空と太陽を殺した 全てを照らされなくても 足元を僅かに照らす 灯りがればきっと大丈夫
眠気の続く日曜日 無音のままのTVを横目に また当てもなく流れた 頭に残った想いに会った
使い古した言葉を もう一度だけ使ってみようか 考えつくした夢を もう一度だけ抱きしめてみようか
偶然はありえない 全てが必然の上に立ち 君と最後になった あの日も何かしら意味があるはず
最後の握手の意味を もう一度考えてみようか 使い古した言葉を もう一度だけ使ってみようか
必然を飽きるほど繰り返したら 廻りあえるさ Hello, Dead Night.
Can't run away. Can't run away.
傷口閉ざしたら新しい夢を 僕だけの丘の上で Hello, New Born.
Hello, New Roses. 夢の終わりのその先で
振り出しに戻りたいなら 終わりの場所から再生を 生まれ変わりたいのなら 終わりの場所から本能を そして夢の終わりを告げた 最後の感情からの解放
欲望の歌を聞きながら Hello, Dead Night. 絶望の歌を聴きながら Hello, New Born. 刻み付けた歌を 聞きながら Hello, My Past.
僕だけの丘の上で 君を待つ
雨が弱く降り続いた後は
優しげな空に変わる
もう暗い空はないんだよ
目を閉じて 浮かぶ原風景 雨の中 外から家を見つめる
記憶はそこから始まり いつか終わる
暖かだったね あの頃は 秋風は 僕の中に佇んだまま
顔を風向きとは逆に 少しだけ上を見て
あの頃の空と 今見上げた空 何が違うというのだろうか
ただ夢は囁いたまま 僕を見た ただ僕は空を見たまま 針を動かした
こうやって空が また閉じていく 難解な問題だけ 置き去りに 見えなくなる空
空に憧れること それもなく ただ空を眺めて 二度と会えない 誰かを想った
空を飛ぶ鳥は 望んで空を飛んでいるのか 通り過ぎた後 いつか振り返るだろう足跡
目覚めれば 何も変わらない 窓の外は いつもと同じ空 浅い眠りに見た夢
朝焼けを眺め いつか考えて消えたこと 重ねても何も 戻りはしないし意味もない
空を飛ぶ鳥は 望んで空を飛んでいるのか 通り過ぎた後 いつか振り返るだろう足跡
空が見えなくなる度 形を変え 名前を変えた
なくすものはもうないし 手にするものも何も無い
結局
僕はまた始めることにした
僕は手を伸ばす
寝転がって天井に向けて 手を伸ばした君のように
何も掴めないのも知ってる それでも手を伸ばす
けれど
手を伸ばした先に何かがありそうな気がした
僕は思いつきで その何かを『Candy Gate』と名付けた
正しさを忘れ ただ思うままに だけど 間違いじゃなかった
あの頃の夢の位置は? 色は? 影は?
脆弱なラインに 繋がる声 新しい希望を見出すよ だから手を伸ばす
遠くから見守っていて いつか 手を繋ぐときまで
最後の握手の 意味も知ってる だから あとはただ心のままに
素晴らしい場所だった MY HOME お別れは綺麗な花に 囲まれた姿
遠くから見守っていて いつか 逢う日まで
素晴らしい場所だった My Home 二度と戻ることの無い 安らぎを
シェルターに潜って 薬を飲んで 深い眠りへ
最後の過去だった The Room 欲しかった言葉は二度と 聞けない
シェルターに戻って 薬を飲んで ただ眠りへ
空はひび割れたまま 重い雲が 亀裂 隠してる
街も風も 何かが欠けたまま
空に響くことさえ ないだろう 誰かの 泣き声
声は今も 突き刺さったまま
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