パソコンにビデオキャプチャーボードを取り付けました。
これによって、ＶＨＳビデオの映像をビデオデッキからパソコンに録画することができるようになりました。
録画した映像から音声のみを抽出して起こし作業をして、パソコンの画面上で映像を見ながら点検をすることができるようになったのです。

いつもは音声だけを聞いて文章化しているけれど、映像があれば圧倒的に状況がよく分かります。
音だけで判断できにくい部分も、目で見れば一目瞭然。
それによって、聞こえなかった音が聞こえてくることはよくあるのです。
耳では聞き取れなかった言葉が、話者の口元を見ることで聞き取れることもあります。

パソコンへ動画を取り込めるようになったおかげで、作業が随分と効率よくできるようになりました。
これまでは、ビデオデッキから音声だけをパソコンに取り込み、いったん文章化してからそれをプリントアウトして、テレビの前に座りビデオを再生してチェックするという、遠回りな作業をしていました。

テープ起こしも、テープの時代から徐々に音声ファイル、そして動画を扱う時代に変わりつつあるのかなと、最近の仕事の流れから感じています。
時代の流れに対応しつつ、文章へのこだわりは常にアナログでありたいと思う、今日このごろです。


テープ起こし個人事務所　スコップハウス

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