアングルベル、木琴などが、オルガンに
内蔵されていて、オーケストラの様な、音の厚い演奏が可能なのですよ。

 話には聞いたことがあったけど、実際に目にして演奏を
聴いたのは、初めて。中の仕掛けが動く様子も見せてもらえて、
サーカスを見ているような、不思議な高揚感があって、
凄く楽しかったです。
 
 
 高原観光地は、見るべきものが少ない、と思っていましたが、
清里はなかなか興味深いものが多くて、予想以上の収穫でした。
面白かった。また行きたいです。
 



2003年07月25日(金) 給料日。

 待ちに待った給料日ですよ!!

 何故かここのところ、出費が多くて、
どうにもこうにも苦しかったのですよ。
こんなに給料日を待ち望んだことは、かつてなかった。


 さてさてそんな中、奢りで飲み会。
諸事情により、珍しく9時台で終わったので、
雨の中、歩いて帰宅。


 もう7月末だっていうのに、ここのところ涼しいね。
夏はすぐそこまで来てるはずなのに、何を足踏みしているのかしら。



2003年07月24日(木) 若気の至り。

 3連休が昼夜逆転していたせいか、どうにもこうにも
今週は、身体がダルい。良くない傾向だ。
そんなこんなで、日記も滞りがち。
小さなことでもこつこつ継続していく辛抱強さが
私に足りないものだと、切に感じる瞬間。

 明日から、妹さんは有給とって新潟へ。
某野外ライブイベントへ参加するらしい。
今年は梅雨明けもまだで天候が悪いうえ、気温も低いし、
野外は辛いなあ。もう若くないし。


 昔、今はなき、某野外テクノイベントに参加したことがあるのですが、
今でこそ夏の風物詩と化した、大型野外イベント自体が、日本初、
と銘打っていたような頃だったので、事前に予想が立たない
ことが多くて、てんやわんやだったのを思い出しました。

 日が落ちれば、ヒートアップしたのか一発キメてるのか、
ジェットコースターのレール上部までよじ登って踊ってる人はいるわ、
夜の冷え込み対策をしていなかった人々が、暖を求めて休憩所に
難民のように押し寄せて、通路に新聞紙敷いただけで転がってるわ、
とにかく無法地帯。「人死にが出なかったのが奇跡」 と後に言われてましたね。

 でも、凄く楽しかった。
非日常的かつ開放的な空間に、大音量で響き渡る音楽。
冗談でなく、本当に大地が振動しているのですよ。
あれで盛り上がるな、という方が、無理な相談。

 気力体力共に充実している若い頃でなければ、とてもじゃないが
やっていけませんが、思いつきとはいえ、参加しておいてよかったなあ。

 
 今回、妹は、3日間開催中、1日目のみの参加なのですが、
天候がこの調子なので、何年か前のイベント並の豪雨の大混乱再びか、
と、一部でかなり危惧されているようですね。

 なんとか天気がもってくれればいいのですが。



2003年07月22日(火) 肉体大改造。

 SMAPの香取慎吾が、ダイエットしたとのスポーツニッポン報道。

 慎吾ちゃん、確かに一時期太ってるなあ、と思ってたんですが、
181センチ、88キロ、体脂肪率29.4%、ウエスト90センチ だったらしい。

 知人でほぼ同サイズの人がいますが、
それは既にアイドルと呼べない体型なのではないか、と。

 で、流石は天下の男子アイドル事務所。転んでもただでは起きない。
出版社とダイエット企画を立ち上げ、8週間で15キロ減量させたらしい。

 体重73キロ、体脂肪率10%、ウエスト79センチ。
マッスル系パーフェクトバディの完成ですな。
慎吾ちゃんは痩せて格好よくなり、自著本も売れて一石二鳥。商売上手だ。

 
 私もダイエットしよう。うん。やって不可能はないはずだ。




2003年07月19日(土) 時の運。

修学院離宮と桂離宮、参観希望通りました!

