2008年05月31日(土) |
■昭和演劇大全集*仲代達矢の「令嬢ジュリー」onDVD |
1991年、パルコ劇場で上演。 NHK・BS2の、昭和演劇大全集の録画をビールをひっかけながら、観賞。
下男=ジャンと、仲代達矢さん 令嬢=ジュリーと、岡本舞さん 下女=クリスティンの、向井裕美子さん
まあ、一夜の過ちと、←ぶっちゃけ、 その果ての三角関係のぐだぐだが、 下男とお嬢様と下女の身分の上下がプラスアルファされて、かつ、 処女がやっちゃって、どーしましょーって、話しなんですけど、
面白かった〜
というのは、トークの時間は睡魔に負けてしまった私が、仲代達矢の一声で、 引き込まれましたもの。
台詞劇って、やっぱり好きだ。
でも、本当は、若村麻由美版が見たかったんだけど。 相手は、千葉哲也だったみたいだし。 ベネサンピットだったし。
そして、将来的にには、松たか子さんで見たいなあ。 相手は橋本さとしさんか、岡本健一さんで。
だって、
「つま先にキスをして。それで完璧よ」
と、こんなようなことを云って、足を出して、靴の上から、キスをさせるんですよ。 ちょっと、松さんで、見たくないですかっっっっ。
私は、見たいですよっ。もちろん、それだけじゃなく、 ちょっと、令嬢がお莫迦つうか、本当にお嬢様で、 最後、正直ちょっと飽きてしまったので、 松さんには、最後までガツンと、やって欲しいなと、思っております。
2008年05月24日(土) |
■メタルマクベス@ゲキシネ |
舞台版、3回、 松本公演感想(下の方です)
DVD、3回以上、 ゲキシネ(ゲキ×シネ)、2回目。
やっぱり何度見ても面白いです! ちょっと長いんだけど、 ゲキシネだとビール呑めますから、 問題ありません。
以下、激しくネタバレしておりますので、よろしい方だけどうぞ。
えーと、見た後って、ランダムスター夫人を見た後だと、たか子様を、 「たか子」←イントネーションを兄貴!てな感じで、呼びたくなりませんか?
なんつうか、夫人が可愛いけど、男前というよりかは、 【メタルマクベス】での、たか子様のポジションがすっごく男らしいと思うのは、 私だけでしょうか??←(うん、私だけだ。)
欠点は、同じフィルムだということと、(そりゃあ、そうだ) たか子つうか、薔薇様の未来が、○さんって、 ちょっとどうゆうことなの?ということと、 冠クンの出番が2幕ではないことでしょうか??位でしょうか?
後、もうちょっと前半に収録しておくと、そのね。 色々良かったかなあと思いますが、こればかりもねえ。。。
ちなみに私が必ず泣いちゃう場面は、 伝令係の吉田クンの生き様と、 その後、すぐの夫人の「ごめんね」〜「眠ろう」というくだりです。 いいわね、夫婦って、ちょっと思います。(そうきたか)
後、ちょっと胸が痛くて好きなのは、 橋本を殺す算段を整えた内野が、ローズに、 「君は良くやったと誉めてくれ」 「マクベスの台詞ね。早速、読んだのね」 と、ローズがすんごく嬉しそうに、答える所。
もう、笑っている場合じゃないんだよ〜 ここでちゃんとその意味に、気が付いていれば、 後の悲劇は防げたと思うと、胸がきゅんとなります。
改めて思うのは、これって夫婦の話なんだなあと。 結局、マクベスって奥さんから、魔女に心移りしちゃうのが、 悲劇の始まりなんですから。ヨソの女に心移りをしなければ、 少なくとも、魔女の予言に耳を貸さなければ、 夫人がいくら「王殺し」をそそのかしても、なんとなく、マクベスが、 まるめこんで、悲劇は何も起こらなかったのでは?と(少なくとも、 メタルマクベスの劇中に関しては)と、思うのは私だけでしょうか。 ↑少なくとも、さっきよりは賛同がありますように。
ともかく、たか子様好きでコレを見ないのは一生の不覚なので、 ご覧になられる環境の方は是非、劇場に足を運んで下さい。
ゲキシネ初体験の方も、是非。 もう、面白いですから!
