Small Talk 〜雑談〜

2011年05月21日(土) 2か月分のレビュー

最近「楽しむ」をテーマにしている。
とどのつまり、楽しむの苦手っつーことだな。

1年半、ひたすら楽しむことや、
思いついたこと、やりたかったことを
ひたすら行動に移すことに専念していたんだが

先々週、時間は取り戻せない、と、ふっと、すとんと気づいてしまった。
27年のロスは、挽回しようとしても、ちょっと無理なことに気づいた。

これまで自分は、不可能に近い事も
最短距離でリカバリーさせてきたので
取り返せると思っていたし、取り返すつもりでいた。
でもな、「時間」はあまりに壮大すぎる。大自然みたいなもんだ。
一個人の努力でどうこうできるもんじゃない。

たとえば昨日ご飯食べてなかったからって
今日6食食べるって、無理だろう。
それが27年分って、ムリ。
そんなに食えない。でも食べたかったんだよね。
私は、無理でも満たしてやりたかったし
満たせるような気がしていたんだけど
やってみたら、疲れるし妙に苦しい。疲れてきた。
叶えて、叶えて、また見つけて、叶えてを繰り返すこと。

ムリだと気づいたのは職場で、それは突然襲ってきて
実験室でサンプリングしていた時だったから
しばらくメソメソ泣いた。声を出さずに。
こういう時は場所問わず、素直にしょげるに限る。
(その間も手は動かしていたし、キレイなデータが取れた。)
悔しいというか、居た堪れないというか
それと同時に、「もう頑張らなくてもいいんだ」と
肩の荷が下りて楽になった気持ちもあった。

この1年半は、無意識だったけど、振り返ってみると
過去の自分を満たしてあげたい気持ちと

闇とはかけ離れた所で、楽しむことを自然にできるような
そんな環境で成長してきた、
もしくはその世界にすんなり移行できた人の現在地に
後方の闇夜から追いつこうという気持ちで、
猛ダッシュしてきたんだと思う。

そこに同僚の結婚話があり
「届かない」と思ったんだよな。
私は届かせるつもりでいた。全部手に納めるつもりだったし、
それは今でもそう。「普通」が欲しいのではなく
人が得ている幸せの類や、
自分が思いついたり思い描いた願望を(小さいのから大きいものまで)
全部手中に納めたかった。餓鬼状態だ。
これまでに失望絶望ばかりを散々味わったから
得ること、叶えることをひたすら叩き込みたかったのかもしれない。

結論は。
得ること、叶えること、と
満たされていることを知ること、は別物。
叶えることと満たされていることは違うらしい。

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実際に猛ダッシュして、かなり距離縮めたし
この3年で、どんだけ追い上げてきたんだって話だ。
仕事も申し分ない。自己評価も上げた。体力もつけた。
27年間家族支えてぶっ倒れたあと、間髪入れずにこれだ。

根性あるよな。

多分最短距離でのリカバリーだし、メンタルも最強で
新しい友達も、趣味も、出来てきた。もっと欲しいけど。
そんじょそこらの人間より責任感とガッツもある。ありすぎるほどだ。
最近、自分のガッツに、流石に誇りを感じる。
そんなに自分自身を評価しない私が、認めてやる位に、凄まじい。

だからこそリカバリー早かったし、
それゆえに家族を背負って倒れたんだろうよ
家族を繋いでいたから自分は癒し系だと思い込んでいたが
どうも燃え盛る女だね。「熱」がハンパないよな。

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しかも貞操観念も相当。
結婚決まってんのに隠してちょっかいかけてきた同僚を
先日蹴り殺したくなった。
蹴り殺したくなるってことは
自分、そいつが好きだったのか?と思ったが
その前からイヤな面…はなにつく態度、勿体ぶる様子、幼稚さを
軽蔑していた自分に気づいた。
良い所は1点だけ「案外勘が鋭い」。後に機能不全家庭出身と聞いた。
不安定だから、親身になってちょっとかまってあげちゃったのだが
実は相当キライだったらしい!
不愉快なものを、不愉快さより憐みが先に来て、優しくしたくなって
それを自分で「好意」と勘違いしてしまうのは
…両親のせいなんだろうな…

(で、両親にぶちまけたら
親父はまた私を平気で「気違い」扱いしやがったので

…自分が解らないことは聴かずに何でも気違い扱いだよ、何その短絡性…

お前らの子供はこういう弊害に今も苦しんでいて
そういう風に自分の感覚に合わないと気違い扱いするから
こっちはそっちに合わせて、相手がわかる言葉で説明してきて
その内、自分の発したいメッセージを、
そのままの周波数で発することができなくなり
ヘンな奴の周波数に自動で合わせちまって
そういう奴がやたら集まって来がちで、すごく疲れる。
そういうのをいい加減断ち切りたい。そのスパイラルいらない。
それには自分の周波数で発することが当たり前になるように
身体に染み込ませていく必要があるから協力しろや…と要請した。
気違いなんてとんでもない、あなたの娘は極めて正常で
非常にロジカルだと相手に伝わるのに2日かかった)

治療して直したはずなのに、まだトラップに躓く自分に苛立ち。
それ以上に、ちょっかいをかけるターゲットに、
そういうのを良しとしない私を(恐らくテキトーに)
選びやがったそいつが最高にムカつく。
人を選べよバカ。家族守るので身を挺した、責任感の塊の私に何しやがる。
しっかり嫁を守れよバカ!そっちに集中しやがれ。
これから特務でチームワークする間柄でそれをやることの愚かさ。
仕事の面では普通に対処するけど、そいつは信用しないことにした
…というか最初から信用していなかったが、
ちょっと信用しようかなーと思っていた矢先だったので、
ふりだしに戻しただけ、かな。

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そういえば
先輩曰く、傍目には理系に見えるほど、実験姿が板についているらしい。
出すデータも正確らしく、「動きから几帳面な性格が見える」とか
「試験の才能あるんじゃない?」と上司から褒められている。
んーおだてているだけかもしれんが
上司と先輩は思ったこと、感じたことをストレートに表現する人だから
素直に受け取ろうと思う。

上司には先日「私クソ真面目で甘え下手なんですよ…
身体壊れるまで働いたするんでマズイと思うんですけど」と相談した処
逆に「いいね〜、科学者の鑑だよ!研究者の才能あるんじゃない?」と
ピントのずれた回答をゲットした。
研究畑では、そういうクレイジーさを勲章とされるのか…
時代錯誤のようだけど、そのクレイジーさ、もとい真摯さがあって
初めて発見や開発に繋がるんだろうな…

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しかしこれからの私に必要なのは
今の私にない「ふわゆる」なんだろうよ。
んーで、脱皮しろ自分、とついさっきまで思っていたんだが

全て自分が負って、自分が動いて、自分が変わって…を
する必要はないんじゃないのかと。
これだけ熱い人間をふわゆるにするのは無理だろ。
別人になれっていうようなもんだ。
おっとりした友人知人で周りを固めるか
責任感のある、おっとり癒し系の旦那を貰えばいいんだと。
私はこの熱さでいいのか…
どの道、この熱は消せねーしな…


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