 9月の旅行で、桂離宮と修学院離宮ダブル申し込みしていたのですが、
両方とも、無事第一希望で通りました。良かった良かった。

 9月終わりは、紅葉に間がある残暑厳しい京都では、観光シーズンオフ
なので、比較的希望が通りやすいとはいえ、なにしろ土日と祝日に挟まれた
9月22日の希望は、もしかしたら駄目かなあ、と思っていたんですが。

やっぱりそんな時期の京都に敢えて行く物好きは、そうそういないらしい。

 とにかく、京都市街地を斜め横断して移動するため、参観時間と移動時間に
かなり時間がかかり、1日で上記2箇所しか廻れないという、非常に効率の
悪い計画ではあるのですが、今回の旅は、量より質 に観光の重点を
置いて、のんびり廻るつもりなので、まあ良いでしょう。


 そんな小さな喜びに打ち震えながら、今日は我が家で、第3回宝塚ビデオ上映会
午後3時上映開始、途中夕飯休憩2時間を挟んで、ビデオ4本。
見終わったら、日付変わって、午前2時半。

 さらにそこから、ガイドブック広げて、京都談義に花が咲いて、
3時間半経過。、無事夜が明けました。


 そんな或る意味優雅な、3連休初日の使い方。
連休中日は、寝たら終わりだね。



2003年07月18日(金) 夏の風物詩。

 お中元の季節ですね。

 不況と言われて久しい昨今、苦しい状況にある
弱小企業の我が社に届くお中元など、たかが知れていますが。

毎年恒例、西瓜2玉 が今年も会社に届きました。

 で、これまたいつも通り、新聞紙をオフィス机の上に盛大に広げて、入刀式。

 汁が垂れるので、老いも若きもみんな新聞紙を広げた机に集まって、
肩を寄せ合い、切り分けた西瓜に齧りつく様は、甘い蜜に群がる
カブトムシの群れのようで、傍から見たらなんだか滑稽なのでしょうが、
最近殺伐とした話題続きの会社で、みんなが和気藹々と穏やかに
一箇所に集まるのは、なんだか久しぶりのような気がして、
たまには良いモンだ、と思いました。

 会社でこの西瓜を食べると、ああ、夏が来たなあ、と実感する。
さて、来年もこの会社で西瓜を食べられるのか否か。微妙だなあ。



2003年07月17日(木) ジッチャンの名にかけて!

 ふと思い立って、横溝正史の「金田一シリーズ」
ビデオを借りようと思ったんだけど、いやはや、
知ってはいたけど、本当に色んな人が演じてるんだね。金田一。

 子供の頃から一番馴染みがあるのは、テレビシリーズとして製作されて、
何度も再放送された、古谷一行 版なので、石坂浩二 や 豊川悦司 だと、
悪くはないけど違和感があるのよね。暑苦しさが足りないというか。


 好きなのは、やっぱり人気があって何度もテレビ放映されている、
「八墓村」 「犬神家の一族」 「悪魔の手鞠唄」あたり。

 ただせっかくビデオで借りて見るんだったら、是非とも
若き日の石坂へーちゃん の金田一が見たい。

 小学生の頃、「世界まるごとハウマッチ」を毎週欠かさず見ていた私は、
穏やかな物腰、理知的な話し方、傍若無人な巨泉に「ヘーちゃん」と、
いい歳こいて「チャン」付けで呼ばれながらも一目置かれ、時に渋い思案顔で
憂いをみせる彼の姿に、大人の魅力溢れる紳士とはかくあるべき という
理想の男性像を見た気がしていたのです。

 そんな訳で、へーちゃん金田一では、「病院坂の首縊りの家」 が
一番面白そうだったのですが、あいにく貸し出し中だったので、
お楽しみは次回にとっておくことにして、今回はパス。