1980年代のメタルバンドとマッドマックス的世界の融合なんて、 舞台じゃないけと、ありえないっすから。
2008年05月17日(土) |
■ルドルフ The Last Kiss |
マチネは、用事が出来てオケピでチケットを手放したのですが、 友人が取ってくれたソワレで集団観劇。
いやあ、すかったとしました! なんか、久しぶりにミュージカルらしい(って、そんなに見ているワケではないのですが) ミュージカルを見た感じ。
帝国劇場中に、井上芳雄さん&笹本玲奈さんのお二人の歌声が響いておりました。 主演、二人が歌が上手いミュージカルって、 いいですねえ〜
脇も壌さんはじめ、達者な方ばかりで、指揮者もノリノリで、楽しかったです。
まあ、話はアレなんですけどね。。。。。。。。。。 オーストリアのルドルフ皇太子と、マリー・ベッツェラの心中話し。
ひらたく身も蓋もなく、云ってしまうと、 おぼっちゃん皇太子が、帝国主義から民主主義に移行するのを、 根回しも、策略も何にもなく、主張して、周囲から孤立しちゃって、 生き延びるチャンスはあったのに、ごてごてに廻って、 にっちもさっちもいかなくなったから、好きな子と、 心中しちゃおう、心中しちゃったって、話しなんですけど。。。。。
<(_ _)>
すいません。楽しかったですよ。 井上クンの表情にぐっとしめつけられたりもしましたよ。 良かったんですけど、 そのぉ、話しがまあ、ひらたくいうと、超薄っぺらいというか。。。。
終演後、お友達とタイ料理をつつきながら、語ったのですが、 もうちょっと、お話しに深みが欲しかったと。
運命の恋を重点に描かれているせいか、恋に酔いしれている二人が、 あまりにも綺麗すぎるのですが、今、史実として明らかになっている、 二人の現実とそぐわない所が多すぎる。 (そうなんですってと、レクチャーを受けました)
二人の背景を知らない私だって、 マリーのお家の事情とか、 ルドルフのパパとママ(ヨーゼフ皇帝とエリザベートなんですが) のこととか、もっと掘り下げて欲しかったです。
大体、一目惚れで、いいんですか?そのままつっぱっしていいんですか? と、ちょっと影で大笑いしそうになってましたよ。実は。←ひどい。
それから、もう、一層のこと、暗躍していたターフェ首相が最後まででばって、 二人を暗殺しちゃったことに、しちゃえばいいのにと、思いました。
いや、だって、秘密の関係を続けていた二人が死を決意し、 公共の場である舞踏会に赴き、最後のダンスを踊る。 その決意も二人も美しいのですが、なんか、死ぬ前だから、 何でも出来ちゃうよねぇと考えると、ちょっと拍子抜けします。 どうせなら、自分らしく生きることを皆に表明する為に、舞踏会に 行き、そのせいで殺されてしまったという方が胸を打つのではないかと。
なんか、テキスト、原型を留めない位、改作されているらしいし。(;´Д`)
後、演出の亜門さんはS席の人しか考えてないとツッコミが。。。 照明とか凝っていてるんですが、見えない人には見えないよと。 大きな劇場の演出は苦手なのかしら? 装置は、背景の名画のぶったぎりがうざかったです。 松井るみさん、好きなんですけど。
それでも、見て良かったと思えるのはやはり、キャストの力でしょう。 ミュージカルはやっぱり、歌が上手くないとダメなんですねえと、 改めて。←だって、その当たり前のことが出来てないミュージカルが、 やっぱ多すぎるよ。興行主、なんとかして下さい。
後、席があるなら当日、直前割引制度を! 勿体ないよ、面白いんだからさ!
