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おさむ日記
窯主のノンキな炭焼き生活日記
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2002年12月22日(日)   炭焼きの村、檜原村

旧暦十一月十九日 冬至

おひさしぶりです。
日記は数えてみると5ヶ月ぶり・・。
本当にすみませんでした。
この間、臨時の窯を借りながら、新しい炭焼きの場所探しをしていましたが、この度ようやく焼かせていただける場所が決まりました。
場所は今まで焼いていた「日の出町」の隣の「檜原村」です。
プロ野球選手の契約みたいですけど、途中経過を日記やHPに載せるのはなんとなくよくないかなと思いまして、日記が書けませんでした。

この数ヶ月考える時間があり(檜原村は3ヶ月前からお話があったのですが延び延びになっていました)、これからどんな炭焼きをしたいのかいろいろと考えました。
まず、会社組織でない個人レベルの炭焼きをするのだから、個人だからできるものってなんだろうと。
また、何百年も炭焼きの村として続いてきた檜原村で何をしたいのだろうと。(今は炭焼きを本業としている人はいません)

ぜんぜんわかっていないのにこんなことを言うのはおこがましいのですが、山に感謝し、山と共に過ごしてきた檜原村の方々のこころと、炭焼きの技術を学びながら、こころを込めて炭を焼いていきたいと思いました。

その一つに、竹は私が手ノコで切らせていただいたものだけを使うことにしました。
また、こころを落ち着かせて焼いていきたいので、窯の見学はお断りすることにしました。
見学希望の方にはたいへん申し訳ないのですが、何とぞご理解ご協力のほどをお願いいたします。
他にも今まで効率性を重視して、やりたくてもこだわれなかった事をすべてやろうと思います。

このことを決めたら、(実行するのは大変でしょうが)とても気持ちが落ち着いて、とても楽しみになってきました。
それと想うままに炭を焼かせていただけることに本当にありがたく思います。

現在は森林組合の方に頼んで敷地内の樹木の伐採をしています。
それから整地をし、そのあと窯づくりに入ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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