 結局、篠田スパイゾルゲ正浩監督、鹿賀丈史金田一の 「悪霊島」に。
初心に戻って、暑苦しさを追求してみました。

 篠田監督作品って、個人的には凄く面白い、という印象がないのですが、
キャストが結構豪華なので、それなりに期待できるか。

 今夜あたり見ようかしら。



2003年07月16日(水) 姓名判断。

 旅行の予約をした、代理店の担当者の方が、
「一法師(イッホウシ)」さん という苗字らしい。

 電話で一発では理解できずに、思わず「はっ?」と聞き返して
しまいましたよ。スンマセン。

 時々耳慣れない名前の方にお会いすると、きっとこういうふうに
聞き返されることが多くて、辟易しているんだろうなあ、と
すまなく思いながらも、聞き返してしまう。

 
 苗字は、地名に因んだものが少なくなく、同じ苗字の人が特定された
地域に集中している場合も多いですね。沖縄などが、顕著な例ですが。

 静岡だと「望月」さん、清水市は「杉山」さんが、他の地域に比べて
多い、と以前聞いたことがあります。


 ところで私はあまり自分の苗字が好きではないのですが、
女性は結婚すると苗字が変わる可能性の方が高いので、まだ見ぬ
結婚相手に、期待したいところです。

 「西園寺」とか「武者小路」とか、ちょっと強そうな苗字がいいなあ。
名前が結構古めかしい、偉そうな感じなので、苗字がそれっぽい感じだと
余計ものものしくて、格好よいと思うのだけど。



2003年07月15日(火) 窓の外には。

 会社での私の席は、いちばん窓際なのですが、
ふと窓を見たら、細い路地を挟んだ隣のビルの非常階段に、
カラスが2羽、仲良く並んで留まっておりました。


 時々、小首を傾げたり横を向く動作がシンクロしていて
なんだか可愛らしいですが、この距離で見ると、カラス、デカイね。

 凶兆なのか吉兆なのか。



2003年07月13日(日) 捩れた偶然の果てにある白夜の風景。

 人生はめぐりあいだ。
 僕は人生で一度だけ運命の人に出会ったが、はぐれてしまった。



 またまたビデオ鑑賞。スペイン映画を1本。
「アナとオットー (ANA+OTTO)」
http://www.minipara.com/movies99/ana-otto/index.shtml


 前から読んでも後ろから読んでも同じ読みになる名前の、アナとオットー。
きっかけは、オットーが教室から飛ばした紙飛行機のラブレター。
8歳の出逢いの瞬間から、重なり縺れあう偶然の連続によって、
2人の運命の歯車は、クルクルと廻る。

 アナの母親とオットーの父親が結婚し、2人は兄妹に。
少年と少女に成長した2人は、お互いに惹かれあっている。

「窓を開けて待っているわ。」
アナからオットーに渡されたメモに綴られた言葉。
2人の幼い秘密の恋は、時に危うい緊張感をもって描かれる。


 やがて、オットーの実母の死によって訪れる、運命の綻び。
アナとオットーは、繋いだ手を離してしまう。


 一度はひき裂かれながらも、再会を望む2人。
偶然はそんな2人を後押しするかのように訪れながら、
あと一歩のところで、手が届かない。

 やがて、2人は思い出の地、北極圏へ。


 「偶然」によって時に後押しされ、時に阻まれる運命。
淡々とした語り口と、映像の美しい、印象的な場面が多いせいか、
おとぎ話のような、寓話的な色合いが強く感じられる作品でした。
 
 アナとオットー、交互に切り替わる2人の視点で語る構成も
斬新さは大してありませんが、絶妙。


 救いようのないラストと、極めて温度の低く現実味の薄い
作品全体の雰囲気で、評価が真っ二つに割れそうな感じですが。

 私はこの作品、結構好きです。
幼少期と少女期のアナが可愛かったしね。



2003年07月12日(土) 青いパパイヤのかおり。

 昨日は、会社の女の子で、ベトナム料理を食べました!
最近、1週間に一度は、ベトナムかタイ料理食べてます。

 新宿御苑駅近くにある、ミュン というお店。
http://www.x-media.co.jp/gourmet/gnet/shop/L_EV_0569.shtml

 店もそれほど広くもなく、最近多くなった、お洒落な雰囲気のお店でも
ないのですが、週末夜は、予約がなくては入れないほどの盛況ぶり。
3,500円の予約コースで、メニューの中から7種類の料理が選べるシステム。

 まあ、とにかく量が多くて、どれも美味しい。
青いパパイヤのサラダ、生春巻き、鶏スープのベトナムそうめん は、
ベトナム料理の定番で、どこの店にも見られるメニューですが、特におすすめ。
奇をてらったところのない、極々家庭的な普通の味付けなのに、絶品。