2008年05月08日(木) |
本日は税務署に(ノ`´)ノミ┻┻ |
納税シーズン到来。うちの会社は、中間納付なのですが、 かつて、軍曹に任せていた仕事が回ってくると、 ちょっと身が引き締まる思いです。
2〜3ヶ月ごとには来るとうわさされてますが、この半年、 顔を見せない税理士にまるなげだけどな。
で、社長から、各納付日を纏めて、書いといてと云われまして、 全部、今月末ちゅうか、ワタシより皆さんの方が詳しいのでは? という言葉を呑み込んで、カキカキ。
6/2です。(5/31がお休みだから、後ろ倒しです) 所が、事業市民税だけ納付日が記載されてなかったので、 (該当日に勝手にやってくれって感じで、) 念のため、確認の電話を税務署に入れました。
ちなみに、中間納付だから、5/31なのは判っています。 その場合、前倒しになるか、後ろになるかだけを確認したかった。。。 前年分みたら、これだけ前倒しになってるから、 万が一ということもありますし。
所がですよ、税務署はやっはりお役所だった。
電話でちゃんと社名を名乗って、5/31が中間納付日なんですけど、 いつまでですかと聞いているんだから、 前倒しか、後ろ倒しか教えてくれればいいだけなのに、
少々、お待ちくださいと、云うと、電話の向こうから、声が聞こえる。
「今、まいたけ会社から電話が掛かっているんですけど、 そんな会社、無いんですけど〜」
・・・・・・・・・いいや、納付書、送られてきたから電話しているし! つうか、保留しろよ。社会人だろう。女子だろう。 丸聞こえだっちゅうの。 しかも、呼び捨てかいっっっ。
上司に言われて、整理番号を確認しなさいということになったらしく、 やっとラチがあいて、電話に出てくれる。
「まいたけ会社は、決算日が9/30ですから、中間納付日は、5/31ですね」
それは何度もリピートしてがんな。ワタシは、その先がしりたいんじゃ。
「あー、土曜日ですので、後ろ倒しです」
つうか、まいたけ会社じゃなくても、 そんな会社はたくさんあるだろう。 納付日が休日の場合、アンタの部署は後ろ倒しか、前倒しかの質問に、
何分、待たせるんじゃ。 応用ないんかいっ! 税金、払わんぞ! (ノ`´)ノミ┻┻ って、云ってやりたい。。。。。てへ。
2008年05月07日(水) |
ちょっと不安−演劇編 |
e+から、【ガラスの仮面】のプレオーダーが来ました。 以下抜粋
さらに30年の歳月を経た現在もなお書き続けられており、過去に舞台化、 ドラマ化、アニメ化されるなど、まさに国民的作品です。
………って、書き続けられているって! この前、何年ぶりに単行本が出たと思っているんじゃあああ!!! (ノ`´)ノミ┻┻
それはさておき、シナリオが青木豪先生で、ちょっと不安なんすけど。。。 20年前にやった【ガラスの仮面】の再演じゃダメなのかしら? 美内先生、原作よ。 って、20年経っても単行本が7冊しか進んでないんですけど。。。 一層のこと、蜷川さんが月影先生役で立っちゃえ。
あっ、夏木マリ様だわ。それはそれで、問題ナッシングです。
まあ、それよりは、たか子様の【sisters】が不安です。 それは、インタビューの「いやーんな感じだから、」不安なんじゃなくて、 だって、長塚さん、女の人、書くの苦手じゃん、じゃん、じゃん。(エコ〜)
私、いいなと思ったのが、彼の「ピローマン」だったのです。 これも、正直後味の悪い芝居なのですが、一瞬だけ光りが差す場面があって、 それで救われていて、でも、いい話しなんだ〜と、云えます。 どっちかというと、好きなのかな。
高橋克美さん演じるモノカキの業みたいなのが。 (でも、忘れられないのは山崎一さん演じる、お兄さんが可愛いの) 作家のマーティン・マクドナーの力が大きかったといえば、それまでですが、 しかし、ピローマンは男役者と女の子しか出なかった!!! そして、大竹しのぶさんと、白石加代子さんの強烈タッグで、 マーティン・マクドナーの処女作にて、最高傑作! 【ザ・ビューティークィーン・オブリナーン】 母と娘の、剥き出しの憎悪! 悲惨だけど、なぜか笑える話が、主演お二人の最終目標。 このお二人で、この脚本なら、家に帰ったらオカンの顔が見られない位、 心臓がイタタでもいいはずなのに、 どこか中途半端に感じたのは、ワタシのせい???を考えると、 なんかビミョ〜い心配。
なのに、チケットが取れすぎちゃって、三桁のお金を振り込んでしまった自分がにくい。。。 ↑保険をかけたら、保険まで全部、受かってしまったのですよ。 結構、皆さん取れているのを見ると、みんな、ストッパーをかけたのでしょうか。。。。
いや、杞憂だったら、いいの。 むしろ、その方向で、お願いしたい!!!!
だって、たか子様なんだよ〜 心の叫び。
あっ、新感線のチケットですが、流石、プレビュー。 特に普通の席だったのですが、無事にお引取り手が決まりました。 良かった良かった。
おけぴに申し込んだら、5分も経たないうちに、問い合わせのメールが来たので、ちょっとびっくりしました。
まあ、あたしだって、日曜の六時始まりじゃなかったら、行きたかったよ。 何より、 北大路欣也さんが出るんだよ。 でも、何時に終わるか、予測もつかないもん。。。。 プレビューで安い分、帰りはタクシーなんて、ちょっとイヤでげすよ。
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