 珍しくお酒を飲まない食事会だったのですが、充分満足。
ベトナム料理は、タイ料理と比べると辛味も少ないし、優しい感じの
味付けなので、日本人の舌にあうんでしょう。
パクチー嫌いだと、ちょっと料理が限定されそうですけど。



2003年07月11日(金) 眠れる被虐性。

 昨日、バーゲンで買ったサンダルを履いていたら、

見事な靴ずれが発生。

 もともと、面の皮は厚くても(誰もそんなこと聞いてない)
皮膚は薄いので、靴ずれが出来やすく、足が血に染まることも
それほど珍しくないため、靴を購入する時は特に気を使います。

 私の足の形にあって、靴ずれのでき難い型のメーカーを探して、
極力そこの靴しか買わないようにしているのですが、

バーゲンの魔力の前では、そんな理性は無力だった。

 試着段階で、「きっと靴ずれが出来るな」 と判っていながら、
安さとデザインに負けて、思わず買ってしまった…。


そんな訳で現在、両足の甲の皮膚が、直径5ミリ強の円形に
ベロっと剥けているのですが、お風呂でこの傷口にお湯が沁みると
痛いのなんのって

 
あまりの痛みに、自己暗示をかけてみる。

「痛いって思うから痛いんだ。
今、感じているこの感覚は、痛みじゃない。痛くない。」


 と言い聞かせていると、意外と我慢できるものなのよ。
約15分のお風呂タイムで、自分の眠れる被虐性を呼び起こした気分。

 なんか、この痛みを乗り越えた向こうに、凄い精神世界が待っている気が
してきました。解脱の日も、そう遠くないかも。と思ったり。



2003年07月10日(木) 愛すべき子供たち。

 学生時代、家庭教師のアルバイトを続け、短い期間ですが、
塾講師を生業としていた関係で、子供と接する機会が、
ちょっと人より多かったのですが。

 中学生の凶悪犯罪が多発し、「最近の子供論」やら
「こころの教育論」やらが、また声高に叫ばれていますが、
ちょっと偉そうに、彼らについて、語らせてください。

 短い期間ながら、子供と接する仕事をしていて
強く感じたのは、彼らが、「自分で考え、形にする」ことが、
とても苦手にしている、ということです。

 情報が豊富に溢れ、自分で考えずとも「意見を代弁してくれる何か」
氾濫しているため、受け売りの口先だけの知識は、一丁前ですが、
本当は自分がどう考えているのかを、明確にできない気がする。

 「私の好きなもの」という題材で作文を書かせれば、
「なにを書けばいいの?」と先生に聞く子が非常に多い。

お前自身のことだろ と思わず心の中で、つっこんでみたり。

「例えば飼っている犬のこととか、好きな場所とか、
なんでもいいから、好きなものを一つあげてごらん」
と言えば、

「ウチでは犬を飼ってないから判らないよ」 と言い出す子が
中1のクラスなら、1人は必ずいる。ものの例えだっつうの。

 全ての子がそうだとは思わないし、昔もそうだった、という意見も
あるでしょうが。

 ちょっと自分で考えれば、判断がつくことでも、「言われなかったこと」
「教えてもらわなかったこと」は、「知らなくて当然」
言わんばかりの、考えることを放棄したかのような、あの傲慢なまでの
受動的な姿に、なんか違和感があるんだよね。

 でも、その原因は、当然子供だけでなく、大人にもあると思うのね。


 私などは、悪いことをすれば、両親にも学校の先生にも容赦なく殴られ、
言い訳すれば、「そのくらい考えれば判るだろう」とよく怒られたものですが、
最近のお子さんたちは、随分大切に育てられているようで、
周囲の大人が、世話を焼いて様々なお膳立てし、親にも先生にも、
手を上げられるどころか、怒鳴りつけられて叱られたことも
ないような子も、時にはいるほどです。

 甘やかされることが当然で、小馬鹿にするような発言を
しても叱らない、「対等な」大人を、子供は怖がらないし、
怖いものがなければ、どんどんつけ上がるのが、彼らの悪い習性です。

 
 彼らは尊厳ある人間ですが、善悪の区別もつかないのでは、
ただの動物と同じです。悪いことをしたら、それ相応の制裁を受けるし、
自分の言動は、自分自身で責任を持たなくてはならない、ということを
教えなくてはいけません。


 そのためには、「大人」側の導くものとしての自覚も、
必要であると思います。

 「未成熟な大人」である私達と彼らの距離は非常に近く、
共感し一緒に楽しめる部分も多くありますが、それでも
子供と同一ではない、彼らを導き育てる存在として相応しいよう、
努力していかなくては。

 だからといって、上から押さえつけるだけでは、子供は
ついて来ませんが。

 なんだか、小難しい理想論になってきましたね。


 要するに、無知なくせに、生意気で大人を小馬鹿にしたような態度に、
大人気なくムカつくことも多々ありましたが、身近に接してみれば、
可愛いところもあるし、私はそういう不完全な点も含めて、理屈ではなく、
子供は愛すべき生き物だと常々感じているのです。

 その上、彼らと共にあることで、教えられることも多くあり、
自分自身の成長にも繋がっていきます。

 不愉快なことやままならないことも多いけど、共に成長していく
あの楽しさを一度でも実感したら、絶対に癖になる。

 また機会があったら、子供と接する仕事がしたい。
いつか自分の子供を育てることが出来るなら、それも大きな楽しみですね。



2003年07月09日(水) だけども問題は今日の雨。

 ここのところ連日テレビでは、長崎での誘拐事件の報道が
されていましたが、容疑者が上がり、犯行を認めたことで、
テレビのコメンテーター達が大騒ぎするほどの衝撃はないものの、
ただの興味本位の傍観者でしかない私ですら、なんともいえない
憤りと遣り切れなさに襲われました。

 そんな気持ちの中、井上陽水の「傘がない」 の歌詞を思い出す。

 空虚なようで根強い問題を抱えているようで、だけども実際には
自分自身が関与するもの以外は、無責任な傍観者でしかなく、
目先の瑣末な出来事ばかりに気をとられている、そんなもどかしさ。

 誰がなにを言っても、所詮大上段に構えた理想論や、したり顔の
自分勝手な論理にしか聴こえない。
その中で、自分が何を言って、どう行動するべきなのかが、よく判らない。

 なんだか切ないね。



2003年07月08日(火) 密かなる趣味。

 友人のBサンが、サイトで日記を再開されて、
ひとりホクホク顔で喜んでおります。

 人の日記を読むのが大好きなんです。
何気ない日常の中で、人がどんなふうに考え
どんなふうに感じるのかを傍観するのは、
とても興味深い。

 なんだか覗き見みたいですが。
そんな密かな楽しみ。



2003年07月07日(月) かささぎの橋。

 今日は七夕ですね。

 牽牛織女の、1年に1度だけの逢瀬の日。
「かささぎ(鵲)」という鳥が、天の河に
白い翼を広げて橋となり、2人を逢わせてくれる、
といわれております。

 笹の葉に色紙をゴテゴテ飾り付けて、煩悩にまみれた
お願い事を短冊に書いて吊るしたりしますが、
あれは江戸時代以降の風習だそうで。

 古くは平安時代に、中国から牽牛織女の伝説が伝わり、
織女が、機織りが巧みであったことから、裁縫が上手く
なるよう女の子がお祈りする、「乞巧奠(きこうでん)」
という行事が、日本の七夕の原点といわれています。

 裁縫の上達をお願いしていたのが、いつのまにか、
女の子の教養全般にお願い事が広がって、楽器など
芸事の上達をお祈りするようになっていったらしい。

 さすがご利益宗教、八百万の神を祭る日本人。
なんでも頼んじゃおう、という強欲な姿勢は昔から健在です。


 ところで、天の河って、牽牛が喉の渇きに堪えかねて、
瓜を割ったら汁が止まらなくなって出来たと、マンガ日本昔話で
子供の頃に見た記憶があるのですが。

 なんか、ベトベトしそうだね。



2003年07月05日(土) 乙女の園。

 とうとう、宝塚観劇デビューを飾りました!!

 ヅカファンのKさんの熱心な宣教活動のおかげで、
ここ数ヶ月で、ビデオを数本見せていただき、その後
ネットという現代文明の生んだ偉大なる利器のフル活用で、
自主勉強を重ねてまいりましたが、いよいよ、生宝塚デビューです。

 東京宝塚劇場での、月組公演。
「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」

 宝塚の公演は、劇(ミュージカル)と、ダンス中心に構成された
いわゆるレビュー・ショーの2本立てが基本。
上演順序は、劇→レビューが多いようですが、場合によっては
レビューが先に行われることもあり。今回は、レビューの方が先でした。

 そして、いちばん最後に、フィナーレ。
お馴染みの大階段を、シャンシャンと呼ばれる飾りを手にした
タカラジェンヌたちが、歌いながら降りてくる、アレです。
トップ・娘役トップ(場合によっては、他の人気がある人も)が、
デッカイ羽根を背負って降りてくる姿は、華やかで圧巻。


 私のヅカ師匠のKさんは、もともと星組贔屓の方なので、
今まで見たビデオも、概ね星組の公演で、今回観た月組に
関しては、ほとんど基礎知識がなかったのですが
(トップとトップ娘役の名前くらいしか知らない)
2階席の一番後ろでも、やっぱり生は迫力が違います。
予備知識なんかなくても、充分、華やかな異空間を堪能できました。


 レビューの「花の宝塚風土記」は、和物なので、
着物を着て、日本舞踊をベースにした踊りが中心でしたが、
民謡などを取り入れて、想像よりテンポのよい進行。

 日舞モノは、あまり人気がないそうなのですが、
一糸乱れず整然と揃った群舞や、裾を長く引いた着物を、
鮮やかな裏地を見せつけるように翻して、男役が闊歩する姿は、
押さえるべきツボをきっちり押さえていて、観ていて清々しくなるほど、
非常に格好いいです。

 メインの「シニョール ドン・ファン」は、軽いミステリー仕立て。

 宝塚の作品は、基本的にお抱えの脚本家の人たちが書き下ろした
作品が主なので(たまに、海外ミュージカル作品とかもやる)、
客層をきっちり把握した、一昔前の少女漫画テイスト溢れる内容や、
登場人物(主に男性)の設定が多い。

 要するに、多少、話の筋に矛盾があっても、登場する男性が格好よくて
(格好いいの基準も、少女漫画的)、押さえるべき決め台詞や決めシーンは
やりすぎなくらい、きっちり押さえて、ヒロインとそれなりにハッピーな
エンディングを迎えれば、オールオッケー、という、一種ご都合主義的な
世界なのです。

 そういう乙女の陶酔の世界に、不都合な疑問に目を瞑って浸ることが
出来る人のためのものなので、やたらと粗を探したがったり、
理論的で現実的なものばかりを追い求める人には、全くもって不向きな
世界ともいえる。

 ミステリー仕立てでも、犯人探しや謎解きよりは、登場人物の
一挙手一投足に、どれだけ反応できるかにかかっている訳です。

 今回の作品も、ミラノのファッションブランドの帝王 「ドンファン」 
が主人公。女性にモテモテの気障な伊達男だが、秘密の暗い過去を抱えている。

 もう、この設定からして、一条ゆかりの昔の漫画にありそうですけど、
月組のトップ、紫吹淳 という人は、
アクの強い、濃いキャラクターを演じるのが非常に上手な人なので、凄い嵌り役。
 
 現実の男がやったら、確実にひいてしまうような、気障ったらしい
仕草や台詞を、これでもかってほどに確信犯的にてんこ盛りに盛り上げて、
ビシバシ期待を裏切らずにキメていく様は、ある種爽快です。

 ドンファンの旧友でありビジネスパートナーでもある、ロドフォス役の
汐風幸 が、微妙にガクトっぽくて、ツボでした。

 
 予想通り、話の流れとしては、納得出来かねる矛盾点もありましたが、
それも気にならないほど、テンポとパワーに溢れていて、面白かった。


 やっぱり長い歴史の中で培われた技術や様式というのは、凄いです。
これが伝統の強さなのか、と思う点が多々あったし、女子供を相手に
して、子供だましの脚本が多いと言われようが、乙女の綺麗な夢の世界を
演出しようという、頑ななまでに徹底した信念に、プロのエンターテイメント
の力を、思いきり見せ付けられた気がします。

 或る意味、凄く潔い世界観です。ますます好きになりました。



2003年07月04日(金) 独立記念日。

 会社の女の子に、夏物バーゲン が始まっていると聞いて、
(病に臥せっていた為、全く気づかなかった。不覚)
さっそく定時退社して、行って参りました。女の戦場へ。

 とりあえず、カットソー、キャミ、7分袖カーディガン、サンダルを
購入したものの、最大の目標であったはずの、スカートをゲットできず。
パンツはいくらでも売ってるのに、スカートはあんまり種類が出てない。

 ウエストがゴムじゃなくて、フレアが広がりすぎず、柄が可愛くて、
シルエットが綺麗なスカートが欲しいのに、最近の女子はスカートを
あまり穿かないらしい。

 夏物のバッグも欲しかったんだけど、軍資金が底をついたので、
ひとまず撤退。日を改めて、軍資金の調整をして、再出陣の予定。


 ところで本日、アメリカ独立記念日は、知人のお誕生日なので、
「おめでとう」と電話したところ、「プレゼントは?」 と
聞かれましたので、

「あー、とりあえず、私?」 とお約束でおざなりな返したところ、

「毎年そう言うよね。」 と、人間的成長がないことを
言外に指摘されました。悪かったよ。面白味のない女で。



2003年07月03日(木) 雨に唄えば。

 昨日休んだ分、バリバリお仕事して、8時半くらいに
帰りましたら、最寄の駅に着いた時点で、見事な土砂降り。

 大き目の雨粒が、吹きすさぶビル風に煽られて、当たると結構痛いよ。
当然のことながら、傘などという文明の利器の持ち合わせはなく、
ものの見事にずぶ濡れになって、帰宅の途についたのでありました。

 ところで、唐突な話題変換ですが、みなさんは座右の銘がございますか?

私は、鶏口となるも牛後となる勿かれ を
座右の銘としており、どうせなら人生をかくの如く生きたいものだと、
常々考えておりますが、とある知人に、

それって、ショボイ負け犬の遠吠え人生ってことだろ?

 と指摘され、お前らしいと嘲笑されたことは、人生最大の恥辱として、
しかと胸に刻み込んでおります。

 埃っぽくも生ぬるい雨に打たれて、ふとそんなことを思い出しました。
確かにショボイわ。私の人生。



2003年07月02日(水) 病床の幻覚。

 とうとう、風邪でダウン。
本日は、会社も病欠です。

 風邪薬を飲んで寝ていたのですが、
風邪薬って、体調が悪いときに飲むと(体調が良ければ飲まないが)
変な夢や幻覚を見ませんか?

 今日も、ウトウトと夢と現の間を彷徨っていたら、
緑色のシャツを着た若い男性が、枕元で歌ってました。

 「ドナドナ」とかそういった類の、短調で抑揚の少ない曲。
こっちを見下ろしながら、無表情でずっと歌ってました。

 あと、内容は覚えていないのですが、
何かに追われて逃げていて、自分の叫び声で目が覚めた。

 なんなんでしょう。本当にあの薬はただの風邪薬なんですか!?

 とりあえず熱は下がったので、明日から社会復帰します。
あんな幻覚と遊んでたら、こっちの世界に戻れなくなっちゃうよ。



2003年07月01日(火) 夏風邪は××がひくもの。

 という訳で。

7月早々、夏風邪をひきました。

 毎年この時期には体調を崩しやすいんですが、
今年も例年に漏れず、風邪ひきました。

 幼少の頃より冷房のない生活に慣れていたから、クーラーに弱いのね。
咽喉の痛みと腫れ、咳、頭痛と発熱。症状的には倒れるとか意識混濁とか
酷い症状は出ないのですが、とにかく長引きやすいので、皆さんも御自愛の程を。


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まめ。 [HOMEPAGE]